JPH07110049B2 - ノイズリダクション回路 - Google Patents
ノイズリダクション回路Info
- Publication number
- JPH07110049B2 JPH07110049B2 JP1004336A JP433689A JPH07110049B2 JP H07110049 B2 JPH07110049 B2 JP H07110049B2 JP 1004336 A JP1004336 A JP 1004336A JP 433689 A JP433689 A JP 433689A JP H07110049 B2 JPH07110049 B2 JP H07110049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- motion
- line
- frame
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はノイズリダクション回路に関し、特に映像信号
のノイズ低減処理を行うノイズリダクション回路に関す
る。
のノイズ低減処理を行うノイズリダクション回路に関す
る。
従来、この種のノイズリダクション回路は、フィールド
メモリ、もしくはラインメモリを用いて1フィールド遅
延、又は、1ライン遅延した映像信号を、巡回係数kで
現在の映像信号にフィールドバックさせて加えるだけの
巡回型となっていた。
メモリ、もしくはラインメモリを用いて1フィールド遅
延、又は、1ライン遅延した映像信号を、巡回係数kで
現在の映像信号にフィールドバックさせて加えるだけの
巡回型となっていた。
上述した従来のノイズリダクション回路は、フィールド
メモリを用い巡回型としたものは画面内の静止画面部分
では比較的良好な画像が得られるが、動画部分に残像が
発生しきわめて不自然な画像になるので、現在は動きの
多い画像に対しては、ラインメモリを用いた巡回型のも
ののみに切換えるしかなく、画面の部分ごとのノイズ低
減には適していないという欠点がある。
メモリを用い巡回型としたものは画面内の静止画面部分
では比較的良好な画像が得られるが、動画部分に残像が
発生しきわめて不自然な画像になるので、現在は動きの
多い画像に対しては、ラインメモリを用いた巡回型のも
ののみに切換えるしかなく、画面の部分ごとのノイズ低
減には適していないという欠点がある。
本発明のノイズリダクション回路は、現在の映像信号の
1フレーム前のフレーム映像信号を格納するフレームメ
モリと、前記現在の映像信号の1ライン前のライン映像
信号を格納するラインメモリと、画面の部分ごとに対応
した映像信号の変化量を検出して該変化量に比例した動
き信号を出力する動き検出回路と、前記動き信号に応じ
て前記1フレーム前のフレーム映像信号の利得を切換え
る第1の動き適応切換えスイッチと、前記動き信号に応
じて前記1ライン前のライン映像信号の利得を切換える
第2の動き適応切換えスイッチと、前記現在の映像信号
と前記第1の動き適応切換えスイッチ及び前記第2の動
き適応切換えスイッチの出力のそれぞれを加算した信号
とを所定の比率で混合して被処理映像信号を出力するミ
ックス回路とを含んで、前記画面の部分ごとに対応して
映像信号のノイズを低減する構成である。
1フレーム前のフレーム映像信号を格納するフレームメ
モリと、前記現在の映像信号の1ライン前のライン映像
信号を格納するラインメモリと、画面の部分ごとに対応
した映像信号の変化量を検出して該変化量に比例した動
き信号を出力する動き検出回路と、前記動き信号に応じ
て前記1フレーム前のフレーム映像信号の利得を切換え
る第1の動き適応切換えスイッチと、前記動き信号に応
じて前記1ライン前のライン映像信号の利得を切換える
第2の動き適応切換えスイッチと、前記現在の映像信号
と前記第1の動き適応切換えスイッチ及び前記第2の動
き適応切換えスイッチの出力のそれぞれを加算した信号
とを所定の比率で混合して被処理映像信号を出力するミ
ックス回路とを含んで、前記画面の部分ごとに対応して
映像信号のノイズを低減する構成である。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例のブロック図である。
第1図に示すように、フレームメモリ1は入力からの現
在の映像信号の1フレーム遅延したフレーム映像信号を
順次格納する。ラインメモリ2は現在の映像信号の1ラ
イン遅延したライン映像信号を順次格納する。平均化回
路3は1ライン遅延したライン映像信号と対応する現在
の映像信号とにそれぞれ1/2乗算した後加算して、現在
の映像信号と1ライン遅延したライン映像信号を平均し
たライン映像信号を出力する。
在の映像信号の1フレーム遅延したフレーム映像信号を
順次格納する。ラインメモリ2は現在の映像信号の1ラ
イン遅延したライン映像信号を順次格納する。平均化回
路3は1ライン遅延したライン映像信号と対応する現在
の映像信号とにそれぞれ1/2乗算した後加算して、現在
の映像信号と1ライン遅延したライン映像信号を平均し
たライン映像信号を出力する。
動き検出回路4は、フレームメモリもしくはフィールド
メモリを用いて、画面の部分ごとの現在の映像信号の変
化量を検出し、変化量に比例した動き信号を出力する。
第1の動き適応切換スイッチ5は、動き信号によって1
フレーム遅延されたフレーム映像信号の利得を切換え
る。第2の動き適応切換スイッチ6は、動き信号によっ
て平均化回路3から出力される平均化されたライン映像
信号の利得を切換える。ここで、動き適応切換スイッチ
5と動き適応切換スイッチ6は連動スイッチである。
メモリを用いて、画面の部分ごとの現在の映像信号の変
化量を検出し、変化量に比例した動き信号を出力する。
第1の動き適応切換スイッチ5は、動き信号によって1
