JPH06245226A - 映像信号および音声信号共用の信号処理回路 - Google Patents
映像信号および音声信号共用の信号処理回路Info
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- JPH06245226A JPH06245226A JP5025382A JP2538293A JPH06245226A JP H06245226 A JPH06245226 A JP H06245226A JP 5025382 A JP5025382 A JP 5025382A JP 2538293 A JP2538293 A JP 2538293A JP H06245226 A JPH06245226 A JP H06245226A
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- converter
- audio
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路規模の小さい映像信号、音声信号共用の
信号処理回路を得る。 【構成】 映像信号処理回路として動作させるときは、
A/Dコンバータ5、フレームメモリ6、ラインメモリ
7、D/Aコンバータ13、17を映像信号処理用のク
ロックで動作させ、音声信号処理回路として動作させる
ときは、音声信号処理用のクロックで動作させるように
入出力信号系および動作クロックを切換えるようにし
た。
信号処理回路を得る。 【構成】 映像信号処理回路として動作させるときは、
A/Dコンバータ5、フレームメモリ6、ラインメモリ
7、D/Aコンバータ13、17を映像信号処理用のク
ロックで動作させ、音声信号処理回路として動作させる
ときは、音声信号処理用のクロックで動作させるように
入出力信号系および動作クロックを切換えるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリを用いた映像
信号処理回路とメモリを用いた音声信号処理回路のメモ
リ等を共用するようにした信号処理回路に関する。
信号処理回路とメモリを用いた音声信号処理回路のメモ
リ等を共用するようにした信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば従来の映像信号処理回路
を示す図で、1はY/C分離映像入力端子、2は複合映
像信号入力端子、3はY(輝度)信号出力端子、4はC
(搬送色)信号出力端子、5はA/Dコンバータ、6は
映像信号の1水平走査期間(以後「1H」という)に相
当する時間だけ映像信号を遅延させるためのラインメモ
リ、7は映像信号の1フレームに相当する時間だけ映像
信号を遅延させるためのフレームメモリ、8、9、1
0、11は減算器、12、16は2つの信号の混合比を
可変して混合することのできる混合器、13、17はD
/Aコンバータ、14はローパスフィルタ(LPF)、
15は映像信号の動き量検出回路、18はA/Dコンバ
ータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ7、D/Aコ
ンバータ13、17に供給するクロックを発生する映像
処理クロック発生回路、19はY信号切換スイッチ、2
0はC信号切換スイッチである。
を示す図で、1はY/C分離映像入力端子、2は複合映
像信号入力端子、3はY(輝度)信号出力端子、4はC
(搬送色)信号出力端子、5はA/Dコンバータ、6は
映像信号の1水平走査期間(以後「1H」という)に相
当する時間だけ映像信号を遅延させるためのラインメモ
リ、7は映像信号の1フレームに相当する時間だけ映像
信号を遅延させるためのフレームメモリ、8、9、1
0、11は減算器、12、16は2つの信号の混合比を
可変して混合することのできる混合器、13、17はD
/Aコンバータ、14はローパスフィルタ(LPF)、
15は映像信号の動き量検出回路、18はA/Dコンバ
ータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ7、D/Aコ
ンバータ13、17に供給するクロックを発生する映像
処理クロック発生回路、19はY信号切換スイッチ、2
0はC信号切換スイッチである。
【0003】図5は例えば従来の音声信号遅延回路を示
す図で、21は音声信号入力端子、22は音声出力端
子、23はA/Dコンバータ、24はメモリ、25はD
/Aコンバータ、26はA/Dコンバータ23、メモリ
24、D/Aコンバータ25に供給するクロックを発生
する音声処理クロック発生回路、27は遅延音声信号と
非遅延音声信号とを切換える音声切換スイッチである。
す図で、21は音声信号入力端子、22は音声出力端
子、23はA/Dコンバータ、24はメモリ、25はD
/Aコンバータ、26はA/Dコンバータ23、メモリ
24、D/Aコンバータ25に供給するクロックを発生
する音声処理クロック発生回路、27は遅延音声信号と
非遅延音声信号とを切換える音声切換スイッチである。
【0004】図6は例えば従来の残響付加回路を示す図
で、図5と同一符号はそれぞれ同一部分を示しており、
28は減衰器、29は加算器である。
で、図5と同一符号はそれぞれ同一部分を示しており、
28は減衰器、29は加算器である。
【0005】図7は例えば従来の音声一時記憶回路を示
す図で、図5と同一符号はそれぞれ同一部分を示してお
り、30は音声一時記憶をON/OFFする記憶ON/
OFFスイッチである。
す図で、図5と同一符号はそれぞれ同一部分を示してお
り、30は音声一時記憶をON/OFFする記憶ON/
OFFスイッチである。
【0006】次に動作について説明する。図4におい
て、複合映像信号入力端子2より入力されたNTSC複
合映像信号は、A/Dコンバータ5によりディジタル映
像信号となる。このディジタル映像信号はラインメモリ
6、フレームメモリ7、減算器8、9、10、11の一
方の端子にそれぞれ供給される。減算器8は、ラインメ
