JPH0888861A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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Publication number
JPH0888861A
JPH0888861A JP6223342A JP22334294A JPH0888861A JP H0888861 A JPH0888861 A JP H0888861A JP 6223342 A JP6223342 A JP 6223342A JP 22334294 A JP22334294 A JP 22334294A JP H0888861 A JPH0888861 A JP H0888861A
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JP
Japan
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signal
color
motion
output
noise reduction
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JP6223342A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kurisaki
一浩 栗崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来の時間相関型色信号処理回路
において、動画時の判定を色信号の動き検出のみで行っ
ていたことによる動き検出手段の検出の不正確さを改善
するともに、動画時における色の尾引き、色抜け等を少
なくした高品位な画像を得ることのできる色信号処理回
路を実現することを目的としている。 【構成】 動き検出手段に色信号の動き検出だけでな
く、輝度信号の動き検出も用いる構成にした。 【効果】 色信号の動き検出だけでは検出しにくい飽和
度の低い色信号の場合においても確実に動き検出がで
き、色の尾引き、色抜け等の少ない優れた色信号処理回
路を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号等の輝
度信号および色信号からなる画像信号における色信号の
雑音の低減を図る色信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は、例えば特開昭59ー1758
0号公報に示された従来のテレビジョン信号の雑音抑圧
装置を示すブロック図であり、図において301は入力
端子、302はフレームメモリ、303は出力端子、3
04は減算回路、305は加算回路、306は固定記憶
装置である。入力端子301に加えられたテレビジョン
信号Aはフレームメモリ302の出力信号Bとともに減
算回路304に加えられ、減算回路304は差信号D=
A−Bを出力する。この差信号Dは固定記憶装置306
にアドレス信号として加えられる。固定記憶装置306
には各番地が種々の値で記録され、差信号Dの絶対値が
ある一定数D0より大きい番地には0が記録されてい
る。差信号Dの値が記憶装置306に与えられるとその
番地に対応した値が出力Zとして得られ、この出力Zは
加算回路305に加えられ、その加算結果A+Zを出力
信号Yとして、出力端子303から取り出す。
【0003】差信号Dが大きいときはZ=0となるの
で、加算回路305の出力はY=Aとなる。即ち、動画
部分については入力信号Aが直接出力されることにな
る。一方、差信号Dが0に近い(D0より小さい)値の
場合、即ちテレビジョンの画像の静止部分とみなされる
部分においては、差信号Dが正、即ちA>B、の時には
固定記憶装置306から負(Z<0)の記憶内容が読み
出されて、加算回路305に加えられる。したがって、
出力信号Yの値はA〜Zの絶対値を減ずるように働くた
め、即応しない。また差信号Dが負、即ちD<0の時も
上述の逆動作として即応するのを抑える方向に働く。こ
の結果ランダム性雑音が抑圧されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の色信号雑音抑圧
装置は以上のように構成されているので、動画部分の判
定を色信号の動き検出のみで行うため、厳密な判定が困
難であった。また、画像の時間軸方向の相関を利用した
雑音低減装置においては、フレーム間あるいはフィール
ド間の時間方向の演算を行っているため、例えばボール
の移動のような動きのある映像信号においては偽信号が
発生するため、動画の尾引きや色抜け等の不都合な現象
が起こり、動画時の高品位な画像を得られないという問
題があった。この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、雑音低減効果を高くしても動画
像での尾引きや色抜け現象の発生しない色信号処理回路
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
色信号処理回路は、色信号動き検出手段と輝度信号動き
検出手段と色信号時間相関型雑音低減手段とを備え、色
信号と輝度信号の両方の動き検出信号を利用して色信号
の雑音低減動作を制御するように構成したものである。
請求項2の発明に係わる色信号処理回路は、色信号動き
検出手段あるいは輝度信号動き検出手段の少なくともい
ずれか一方が動きを検出すると、色信号時間相関型雑音
低減手段の動作を停止するように構成したものである。
請求項3の発明に係わる色信号処理回路は、色信号動き
検出手段あるいは輝度信号動き検出手段の少なくともい
ずれか一方が動きを検出した場合には色信号時間相関型
雑音低減手段の雑音低減効果を小さくし、いずれの検出
手段も動きを検出しない場合には雑音低減効果を大きく
するように色信号時間相関型雑音低減手段の雑音低減特
性を可変するように構成したものである。
【0006】請求項4の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検出手段
の少なくともいずれか一方が動きを検出した場合には入
力された色信号をそのまま出力させ、いずれの検出手段
も動きを検出しない場合には色信号時間相関型雑音低減
手段からの出力信号に切り換えて出力するように構成し
たものである。請求項5の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号を色差信号に復調する復調手段と色差信号動
き検出手段と輝度信号動き検出手段と色差信号時間相関
型雑音低減手段と色差信号を色信号に変調する変調手段
を備え、色差信号と輝度信号の両方の動き信号を利用し
て色信号の雑音低減動作を制御するように構成したもの
である。
【0007】請求項6の発明に係わる色信号処理回路
は、色差信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検出手
段の少なくともいずれか一方が動きを検出すると、色差
信号時間相関型雑音低減手段の動作を停止するように構
成したものである。請求項7の発明に係わる色信号処理
回路は、色差信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検
出手段の少なくともいずれか一方が動きを検出した場合
には色差信号時間相関型雑音低減手段の雑音低減効果を
小さくし、いずれの検出手段も動きを検出しない場合に
は雑音低減効果を大きくするように色差信号時間相関型
雑音低減手段の雑音低減特性を可変するように構成した
ものである。請求項8の発明に係わる色信号処理回路
は、色差信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検出手
段の少なくともいずれか一方が動きを検出した場合には
入力された色信号をそのまま出力させ、いずれの検出手
段も動きを検出しない場合には色差信号時間相関型雑音
低減手段からの出力信号に切り換えて出力するように構
成したものである。
【0008】請求項9の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号のフィールド内の相関関係を利用し雑音を低
減する色信号フィールド内雑音低減手段を備え、色信号
動き検出手段あるいは輝度信号動き検出手段の少なくと
もいずれか一方が動きを検出した場合には色信号フィー
ルド内雑音低減手段からの出力信号を出力させ、いずれ
の検出手段も動きを検出しない場合には色信号時間相関
型雑音低減手段からの出力信号に切り換えて出力するよ
うに構成したものである。請求項10の発明に係わる色
信号処理回路は、色信号フィールド内雑音低減手段の出
力信号と色信号時間相関型雑音低減手段の出力信号を混
合する混合手段を備え、静止画像が多いほど色信号時間
相関型雑音低減手段の出力信号を多くし、動画像が多い
ほど色信号フィールド内雑音低減手段の出力信号が多く
なるように混合手段の混合比を変化させるように構成し
たものである。
【0009】請求項11の発明に係わる色信号処理回路
は、色差信号のフィールド内の相関関係を利用し雑音を
低減する色差信号フィールド内雑音低減手段を備え、色
差信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検出手段の少
なくともいずれか一方が動きを検出した場合には色差信
号フィールド内雑音低減手段からの出力信号を出力さ
せ、いずれの検出手段も動きを検出しない場合には色差
信号時間相関型雑音低減手段からの出力信号に切り換え
て出力するように構成したものである。請求項12の発
明に係わる色信号処理回路は、色差信号フィールド内雑
音低減手段の出力信号と色差信号時間相関型雑音低減手
段の出力信号を混合する混合手段を備え、静止画像が多
いほど色差信号時間相関型雑音低減手段の出力信号を多
くし、動画像が多いほど色差信号フィールド内雑音低減
手段の出力信号が多くなるように混合手段の混合比を変
化させるように構成したものである。
【0010】請求項11の発明に係わる色信号雑音低減
装置は、色信号の動き検出手段と、輝度信号の動き検出
手段と色差信号を入力し色差信号の時間軸方向の相関関
係を利用し雑音を低減する色差信号時間相関型雑音低減
手段と、色差信号を入力し色信号のフィールド内の相関
関係を利用し雑音を低減する色差信号時間相関型雑音低
減手段とを備え、色信号と輝度信号の動き信号を利用
し、色差信号時間相関型雑音低減手段の出力信号と色差
信号フィールド内雑音低減手段の出力信号を切り換える
ようにしたものである。請求項12の発明に係わる色信
号雑音低減装置は、色信号の動き検出手段と、輝度信号
の動き検出手段と色差信号を入力し色差信号の時間軸方
向の相関関係を利用し雑音を低減する色差信号時間相関
型雑音低減手段と、色差信号を入力し色信号のフィール
ド内の相関関係を利用し雑音を低減する色差信号フィー
ルド内雑音低減手段とを備え、色信号と輝度信号の動き
信号を利用し、色差信号時間相関型雑音低減手段の出力
信号と色差信号フィールド内雑音低減手段の出力信号の
混合比の比率を可変するようにしたものである。
【0011】請求項13の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号動き検出手段または色差信号動き検出手段の
出力信号と輝度信号動き検出手段の出力信号の混合比率
を所定の値に設定する動き検出信号混合比率設定手段を
設けたものである。請求項14の発明に係わる色信号処
理回路は、色信号の飽和度に基づいて動き検出信号混合
比率設定手段の混合比率を設定するように構成したもの
である。請求項15の発明に係わる色信号処理回路は、
色信号動き検出手段または色差信号動き検出手段の出力
信号と輝度信号動き検出手段の出力信号を比較し、大き
い方の出力信号に基づいて色信号の雑音低減動作を行う
ように構成したものである。請求項16の発明に係わる
色信号処理回路は、輝度信号の動き検出として複合映像
信号の動き検出を行うように構成したものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明に係わる色信号処理回路は、色
信号の動きだけでなく輝度信号の動きも利用して動き検
出を行うため、動画部の検出精度が向上する。請求項2
の発明に係わる色信号処理回路は、色信号および輝度信
号の両方の動きを検出するので動画部の検出精度が向上
するとともに、色信号および輝度信号の動き検出手段の
いずれか一方が動きを検出すると、色信号時間方向雑音
低減手段の動作を停止させるため、色信号時間方向雑音
低減手段の弊害である動画像における尾引き等が発生し
ない。請求項3の発明に係わる色信号処理回路は、色信
号および輝度信号の動きを検出し、それらの動き検出出
力の状況に応じて色信号時間方向雑音低減手段の効果を
可変させることができるため、動画部においてもある程
度の雑音低減効果を確保し、かつ尾引き等の現象を防止
する。
【0013】請求項4の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号および輝度信号の両方の動き検出するので動
き検出の精度が向上し、その動き検出出力により色信号
時間方向雑音低減手段の出力信号と入力色信号を切り換
えるため、動画部における尾引き等が発生しない。請求
項5の発明に係わる色信号処理回路は、基本的には請求
項1の作用と同じであるが、色信号を復調手段によって
低域周波数に変換した色差信号を用いて処理する。請求
項6の発明に係わる色信号処理回路は、基本的には請求
項2の作用と同じであるが、色信号から復調された色差
信号を用いて処理する。請求項7の発明に係わる色信号
処理回路は、基本的には請求項3の作用と同じである
が、色信号から復調された色差信号を用いて処理する。
請求項8の発明に係わる色信号処理回路は、基本的には
請求項4の作用と同じであるが、色信号から復調された
色差信号を用いて処理する。
【0014】請求項9の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号および輝度信号の動きを検出するので動き検
出の精度が向上し、動きを検出すると時間方向の演算を
行わない色信号フィールド内雑音低減手段からの出力信
号を出力させ、動きが検出されない場合には色信号時間
相関型雑音低減手段の出力信号に切り換えて出力するの
で、動画部においても尾引き等を発生させることなく雑
音を低減する。請求項10の発明に係わる色信号処理回
路は、静止画像が多いほど色信号時間相関型雑音低減手
段からの出力信号の割合を多くし、動画が多いほど色信
号フィールド内雑音低減回路からの出力信号の割合を多
くするように混合して出力するので、動画部においても
尾引き等を発生させることなく画像内容に適応して雑音
を低減する。
【0015】請求項11の発明に係わる色信号処理回路
は、色差信号および輝度信号の動きを検出するので動き
検出の精度が向上し、動きを検出すると時間方向の演算
を行わない色信号フィールド内雑音低減手段からの出力
信号を出力させ、動きが検出されない場合には色信号時
間相関型雑音低減手段の出力信号に切り換えて出力する
ので、動画部においても尾引き等を発生させることなく
雑音を低減する。請求項12の発明に係わる色信号処理
回路は、静止画像が多いほど色差信号時間相関型雑音低
減手段からの出力信号の割合を多くし、動画が多いほど
色差信号フィールド内雑音低減回路からの出力信号の割
合を多くするように混合して出力するので、動画部にお
いても尾引き等を発生させることなく画像内容に適応し
て雑音を低減する。請求項13の発明に係わる色信号処
理回路は、色信号または色差信号の動き検出出力と輝度
信号の動き検出出力を混合して動き検出信号を得るが、
この際、混合比を可変できるようにしたので、動画部の
尾引きが最適になるように設定できる。
【0016】請求項14の発明に係わる色信号処理回路
は、色信号または色差信号の動き検出出力と輝度信号の
動き検出出力を混合して動き検出信号を得るが、この
際、入力色信号の飽和度に応じて混合比を可変できるよ
うにしたので、動画部の尾引きが最適になるように設定
できる。請求項15の発明に係わる色信号処理回路は、
色信号または色差信号の動き検出出力と輝度信号の動き
検出出力に基づいて動き検出信号を得るが、この際、検
出出力の大きい方の信号を動き検出出力とする事によ
り、動画部の尾引きが最適にする。請求項16の発明に
係わる色信号処理回路は、輝度信号の動き検出として複
合映像信号の動き検出を行う。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例について説明する。実
施例1について説明する。図1は、本発明による色信号
処理回路の基本構成を示すブロック図である。図におい
て、11は色信号入力端子、12は色信号時間相関型雑
音低減手段、13は色信号動き検出手段、14は輝度信
号入力端子、15は輝度信号動き検出手段、16は色信
号動き検出手段の出力信号と輝度信号動き検出手段の出
力信号に基づいて、例えば両検出信号を混合して、色信
号時間相関型雑音低減手段12の雑音低減動作を制御す
る雑音低減動作制御手段、17は色信号出力端子であ
る。
【0018】次に、動作について説明する。例えば、テ
レビジョン信号のように色信号と輝度信号とからなる画
像信号において、色信号入力端子11に入力された色信
号は色信号時間相関型雑音低減手段12と色信号動き検
出手段13とに入力される。色信号時間軸相関型雑音低
減手段12に入力された色信号は色信号の時間方向の相
関を利用し雑音が低減され、色信号出力端子17より出
力される。一方、輝度信号入力端子14より入力された
輝度信号は輝度信号動き検出手段15に入力される。
【0019】色信号動き検出手段13より出力された色
信号動き検出信号と輝度信号動き検出手段15より出力
された輝度信号動き検出信号は、雑音低減動作制御手段
16に入力され、色の動き信号と輝度の動き信号が例え
ば混合されて出力される。雑音低減動作制御手段16よ
り出力された制御信号は色信号時間相関型雑音低減手段
12の制御端子27に入力される。制御端子27より動
き信号が入力された色信号時間相関型雑音低減手段12
は色信号の雑音低減の動作を停止する。即ち、色の動き
信号と輝度の動き信号の両方の信号に基づいて動きが検
出されると色信号入力端子11から色信号時間相関型雑
音低減手段12へ入力された色信号は雑音低減されるこ
となく色信号出力端子17より出力される。従って、動
画部においては、色信号時間相関型雑音低減手段12の
弊害である尾引きや色抜け等の発生を防止できる。
【0020】図2は、図1における色信号時間相関型雑
音低減手段12の一実施例である。本実施例は巡回型の
雑音低減手段の例である。図において、11は色信号入
力端子、22は加算器、23は係数器、24は減算器、
25は1フレーム遅延器、17は色信号出力手段であ
る。また27は係数器23を制御するための制御信号入
力端子である。色信号入力端子11より入力された色信
号は1フレーム遅延器25の出力信号は加算器22に入
力される。ここで、色信号は1フレームの前後で位相が
反転しているため雑音信号となる差信号が得られる。こ
の差信号は係数器23に入力される。係数器23の入出
力特性は図5に示す。係数器23の出力信号と元の色信
号が減算器24に入力され、雑音を低減した色信号が色
信号出力端子17より出力される。また、この出力色信
号は1フレーム遅延器25にも入力される。
【0021】図3は、図1における色信号動き検出手段
13の一実施例である。図において、11は色信号入力
端子、32は1フレーム遅延器、33は加算器、34は
絶対値回路、35はコアリング回路、36は色信号動き
信号出力端子である。色信号入力端子11より入力され
た色信号は1フレーム遅延器32に入力されるとともに
加算器33に入力され、加算器33において1フレーム
遅延器25の出力信号と加算され差信号が得られる。こ
こで前述のように色信号は1フレーム前後で位相が反転
しているため静止している部分は出力されず、動きのあ
る部分のみが信号として出力される。この差信号を絶対
値回路34に入力し負の成分をなくし、コアリング回路
35に入力する。コアリング回路35において雑音とみ
なされる微小信号を除去された動き信号を色信号動き検
出出力として色信号動き検出出力端子36より出力す
る。
【0022】図4は、図1における輝度信号動き検出手
段15の一実施例である。図において、14は輝度信号
入力端子、42は1フレーム遅延器、43は減算器、4
4は絶対値回路、45はコアリング回路、46は輝度信
号動き検出出力端子である。基本的な動作は図3の色信
号動き検出手段13と同じであるが、輝度信号は1フレ
ーム前後での位相反転はなく、減算器43において1フ
レーム前後の減算を行えば静止部分は出力されず、動き
のある部分のみが信号として出力される。この処理以外
は色信号動き検出手段13と同様である。図5は、係数
器23の入出力特性の一例を示すもので、Xは係数器2
3の入力Yは係数器23の出力である。入力Xが−D0
≦X≦D0にある場合、出力YはY=KX(0 <K≦
1)であり、入力XがX<−D0またはD0<Xの場
合、出力Y=0となる。
【0023】図6は、図1の動作の説明図である。映像
が動いたときの動き検出手段の出力および雑音低減手段
の動作は下記のようになる。映像が図6(a)に示すよ
うに1フレーム前の映像Aから現在のフレームである映
像Bのように動いたとき、色信号動き検出手段13およ
び輝度信号動き検出手段15の出力は、それぞれ図6
(b)、図6(c)のように動きに応じた値の信号62
および63が出力がされる。ここでそれぞれの動き検出
手段には内部にコアリング回路35、45があるため所
定の値Nより大きい時にそれぞれの動き検出出力信号が
出力され、雑音低減動作制御手段16はそれぞれの出力
信号に基づいて、図6(d)に示すような雑音低減動作
制御信号64を出力する。雑音低減動作制御信号64は
色信号時間相関型雑音低減手段12の係数器制御端子2
7に入力され、係数器23の出力を0にすることにより
色信号時間相関型雑音低減手段12の雑音低減動作を停
止させる。
【0024】図7は、色信号が小さい映像信号が動いた
場合の動作の説明図である。色信号の小さい映像が図7
(a)に示すように1フレーム前の映像Aから現在のフ
レームである映像Bのように動いたとき、基本的な動作
は図6と同じであるが、色信号動き検出手段13の出力
信号が図7(b)の72に示すようにコアリングの値N
より小さく色信号の動きを検出できない場合がある。こ
のときでも、雑音低減動作制御手段は、色信号および輝
度信号の両方の動き検出信号に基づいて動作するので、
輝度信号動き検の出力信号が図7(c)の73に示すよ
うにコアリングの値Nより大きければ、即ち、輝度信号
の動きだけが検出されたとしても映像の動きが確実に検
出され、図7(d)に示すような雑音低減動作制御信号
74を出力することができ、色信号時間相関型雑音低減
手段12の雑音低減動作を停止することができる。従っ
て、色信号が小さい映像信号が動いた場合であっても、
尾引きや色抜け等を確実に防止できる。
【0025】実施例2.実施例2について説明する。実
施例2の発明は、基本的な構成は図1と同じであるが、
雑音低減動作制御手段16の出力により色信号時間相関
型雑音低減手段12の雑音低減特性を可変するようにし
た点が異なる。図8は、係数器23の入出力特性の一例
である。係数器23は複数の特性を持ち、例えば図8に
示すような81(定数K1)および82(定数K2)の
2つの特性を選択できる構成となっている。なお、0<
K2<K1とすると、81(定数K1)の特性は82
(定数K2)の特性よりも雑音低減効果が大きくなる。
これ以外の特性は基本的には図5と同一とする。
【0026】実施例2の基本的な動作は実施例1と同様
であるが、色信号動き検出手段あるいは輝度信号動き検
出手段の少なくともいずれか一方が映像の動きを検出し
た場合は、雑音低減動作制御手段16は係数器23の特
性を雑音低減効果の小さい特性82(定数K2)を選択
し、色信号動き検出手段および輝度信号動き検出手段の
いずれもが映像の動きを検出しない場合は、雑音低減効
果の大きい特性81(定数K1)を選択して色信号時間
相関型雑音低手段12を動作させる。すなわち、静止部
分においては係数器23の特性を雑音低減効果の大きい
81の特性とし、動画部分においては係数器23の特性
を雑音低減効果の小さい82の特性とする。なお、係数
器23の特性は2種類に限るものではなく、3つ以上の
特性を映像信号の状況に応じて適応的に選択できるよう
にしてもよい。
【0027】実施例3.実施例3について説明する。図
9は、実施例3の発明の構成を示すものであり、基本的
な構成は図1に示した実施例1と同じであるが、91の
スイッチ手段を設け、雑音低減動作制御16の出力に基
づいて色信号時間相関型雑音低減手段12の出力信号と
色信号入力端子11よりの入力色信号とをスイッチ手段
91により切り換えて、色信号出力端子17に出力する
ようにしている。
【0028】色信号動き検出手段13および輝度信号動
き検出手段15の動き検出結果に基づいて雑音低減動作
制御手段16が雑音低減動作制御信号を出力するまでの
基本動作は実施例1と同様であるが、雑音低減動作制御
信号がスイッチ手段91の制御端子に入力され、静止部
分においてはスイッチ手段91は色信号時間相関型雑音
低減手段12の出力を選択して、雑音が低減された色信
号が色信号出力端子17から出力される。動画部分にお
いては、スイッチ手段91は色信号時間相関型雑音低減
手段12からの出力を色信号入力端子11に入力された
色信号に切り換えて出力する。従って、動画部分におい
ては色信号時間相関型雑音低減手段12の弊害である尾
引きや色抜けが発生しない。
【0029】実施例4.実施例4について説明する。図
10は、実施例4の発明によるブロック構成を示す図で
ある。図において、101は色復調手段、102は色差
信号時間相関型雑音低減手段、103は色差信号動き検
出手段、104は色変調手段である。その他の構成につ
いては図1の構成と同様である。色信号入力端子11に
入力された色信号は色復調手段101により色復調され
色差信号に変換され、色差信号時間相関型雑音低減手段
102と色差信号動き検出手段103とに入力される。
色差信号時間軸相関型雑音低減手段102に入力された
色差信号は色差信号の時間方向の相関を利用し雑音が低
減され、色変調手段104において色変調され色信号に
変換され、色信号出力端子17より出力される。
【0030】一方、輝度信号入力端子14より入力され
た輝度信号は輝度信号動き検出手段15に入力される。
色差信号動き検出手段103より出力された色差信号動
き検出出力と輝度信号動き検出手段15より出力された
輝度信号動き検出出力は雑音低減動作制御手段16に入
力され、色の動き信号と輝度の動き信号の両方の信号に
基づく雑音低減動作制御信号が出力される。雑音低減動
作制御手段16より出力された雑音低減動作制御信号は
色差信号時間相関型雑音低減手段102の制御端子に入
力される。制御端子より雑音低減動作制御信号が入力さ
れた色差信号時間相関型雑音低減手段102は色差信号
の雑音低減の動作を停止する。
【0031】図11は、図10における色差信号時間相
関型雑音低減手段102の一実施例である。本実施例は
巡回型の雑音低減手段の例である。図において、111
は色差信号入力端子、112は減算器、23は係数器、
24は減算器、25は1フレーム遅延器、116は色差
信号出力手段である。また27は係数器23を制御する
ための制御信号入力端子である。色差信号入力端子11
1より入力された色差信号は、1フレーム遅延器25の
出力信号と減算器112に入力される。ここで、色差信
号は1フレームの前後で相関があるため雑音信号となる
差信号が得られる。この差信号は係数器23に入力され
る。係数器23の入出力特性は図5に示す。係数器23
の出力信号と元の色差信号が減算器24に入力され、雑
音を低減した色差信号が色差信号出力端子116より出
力される。また、この出力色差信号は1フレーム遅延器
25にも入力される。
【0032】図12は、図10における色差信号動き検
出手段103の一実施例である。図12において、11
1は色差信号入力端子、32は1フレーム遅延器、12
3は減算器、34は絶対値回路、35はコアリング回路
は36は色差信号動き信号出力端子である。色差信号入
力端子111より入力された色信号は1フレーム遅延器
32に入力されるとともに減算器123に入力され、減
算器123において1フレーム遅延器32の出力信号と
減算され差信号が得られる。ここで前述のように色差信
号は1フレーム前後で相関があるため静止ている部分は
出力されず、動きのある部分のみが信号として出力され
る。この差信号を絶対値回路34に入力し負の成分をな
くし、コアリング回路35に入力する。コアリング回路
35において雑音とみなされる微小信号を除去された動
き信号を色差信号動き検出出力として色差信号動き検出
出力端子36より出力する。
【0033】基本的な動作については実施例1と同様で
あり、実施例1において色信号で処理していたものが本
実施例では色信号の復変調の手段を備え色差信号で処理
するようにしたものである。色信号を復調して色差信号
にすることにより、例えば500KHZ程度の低域の周
波数帯域に変換されるので、色信号のままで雑音低減処
理を行う場合比べて低い周波数の色差信号で処理した方
が演算の精度が向上し、映像の微妙な動きをより確実に
検出できることになる。
【0034】実施例5.実施例5について説明する。実
施例5の発明の構成は、色信号を色差信号に復調してか
ら処理する実施例4の図10と基本的には同じである
が、雑音低減動作制御手段16の出力により雑音低減効
果を可変できるようにした点が異なる。即ち、実施例5
で用いられる色差信号時間相関型雑音低減手段102の
雑音低減特性を変化させる係数器23は、実施例2の図
8で示したものと同様の複数の特性を有している。
【0035】実施例2の場合と同様に、色差信号動き検
出手段103あるいは輝度信号動き検出手段15の少な
くともいずれか一方が映像の動きを検出した場合は、雑
音低減動作制御手段16は係数器23の特性を雑音低減
効果の小さい特性82を選択し、いずれの動き検出手段
も映像の動きを検出しない場合は、雑音低減効果の大き
い特性81を選択する。 従って、動画部においてはあ
る程度雑音を低減しながらい尾引きや色抜けを防止する
ことができる。
【0036】実施例6.実施例6について説明する。図
13は実施例6の発明のブロック構成図である。基本構
成は図10と同じであるが、131のスイッチ手段を設
け、雑音低減動作制御手段16の出力により色差信号時
間相関型雑音低減手段102の出力と色信号復調手段1
01の出力の色差信号とをスイッチ手段131により切
り換えて、色差信号出力端子116に出力する。雑音低
減動作制御手段16が雑音低減動作制御信号を出力する
までの基本動作は実施例4と同様であるが、雑音低減動
作制御信号がスイッチ手段131の制御端子に入力さ
れ、静止部分においてはスイッチ手段131は色差信号
時間相関型雑音低減回路102の出力を選択し、雑音が
低減された信号が出力される。動画部分においてはスイ
ッチ手段131は、色信号復調手段101の出力である
色差信号を選択して出力するように制御される。
【0037】実施例7.実施例7について説明する。図
14は実施例7の発明のブロック構成を示す。図におい
て、141は色信号フィールド内雑音低減手段、142
はスイッチ手段、その他の構成については図1と同じで
ある。図15は図14におけるフィールド内雑音低減手
段141の一実施例である。本実施例は巡回型の雑音低
減手段の例である。図15において、151は色信号入
力端子、152は加算器、153は係数器、154は減
算器、155は1ライン遅延器、156は色信号出力端
子である。
【0038】色信号入力端子151より入力された色信
号は1ライン遅延器155の出力信号は加算器152に
入力される。ここで、色信号は1ラインの前後で位相が
反転しているため雑音信号となる差信号が得られる。こ
の差信号は係数器153に入力される。係数器153の
入出力特性は、例えば図5に示したのと同様のものであ
る。係数器153の出力信号と元の色信号が減算器15
4に入力され、雑音を低減した色信号が色信号出力端子
156より出力される。また、この出力色信号は1ライ
ン遅延器155にも入力される。
【0039】図16は係数器153の入出力特性の一例
である。入力Xが−D0 ≦X≦D0にある場合、出力
YはY=KX(0 <K≦1)であり、入力XがX<−
D0またはD0<Xの場合、出力Y=0である。図14
の動作の説明を図6に基づいて説明する。映像が動いた
ときの雑音低減動作制御手段16の出力および雑音低減
の動作は次のようになる。映像が図6(a)に示すよう
にAからBへ動いた時、色信号動き検出手段13および
輝度信号動き検出手段15の出力はそれぞれ第6図
(b),(c)に示すように動きに応じた値の信号6
2.63が出力がされる。
【0040】ここでそれぞれの動き検出手段13、15
には内部にコアリング回路35、45があるため、所定
の値Nより大きいときにそれぞれの動き検出信号が出力
され雑音低減動作制御手段16でそれぞれの出力を混合
し、雑音低減動作制御信号64として出力する。雑音低
減動作制御信号64がスイッチ回路142に入力され色
信号フィールド内雑音低減手段141の出力を選択され
るように制御される。即ち、動画部においては、時間相
関型でないフィールド内雑音低減処理を行う色信号フィ
ールド内雑音低減手段141にて色信号の雑音低減処理
を行うので、時間相関型雑音低減回路の弊害てあった尾
引きや色抜けを発生させることなく色信号の雑音を低減
することができる。
【0041】実施例8.実施例8について説明する。図
17は、実施例8の発明のブロック構成図を示す。図に
おいて、基本構成は図14と同じであるがスイッチ手段
の代わりに171の混合手段を設けている点が異なる。
図18は図17における混合手段171の一実施例であ
る。図18において、181は時間相関型雑音低減手段
の出力信号の入力端子、182はフィールド内雑音低減
手段141の出力信号の入力端子、183は混合比入力
端子、184は(1−A)の演算を行う演算器、185
は第1の乗算器、186は第2の乗算器、187は加算
器、188は混合手段171の出力端子である。
【0042】なお、Aは混合比入力端子183に入力さ
れる映像の動きに応じた値であって、映像の動きが大き
いほどAの値は大きくなる。雑音低減動作制御手段16
の出力が混合比入力端子183に入力され、映像の動き
の量にあわせて混合比が決定され、静止画像の量が多い
ときには色信号時間相関型雑音低減手段12の出力が多
くなり、動画像が多いときにはフィールド内雑音低減手
段141の出力が多くなるように混合比を可変して出力
する。
【0043】実施例9.実施例9について説明する。図
19は、実施例9の発明のブロック構成図である。図に
おいて、基本構成は図14と同じであるが101の色復
調手段と104の色変調手段を設け、色信号の処理を色
差信号で行う点が異なる。図20は、図19におけるフ
ィールド内雑音低減手段191の一実施例である。本実
施例は巡回型の雑音低減手段の例である。図20は、基
本的には図15と同じであるが、入力信号と1ライン遅
延線の出力の演算が加算器から201の減算器になって
いる点が異なる。色信号入力端子151より入力された
色信号は1ライン遅延器155の出力信号は減算器15
2に入力される。ここで、色信号は1ラインの前後で相
関があるため雑音信号となる差信号が得られる。この差
信号は係数器153に入力される。
【0044】係数器153の出力信号と元の色信号が減
算器154に入力され、雑音を低減した色信号が色信号
出力端子156より出力される。また、この出力色信号
は1ライン遅延器155にも入力される。従って、実施
例9においては、色信号より低い周波数の色差信号を用
いて雑音低減処理を行うので演算の精度が高くなり映像
信号の微妙な動きをより正確に検出できるとともに、動
画部においては、時間相関型でない色差信号フィールド
内雑音低減手段191にて色差信号の雑音低減処理を行
うので、時間相関型雑音低減回路の弊害てあった尾引き
や色抜けを発生させることなく色信号の雑音を低減する
ことができる。
【0045】実施例10.実施例10について説明す
る。図21は、実施例10の発明のブロック構成を示す
図である。基本構成は実施例8における図17と同じで
あるが、図において101の色復調手段と104の色変
調手段を設けている点が異なる。実施例9と同様に色差
信号フィールド内雑音低減手段191は図20に示した
ものである。実施例10においては、色信号の雑音低減
および動き検出を色差信号で行う点を除けば、基本的に
は実施例8で説明したのと同じ動作がおこなわれる。
【0046】実施例11.実施例11について説明す
る。 図22は、実施例11の発明による雑音低減動作
制御手段16の一実施例である。図において、221は
色信号動き検出手段の出力信号の入力端子、222は輝
度信号動き検出手段の出力信号の入力端子、223は混
合比入力端子、224は(1−A)の演算を行う演算
器、225は第1の乗算器、226は第2の乗算器、2
27は加算器、228は雑音低減動作制御手段16の出
力端子である。外部より任意に設定できる色信号動き検
出信号221と輝度信号動き検出信号222の混合比を
設定する値が混合比入力端子223に入力され、その値
により混合比が決定され、色信号の動きが正確に検出で
きない場合は輝度信号の動きを用いて動き検出を正確な
動き検出を行うように設定し、最適な動き検出にする。
【0047】実施例12.実施例12について説明す
る。図23に示す実施例12は、図21で示した雑音低
減動作制御手段16の混合比入力端子223の入力に、
更に色信号の飽和度検出手段232を設け、色信号入力
端子231より入力された色信号の飽和度に応じて色信
号の飽和度が高く色信号のみで十分に動き検出ができる
場合は輝度信号の動き検出の混合比を小さくし、逆の場
合は大きくするように、2つの動き検出信号の混合比率
を可変するように構成したものである。
【0048】実施例13.実施例13について説明す
る。図24は、雑音低減動作制御手段16の他の一実施
例を示すものである。図において、221は色信号動き
検出手段の出力信号の入力端子、222は輝度信号動き
検出手段の出力信号の入力端子、241は色信号の動き
検出手段の出力信号と、輝度信号動き検出手段の出力信
号との最大値を出力する最大値手段、242は雑音低減
動作制御手段16の出力端子である。色信号検出動き手
段および輝度信号動き検出手段のそれぞれから入力され
る動き検出手段の出力信号は、最大値手段241により
いずれかの最大値が選択され、それが雑音低減動作制御
手段16の出力として雑音低減動作制御手段16の出力
端子242より出力される。
【0049】実施例14.実施例14について説明す
る。図25は、図4で示した輝度信号動き検出手段の他
の一実施例を示したものである。図において、基本的な
構成は図4と同じであるが、252の低域通過フィルタ
が挿入されている点が異なる。複合映像信号を1フレー
ム前後で減算を行った場合、色信号は1フレーム前後で
位相が反転しているため、信号が出力されてしまい正確
な動き検出ができない。この問題点を改善するため、実
施例14の輝度信号動き検出手段においては減算器43
の後に低域通過フィルタ252を挿入し色信号を除去
し、正確な動き検出ができるようにしている。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、色信号の動きばかり
でなく輝度信号の動きを利用し、色信号時間相関型雑音
低減手段の動作を制御するようにしたので、正確な動き
の検出が行えるとともに、動画時の色の尾引き、色抜け
等、弊害の少ない良好な画像の得られる色信号処理回路
が実現できる。また、この発明によれば、色信号の動き
ばかりでなく輝度信号の動きを利用し、動画部では色信
号時間相関型雑音低減手段の動作を停止するようにした
ので、正確な動き検出が行えるとともに、簡単な構成で
動画時の色の尾引き、色抜け等の弊害の少ない良好な画
像の得られる色信号処理回路が実現できる。
【0051】また、この発明によれば、色信号の動きば
かりでなく輝度信号の動きを利用し、色信号時間相関型
雑音低減手段の効果を可変するようにしたので、正確な
動きの検出が行えるとともに、動画時において色の尾引
き、色抜け等の弊害が少なく、かつある程度雑音の低減
された良好な画像の得られる色信号雑音処理回路が実現
できる。また、この発明によれば、色信号の動きばかり
でなく輝度信号の動きを利用し、色信号時間相関型雑音
低減手段の出力と入力色信号とを切り換えるようにした
ので、正確な動きの検出が行えるとともに、簡単な構成
で動画時の色の尾引き、色抜け等の弊害の少ない良好な
画像の得られる色信号雑音処理回路が実現できる。
【0052】さらに、この発明によれば、色信号を復調
し、低域周波数の色差信号に変換してから色差信号時間
相関型雑音低減手段を用いて色信号の雑音低減処理を行
い、かつ色差信号の動きばかりでなく輝度信号の動きを
利用し、色差信号時間相関型雑音低減手段の動作を制御
するようにしたので、より正確に映像信号の微妙な動き
動きの検出を可能とし、動画時の色の尾引き、色抜け等
の弊害の少ない良好な画像の得られる色信号処理回路が
実現できる。
【0053】また、この発明によれば、低域周波数の色
差信号に変換してから色差信号時間相関型雑音低減手段
を用いて色信号の雑音低減処理を行い、かつ色差信号の
動きばかりでなく輝度信号の動きを利用し、動画部にお
いては色差信号時間相関型雑音低減手段の動作を停止す
るようにしたので、より正確に映像信号の微妙な動き動
きの検出を可能とし、簡単な構成で動画時の色の尾引
き、色抜け等の弊害の少ない良好な画像の得られる色信
号処理回路が実現できる。また、この発明によれば、色
差信号の動きばかりでなく輝度信号の動きを利用し、色
差信号時間相関型雑音低減手段の効果を可変するように
したので、正確な動きの検出が行えるとともに、動画時
において色の尾引き、色抜け等の弊害が少なく、かつあ
る程度雑音の低減された良好な画像の得られる色信号処
理回路が実現できる。
【0054】また、この発明によれば、色差信号の動き
ばかりでなく輝度信号の動きを利用し、色差信号時間相
関型雑音低減手段の出力と入力色差信号とを切り換える
ようにしたので、正確な動きの検出が行えるとともに、
簡単な構成で動画時の色の尾引き、色抜け等の弊害の少
ない良好な画像の得られる色信号処理回路が実現でき
る。また、この発明によれば、色信号の動きばかりでな
く輝度信号の動きを利用し、更に色信号時間相関型雑音
低減手段の出力信号と色信号フィールド内雑音低減手段
の出力信号を切り換えるようにしたのでの、正確な動き
の検出が行えるとともに、動画時には色の尾引き、色抜
け等の弊害が少なく、またフィールド内雑音低減手段に
より雑音の低減効果もある良好な画像の得られる色信号
処理回路が実現できる。
【0055】また、この発明によれば、色信号の動きば
かりでなく輝度信号の動きを利用し、色信号時間相関型
雑音低減手段の出力信号と色信号フィールド内雑音低減
手段の出力信号の混合比を可変するようにしたので、正
確な動きの検出が行えるとともに、動画時においては色
の尾引き、色抜け等の弊害が少なく、またフィールド内
雑音低減手段による雑音の低減効果もある良好な画像の
得られる色信号処理回路が実現できる。また、この発明
によれば、色差信号の動きばかりでなく輝度信号の動き
を利用し、色差信号時間相関型雑音低減手段の出力信号
と色差信号フィールド内雑音低減手段の出力信号を切り
換えるようにしたのでの、より正確な動きの検出が行え
るとともに、動画時においては色の尾引き、色抜け等の
弊害が少なく、またフィールド内雑音低減手段による雑
音の低減効果もある良好な画像の得られる色信号処理回
路が実現できる。
【0056】また、この発明によれば、色差信号の動き
ばかりでなく輝度信号の動きを利用し、色差信号時間相
関型雑音低減手段の出力信号と色信号フィールド内雑音
低減手段の出力信号の混合比を映像の動きに応じて適応
的に可変するようにしたので、正確な動きの検出が行え
るとともに、映像の動きの状況に適応して色の尾引き、
色抜け等の弊害が少なく、またフィールド内雑音低減手
段により雑音の低減効果もある良好な画像の得られる色
信号処理回路が実現できる。また、この発明によれば、
色信号の動き検出の出力信号と、輝度信号の動き検出の
出力信号との混合手段の混合比率を任意に可変できるよ
うにしたので映像信号の状況に応じた最適な混合比を選
択することができる。
【0057】また、この発明によれば、色信号の動き検
出の出力信号と、輝度信号の動き検出の出力信号との混
合手段の混合比率を色信号の飽和度により可変できるよ
うにしたので色信号の飽和度に応じた最適な色信号の雑
音低減処理を行うことができる。また、この発明によれ
ば、色信号の動き検出の出力信号と、輝度信号の動き検
出の出力信号との混合手段において最大値を動き検出の
出力とすることにより正確な動き検出ができる。また、
この発明によれば、色信号の動きばかりでなく複合映像
信号の動きを利用して動き検出することにより正確な動
き検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1および実施例2の発明の色信号処理
回路を示すブロック図である。
【図2】 図1における色信号時間相関型雑音低減手段
の一実施例のブロック図である。
【図3】 図1における色信号動き検出手段の一実施例
を示すブロック図である。
【図4】 図1における輝度信号動き検出手段の一実施
例を示すブロック図である。
【図5】 図2における係数器の一実施例の入出力特性
の一例を示すグラフである。
【図6】 図1の動作を説明する図である。
【図7】 色信号の振幅が小さい場合の動作を説明する
図である。
【図8】 図2における係数器の一実施例の入出力特性
の一例を示すグラフである。
【図9】 実施例3の発明の色信号処理回路を示すブロ
ック図である。
【図10】 実施例4の発明の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【図11】 図10における色信号時間相関型雑音低減
手段の一実施例のブロック図である。
【図12】 図10における色信号動き検出手段の一実
施例を示すブロック図である。
【図13】 実施例6の発明の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【図14】 実施例7の発明の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【図15】 図14における色信号フィールド内雑音低
減手段の一実施例を示すブロック図である。
【図16】 図15における係数器の一実施の入出力特
性の一例を示すグラフである。
【図17】 実施例8の発明の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【図18】 図17における混合手段の一実施例を示す
ブロック図である。
【図19】 実施例9の発明の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【図20】 図19における色差信号フィールド内雑音
低減手段の一実施例を示すブロック図である。
【図21】 実施例10の発明の色信号処理回路を示す
ブロック図である。
【図22】 図22は実施例11の雑音低減動作制御手
段の一実施例を示すブロック図である。
【図23】 図23は実施例12を説明する図である。
【図24】 図24は実施例13の雑音低減動作制御手
段の一実施例を示すブロック図である。
【図25】 図25は実施例14の輝度信号動き検出手
段の一実施例のブロック図である。
【図26】 従来の色信号処理回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 色信号入力端子 12 色信号時間相
関型雑音低減手段 13 色信号動き検出手段 14 輝度信号入力
端子 15 輝度信号動き検出手段 16 雑音低減動作
制御手段 17 色信号出力端子 22 加算器 23 係数器 24 減算器 25 1フレーム遅延器 33 加算器 34 絶対値回路 35 コアリング回
路 36 色信号動き検出出力端子 42 1フレーム遅
延器 43 減算器 44 絶対値回路 45 コアリング回路 46 輝度信号動き
検出出力端子 62 色信号動き検出出力信号 63 輝度信号動き
検出出力信号 64 動き検出出力信号 72 色信号動き検
出出力信号 73 輝度信号動き検出出力信号 74 動き検出出力
信号 81 係数器の特性 82 係数器の特性 91 スイッチ手段 101 色復調手段 102 色差信号時間相関型雑音低減手段 103 色差信号動き検出手段 104 色変調手段 111 色差信号入力端子 112 減算器 116 色差信号出力 123 減算器 131 スイッチ回路 141 色信号フィ
ールド内雑音低減手段 142 スイッチ回路 152 加算器 153 係数器 154 減算器 155 1ライン遅延器 156 色信号出力 171 混合手段 181 色信号時間相関雑音低減手段信号入力 182 色信号フィールド内雑音低減手段信号入力 183 動き検出制御入力 184 演算器 185 乗算器 186 乗算器 187 加算器 186 動き検出出
力端子 191 色差信号フィールド内雑音低減手段 192 スイッチ回路 201 減算器 221 色動き検出信号入力 222 輝度動き検
出信号入力 223 混合比制御入力 224 演算器 225 乗算器 226 乗算器 227 加算器 228 動き検出出
力端子 231 色信号入力端子 232 飽和度検出
手段 241 最大値回路 242 動き検出出
力端子 251 複合映像信号入力端子 252 低域通過フ
ィルタ 253 複合映像信号動き検出出力端子 261 入力端子 262 出力端子 263 フレームメモリ 264 減算回路 265 加算回路 266 固定記憶装

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号と輝度信号からなる画像信号の色
    信号の雑音を低減する色信号処理回路であって、 色信号の動きを検出する色信号動き検出手段と、 輝度信号の動きを検出する輝度信号動き検出手段と、 上記色信号が入力され、上記色信号の時間軸方向の相関
    関係を利用して雑音を低減する色信号時間相関型雑音低
    減手段と、 上記色信号動き検出手段および上記輝度信号動き検出手
    段の検出結果に基づいて、上記色信号の雑音低減動作を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする色信号処
    理回路。
  2. 【請求項2】 制御手段は、色信号動き検出手段あるい
    は輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が動
    きを検出すると色信号時間相関型雑音低減手段の雑音低
    減動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の色
    信号処理回路。
  3. 【請求項3】 制御手段は、色信号動き検出手段あるい
    は輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が動
    きを検出した場合には色信号時間相関型雑音低減手段の
    雑音低減効果を小さくし、上記色信号動き検出手段およ
    び上記輝度信号動き検出手段のいずれもが動きを検出し
    ない場合には上記色信号時間相関型雑音低減手段の雑音
    低減効果を大きくするように上記色信号時間相関型雑音
    低減手段の雑音低減特性を可変させることを特徴とする
    請求項1記載の色信号処理回路。
  4. 【請求項4】 制御手段は、色信号動き検出手段あるい
    は輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が動
    きを検出した場合には入力された色信号をそのまま出力
    させ、上記色信号動き検出手段および上記輝度信号動き
    検出手段のいずれもが動きを検出しない場合には色信号
    時間相関型雑音低減手段からの出力信号に切り換えて出
    力させることを特徴とする請求項1記載の色信号処理回
    路。
  5. 【請求項5】 色信号と輝度信号からなる画像信号の色
    信号の雑音を低減する色信号処理回路であって、 色信号を色差信号に復調する復調手段と、 色差信号の動きを検出する色差信号動き検出手段と、 輝度信号の動きを検出する輝度信号動き検出手段と、 上記色差信号が入力され、上記色差信号の時間軸方向の
    相関関係を利用して雑音を低減する色差信号時間相関型
    雑音低減手段と、 上記色差信号動き検出手段および上記輝度信号動き検出
    手段の検出結果に基づいて上記色差信号の雑音低減動作
    を制御する制御手段と、 色差信号を色信号に変調する変調手段とを備えたことを
    特徴とする色信号処理回路。
  6. 【請求項6】 制御手段は、色差信号動き検出手段ある
    いは輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が
    動きを検出すると色差信号時間相関型雑音低減手段の雑
    音低減動作を停止させることを特徴とする請求項5記載
    の色信号処理回路。
  7. 【請求項7】 制御手段は、色差信号動き検出手段ある
    いは輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が
    動きを検出した場合には色差信号時間相関型雑音低減手
    段の雑音低減効果を小さくし、上記色差信号動き検出手
    段および上記輝度信号動き検出手段のいずれもが動きを
    検出しない場合には上記色差信号時間相関型雑音低減手
    段の雑音低減効果を大きくするように上記色差信号時間
    相関型雑音低減手段の雑音低減特性を可変させることを
    特徴とする請求項5記載の色信号処理回路。
  8. 【請求項8】 制御手段は、色差信号動き検出手段ある
    いは輝度信号動き検出手段の少なくともいずれか一方が
    動きを検出した場合には復調された色信号をそのまま出
    力させ、上記色差信号動き検出手段および上記輝度信号
    動き検出手段のいずれもが動きを検出しない場合には色
    信号時間相関型雑音低減手段からの出力信号に切り換え
    て出力させることを特徴とする請求項5記載の色信号処
    理回路。
  9. 【請求項9】 色信号が入力され、色信号のフィールド
    内の相関関係を利用して雑音を低減する色信号フィール
    ド内雑音低減手段を備え、 制御手段は、色信号動き検出手段あるいは輝度信号動き
    検出手段の少なくともいずれか一方が動きを検出した場
    合には上記色信号フィールド内雑音低減手段の出力信号
    を出力させ、上記色信号動き検出手段および上記輝度信
    号動き検出手段のいずれもが動きを検出しない場合には
    色信号時間相関型雑音低減手段からの出力信号に切り換
    えて出力させることを特徴とする請求項4記載の色信号
    処理回路。
  10. 【請求項10】 色信号時間相関型雑音低減手段の出力
    信号と色信号フィールド内雑音低減手段の出力信号を混
    合する混合手段を備え、 制御手段は、色信号動き検出手段および輝度信号動き検
    出手段の出力に基づいて、静止画像が多いほど上記色信
    号時間相関型雑音低減手段の出力信号を多くし、動画像
    が多いほど上記色信号フィールド内雑音低減手段の出力
    信号を多くするように上記混合手段の混合比を適応的に
    変化させることを特徴とする請求項9記載の色信号処理
    回路。
  11. 【請求項11】 色差信号が入力され、色差信号のフィ
    ールド内の相関関係を利用して雑音を低減する色差信号
    フィールド内雑音低減手段を備え、 制御手段は、色差信号動き検出手段あるいは輝度信号動
    き検出手段の少なくともいずれか一方が動きを検出した
    場合には上記色差信号フィールド内雑音低減手段の出力
    信号を出力させ、上記色差信号動き検出手段および上記
    輝度信号動き検出手段のいずれもが動きを検出しない場
    合には色差信号時間相関型雑音低減手段からの出力信号
    に切り換えて出力させることを特徴とする請求項8記載
    の色信号処理回路。
  12. 【請求項12】 色差信号時間相関型雑音低減手段の出
    力信号と色差信号フィールド内雑音低減手段の出力信号
    を混合する混合手段を備え、 制御手段は、色差信号動き検出手段および輝度信号動き
    検出手段の出力に基づいて、静止画像が多いほど上記色
    差信号時間相関型雑音低減手段の出力信号を多くし、動
    画像が多いほど上記色差信号フィールド内雑音低減手段
    の出力信号を多くするように上記混合手段の混合比を適
    応的に変化させることを特徴とする請求項11記載の色
    信号処理回路。
  13. 【請求項13】 制御手段は、色信号動き検出手段また
    は色差信号動き検出信号の出力信号と輝度信号動き検出
    手段の出力信号の混合比率を所定の値に設定する動き検
    出信号混合比率設定手段も備えたことを特徴とする請求
    項1乃至12のいずれかに記載の色信号処理回路。
  14. 【請求項14】 動き検出信号混合比率設定手段は、色
    信号の飽和度に基づいて混合比率を設定することを特徴
    とする請求項13記載の色信号処理回路。
  15. 【請求項15】 制御手段は、色信号動き検出手段また
    は色差信号動き検出信号の出力信号と輝度信号動き検出
    手段の出力信号を比較し、大きい方の出力信号に基づい
    て色信号の雑音低減動作を制御することを特徴とする請
    求項1乃至14のいずれかに記載の色信号処理回路。
  16. 【請求項16】 輝度信号動き検出手段は、複合映像信
    号の動きを検出することを特徴とする請求項1乃至15
    のいずれかに記載の色信号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004522372A (ja) * 2001-06-29 2004-07-22 スングジン シーアンドシー カンパニー リミテッド 時空間適応的雑音除去/高画質復元方法及びこれを応用した高画質映像入力装置

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JP2004522372A (ja) * 2001-06-29 2004-07-22 スングジン シーアンドシー カンパニー リミテッド 時空間適応的雑音除去/高画質復元方法及びこれを応用した高画質映像入力装置

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