フレーム遅延されたフレーム映像信号の利得を切換え
る。第2の動き適応切換スイッチ6は、動き信号によっ
て平均化回路3から出力される平均化されたライン映像
信号の利得を切換える。ここで、動き適応切換スイッチ
5と動き適応切換スイッチ6は連動スイッチである。
動き適応切換スイッチ5と6の出力を加算してミックス
回路7に入力し、ミックス回路7はこの信号に巡回係数
kを乗算したものと、現在の映像信号に(1−k)を乗
算した映像信号とをミックスして、被処理映像信号とし
て出力する。
回路7に入力し、ミックス回路7はこの信号に巡回係数
kを乗算したものと、現在の映像信号に(1−k)を乗
算した映像信号とをミックスして、被処理映像信号とし
て出力する。
このように構成して、第1の実施例では、画面の静止画
部分で1フレーム遅延したフレーム映像信号の割合を高
く混合し、動画部分では1ライン遅延したライン映像信
号と現在の映像信号との平均化映像信号の割合を高くす
ることで、残像のない画面の部分ごとに対応してノイズ
を低減した被処理映像信号を得ることができる。
部分で1フレーム遅延したフレーム映像信号の割合を高
く混合し、動画部分では1ライン遅延したライン映像信
号と現在の映像信号との平均化映像信号の割合を高くす
ることで、残像のない画面の部分ごとに対応してノイズ
を低減した被処理映像信号を得ることができる。
第2図は本発明の第2の実施例のブロック図である。
第2図に示すように、第2の実施例では、フレームメモ
リ1とラインメモリ2と動き検出回路4は上述した第1
図の第1の実施例と同様である。
リ1とラインメモリ2と動き検出回路4は上述した第1
図の第1の実施例と同様である。
動き適応切換スイッチ8は現在の映像信号の利得を動き
検出力回路4の出力する動き信号によって切換える。動
き適応切換スイッチ9はフレームメモリ1の出力する1
フレーム遅延したフレーム映像信号の利得を動き信号に
応じて切換える。動き適応切換スイッチ10はラインメモ
リ2の出力する1ライン遅延したライン映像信号の利得
を動き信号に応じて切換える。
検出力回路4の出力する動き信号によって切換える。動
き適応切換スイッチ9はフレームメモリ1の出力する1
フレーム遅延したフレーム映像信号の利得を動き信号に
応じて切換える。動き適応切換スイッチ10はラインメモ
リ2の出力する1ライン遅延したライン映像信号の利得
を動き信号に応じて切換える。
動き適応切換スイッチ8と動き適応切換スイッチ9と動
き適応切換スイッチ10は、動き検出回路4の出力する動
き信号によって連動動作して、それぞれの動き適応切換
スイッチの出力はミックス回路11でミックスされて出力
される。
き適応切換スイッチ10は、動き検出回路4の出力する動
き信号によって連動動作して、それぞれの動き適応切換
スイッチの出力はミックス回路11でミックスされて出力
される。
第2の実施例では、現在の映像信号と1フレーム遅延し
たフレーム映像信号と1ライン遅延したライン映像信号
とを、画面の動きに応じてそれぞれの利得を切換えてミ
ックスしている。
たフレーム映像信号と1ライン遅延したライン映像信号
とを、画面の動きに応じてそれぞれの利得を切換えてミ
ックスしている。
このように構成することにより、画面内では動画部分に
現在の映像信号と1ライン遅延したライン映像信号の割
合いを高くミックスし、特に動画部分の輪郭では、現在
の映像信号の割合を高め、静止画部分では現在の映像信
号と1フレーム遅延したフレーム映像信号の割合いを高
めることで解像度を落さず、残像を生じることなく、画
面に対応してノイズを低減することができる。
現在の映像信号と1ライン遅延したライン映像信号の割
合いを高くミックスし、特に動画部分の輪郭では、現在
の映像信号の割合を高め、静止画部分では現在の映像信
号と1フレーム遅延したフレーム映像信号の割合いを高
めることで解像度を落さず、残像を生じることなく、画
面に対応してノイズを低減することができる。
以上説明したように本発明は、現在の映像信号に1フレ
ーム遅延したフレーム映像信号と1ライン遅延したライ
ン映像信号を画面の動画部分の変化量に対応した割合い
で混合することにより、残像を発生することなく、画像
に適応してノイズを低減できるという効果がある。
ーム遅延したフレーム映像信号と1ライン遅延したライ
ン映像信号を画面の動画部分の変化量に対応した割合い
で混合することにより、残像を発生することなく、画像
に適応してノイズを低減できるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例のブロック図、第2図は
本発明の第2の実施例のブロック図である。 1……フレーム、2……ラインメモリ、3……平均化回
路、4……動き検出回路、5,6……動き適応切換スイッ
チ、7……ミックス回路、8,9,10……動き適応切換スイ
ッチ、11……ミックス回路。
本発明の第2の実施例のブロック図である。 1……フレーム、2……ラインメモリ、3……平均化回
路、4……動き検出回路、5,6……動き適応切換スイッ
チ、7……ミックス回路、8,9,10……動き適応切換スイ
ッチ、11……ミックス回路。
Claims (1)
- 【請求項1】現在の映像信号の1フレーム前のフレーム
映像信号を格納するフレームメモリと、前記現在の映像
信号の1ライン前のライン映像信号を格納するラインメ
モリと、画面の部分ごとに対応した映像信号の変化量を
検出して該変化量に比例した動き信号を出力する動き検
出回路と、前記動き信号に応じて前記1フレーム前のフ
レーム映像信号の利得を切換える第1の動き適応切換え
スイッチと、前記動き信号に応じて前記1ライン前のラ
イン映像信号の利得を切換える第2の動き適応切換えス
