JPH05244617A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JPH05244617A JPH05244617A JP4039405A JP3940592A JPH05244617A JP H05244617 A JPH05244617 A JP H05244617A JP 4039405 A JP4039405 A JP 4039405A JP 3940592 A JP3940592 A JP 3940592A JP H05244617 A JPH05244617 A JP H05244617A
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- Japan
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- signal
- luminance
- circuit
- digital
- signal processing
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来アナログ信号処理にて行われていたクロ
マ抑圧を新規且つ簡便なディジタル回路で実現し、従来
のアナログ信号処理では限界のあった無調整化、高信頼
化を図る。 【構成】輝度信号と色信号とを独立に処理するディジタ
ル映像信号処理回路において、低輝度検出を行う低輝度
検出回路8と、色信号のゲインをコントロールする乗算
器10と、ディジタル輝度信号をシフトするシフトレジ
スタ4と、上記信号に定数を加える加算器5と、上記デ
ィジタル輝度信号をクリップするスイッチ7を具備し、
輝度信号が一定以下の低輝度のとき色信号をその輝度信
号の大きさに応じ抑圧するように構成している。
マ抑圧を新規且つ簡便なディジタル回路で実現し、従来
のアナログ信号処理では限界のあった無調整化、高信頼
化を図る。 【構成】輝度信号と色信号とを独立に処理するディジタ
ル映像信号処理回路において、低輝度検出を行う低輝度
検出回路8と、色信号のゲインをコントロールする乗算
器10と、ディジタル輝度信号をシフトするシフトレジ
スタ4と、上記信号に定数を加える加算器5と、上記デ
ィジタル輝度信号をクリップするスイッチ7を具備し、
輝度信号が一定以下の低輝度のとき色信号をその輝度信
号の大きさに応じ抑圧するように構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラにおける
ディジタル信号処理に関するものである。
ディジタル信号処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラの信号処理はアナロ
グ信号処理であった。図7は特開昭57−44385号
公報に示された従来のアナログ映像信号処理回路を示す
図である。図において、11は光電変換装置、12〜1
4はプリアンプ、15〜17はプロセス回路、18は輝
度マトリックス回路、19,20は色差マトリックス回
路、21,22は色差信号増幅回路、23は輝度信号増
幅回路、24はレベル検出回路、25はカラーエンコー
ダ、26は出力端子である。
グ信号処理であった。図7は特開昭57−44385号
公報に示された従来のアナログ映像信号処理回路を示す
図である。図において、11は光電変換装置、12〜1
4はプリアンプ、15〜17はプロセス回路、18は輝
度マトリックス回路、19,20は色差マトリックス回
路、21,22は色差信号増幅回路、23は輝度信号増
幅回路、24はレベル検出回路、25はカラーエンコー
ダ、26は出力端子である。
【0003】以下、上記アナログクロマサプレスの動作
原理について説明する。光電変換素子11より出力され
る映像信号はプリアンプ12〜14、プロセス回路15
〜17を得て、輝度マトリックス回路18により輝度信
号を、色差マトリックス回路19,色差マトリックス回
路20により色差信号を形成する。上記信号はそれぞれ
色差信号増幅回路21,色差信号増幅回路22、輝度信
号増幅回路23に入力される。輝度信号がレベルが既定
の値に対して過不足があれば、それを補うように色差信
号増幅回路21、色差信号増幅回路22、輝度信号増幅
回路23の利得を制御する。輝度信号が既定の値より低
いとき、すなわち低輝度の時は、色差信号の増幅利得を
下げ、色雑音を軽減する。
原理について説明する。光電変換素子11より出力され
る映像信号はプリアンプ12〜14、プロセス回路15
〜17を得て、輝度マトリックス回路18により輝度信
号を、色差マトリックス回路19,色差マトリックス回
路20により色差信号を形成する。上記信号はそれぞれ
色差信号増幅回路21,色差信号増幅回路22、輝度信