モリ6によって1H時間遅延したディジタル映像信号
を、遅延していないディジタル映像信号から減算する。
NTSC信号の性質上、減算出力はディジタルCM信号
となる。このディジタルCM 信号を減算器9によって遅
延する前のディジタル映像信号から減ずることによりデ
ィジタルYM 信号を得る。減算器8、減算器9のそれぞ
れの出力ディジタルCM 信号、ディジタルYM 信号は、
ラインメモリを使用したいわゆる2次元Y/C分離回路
で得られた信号である。
て、複合映像信号入力端子2より入力されたNTSC複
合映像信号は、A/Dコンバータ5によりディジタル映
像信号となる。このディジタル映像信号はラインメモリ
6、フレームメモリ7、減算器8、9、10、11の一
方の端子にそれぞれ供給される。減算器8は、ラインメ
モリ6によって1H時間遅延したディジタル映像信号
を、遅延していないディジタル映像信号から減算する。
NTSC信号の性質上、減算出力はディジタルCM信号
となる。このディジタルCM 信号を減算器9によって遅
延する前のディジタル映像信号から減ずることによりデ
ィジタルYM 信号を得る。減算器8、減算器9のそれぞ
れの出力ディジタルCM 信号、ディジタルYM 信号は、
ラインメモリを使用したいわゆる2次元Y/C分離回路
で得られた信号である。
【0007】次に、フレームメモリ7により1フレーム
遅延されたディジタル映像信号は、減算器10によって
遅延しないディジタル映像信号から減算する。NTSC
信号の性質上、静止映像部分においては、減算器10の
出力はディジタルCS 信号となる。このディジタルCS
信号を減算器11によって遅延する前のディジタル映像
信号から減ずることにより、ディジタルYS 信号を得
る。これらディジタルCS 信号、ディジタルYS 信号は
フレームメモリを使用したいわゆる3次元Y/C分離回
路で得られた信号である。
遅延されたディジタル映像信号は、減算器10によって
遅延しないディジタル映像信号から減算する。NTSC
信号の性質上、静止映像部分においては、減算器10の
出力はディジタルCS 信号となる。このディジタルCS
信号を減算器11によって遅延する前のディジタル映像
信号から減ずることにより、ディジタルYS 信号を得
る。これらディジタルCS 信号、ディジタルYS 信号は
フレームメモリを使用したいわゆる3次元Y/C分離回
路で得られた信号である。
【0008】ディジタルCS 信号はローパスフィルタ1
4に供給され、搬送色信号帯域以上の周波数成分が除去
される。ディジタルCS 信号は1フレーム差分であるか
ら、映像の静止部分では搬送色信号となるが、動きがあ
る部分になると動きに応じてレベルの変わる信号とな
る。従ってローパスフィルタ14の出力の絶対値をとる
などすると、動き量が大きくなればレベルの高くなる信
号を作ることができる。これを動き量検出回路15が行
う。
4に供給され、搬送色信号帯域以上の周波数成分が除去
される。ディジタルCS 信号は1フレーム差分であるか
ら、映像の静止部分では搬送色信号となるが、動きがあ
る部分になると動きに応じてレベルの変わる信号とな
る。従ってローパスフィルタ14の出力の絶対値をとる
などすると、動き量が大きくなればレベルの高くなる信
号を作ることができる。これを動き量検出回路15が行
う。
【0009】混合器12は、2次元Y/C分離で得られ
たディジタルYM 信号と3次元Y/C分離で得られたデ
ィジタルYS 信号を、動き量検出回路15で得られた動
き検出量の大小に応じて混合比を変えて混合する。すな
わち動き量が0の時はディジタルYS 信号のみ、動き量
がある値以上の時はYM 信号のみとなるようにし、動き
量が0からある値までの間の値の時は、その値が大きく
なればディジタルYM信号の方を多く混合するように動
作する。このようにすることにより、ある動き量を境に
YS 信号かYM 信号を切換えることにより、動きに対し
てなめらかなY/C分離されたディジタルY信号を得る
ことができる。
たディジタルYM 信号と3次元Y/C分離で得られたデ
ィジタルYS 信号を、動き量検出回路15で得られた動
き検出量の大小に応じて混合比を変えて混合する。すな
わち動き量が0の時はディジタルYS 信号のみ、動き量
がある値以上の時はYM 信号のみとなるようにし、動き
量が0からある値までの間の値の時は、その値が大きく
なればディジタルYM信号の方を多く混合するように動
作する。このようにすることにより、ある動き量を境に
YS 信号かYM 信号を切換えることにより、動きに対し
てなめらかなY/C分離されたディジタルY信号を得る
ことができる。
【0010】同様にして、混合器16はディジタルCS
信号とディジタルCM 信号を混合し、ディジタルC信号
を得る。
信号とディジタルCM 信号を混合し、ディジタルC信号
を得る。
【0011】ディジタルY信号、ディジタルC信号はそ
れぞれD/Aコンバータ13および17によりY分離信
号、C分離信号となる。
れぞれD/Aコンバータ13および17によりY分離信
号、C分離信号となる。
【0012】スイッチ19、20は、Y/C分離映像入
力端子1より入力されるY、C信号とD/Aコンバータ
13、17より出力されるY/C分離により得られたY
分離信号、C分離信号とをそれぞれ切換え、これらの出
力Y、C信号はY信号出力端子3、C信号出力端子4よ
り出力される。
力端子1より入力されるY、C信号とD/Aコンバータ
13、17より出力されるY/C分離により得られたY
分離信号、C分離信号とをそれぞれ切換え、これらの出
力Y、C信号はY信号出力端子3、C信号出力端子4よ
り出力される。
【0013】なお、映像処理クロツク発生回路18より
A/Dコンバータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ
7、D/Aコンバータ13、D/Aコンバータ17にそ
れぞれクロックが供給される。その周波数は、色副搬送
波の周波数fscの4倍となっている。したがって遅延線
として働くラインメモリ6の段数は、1水平走査期間