イッチと、前記現在の映像信号と前記第1の動き適応切
換えスイッチ及び前記第2の動き適応切換えスイッチの
出力のそれぞれを加算した信号とを所定の比率で混合し
て被処理映像信号を出力するミックス回路とを含んで、
前記画面の部分ごとに対応して映像信号のノイズを低減
することを特徴とするノイズリダクション回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004336A JPH07110049B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | ノイズリダクション回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004336A JPH07110049B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | ノイズリダクション回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02184176A JPH02184176A (ja) | 1990-07-18 |
JPH07110049B2 true JPH07110049B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=11581601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1004336A Expired - Fee Related JPH07110049B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | ノイズリダクション回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110049B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4061721B2 (ja) | 1998-07-16 | 2008-03-19 | 松下電器産業株式会社 | 映像信号処理回路および映像信号処理方法 |
JP5052301B2 (ja) | 2007-11-21 | 2012-10-17 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171282A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-28 | Nec Home Electronics Ltd | 相関適応式雑音低減装置 |
JPH0213069A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Canon Inc | 雑音除去装置 |
JPH0292166A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Nec Home Electron Ltd | ノイズリデューサ |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP1004336A patent/JPH07110049B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02184176A (ja) | 1990-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0316384A (ja) | ビデオ信号処理回路 | |
KR930005189B1 (ko) | 텔레비젼 수상기의 신호처리회로 | |
KR940006935B1 (ko) | 티브이 신호의 라인 더블러장치 | |
JP2586687B2 (ja) | 雑音除去回路 | |
JPH0686236A (ja) | テレビジョン信号処理装置 | |
JPH07110049B2 (ja) | ノイズリダクション回路 | |
JPH0145183Y2 (ja) | ||
US4888642A (en) | Video signal processor | |
JP3064295B2 (ja) | 動き適応型信号処理回路及びテレビジョン受像機 | |
JPH04326276A (ja) | 動き検出回路および動き適応型走査線補間回路 | |
EP0290183B1 (en) | Pal video signal processing device | |
JPH02260889A (ja) | 画像信号処理装置 | |
JPH0481086A (ja) | 動き適応型走査線補間装置 | |
JPH0330586A (ja) | 動き検出回路 | |
JPH0888867A (ja) | 補間装置 | |
JPH0636565B2 (ja) | 映像信号の雑音低減装置 | |
JP2514221B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
JP2621283B2 (ja) | デジタルテレビ信号処理回路 | |
JP2523676B2 (ja) | ノイズ低減装置 | |
JPH01195793A (ja) | テレビジョン受像機 | |
JPH0374552B2 (ja) | ||
JPH0888861A (ja) | 色信号処理回路 | |
JPS63286074A (ja) | 巡回型雑音低減装置 | |
JPS63304782A (ja) | 順次走査補間装置 | |
JPH01321789A (ja) | 動きレベル判定回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |