JP2523676B2 - ノイズ低減装置 - Google Patents

ノイズ低減装置

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JP2523676B2 JP62216850A JP21685087A JP2523676B2 JP 2523676 B2 JP2523676 B2 JP 2523676B2 JP 62216850 A JP62216850 A JP 62216850A JP 21685087 A JP21685087 A JP 21685087A JP 2523676 B2 JP2523676 B2 JP 2523676B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン信号の処理過程および伝送過
程に於いて混入するノイズを低減するノイズ低減装置に
関するものである。
従来の技術 従来、このようなノイズ低減方式としては、フレーム
間相関を用いたテレビジョン信号のフレーム間演算によ
ってノイズ低減を行なう際に、動き判別回路の静止して
いる画像を表わす信号であるか動きを伴なう画像を表わ
す信号であるかの判別信号によってフレーム間演算に重
み付けを行なう構成のものが知られている。
以下図面を参照しながら従来のノイズ低減装置の一例
について説明する。
第4図は従来のノイズ低減装置の一例におけるブロッ
ク図を示すものである。第4図において、61はテレビジ
ョン信号入力端子、67はテレビジョン信号出力端子であ
る。まず、動き判別回路66は入力されたテレビジョン信
号が静止している画像を表わす信号であるかまたは動き
を伴なう画像を表わす信号であるかを判別し、動き係数
kを出力する。前記動き係数kは1より小さい値を表わ
す信号であり、動きの大きいときは値が小さくなり、静
止画像のときには値が大きくなる。次に、第1係数器62
において前記テレビジョン信号に対して、前記動き係数
kに応じた1−kの係数が掛けられて、加算器63に入力
される。前記加算器63の出力はフレームメモリ64によっ
て1フレーム期間遅延された後、第2係数器65において
前記動き係数kが掛けられて、前記加算器63において前
記第1係数器62の出力と加算され、再び前記フレームメ
モリ64に供給されるとともにテレビジョン信号出力端子
67へ出力される。すなわち、巡回的なフレーム間加算に
よってフレーム間相関の無いノイズ成分を抑圧し、動き
画像の劣化は動き判別回路66によって巡回フレーム間加
算の量を制御することによって低減している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では前記動き係数k
が急激に変化する場合、すなわち静止画像から動き画像
への変化点および動き画像から静止画像への変化点にお
いて、非線形な応答が発生し、そのままでは動画像の劣
化、すなわち残像現象を効果的に低減することが難かし
いという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、前記動画像の劣化をより
効果的に低減することのできるノイズ低減装置を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のノイズ低減装置
は、巡回的なフレーム間加算の比を制御する係数を半固
定とし、動き判別回路の判別信号によって、元のテレビ
ジョン信号またはライン間相関を利用したフィールド内
ノイズ低減回路の出力信号と巡回フレーム間加算後の信
号とを、加重的に切換えることによって、フレーム間演
算によって生じる動画像の劣化を効果的に低減し、なお
かつ充分なノイズ低減効果を得る構成を備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成によって、巡回フレーム間加算
の比が動き判別回路の判別信号によって変化しないため
ノイズ成分が混入したテレビジョン信号に対してフレー
ム間相関を利用したノイズ低減回路で充分なノイズ低減
効果を得ることができると同時に、従来問題であった動
画像における劣化、すなわち残像現象をより効果的に低
減することができることとなる。
実 施 例 以下本発明のいくつかの実施例について、図面を参照
しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るノイズ低減装置
のブロック図を示すものである。1はテレビジョン信号
入力端子、2は第1係数器、3は第1加算器、4はフレ
ームメモリ、5は第2係数器、6は第3係数器、7は第
4係数器、8は第2加算器、9は第5係数器、10は第6
係数器、11は第3加算器、12は信号切換器、13は動き判
別回路、14はテレビジョン信号出力端子である。
テレビジョン信号はテレビジョン信号入力端子1から
入力される。第1係数器2において前記テレビジョン信
号に対して、予め定められた演算係数lに応じた1−l
の係数が掛けられて、第1加算器3に入力される。前記
第1加算器3の出力はフレームメモリ4によって1フレ
ーム期間遅延された後、第2係数器5において前記演算
係数lが掛けられて、前記第1加算器3において前記第
1係数器2の出力と加算され、再びフレームメモリ4に
供給される。
以上の構成によって巡回形のフレーム間ノイズ低減回
路が構成され、その出力は第4係数器7と第6係数器10
に供給される。なお、前記演算係数lは前記フレーム間
ノイズ低減回路のノイズ低減量を制御するものであり、
1より小さい値を表示わす。これは例えばテレビジョン
信号に混入しているノイズ量検出等によって決定する半
固定値である。一方前記テレビジョン信号は第3係数器
6と第5係数器9に供給される。前記第3係数器6と前
記第 係数器7はそれぞれ第2加算器8の出力振幅が1
になり、しかも前記テレビジョン信号の比率が大きくな
る様に、前記テレビジョン信号と前記フレーム間ノイズ
低減回路の出力信号に係数を掛ける。前記第5係数器9
と前記第6係数器10はそれぞれ第3加算器11の出力信号
の振幅が1になり、しかも前記フレーム間ノイズ低減回
路の出力信号の比率が大きくなる様に、前記テレビジョ
ン信号と前記フレーム間ノイズ低減回路の出力信号に係
数を掛ける。また前記テレビジョン信号は動き判別回路
13に供給され、静止している画像を表わす信号であるか
動きを伴なう画像を表わす信号であるかを判別される。
前記動き判別回路13の出力信号は2段階の切換信号であ
り、信号切換器12を制御し、動きを伴なう画像を表わす
信号であると判別されたときは前記第2加算器8の出力
信号を選択し、静止している画像を表わす信号であると
判別されたときは前記第3加算器11の出力信号を選択し
て、テレビジョン信号出力端子14に出力する。
なお第1図では2段階の信号切換えの場合を示した
が、切換え方式として多段階切換えでもよいし、連続的
な切換えでもよい。また、フレームメモリ4は、フィー
ルドメモリであってもよい。
第2図は本発明の第2の実施例におけるノイズ低減装
置のブロック図を示したものであり、上記信号切換え方
式を多段階あるいは連続的にしたものである。21はテレ
ビジョン信号入力端子、22は第1係数器、23は第1加算
器、24はフレームメモリ、25は第2係数器、26は第3係
数器、27は第4係数器、28は動き判別回路、29は第2加
算器、30はテレビジョン信号出力端子である。ここで、
第1係数器22、第1加算器23、フレームメモリ24および
第2係数器25は、第1図に示した第1の実施例における
フレーム間ノイズ低減回路と同様の構成に基づく、フレ
ーム間ノイズ低減回路を構成する。テレビジョン信号は
動き判別回路28において、動きを伴なう画像を表わす信
号であるか、静止している画像を表わす信号であるか
を、重み付けをして判別し、段階的あるいは連続的に動
き情報を表わす動き係数kを出力する。前記動き係数k
は、1より小さい値を表わす信号であり、動きの大きい
画像のときは小さい値となり、静止画像のときに最大と
なる。第3係数器26において前記テレビジョン信号に対
して、前記動き係数kに応じた1−kの係数が掛けら
れ、第4係数器においては前記フレーム間ノイズ低減回
路の出力信号に対して前記動き係数kが掛けられて、第
2加算器29において加算され、テレビジョン信号出力端
子30に出力される。
第3図は本発明の第3の実施例におけるノイズ低減回
路であり、これまでに示した実施例が、入力テレビジョ
ン信号とフレーム間ノイズ低減回路の出力を加重的に切
換えるものであったものを、動画像部のノイズ低減効果
を改善するために、フィールド内ノイズ低減回路の出力
信号とフレーム間ノイズ低減回路の出力信号を加重的に
切換える構成のものである。41はテレビジョン信号入力
端子、42は第1係数器、43は第1加算器、44はフレーム
メモリ、45は第2係数器、46はフィールド内ノイズ低減
回路、47は第3係数器、48は第4係数器、49は動き判別
回路、50は第2加算器、51はテレビジョン信号出力端子
である。本実施例における構成は、第2図に示した第2
の実施と同様な構成に基づいており、第2図におけるテ
レビジョン信号入力端子21と第3係数器26の間にフィー
ルド内ノイズ低減回路46が挿入されたものである。
以上の様に本実施例によれば、巡回形のフレーム間ノ
イズ低減回路内の係数を半固定にし、動き判別回路信号
によってフレーム間ノイズ低減回路の出力信号の量を制
御することにより、フレーム間ノイズ検出回路の様な巡
回形フィルタ特有の係数変化点前後の非線形な応答を解
消することができるため、動画像の劣化すなわち残像を
より目立たなくすることが可能となる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、従来巡回形のフレー
ム間ノイズ低減回路を用いる場合、内部の係数そのもの
を動き情報等によって変化されてフレーム間処理特有の
動き画像の劣化を抑えていたが、巡回フレーム間ノイズ
低減回路の様な巡回形フィルタ特有の係数の変化点にお
ける非線形な応答によって、動き画像の劣化の抑圧効果
にも非線形性が顕われて充分な抑圧効果が得られないば
かりか、かえって劣化を冗長する場合さえあり得る。こ
れに対し、本発明は巡回形フィルタであるフレーム間ノ
イズ低減回路の内部係数を半固定とし、これとは別に、
非巡回な重み付け回路、すなわちフレーム間ノイズ低減
回路を通った信号と通らない信号とを加重的に切換える
事により、上述の非線形応答を解消して効果的に動画像
の劣化を抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるノイズ低減装置
のブロック図、第2図は本発明の第2の実施例における
ブロック図、第3図は本発明の第3の実施例におけるブ
ロック図、第4図は従来のノイズ低減装置の一例におけ
るブロック図である。 1,21,41……テレビジョン信号入力端子、2,22,42……第
1係数器、3,23,43……第1加算器、4,24,44……フレー
ムメモリ、5,25,45……第2係数器、13,28,49……動き
判別回路、12……信号切換器、14,30,51……テレビジョ
ン信号出力端子。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノイズを低減すべき入力テレビジョン信号
    を動き判別回路に供給して、前記テレビジョン信号が、
    静止している画像を表す信号であるかまたは動きを伴う
    画像を表す信号であるかを判別する判別手段を有し、 テレビジョン信号に第1の係数器により予め定められた
    第1の演算係数(1−l)が掛けられて第1の加算手段
    に入力され、その第1の加算手段の出力はメモリ手段に
    よってフィールド期間の整数倍遅延された後、第2の係
    数器において第2の演算係数lが掛けられて、前記第1
    の加算手段において、前記第1の係数器の出力と加算さ
    れ、その加算信号に第4の係数器の係数が掛けられて第
    2の加算手段に入力され、前記入力テレビジョン信号に
    第3の係数器の係数が掛けられた信号と加算されるとと
    もに、 前記第1の加算手段からの加算信号に第6係数器の係数
    が掛けられて第3の加算手段に入力され、前記入力テレ
    ビジョン信号に第5の係数器の係数が掛けられた信号と
    加算され、その第3の加算手段出力と前記第2の加算手
    段出力を、動き判別回路からの判別信号により信号切替
    器にて、切り替えて出力することを特徴とするノイズ低
    減装置。
  2. 【請求項2】ノイズを低減すべき入力テレビジョン信号
    を動き判別回路に供給して、前記テレビジョン信号が、
    静止している画像を表す信号であるかまたは動きを伴う
    画像を表す信号であるかを判別する判別手段を有し、 テレビジョン信号に第1の係数器により予め定められた
    第1の演算係数(1−l)が掛けられて第1の加算手段
    に入力され、その第1の加算手段の出力はメモリ手段に
    よってフィールド期間の整数倍遅延された後、第2の係
    数器において第2の演算係数lが掛けられて、前記第1
    の加算手段において、前記第1の係数器の出力と加算さ
    れ、その加算信号に第4の係数器にて動き判別手段から
    得られる演算係数kが掛けられて第2の加算手段に入力
    され、 前記入力テレビジョン信号に第3の係数器にて演算係数
    (1−k)が掛けられた信号と加算されて出力されるこ
    とを特徴とするノイズ低減装置。
  3. 【請求項3】前記第1の加算を行わない信号が、少なく
    とも1個の水平期間遅延回路を有するフィールド内走査
    線間相関を用いたノイズ低減回路を通した信号であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1項あるいは特許請求の
    範囲2項記載のノイズ低減装置。
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