(1H)はNTSC信号の場合、水平走査周波数をfH
とした時fH =455/2fscであり、また1クロック
の周期は1/4fscであることから910段となる。フ
レームメモリ7は525Hの遅延を行うから910×5
25=477,750段となる。
A/Dコンバータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ
7、D/Aコンバータ13、D/Aコンバータ17にそ
れぞれクロックが供給される。その周波数は、色副搬送
波の周波数fscの4倍となっている。したがって遅延線
として働くラインメモリ6の段数は、1水平走査期間
(1H)はNTSC信号の場合、水平走査周波数をfH
とした時fH =455/2fscであり、また1クロック
の周期は1/4fscであることから910段となる。フ
レームメモリ7は525Hの遅延を行うから910×5
25=477,750段となる。
【0014】次に、従来の音声遅延回路の動作を説明す
る。図5において、音声入力端子21より入力された音
声信号はA/Dコンバータ23によりディジタル音声信
号となる。このディジタル音声信号は、遅延線として働
くメモリ24により遅延され、遅延ディジタル音声信号
となる。この遅延ディジタル音声信号はD/Aコンバー
タ25によりアナログの遅延音声信号となる。音声切換
スイッチ27は、遅延音声信号と、遅延されてない音声
信号を切換える。切換られた音声信号は音声信号出力端
子22より出力される。
る。図5において、音声入力端子21より入力された音
声信号はA/Dコンバータ23によりディジタル音声信
号となる。このディジタル音声信号は、遅延線として働
くメモリ24により遅延され、遅延ディジタル音声信号
となる。この遅延ディジタル音声信号はD/Aコンバー
タ25によりアナログの遅延音声信号となる。音声切換
スイッチ27は、遅延音声信号と、遅延されてない音声
信号を切換える。切換られた音声信号は音声信号出力端
子22より出力される。
【0015】音声処理クロックは、音声処理クロック発
生回路26からA/Dコンバータ23、メモリ24、D
/Aコンバータ25に供給される。
生回路26からA/Dコンバータ23、メモリ24、D
/Aコンバータ25に供給される。
【0016】次に、従来の残響付加回路の動作を説明す
る。図6において、加算器29は入力音声信号と、D/
Aコンバータ25の出力である遅延音声信号が減衰器2
8により減衰された信号を加算する。この加算器29の
出力信号はA/Dコンバータ23、メモリ24、D/A
コンバータ25と通り、さらに遅延する。そしてまた、
減衰器28を通り、加算器29へ戻る。このように巡回
させることにより、残響が付加される。加算器29の残
響出力は音声切換スイッチ27により、残響付加されな
い信号と切換られ、音声信号出力端子22より出力され
る。
る。図6において、加算器29は入力音声信号と、D/
Aコンバータ25の出力である遅延音声信号が減衰器2
8により減衰された信号を加算する。この加算器29の
出力信号はA/Dコンバータ23、メモリ24、D/A
コンバータ25と通り、さらに遅延する。そしてまた、
減衰器28を通り、加算器29へ戻る。このように巡回
させることにより、残響が付加される。加算器29の残
響出力は音声切換スイッチ27により、残響付加されな
い信号と切換られ、音声信号出力端子22より出力され
る。
【0017】次に、従来の音声一時記憶回路の動作を説
明する。図7において、メモリ24の出力ディジタル音
声信号をメモリ24の入力にもどすことによりメモリ2
4の遅延段数分だけ記憶することができる。一時記憶し
ない時は、メモリ24の入力はA/Dコンバータ23の
出力を入力するように記憶ON/OFFスイッチ30を
切換える。
明する。図7において、メモリ24の出力ディジタル音
声信号をメモリ24の入力にもどすことによりメモリ2
4の遅延段数分だけ記憶することができる。一時記憶し
ない時は、メモリ24の入力はA/Dコンバータ23の
出力を入力するように記憶ON/OFFスイッチ30を
切換える。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声遅延回路は
以上のように音声遅延だけのために構成され、また、従
来の映像信号処理回路はたとえば3次元Y/C分離のた
めだけに構成されていた。したがって3次元Y/C分離
機能と音声信号遅延機能の両方を備えるには、それぞれ
の回路を必要とし、A/Dコンバータや、メモリ、D/
Aコンバータ等がそれぞれ専用のものが必要であり、そ
のため回路規模も大きくなるという問題点があった。
以上のように音声遅延だけのために構成され、また、従
来の映像信号処理回路はたとえば3次元Y/C分離のた
めだけに構成されていた。したがって3次元Y/C分離
機能と音声信号遅延機能の両方を備えるには、それぞれ
の回路を必要とし、A/Dコンバータや、メモリ、D/
Aコンバータ等がそれぞれ専用のものが必要であり、そ
のため回路規模も大きくなるという問題点があった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回路規模も小さくできる映像信
号および音声信号処理に共用できる信号処理回路を得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、回路規模も小さくできる映像信
号および音声信号処理に共用できる信号処理回路を得る
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
および音声信号共用の信号処理回路は、A/Dコンバー
タと、メモリと、D/Aコンバータと、これらの各コン
バータおよびメモリの動作を映像信号処理用のクロック
発生回路および音声信号処理用のクロック発生回路によ
って制御する構成し、映像信号を処理するときは、A/
Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを映像信号処
理用のクロックによって作動させると共に、音声信号を
処理するときは、A/Dコンバータ、メモリ、D/Aコ
ンバータを音声信号処理用のクロックによって動作させ
るようにしたものである。
および音声信号共用の信号処理回路は、A/Dコンバー
タと、メモリと、D/Aコンバータと、これらの各コン
バータおよびメモリの動作を映像信号処理用のクロック
発生回路および音声信号処理用のクロック発生回路によ
って制御する構成し、映像信号を処理するときは、A/
Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを映像信号処
理用のクロックによって作動させると共に、音声信号を
処理するときは、A/Dコンバータ、メモリ、D/Aコ
ンバータを音声信号処理用のクロックによって動作させ
るようにしたものである。
【0021】また、A/Dコンバータ、メモリ、D/A
コンバータは音声遅延回路、または残響付加回路、ある
いは音声一時記憶回路を共用するよう構成されている。
コンバータは音声遅延回路、または残響付加回路、ある
いは音声一時記憶回路を共用するよう構成されている。
【0022】
【作用】この発明における信号処理回路のA/Dコンバ
ータ、メモリ、D/Aコンバータは、映像信号処理時に
は映像信号用のクロックで制御されて映像信号処理回路
として動作し、音声信号処理時には、音声信号処理用の
クロックによって動作するように切り換えられて音声信
号処理回路として動作する。
ータ、メモリ、D/Aコンバータは、映像信号処理時に
は映像信号用のクロックで制御されて映像信号処理回路
として動作し、音声信号処理時には、音声信号処理用の
クロックによって動作するように切り換えられて音声信
号処理回路として動作する。
【0023】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
に従って説明する。図1において、図4〜図7と同一符
号はそれぞれ同一部分を示しており、31は入力される
複合映像信号と音声信号を切換える映像音声切換スイッ
チ、32は映像信号処理モードと音声信号処理モードを
切換える動作モード切換器、33はD/Aコンバータ1
3への入力を切換えるD/A信号切換スイッチ、34は
クロック切換スイッチである。
に従って説明する。図1において、図4〜図7と同一符
号はそれぞれ同一部分を示しており、31は入力される
複合映像信号と音声信号を切換える映像音声切換スイッ
チ、32は映像信号処理モードと音声信号処理モードを
切換える動作モード切換器、33はD/Aコンバータ1
3への入力を切換えるD/A信号切換スイッチ、34は
クロック切換スイッチである。
【0024】次に図1に従って実施例1の動作を説明す
る。モード切換器32は、映像信号処理モードか音声信
号処理モードかに応じて、映像音声切換スイッチ31、
クロック切換スイッチ34、D/A信号切換スイッチ3
3、Y信号切換スイッチ19およびC信号切換スイッチ
20を切換える。
る。モード切換器32は、映像信号処理モードか音声信
号処理モードかに応じて、映像音声切換スイッチ31、
クロック切換スイッチ34、D/A信号切換スイッチ3
3、Y信号切換スイッチ19およびC信号切換スイッチ
20を切換える。
【0025】モード切換器32が映像信号処理モードに
なっている時は、映像音声切換スイッチ31は、複合映
像信号入力端子2からの入力映像信号を選択し、A/D
コンバータ5に映像信号を供給する。A/Dコンバータ
5の出力であるディジタル映像信号は、ラインメモリ
6、減算器8、9で構成された2次元Y分離回路により
ディジタルYM 信号、およびフレームメモリ7、減算器
10、11で構成された3次元Y分離回路によりディジ
タルYS 信号となり、混合器12に供給される。また、
減算器8の出力であるディジタルCM 信号、減算器10
の出力であるディジタルCS 信号は混合器16に供給さ
れる。
なっている時は、映像音声切換スイッチ31は、複合映
像信号入力端子2からの入力映像信号を選択し、A/D
コンバータ5に映像信号を供給する。A/Dコンバータ
5の出力であるディジタル映像信号は、ラインメモリ
6、減算器8、9で構成された2次元Y分離回路により
ディジタルYM 信号、およびフレームメモリ7、減算器
10、11で構成された3次元Y分離回路によりディジ
タルYS 信号となり、混合器12に供給される。また、
減算器8の出力であるディジタルCM 信号、減算器10
の出力であるディジタルCS 信号は混合器16に供給さ
れる。
【0026】混合器12の出力は、D/A信号切換スイ
ッチ33の一方の端子に供給されるが、D/A信号切換
スイッチ33は、映像信号処理モードなのでモード切換
器32により、混合器12の出力を選択し、D/Aコン
バータ13に供給する。D/Aコンバータ13の出力は
Y分離信号となり、Y信号切換スイッチ19はモード切
換器32によりY分離信号を選択し、Y信号出力端子3
に供給する。混合器16の出力はD/Aコンバータ17
によりC分離信号となり、モード切換器32により切換
えられたC信号切換スイッチ20を通り、C信号出力端
子4に供給される。
ッチ33の一方の端子に供給されるが、D/A信号切換
スイッチ33は、映像信号処理モードなのでモード切換
器32により、混合器12の出力を選択し、D/Aコン
バータ13に供給する。D/Aコンバータ13の出力は
Y分離信号となり、Y信号切換スイッチ19はモード切
換器32によりY分離信号を選択し、Y信号出力端子3
に供給する。混合器16の出力はD/Aコンバータ17
によりC分離信号となり、モード切換器32により切換
えられたC信号切換スイッチ20を通り、C信号出力端
子4に供給される。
【0027】次に、Y/C分離入力端子からY/C分離
信号入力時は、モード切換器32は音声信号処理モード
となり、音声遅延動作を行う。すなわち、映像音声切換
スイッチ31は音声信号入力端子21の入力音声を選択
するように切換わる。音声信号は映像音声切換スイッチ
31を通り、A/Dコンバータ5によってディジタル音
声信号となり、フレームメモリ7に供給される。A/D
コンバータ5、フレームメモリ7、D/Aコンバータ1
3等に供給されるクロックは、モード切換器32により
音声処理クロック発生回路26の出力がクロック切換ス
イッチ34によって切換えられて供給される。この音声
信号処理クロックの周波数は、約30KHZとなってい
る。したがってフレームメモリ7の段数は、477,7
50段であるのでフレームメモリ7での遅延量は1/
(30×103)×477,750=15.925秒で
ある。
信号入力時は、モード切換器32は音声信号処理モード
となり、音声遅延動作を行う。すなわち、映像音声切換
スイッチ31は音声信号入力端子21の入力音声を選択
するように切換わる。音声信号は映像音声切換スイッチ
31を通り、A/Dコンバータ5によってディジタル音
声信号となり、フレームメモリ7に供給される。A/D
コンバータ5、フレームメモリ7、D/Aコンバータ1
3等に供給されるクロックは、モード切換器32により
音声処理クロック発生回路26の出力がクロック切換ス
イッチ34によって切換えられて供給される。この音声
信号処理クロックの周波数は、約30KHZとなってい
る。したがってフレームメモリ7の段数は、477,7
50段であるのでフレームメモリ7での遅延量は1/
(30×103)×477,750=15.925秒で
ある。
【0028】このフレームメモリ7の出力である遅延デ
ィジタル音声信号は、D/A信号切換スイッチ33に供
給される。D/A信号切換スイッチ33は、モード切換
器32によって遅延ディジタル音声信号を選択するよう
切換えられ、D/Aコンバータ13は、遅延ディジタル
音声信号をD/A変換し、遅延音声信号となる。この遅
延音声信号はY信号切換スイッチ19および遅延ON/
OFFスイッチ27に供給される。Y信号切換スイッチ
19はモード切換器32によって、Y/C分離入力端子
1より入力されたY信号を選択するように切換えられる
ので、遅延音声信号はY信号切換スイッチ19を通過し
ない。遅延ON/OFFスイッチ27は、音声出力端子
より遅延音声を出力する時は上記D/Aコンバータ13
の出力である遅延音声信号を選択し、遅延しない時は、
音声入力端子21より入力された音声信号処理前の音声
信号を選択する。
ィジタル音声信号は、D/A信号切換スイッチ33に供
給される。D/A信号切換スイッチ33は、モード切換
器32によって遅延ディジタル音声信号を選択するよう
切換えられ、D/Aコンバータ13は、遅延ディジタル
音声信号をD/A変換し、遅延音声信号となる。この遅
延音声信号はY信号切換スイッチ19および遅延ON/
OFFスイッチ27に供給される。Y信号切換スイッチ
19はモード切換器32によって、Y/C分離入力端子
1より入力されたY信号を選択するように切換えられる
ので、遅延音声信号はY信号切換スイッチ19を通過し
ない。遅延ON/OFFスイッチ27は、音声出力端子
より遅延音声を出力する時は上記D/Aコンバータ13
の出力である遅延音声信号を選択し、遅延しない時は、
音声入力端子21より入力された音声信号処理前の音声
信号を選択する。
【0029】上記のように本実施例1では、Y/C分離
入力端子1から信号が入力されている時には、クロック
を音声信号処理用の低い周波数に切換えられたクロック
により動作するようになされたA/Dコンバータ、フレ
ームメモリ、D/Aコンバータにより音声信号遅延動作
を行う。
入力端子1から信号が入力されている時には、クロック
を音声信号処理用の低い周波数に切換えられたクロック
により動作するようになされたA/Dコンバータ、フレ
ームメモリ、D/Aコンバータにより音声信号遅延動作
を行う。
【0030】なお、音声信号の遅延量は、音声処理クロ
ック発生回路26のクロックの周波数により決まるの
で、クロック周波数を変えることにより遅延量を変える
ことができる。
ック発生回路26のクロックの周波数により決まるの
で、クロック周波数を変えることにより遅延量を変える
ことができる。
【0031】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すブロック回路図で、図1および図4〜図7と同一部分
はそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。本実施例
2では、音声遅延動作の代わりに、残響付加動作をする
ように構成されており、音声信号処理モード時に、ライ
ンメモリ6の出力をD/A信号切換スイッチ33を介し
てD/Aコンバータ13に入力し、遅延音声信号を得て
いる。この時、音声処理クロツク発生回路26のクロッ
ク周波数を10KHZとすると、ラインメモリ6の遅延
段数は910段であるので、遅延量は1/(10×10
3)×910=91msecとなる。残響信号としては
5KHZ程度の周波数まででよいと考えられるので、ク
ロック周波数は10KHZ程度となる。
すブロック回路図で、図1および図4〜図7と同一部分
はそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。本実施例
2では、音声遅延動作の代わりに、残響付加動作をする
ように構成されており、音声信号処理モード時に、ライ
ンメモリ6の出力をD/A信号切換スイッチ33を介し
てD/Aコンバータ13に入力し、遅延音声信号を得て
いる。この時、音声処理クロツク発生回路26のクロッ
ク周波数を10KHZとすると、ラインメモリ6の遅延
段数は910段であるので、遅延量は1/(10×10
3)×910=91msecとなる。残響信号としては
5KHZ程度の周波数まででよいと考えられるので、ク
ロック周波数は10KHZ程度となる。
【0032】D/Aコンバータ13から出力された遅延
音声信号は、減衰器28、加算器29を介してA/Dコ
ンバータ5に巡回し、残響付加動作が行われる。
音声信号は、減衰器28、加算器29を介してA/Dコ
ンバータ5に巡回し、残響付加動作が行われる。
【0033】本実施例2では残響付加用遅延用メモリを
映像信号処理時のY/C分離回路のラインメモリと共用
している。
映像信号処理時のY/C分離回路のラインメモリと共用
している。
【0034】実施例3.図3はこの発明の実施例3のブ
ロック回路図で、図1、図2、図4〜図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。本実施例3は、フ
レームメモリ7を利用した音声一時記憶動作をする映像
信号処理回路を示しており、音声信号処理クロックの周
波数を30KHZとするとフレームメモリ7の段数は4
77,750段であるので1/(30×103)×47
7,570=15.925秒分の音声を記憶することが
できる。
ロック回路図で、図1、図2、図4〜図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。本実施例3は、フ
レームメモリ7を利用した音声一時記憶動作をする映像
信号処理回路を示しており、音声信号処理クロックの周
波数を30KHZとするとフレームメモリ7の段数は4
77,750段であるので1/(30×103)×47
7,570=15.925秒分の音声を記憶することが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば映像信
号処理回路として動作させるときはフレームメモリ、ラ
インメモリ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ等の
動作クロックを映像信号用のクロックに切換え、音声信
号処理回路として動作させるときは音声信号処理用のク
ロックに切換えて動作させるように構成したので、A/
Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータ等を共用でき
るため、回路規模を小さくできる映像信号および音声信
号共用の信号処理回路を得ることができる効果がある。
号処理回路として動作させるときはフレームメモリ、ラ
インメモリ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ等の
動作クロックを映像信号用のクロックに切換え、音声信
号処理回路として動作させるときは音声信号処理用のク
ロックに切換えて動作させるように構成したので、A/
Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータ等を共用でき
るため、回路規模を小さくできる映像信号および音声信
号共用の信号処理回路を得ることができる効果がある。
【0036】また、3次元Y/C分離回路を構成するA
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを音声遅延
回路として共用するよう構成したので、3次元Y/C分
離回路と音声遅延回路の回路規模を小さくできる。
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを音声遅延
回路として共用するよう構成したので、3次元Y/C分
離回路と音声遅延回路の回路規模を小さくできる。
【0037】また、2次元Y/C分離回路を構成するA
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを残響付加
回路として共用するよう構成したので、2次元Y/C分
離回路と残響付加回路の回路規模を小さくできる。
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを残響付加
回路として共用するよう構成したので、2次元Y/C分
離回路と残響付加回路の回路規模を小さくできる。
【0038】また、3次元Y/C分離回路を構成するA
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを音声一時
記憶回路として共用するよう構成したので、3次元Y/
C分離回路と音声一時記憶回路の回路規模を小さくでき
る。
/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを音声一時
記憶回路として共用するよう構成したので、3次元Y/
C分離回路と音声一時記憶回路の回路規模を小さくでき
る。
【図1】この発明の実施例1を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施例2を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図3】この発明の実施例3を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図4】従来の映像信号処理回路を示すブロック回路図
である。
である。
【図5】従来の音声信号遅延回路を示すブロック回路図
である。
である。
【図6】従来の残響付加回路を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図7】従来の音声一時記憶回路を示すブロック回路図
である。
である。
5 A/Dコンバータ 6 ラインメモリ 7 フレームメモリ 8 減算器 9 減算器 10 減算器 11 減算器 12 混合器 13 D/Aコンバータ 14 ローパスフィルタ 15 動き量検出回路 16 混合器 17 D/Aコンバータ 18 映像処理クロック発生回路 19 Y信号切換スイッチ 20 C信号切換スイッチ 26 音声処理クロック発生回路 27 音声切換スイッチ 28 減衰器 29 加算器 30 記憶ON/OFFスイッチ 31 映像音声切換スイッチ 32 モード切換器 33 D/A信号切換スイッチ 34 クロック切換スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に動作について説明する。図4におい
て、複合映像信号入力端子2より入力されたNTSC複
合映像信号は、A/Dコンバータ5によりディジタル映
像信号となる。このディジタル映像信号はラインメモリ
6、フレームメモリ7、減算器8、9、10、11の一
方の端子にそれぞれ供給される。減算器8は、ラインメ
モリ6によって1H時間遅延したディジタル映像信号
を、遅延していないディジタル映像信号から減算する。
NTSC信号の性質上、減算出力は搬送色信号となり、
ここではディジタルCM 信号と呼ぶ。このディジタルC
M 信号を減算器9によって遅延する前のディジタル映像
信号から減ずることによりY信号が得られ、ここではデ
ィジタルYM 信号と呼ぶ。減算器8、減算器9のそれぞ
れの出力ディジタルCM 信号、ディジタルYM 信号は、
ラインメモリを使用したいわゆる2次元Y/C分離回路
で得られた信号である。
て、複合映像信号入力端子2より入力されたNTSC複
合映像信号は、A/Dコンバータ5によりディジタル映
像信号となる。このディジタル映像信号はラインメモリ
6、フレームメモリ7、減算器8、9、10、11の一
方の端子にそれぞれ供給される。減算器8は、ラインメ
モリ6によって1H時間遅延したディジタル映像信号
を、遅延していないディジタル映像信号から減算する。
NTSC信号の性質上、減算出力は搬送色信号となり、
ここではディジタルCM 信号と呼ぶ。このディジタルC
M 信号を減算器9によって遅延する前のディジタル映像
信号から減ずることによりY信号が得られ、ここではデ
ィジタルYM 信号と呼ぶ。減算器8、減算器9のそれぞ
れの出力ディジタルCM 信号、ディジタルYM 信号は、
ラインメモリを使用したいわゆる2次元Y/C分離回路
で得られた信号である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次に、フレームメモリ7により1フレーム
遅延されたディジタル映像信号は、減算器10によって
遅延しないディジタル映像信号から減算する。NTSC
信号の性質上、静止映像部分においては、減算器10の
出力は搬送色信号となり、ここではディジタルCS 信号
と呼ぶ。このディジタルCS 信号を減算器11によって
遅延する前のディジタル映像信号から減ずることによ
り、Y信号が得られ、ここではディジタルYS 信号と呼
ぶ。これらディジタルCS 信号、ディジタルYS信号は
フレームメモリを使用したいわゆる3次元Y/C分離回
路で得られた信号である。
遅延されたディジタル映像信号は、減算器10によって
遅延しないディジタル映像信号から減算する。NTSC
信号の性質上、静止映像部分においては、減算器10の
出力は搬送色信号となり、ここではディジタルCS 信号
と呼ぶ。このディジタルCS 信号を減算器11によって
遅延する前のディジタル映像信号から減ずることによ
り、Y信号が得られ、ここではディジタルYS 信号と呼
ぶ。これらディジタルCS 信号、ディジタルYS信号は
フレームメモリを使用したいわゆる3次元Y/C分離回
路で得られた信号である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】混合器12は、2次元Y/C分離で得られ
たディジタルYM 信号と3次元Y/C分離で得られたデ
ィジタルYS 信号を、動き量検出回路15で得られた動
き検出量の大小に応じて混合比を変えて混合する。すな
わち動き量が0の時はディジタルYS 信号のみ、動き量
がある値以上の時はYM 信号のみとなるようにし、動き
量が0からある値までの間の値の時は、その値が大きく
なればディジタルYM信号の方を多く混合するように動
作する。このようにすることにより、ある動き量を境に
YS 信号かYM 信号を切換えることでなくなり、動きに
対してなめらかなY/C分離されたディジタルY信号を
得ることができる。
たディジタルYM 信号と3次元Y/C分離で得られたデ
ィジタルYS 信号を、動き量検出回路15で得られた動
き検出量の大小に応じて混合比を変えて混合する。すな
わち動き量が0の時はディジタルYS 信号のみ、動き量
がある値以上の時はYM 信号のみとなるようにし、動き
量が0からある値までの間の値の時は、その値が大きく
なればディジタルYM信号の方を多く混合するように動
作する。このようにすることにより、ある動き量を境に
YS 信号かYM 信号を切換えることでなくなり、動きに
対してなめらかなY/C分離されたディジタルY信号を
得ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】なお、映像処理クロツク発生回路18より
A/Dコンバータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ
7、D/Aコンバータ13、D/Aコンバータ17にそ
れぞれクロックが供給される。その周波数は、色副搬送
波の周波数fscの4倍となっている。したがって遅延線
として働くラインメモリ6の段数は、1水平走査期間
(1H)はNTSC信号の場合、水平走査周波数をfH
とした時fH =2fsc/455であり、また1クロック
の周期は1/4fscであることから910段となる。フ
レームメモリ7は525Hの遅延を行うから910×5
25=477,750段となる。
A/Dコンバータ5、ラインメモリ6、フレームメモリ
7、D/Aコンバータ13、D/Aコンバータ17にそ
れぞれクロックが供給される。その周波数は、色副搬送
波の周波数fscの4倍となっている。したがって遅延線
として働くラインメモリ6の段数は、1水平走査期間
(1H)はNTSC信号の場合、水平走査周波数をfH
とした時fH =2fsc/455であり、また1クロック
の周期は1/4fscであることから910段となる。フ
レームメモリ7は525Hの遅延を行うから910×5
25=477,750段となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すブロック回路図で、図1および図4〜図7と同一部分
はそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。本実施例
2では、音声遅延動作の代わりに、残響付加動作をする
ように構成されており、音声信号処理モード時に、ライ
ンメモリ6の出力をD/A信号切換スイッチ33を介し
てD/Aコンバータ13に入力し、遅延音声信号を得て
いる。この時、音声処理クロツク発生回路26のクロッ
ク周波数を10KHZとすると、ラインメモリ6の遅延
段数は910段であるので、遅延量は1/(10×10
3 Hz )×910=91msecとなる。残響信号とし
ては5KHZ程度の周波数まででよいと考えられるの
で、クロック周波数は10KHZ程度となる。
すブロック回路図で、図1および図4〜図7と同一部分
はそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。本実施例
2では、音声遅延動作の代わりに、残響付加動作をする
ように構成されており、音声信号処理モード時に、ライ
ンメモリ6の出力をD/A信号切換スイッチ33を介し
てD/Aコンバータ13に入力し、遅延音声信号を得て
いる。この時、音声処理クロツク発生回路26のクロッ
ク周波数を10KHZとすると、ラインメモリ6の遅延
段数は910段であるので、遅延量は1/(10×10
3 Hz )×910=91msecとなる。残響信号とし
ては5KHZ程度の周波数まででよいと考えられるの
で、クロック周波数は10KHZ程度となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例3.図3はこの発明の実施例3のブ
ロック回路図で、図1、図2、図4〜図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。本実施例3は、フ
レームメモリ7を利用した音声一時記憶動作をする映像
信号処理回路を示しており、音声信号処理クロックの周
波数を30KHZとするとフレームメモリ7の段数は4
77,750段であるので1/(30×103 Hz )×
477,570=15.925秒分の音声を記憶するこ
とができる。
ロック回路図で、図1、図2、図4〜図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。本実施例3は、フ
レームメモリ7を利用した音声一時記憶動作をする映像
信号処理回路を示しており、音声信号処理クロックの周
波数を30KHZとするとフレームメモリ7の段数は4
77,750段であるので1/(30×103 Hz )×
477,570=15.925秒分の音声を記憶するこ
とができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 A/Dコンバータと、メモリと、D/A
コンバータと、これらの各コンバータおよびメモリの動
作を制御する映像信号処理用のクロック発生回路および
音声信号処理用のクロック発生回路とを備え、映像信号
を処理するときは、上記A/Dコンバータ、メモリ、D
/Aコンバータを上記映像信号処理用のクロックによっ
て作動させると共に、音声信号を処理するときは、上記
A/Dコンバータ、メモリ、D/Aコンバータを上記音
声信号処理用のクロックによって動作させるようにした
映像信号および音声信号共用の信号処理回路。 - 【請求項2】 メモリはフレームメモリであってA/D
コンバータ、D/Aコンバータと共に3次元Y/C分離
回路および音声遅延回路を構成するものである請求項1
記載の映像信号および音声信号共用の信号処理回路。 - 【請求項3】 メモリはラインメモリであってA/Dコ
ンバータ、D/Aコンバータと共に2次元Y/C分離回
路および残響付加回路を構成するものである請求項1記
載の映像信号および音声信号共用の信号処理回路。 - 【請求項4】 メモリはフレームメモリであってA/D
コンバータ、D/Aコンバータと共に3次元Y/C分離
回路および音声一時記憶回路を構成するものである請求
項1記載の映像信号および音声信号共用の信号処理回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025382A JPH06245226A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 映像信号および音声信号共用の信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025382A JPH06245226A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 映像信号および音声信号共用の信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06245226A true JPH06245226A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12164318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5025382A Pending JPH06245226A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 映像信号および音声信号共用の信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06245226A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352303A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025382A patent/JPH06245226A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352303A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
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