JPH06247545A - 円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構 - Google Patents
円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構Info
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- JPH06247545A JPH06247545A JP5950693A JP5950693A JPH06247545A JP H06247545 A JPH06247545 A JP H06247545A JP 5950693 A JP5950693 A JP 5950693A JP 5950693 A JP5950693 A JP 5950693A JP H06247545 A JPH06247545 A JP H06247545A
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- Japan
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- roller
- laying
- laying mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホツパから供給される錠剤を確実に窪み内に
正常位置に寝かす。 【構成】 円盤型錠剤輸送装置1の外周に多数の錠剤収
納用窪み4を形成し、この窪みに吸引孔5を備えた円盤
型錠剤輸送ローラ2と、該輸送ローラに対する錠剤供給
ホツパ3と、上記窪み4に対し供給された錠剤Wを窪み
内に安定保持させるための錠剤寝かせ機構10とを備え
る。そして寝かせ機構10は截頭円錐形ローラ11を以
て構成し、この寝かせローラの軸心を輸送ローラ軸心と
平行に配備する。 【効果】 錠剤が輸送ローラの進行方向に対し如何なる
方向に保持された場合においても、寝かせローラによる
押圧作用は回転するテーパ面により斜め方向に作用し、
供給される錠剤は確実に窪み内に正常位置に移行し保持
される。
正常位置に寝かす。 【構成】 円盤型錠剤輸送装置1の外周に多数の錠剤収
納用窪み4を形成し、この窪みに吸引孔5を備えた円盤
型錠剤輸送ローラ2と、該輸送ローラに対する錠剤供給
ホツパ3と、上記窪み4に対し供給された錠剤Wを窪み
内に安定保持させるための錠剤寝かせ機構10とを備え
る。そして寝かせ機構10は截頭円錐形ローラ11を以
て構成し、この寝かせローラの軸心を輸送ローラ軸心と
平行に配備する。 【効果】 錠剤が輸送ローラの進行方向に対し如何なる
方向に保持された場合においても、寝かせローラによる
押圧作用は回転するテーパ面により斜め方向に作用し、
供給される錠剤は確実に窪み内に正常位置に移行し保持
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錠剤表面の検査もしく
は印刷等を行うために順次該錠剤を輸送ローラの外周に
形成した窪み内に収納して移送する錠剤輸送装置におい
て、供給される錠剤が不完全に吸着され、上記輸送ロー
ラ表面に対し立つた状態(以下縦型と言う)に支持され
たとき、これを押し下げて窪み内に確実に収納保持させ
るための錠剤寝かせ機構に関する。
は印刷等を行うために順次該錠剤を輸送ローラの外周に
形成した窪み内に収納して移送する錠剤輸送装置におい
て、供給される錠剤が不完全に吸着され、上記輸送ロー
ラ表面に対し立つた状態(以下縦型と言う)に支持され
たとき、これを押し下げて窪み内に確実に収納保持させ
るための錠剤寝かせ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の錠剤輸送装置の一例を図7に
示す。この輸送装置50は輸送ローラ51と、この輸送
ローラ51に対する錠剤供給用ホツパ52とを備える。
輸送ローラ51にはその外周に多数の錠剤収納用窪み5
3を形成し、それぞれの窪み53には供給される錠剤W
を吸着保持するための吸引孔54を備え、ホツパ52か
ら供給される錠剤Wを順次窪み53内に吸着保持し、こ
れを回転し、処理機構例えば印刷機構Pにより印刷し、
ついで表面検査機構Rにより上記印刷結果を、または錠
剤Wの製錠時に刻設された標識を検査して良否を判定
し、良品と不良品とを区分して別々の収納箱S、Tに排
出するようにしたものである。
示す。この輸送装置50は輸送ローラ51と、この輸送
ローラ51に対する錠剤供給用ホツパ52とを備える。
輸送ローラ51にはその外周に多数の錠剤収納用窪み5
3を形成し、それぞれの窪み53には供給される錠剤W
を吸着保持するための吸引孔54を備え、ホツパ52か
ら供給される錠剤Wを順次窪み53内に吸着保持し、こ
れを回転し、処理機構例えば印刷機構Pにより印刷し、
ついで表面検査機構Rにより上記印刷結果を、または錠
剤Wの製錠時に刻設された標識を検査して良否を判定
し、良品と不良品とを区分して別々の収納箱S、Tに排
出するようにしたものである。
【0003】この際、錠剤は必ずしも状態Aに示す如く
錠剤全体が窪み53に添った位置(以下この状態を正常
位置という)に保持されるとは限らず、窪み53に対し
状態B、CまたはDの如く立つた状態に保持されること
がある。これは後処理または測定に際して跳ね飛ばされ
る恐れがあり、これを寝かせて正常位置とする必要があ
る。このため、寝かせ機構として例えば固定した傾斜板
55を適所に取付け、送られる錠剤Wを寝かせる。他の
寝かせ機構としては図8に示す如くエンドレスコンベア
56を取付け、コンベア56の回転により錠剤Wを寝か
す手段が試みられている。
錠剤全体が窪み53に添った位置(以下この状態を正常
位置という)に保持されるとは限らず、窪み53に対し
状態B、CまたはDの如く立つた状態に保持されること
がある。これは後処理または測定に際して跳ね飛ばされ
る恐れがあり、これを寝かせて正常位置とする必要があ
る。このため、寝かせ機構として例えば固定した傾斜板
55を適所に取付け、送られる錠剤Wを寝かせる。他の
寝かせ機構としては図8に示す如くエンドレスコンベア
56を取付け、コンベア56の回転により錠剤Wを寝か
す手段が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記状態B即ち
錠剤Wの軸心が進行方向に位置するときは、上記傾斜板
55により寝かせることは可能であるが、状態Cの如く
錠剤Wの軸心が進行方向と直角に位置した縦位置に、ま
たは状態Dに示す如く錠剤Wの軸心が進行方向に対し斜
めに位置した縦位置では、上記傾斜板55では寝かすこ
とは出来ず、またコンベア56ではBの状態およびDの
状態では寝かすことは出来ず、錠剤は飛び出す恐れがあ
る。本発明はかゝる点に鑑みホツパ52から供給される
錠剤Wの方向の如何に係わらずこれを倒し窪み53内に
正常位置の状態に収納することを目的とする。
錠剤Wの軸心が進行方向に位置するときは、上記傾斜板
55により寝かせることは可能であるが、状態Cの如く
錠剤Wの軸心が進行方向と直角に位置した縦位置に、ま
たは状態Dに示す如く錠剤Wの軸心が進行方向に対し斜
めに位置した縦位置では、上記傾斜板55では寝かすこ
とは出来ず、またコンベア56ではBの状態およびDの
状態では寝かすことは出来ず、錠剤は飛び出す恐れがあ
る。本発明はかゝる点に鑑みホツパ52から供給される
錠剤Wの方向の如何に係わらずこれを倒し窪み53内に
正常位置の状態に収納することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、外周に多数の錠剤収納用窪みを形成し、該
窪みに吸着手段を備えた円盤型錠剤輸送ローラと、該輸
送ローラに対する錠剤供給ホツパと、上記窪みに対し供
給された錠剤を窪み内に安定保持させるための錠剤寝か
せ機構とを備えた円盤型錠剤輸送装置において、上記寝
かせ機構は截頭円錐形ローラを以て構成し、該寝かせロ
ーラの軸心を輸送ローラ軸心と平行に配備したものであ
る。
の本発明は、外周に多数の錠剤収納用窪みを形成し、該
窪みに吸着手段を備えた円盤型錠剤輸送ローラと、該輸
送ローラに対する錠剤供給ホツパと、上記窪みに対し供
給された錠剤を窪み内に安定保持させるための錠剤寝か
せ機構とを備えた円盤型錠剤輸送装置において、上記寝
かせ機構は截頭円錐形ローラを以て構成し、該寝かせロ
ーラの軸心を輸送ローラ軸心と平行に配備したものであ
る。
【0006】また第2の発明は、上記寝かせローラは輸
送ローラ外周に添って複数個配備したことを特徴とする
ものである。
送ローラ外周に添って複数個配備したことを特徴とする
ものである。
【0007】また第3の発明は、上記寝かせローラのテ
ーパ角度を20度±5度としたことを特徴とするもので
ある。
ーパ角度を20度±5度としたことを特徴とするもので
ある。
【0008】更にまた第4の発明は、上記寝かせローラ
は、表面に適度の硬度と平滑度をもたせ全体的に弾性を
有する材料を以て構成したことを特徴とするものであ
る。
は、表面に適度の硬度と平滑度をもたせ全体的に弾性を
有する材料を以て構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作 用】上記縦位置に吸着された錠剤は截頭円錐形
ローラに当接される。該ローラは回転可能に支持されて
おり、かつそのテーパ面により錠剤を押し倒す。この
際、錠剤が上記状態Cの如く進行方向に対し軸心が直角
に位置してもテーパ面により斜め方向に押し倒す。従っ
て錠剤の向きが上記B,C,Dの何れの方向に指向して
いても、確実に押し倒し窪み内に正常位置に保持させる
ことができる。
ローラに当接される。該ローラは回転可能に支持されて
おり、かつそのテーパ面により錠剤を押し倒す。この
際、錠剤が上記状態Cの如く進行方向に対し軸心が直角
に位置してもテーパ面により斜め方向に押し倒す。従っ
て錠剤の向きが上記B,C,Dの何れの方向に指向して
いても、確実に押し倒し窪み内に正常位置に保持させる
ことができる。
【0010】
【実 施 例】図1乃至図6は本発明の実施例を示す。
錠剤輸送装置1は前記と同様に円板状の錠剤輸送ローラ
2とこの輸送ローラ2に対する錠剤供給用ホツパ3並び
に錠剤寝かせ機構10とを備え、輸送ローラ2にはその
外周に多数の錠剤収納用窪み4を形成し、それぞれの窪
み4には供給される錠剤Wを吸着保持するための吸引孔
5を備える。錠剤寝かせ機構10は、上記輸送ローラ2
の外周に対向して配備され、かつ該輸送ローラ2の軸心
と平行の1個または複数個の寝かせローラ11を主体と
する。
錠剤輸送装置1は前記と同様に円板状の錠剤輸送ローラ
2とこの輸送ローラ2に対する錠剤供給用ホツパ3並び
に錠剤寝かせ機構10とを備え、輸送ローラ2にはその
外周に多数の錠剤収納用窪み4を形成し、それぞれの窪
み4には供給される錠剤Wを吸着保持するための吸引孔
5を備える。錠剤寝かせ機構10は、上記輸送ローラ2
の外周に対向して配備され、かつ該輸送ローラ2の軸心
と平行の1個または複数個の寝かせローラ11を主体と
する。
【0011】この寝かせローラ11を図2以下に示す。
この寝かせローラ11は所定のテーパを有する截頭円錐
形とし、輸送ローラ2の軸心と平行に支持される支軸1
2に回転可能に支持される。なお、この寝かせローラ1
1による錠剤Wに対する寝かせ作用は、前記状態Bの如
く錠剤の軸心が回転方向と一致するときは図3に示す如
く錠剤Wは点Waを支点として回動は容易であり、以下
状態Cの場合、即ち錠剤Wの軸心が輸送ローラ2の軸心
と平行の場合について、本発明の寝かせローラ11によ
る寝かせ作用を図4乃至図6について説明する。
この寝かせローラ11は所定のテーパを有する截頭円錐
形とし、輸送ローラ2の軸心と平行に支持される支軸1
2に回転可能に支持される。なお、この寝かせローラ1
1による錠剤Wに対する寝かせ作用は、前記状態Bの如
く錠剤の軸心が回転方向と一致するときは図3に示す如
く錠剤Wは点Waを支点として回動は容易であり、以下
状態Cの場合、即ち錠剤Wの軸心が輸送ローラ2の軸心
と平行の場合について、本発明の寝かせローラ11によ
る寝かせ作用を図4乃至図6について説明する。
【0012】この寝かせローラ11のテーパ角度をαと
し、該ローラと錠剤Wとの接点をaとする。bは寝かせ
ローラ11の該接点aを含む円周を示す。錠剤Wはこの
接点においてテーバ面によりこれと垂直の押圧力cと、
水平の押圧力dとによる合成力即ち傾斜力eを受ける。
この傾斜力eが錠剤Wに対し錠剤の支点fを中心として
転倒する作用を与える。この場合、傾斜力の方向はテー
パ角度αが0のときは、垂直方向であり、角度を増すこ
とにより順次垂直線となす角度が大となる。その状態を
図6に示す。但しα1〜α4はそれぞれテーパ角度が1
0度、20度、30度、40度、e1〜e4はそれぞれ
各テーパ角度に対する傾斜力の方向を示す。
し、該ローラと錠剤Wとの接点をaとする。bは寝かせ
ローラ11の該接点aを含む円周を示す。錠剤Wはこの
接点においてテーバ面によりこれと垂直の押圧力cと、
水平の押圧力dとによる合成力即ち傾斜力eを受ける。
この傾斜力eが錠剤Wに対し錠剤の支点fを中心として
転倒する作用を与える。この場合、傾斜力の方向はテー
パ角度αが0のときは、垂直方向であり、角度を増すこ
とにより順次垂直線となす角度が大となる。その状態を
図6に示す。但しα1〜α4はそれぞれテーパ角度が1
0度、20度、30度、40度、e1〜e4はそれぞれ
各テーパ角度に対する傾斜力の方向を示す。
【0013】図から判断される如く、テーパ角度が大に
なる程傾斜力は錠剤に対し斜め下方方向に作用し、これ
により錠剤Wは転倒される。従ってテーパ角度を大とす
ることが好ましいが、テーパ角度を大とすると、錠剤が
寝かせローラ11と接触する距離が短縮され、充分な角
度を寝かすことが出来ない。実験結果によると、錠剤の
形状にもよるが、錠剤は上記支点を規準として錠剤の対
角線gの傾斜角度βが水平線に対し約70度に傾斜した
とき、自重により水平に倒れることが判明した(以下こ
の角度を自由転倒角度という)。
なる程傾斜力は錠剤に対し斜め下方方向に作用し、これ
により錠剤Wは転倒される。従ってテーパ角度を大とす
ることが好ましいが、テーパ角度を大とすると、錠剤が
寝かせローラ11と接触する距離が短縮され、充分な角
度を寝かすことが出来ない。実験結果によると、錠剤の
形状にもよるが、錠剤は上記支点を規準として錠剤の対
角線gの傾斜角度βが水平線に対し約70度に傾斜した
とき、自重により水平に倒れることが判明した(以下こ
の角度を自由転倒角度という)。
【0014】この自重により倒れる角度70度に至るま
で確実に接触させるテーパ角度は、実験結果から通常の
錠剤(例えば厚さ約4ミリ、直径約6〜8φ)に対し2
0度±5度が最も好ましい。
で確実に接触させるテーパ角度は、実験結果から通常の
錠剤(例えば厚さ約4ミリ、直径約6〜8φ)に対し2
0度±5度が最も好ましい。
【0015】上記寝かせローラ11により自由転倒角度
まで押圧ささて傾斜した錠剤Wは、その後は上方から押
圧力を受けることなく自然に水平状態に転倒する。従っ
て窪み4の内面を適宜の曲面とすることにより吸引孔5
による吸引力と相俟つて窪み4内に収納される。なお上
記寝かせローラ11は、通常は1個でよいが、時として
錠剤が確実に転倒されず、再び吸引力により縦形に復帰
することも予想されるので、安全のため同一形状の寝か
せローラ11を2個またはそれ以上配備することが好ま
しい。
まで押圧ささて傾斜した錠剤Wは、その後は上方から押
圧力を受けることなく自然に水平状態に転倒する。従っ
て窪み4の内面を適宜の曲面とすることにより吸引孔5
による吸引力と相俟つて窪み4内に収納される。なお上
記寝かせローラ11は、通常は1個でよいが、時として
錠剤が確実に転倒されず、再び吸引力により縦形に復帰
することも予想されるので、安全のため同一形状の寝か
せローラ11を2個またはそれ以上配備することが好ま
しい。
【0016】また上記寝かせローラ11は輸送ローラが
高速で回転しているため、錠剤がこの寝かせローラ11
に当たつたとき、出来るかぎりその衝撃力を吸収する必
要がある。このためゴム等の弾力のある材質を使用する
ことが好ましい。しかし上記の如く錠剤は寝かせローラ
11の表面と接触しながら一定距離を移動(滑る)する
ので、ゴムの表面そのまゝでは滑りが悪いため、ローラ
の表面にテフロン膜等の様に適度の硬度と平滑度を有す
る膜をコーテングまたは接着させることが好ましい。
高速で回転しているため、錠剤がこの寝かせローラ11
に当たつたとき、出来るかぎりその衝撃力を吸収する必
要がある。このためゴム等の弾力のある材質を使用する
ことが好ましい。しかし上記の如く錠剤は寝かせローラ
11の表面と接触しながら一定距離を移動(滑る)する
ので、ゴムの表面そのまゝでは滑りが悪いため、ローラ
の表面にテフロン膜等の様に適度の硬度と平滑度を有す
る膜をコーテングまたは接着させることが好ましい。
【0017】また、上記実施例は寝かせローラ11は支
軸12に回転自在に支持し、錠剤の移行に伴って回転す
る構造を示したが、これは適宜手段により錠剤による送
り方向と同一方向に駆動するようにしてもよい。この構
造によるときは、錠剤に対し衝撃力を軽減することがで
きる。
軸12に回転自在に支持し、錠剤の移行に伴って回転す
る構造を示したが、これは適宜手段により錠剤による送
り方向と同一方向に駆動するようにしてもよい。この構
造によるときは、錠剤に対し衝撃力を軽減することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、外周に
多数の錠剤収納用窪みを形成し、該窪みに吸着手段を備
えた円盤型錠剤輸送ローラの外周に截頭円錐形の寝かせ
ローラを輸送ローラ軸心と平行に配備し、これにより上
記窪みに供給された錠剤を押圧するようにしたから、錠
剤が輸送ローラの進行方向に対し如何なる方向に保持さ
れた場合においても、押圧作用は回転するテーパ面によ
り斜め方向に作用する。従って供給される錠剤は確実に
窪み内に対し定位置に移行し保持される。なおこの際、
上記寝かせローラは1個でもよいが錠剤の形状によつて
は、最初の寝かせローラによる寝かせ作用が不十分であ
つても、複数個配備し寝かせ作用を繰り返すことによ
り、輸送ローラの高速回転に際しても確実に窪み内に正
常位置に保持させることができる。また、上記寝かせロ
ーラのテーパ角度を20度±5度としたことにより錠剤
を自重により水平状態に倒れる自然転倒位置までの傾斜
移動を効率よく行うことができる。さらに又、寝かせロ
ーラを表面に適度の硬度と平滑度をもたせ全体的に弾性
を有する材料を以て構成することにより輸送ローラの高
速回転に伴う錠剤の寝かせローラへの衝突時の衝撃を緩
和することができる。
多数の錠剤収納用窪みを形成し、該窪みに吸着手段を備
えた円盤型錠剤輸送ローラの外周に截頭円錐形の寝かせ
ローラを輸送ローラ軸心と平行に配備し、これにより上
記窪みに供給された錠剤を押圧するようにしたから、錠
剤が輸送ローラの進行方向に対し如何なる方向に保持さ
れた場合においても、押圧作用は回転するテーパ面によ
り斜め方向に作用する。従って供給される錠剤は確実に
窪み内に対し定位置に移行し保持される。なおこの際、
上記寝かせローラは1個でもよいが錠剤の形状によつて
は、最初の寝かせローラによる寝かせ作用が不十分であ
つても、複数個配備し寝かせ作用を繰り返すことによ
り、輸送ローラの高速回転に際しても確実に窪み内に正
常位置に保持させることができる。また、上記寝かせロ
ーラのテーパ角度を20度±5度としたことにより錠剤
を自重により水平状態に倒れる自然転倒位置までの傾斜
移動を効率よく行うことができる。さらに又、寝かせロ
ーラを表面に適度の硬度と平滑度をもたせ全体的に弾性
を有する材料を以て構成することにより輸送ローラの高
速回転に伴う錠剤の寝かせローラへの衝突時の衝撃を緩
和することができる。
【図1】本発明の錠剤輸送装置の全体説明図である。
【図2】寝かせローラの取付け要領説明図である。
【図3】錠剤の支持状態に対する寝かせローラの作用説
明図である。
明図である。
【図4】錠剤の他の支持状態に対する寝かせローラの作
用説明図である。
用説明図である。
【図5】図4における錠剤に対する寝かせローラの側面
図における作用説明図である。
図における作用説明図である。
【図6】寝かせローラのテーパ角度と傾斜力との関係説
明図である。
明図である。
【図7】従来構造の錠剤輸送装置の説明図である。
【図8】従来構造の寝かせ機構の他の構造説明図であ
る。
る。
1 錠剤輸送装置 2 錠剤輸送ローラ 3 供給ホツパ 4 窪み 5 吸引孔 10 寝かせ機構 11 寝かせローラ W 錠剤
Claims (4)
- 【請求項1】 外周に多数の錠剤収納用窪みを形成し、
該窪みに吸着手段を備えた円盤型錠剤輸送ローラと、該
輸送ローラに対する錠剤供給ホツパと、上記窪みに対し
供給された錠剤を窪み内に安定保持させるための錠剤寝
かせ機構とを備えた円盤型錠剤輸送装置において、上記
寝かせ機構は截頭円錐形ローラを以て構成し、該寝かせ
ローラの軸心を輸送ローラ軸心と平行に配備したことを
特徴とする円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機
構。 - 【請求項2】 寝かせローラは複数個輸送ローラ外周に
添って配備したことを特徴とする請求項1記載の円盤型
錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構。 - 【請求項3】 寝かせローラのテーパ角度を20度±5
度としたことを特徴とする請求項1記載の円盤型錠剤輸
送装置における錠剤寝かせ機構。 - 【請求項4】 寝かせローラは、表面に適度の硬度と平
滑度をもたせ全体的に弾性を有する材料を以て構成した
ことを特徴とする請求項1記載の円盤型錠剤輸送装置に
おける錠剤寝かせ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5950693A JPH06247545A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5950693A JPH06247545A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247545A true JPH06247545A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13115221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5950693A Pending JPH06247545A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 円盤型錠剤輸送装置における錠剤寝かせ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247545A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6727099B2 (en) | 2001-05-12 | 2004-04-27 | Korea Institute Of Science And Technology | Equipment and method of local streaming potential measurement for monitoring the process of membrane fouling in hollow-fiber membrane filtrations |
JP2012193012A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Mutual Corp | 物品搬送装置 |
JP2018052664A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 株式会社Screenホールディングス | 搬送装置および印刷装置 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5950693A patent/JPH06247545A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6727099B2 (en) | 2001-05-12 | 2004-04-27 | Korea Institute Of Science And Technology | Equipment and method of local streaming potential measurement for monitoring the process of membrane fouling in hollow-fiber membrane filtrations |
US6939719B2 (en) | 2001-05-12 | 2005-09-06 | Korea Institute Of Science And Technology | Equipment of local streaming potential measurement for monitoring the fouling process in hollow-fiber filtrations of nano-colloidal suspension |
JP2012193012A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Mutual Corp | 物品搬送装置 |
JP2018052664A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 株式会社Screenホールディングス | 搬送装置および印刷装置 |
WO2018061432A1 (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 株式会社Screenホールディングス | 搬送装置および印刷装置 |
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