JPH03206938A - 検査用搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、とくに医薬品（バイアル、アンプル）、飲
料水などの主として瓶状裂品等の円柱状の肢検査物の外
観．寸法．欠陥などの検査装置に適用する検査用搬送装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来より、アンプルやパイアル中の異物混入の有無を検
査するために、種々の検査装置が提案されている。たと
えば特開昭５９−１８３３５１号公報では、アンプルを
検査ドラムの上下一対のホルダーで保持しながらアンプ
ルをその細心を中心として高速回転させ、ついで急停止
させてアンプルを所定方向から透過光を照射してテレビ
ジッンカメラで撮像しながら良品，不良品を検査するこ
とが開示されている。

また、バイアル検査のために、第３図および第４図に示
すように、パイアル（４０）を斜め姿勢で一対のパー（
４１　）．　（４１　）で保持し、下方より回転ロール
（４２）をパイアル（４０）の側面に当接させてバイア
ル（４０）を回転させながら多数のバイアル（４０）を
一列に並べて検査部に搬送することも提案されている。

また、本出願人は先に第５図に示す検査用搬送装置を提
案している（特開昭６４−３８６４０号公報）。すなわ
ち、間欠回転するインデクシ璽ンターンテーブル（１）
に付設した台座（２）上に肢＠食物（３）をｔｃＩ！シ
、この被検査物（３）の底部近傍でばね（８）により付
勢された一対のローラ（５）．　（６）とディスクター
ンテーブル（６）とで被検査物（３）を把持するととも
に、ディスクターンテーブル（６）の連続回転によって
披険査物（３）をその軸心を中心として回転させるよう
にした検査用搬送装置である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記特開昭６９−１８３３５１号公報に開示の検査装置
では、アンプルを回転・搬送するためにアンプルを上下
からホルダーで把持しているためにアンプルを上方およ
び下方から検査ができず、それゆえ外鶏等について全面
検査ができないという問題があった。

また、第３図および第４図に示すような搬送形態では、
側面でパイアル（４０）を保持しているために、その保
持部分で＠査できず、またパイアル（４０）の把持が不
充分であるためにバイアル（４０）が検査時にふれるお
それがあった。

また、本出願人が先に提案した第５図に示す検査用搬送
装置では、被検査物（３）の底部近傍を、ディスクター
ンテーブル（６）と一対のゴムローラ（５），（５）の
５点のみで把持しており、高速回転時には被検査物（３
）が遠心力により不安定になることより高速の搬送昏こ
は不向きであった。

したがって、この発明の目的は肢検査物の全画を検査可
能で、被検査物を確実に把持し、しかも高速搬送ｉ５Ｔ
ＩＩｆｌな検査用搬送装置を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の検査用搬送装置は、円柱状の被搬送物が載置
される被搬送物載置用の台座と、外周面が前記台座に載
置される被搬送物の底部近傍の周面に接触しかつ連続回
耘するディスクターンテーブルと、前記台座に載置され
る被検査物を挾んで前記ディスクターンテーブルの反対
側でかつ前記台座の両側の位置に近接・隔離自在に設け
られ、外周面が前記台座に載置するｗ！Ｌ検査物の底部
近傍の周直に接触し、前記ディスクターンテーブルの被
検査物に接触する外周面の進行方向に対してその表画が
上り坂になるよう一定角度を持って設けられた一対のロ
ーラと、これらのローラを相互に近接する方向に付勢し
たローラ近接手段とを備えたものである。

〔作用〕

この発明の検査用搬送装置は、台座上に被検査物を載置
し、この披検査ｖ！Ｊ底部近傍で前記ローラ近接手段で
付勢された一対のローラとディスクターンテーブルとで
被検査物を把持するとともに、ディスクターンテーブル
の連続回転によって肢検査物をその細心を中心として回
転させ、更に前記ディスクターンテーブルの被検査物に
接随する外周面の進行方向に対してその表面が上り坂に
なるよう一定角度を持って前記ローラを立設したため、
被検査物が回転しながら台座上に押し付けられ、被検査
物の安定性が増し、高速搬送下でも被検査吻を確実に把
持しなからｗ！！検査吻の全崩を検査することができる
。

〔実施例〕

この発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて説
明する。第１図はこの実施例ｆこおける検査用搬送装置
の要部を示す一部破新正面図、＠２図は検査装置全体の
搬送機構を示す平面図である。

この実施例の検査用搬送装置は、バイアルを被検査吻と
するものであって、第１図に示すように、インデクシッ
ンターンテーブル（１）の周縁から半径方向外向き６こ
延設された台座（２）上に被検査物（３）が載置される
。台座（２）は回転する肢検査物（５）の滑り性等を考
慮して、セラミックス材等の摩擦抵抗の少ない材質でつ
くられる。また、インデクシッンターンテーブル（１）
の上方には、これと同心円状でかつ外周面が前記被検査
物（３）と接触するディスクターンテーブル（６）が設
けられる。台座（２）の両側部には一対のアーム（４）
，　（４）が配置され、これらのアーム（４）．　（４
）の先端部上筒にはそれぞれ外周筒が肢検査物（３）の
周面ｆこ接智し、かつ前記ディスクタ−ンテーブル（６
）の被検査物（３）に接触する外周痛の進行方向６こ対
してその表画が上り坂になるよう一定角度（のを持って
ローラ（５），（５）が立設される。

前記インデクシッンターンテーブル（１）は一万同に間
欠回転する円盤上のものであって、一定時間ごとに停止
と回転を繰り返す。このインデクシ５ンターンテーブル
（１）には、１回転当たりの停止回数に等しい数だけ検
査ステーシッン（７）が設けられる。この検査ステーシ
ッン（７）は前記台座（２）とローラ（５）．　（５）
とで構成される。

ローラ（５）ｉ５）をそれぞれ立設した一対のアームｆ
４），　（４）は、検査ステーシ冒ン（７）におけるイ
ンデクシヌンターンテーブル（１）への取付部の歯車（
図示せず）によって相互間の距離を近接・隔離自在に保
持されるとともに、第１図に示すように、アーム（４）
，　（＋）間に張架されたローラ近接手段としてのばね
（８）にて互いに近接する万同に付勢される。

前記ディスクターンテーブル（６）はインデクシ璽ンタ
ーンテーブル（１）と同心円状で、かつインデクシ５ン
ターンテーブル（１）より半径が大きく形成されている
。ばね（８）で付勢された一対のローラ（５）．（５）
は、彼検査物（３）をディスクターンテーブル（６）に
回って押圧し、しかもディスクターンテーブル（６）の
肢険査物（３）に接触する外周面の進行方向に対してそ
の表画が上り坂になるよう一定角度（のを持って立設さ
れ回転しているため、披倹査物（３）を台座（２）上に
押し付ける方向に力（下ベクトル）が働き、これらの間
で被検査物（５）を確実に把持することができる。そし
て、ディスクターンテーブル（６）は一定速度で連続回
転して、波倹査物（３）をその軸心を中心として回転さ
せることをｑＤにしている。この場合、ディスクターン
テーブル（６）およびローラ（５）．　（５）による被
検査物（３）の把持位置は、できる限り低くし、彼検査
物（３）を底部近傍で保持するようにする。これにより
、内容物が少量であるために底部近くを検査しなければ
ならないバイアルなどの被検査１！！ｉ５（！）に対し
ても容易に対応することができる。

第２図はこの実施例の検査用搬送装置を用いた検査装置
全体の搬送機構を示すものである。披検査吻（３）は給
送用コンベア（１８）によってスターホイル｛８｝の搬
送ヂケット（９ａ）に送り込まれる。スターホイル（９
）は前記インデクシテンターンテーブル（１）と連動し
て間欠回転し、給送用コンベア（１８）で送られてくる
被検量物（３）を間欠的にインデクションターンテーブ
ル（１）の検査ステーシッン（７）に送り込む。これと
同時に、＄査の終った彼険査吻（３）は検査ステーショ
ン（７）から再びスターホイル（９）の搬送ボケッ｝（
９ａ）に排出され、検査部（図示せず）からの選別信号
に応じて選別装置（１０）を駆動させて良品を良品排出
用コンベア（１１）にて排出し、不良品は不良品排出用
コンベア（１２）で排出する。かかるスターホイル（９
）により、検査ステーシヲン（７）へのｗ！！倹ｆ　ｍ
　（３）の安定した投入・排出を可能にしている。また
、検査ステーション（γ）への彼検査物（３）の投入・
排出は、ローラ近接手段としてのばね（８）の付勢力に
抗してローラ（５）．　（５）間に彼検査物（３）を押
し入れるか、あるいは押し出して行う。

以上詳述したように、この実施例装置によればローラｆ
５Ｌ　（５）をディスクターンテーブル（６）の彼検査
物（３）に接触する外周面の進行方向に対してその表崩
が上り坂６こなるよう一定角度（のを持って立設したの
で、その回転に伴い、彼倹査物（３）を台座（２）上に
押し付ける方向の力（下ベクトル）が働き１波検査物（
５）を高速搬送下でも安定的に把持・検査することが可
能となる。

尚、前記一定角度（のとは非常に僅かな＠きでよく、こ
の実施例では第１図に示すように、ローラ（５）．　（
５）の取り付けベースを若干傾けることによって角度（
θ）を確保したが、この煩きは調整可能である。又、取
り付けベースを傾けずに、ローラ（５），（５）を個々
Ｆこ傾けて取り付けてもよい。

この発明の検査用搬送装置は上記実施例に限定されるも
のではなく、傾きを伴う回転規制体によって下ベクトル
の力を発生させる把持手段を有するもの全てを含み、具
体的にはローラ（５），　（５）の表画がディスクター
ンテーブル（６）側に向って下り坂になるよう傾きを持
って立設されたもの（内向下り坂方式）や、上記実施例
とこの内向下り坂万式とをミックスした方式等も実施可
能である。

〔発明の効果〕

この発明の検査用搬送装置は、台座上に被検査物をａ遺
し、この肢倹査物の底部近傍で前記ローラ近接手段で付
勢された一対のローラとディスクターンテーブルとでｉ
検査物を把持するとともに、ディスクターンテーブルの
連続回転によって被検査物をその軸心を中心として回転
させ、更に前記ディスクターンテーブルの被検査物に接
触する外周百の進行方向に対してその表面が上り坂にな
るよう一定角度を持って前記ローラを立設したため、彼
検査物が回転しながら台座上に押し付けられ、肢検査物
の安定注が増し、高速搬送下でも被検査物を確実に把持
しながら被検査物の全面を検査することができる。

また、この発明の検査用搬送装置は、被検査物の把持構
造が簡単であるため、検査装置のコンパクト七にも大き
く寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す一部破断正面図、第
２図はこの発明に係る険査用搬送装置を用いた険査装置
全体の搬送ａｌｌｇを示す平筒図、第３図は従来のバイ
アル検査用搬迭装置の側面図、第４図はその正画図、第
５図は本出願人が先に提案した検査用搬送装置の一部破
断斜視図である。 （１）・・・インデクシヲンターンテーブル、（２）・
・・台座、　　　　　　（３）・・・被検査物、（４）
・・・アーム、　　　　　　（５）・・・ローラ、（６
）・・・ディスクターンテーブル、（７）・・・検査ス
テーシッン、 （８）・・・ばね（ローラ近接手段）。 第 １ 図 第 ２ 図 第 ４ 図 ６テ゛イスクターンテーフ゛ル Ｘ 第 ５ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円柱状の被搬送力が載置される被搬送物載置用の台座と
   、外周面が前記台座に載置される被搬送物の底部近傍の
   周面に接触しかつ連続回転するディスクターンテーブル
   と、前記台座に載置される波検査物を挾んで前記ディス
   クターンテーブルの反対側でかつ前記台座の両側の位置
   に近接・隔離自在に設けられ、外周面が前記台座に載置
   する被検査物の底部近傍の周面に接触し、前記ディスク
   ターンテーブルの被検査物に接触する外周面の進行方向
   に対してその表面が上り坂になるよう一定角度を持って
   設けられた一対のローラと、これらのローラを相互に近
   接する方向に付勢したローラ近接手段とを備えた検査用
   搬送装置。