号増幅回路23に入力される。輝度信号がレベルが既定
の値に対して過不足があれば、それを補うように色差信
号増幅回路21、色差信号増幅回路22、輝度信号増幅
回路23の利得を制御する。輝度信号が既定の値より低
いとき、すなわち低輝度の時は、色差信号の増幅利得を
下げ、色雑音を軽減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ映像信
号処理回路は、アナログ入力信号を処理するため、各々
の信号処理ブロックを通過する毎に信号対雑音比(以
下、S/N比という)は原理的に劣化する。従って、調
整箇所等、非常に複雑なシステム構造となり、できあが
った製品の性能上のバラツキを大きくしている一要因と
なるなどの問題点があった。
号処理回路は、アナログ入力信号を処理するため、各々
の信号処理ブロックを通過する毎に信号対雑音比(以
下、S/N比という)は原理的に劣化する。従って、調
整箇所等、非常に複雑なシステム構造となり、できあが
った製品の性能上のバラツキを大きくしている一要因と
なるなどの問題点があった。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、映像信号処理回路をディジタル回
路で構成し、従来のアナログ信号処理方式では限界のあ
った、高信頼化、無調整な映像信号処理回路を得ること
を目的とする。
めになされたもので、映像信号処理回路をディジタル回
路で構成し、従来のアナログ信号処理方式では限界のあ
った、高信頼化、無調整な映像信号処理回路を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1における本発明
に係る映像信号処理回路は、輝度信号と色信号とを独立
に処理する映像信号処理回路において、低輝度検出する
低輝度検出回路と、色信号のゲインをコントロールする
ゲインコントロール回路と、上記ゲインコントロール回
路を制御するゲインコントロール制御回路とを具備し、
上記の信号処理を加算器と、シフトレジスタと、スイッ
チと、乗算器、OR回路より構成されるディジタル回路
にてディジタル信号処理を行うものである。
に係る映像信号処理回路は、輝度信号と色信号とを独立
に処理する映像信号処理回路において、低輝度検出する
低輝度検出回路と、色信号のゲインをコントロールする
ゲインコントロール回路と、上記ゲインコントロール回
路を制御するゲインコントロール制御回路とを具備し、
上記の信号処理を加算器と、シフトレジスタと、スイッ
チと、乗算器、OR回路より構成されるディジタル回路
にてディジタル信号処理を行うものである。
【0007】請求項2における本発明に係る映像信号処
理回路は、輝度信号と色信号とを独立に処理する映像信
号処理回路において、入力信号を反転させる反転回路
と、高輝度検出する高輝度検出回路と、色信号のゲイン
をコントロールするゲインコントロール回路と、上記ゲ
インコントロール回路を制御するゲインコントロール制
御回路とを具備し、上記の信号処理を加算器と、インバ
ータと、シフトレジスタと、スイッチと、乗算器、OR
回路より構成されるディジタル回路にてディジタル信号
処理を行うものである。
理回路は、輝度信号と色信号とを独立に処理する映像信
号処理回路において、入力信号を反転させる反転回路
と、高輝度検出する高輝度検出回路と、色信号のゲイン
をコントロールするゲインコントロール回路と、上記ゲ
インコントロール回路を制御するゲインコントロール制
御回路とを具備し、上記の信号処理を加算器と、インバ
ータと、シフトレジスタと、スイッチと、乗算器、OR
回路より構成されるディジタル回路にてディジタル信号
処理を行うものである。
【0008】請求項3における本発明に係る映像信号処
理回路は、輝度信号と色信号とを独立に処理する映像信
号処理回路において、入力信号を反転させる反転回路
と、高輝度、低輝度を検出する高輝度低輝度検出回路
と、色信号のゲインをコントロールするゲインコントロ
ール回路と、上記ゲインコントロール回路を制御するゲ
インコントロール制御回路とを具備し、上記の信号処理
を加算器と、インバータと、シフトレジスタと、スイッ
チと、乗算器、OR回路より構成されるディジタル回路
にてディジタル信号処理を行うものである。
理回路は、輝度信号と色信号とを独立に処理する映像信
号処理回路において、入力信号を反転させる反転回路
と、高輝度、低輝度を検出する高輝度低輝度検出回路
と、色信号のゲインをコントロールするゲインコントロ
ール回路と、上記ゲインコントロール回路を制御するゲ
インコントロール制御回路とを具備し、上記の信号処理
を加算器と、インバータと、シフトレジスタと、スイッ
チと、乗算器、OR回路より構成されるディジタル回路
にてディジタル信号処理を行うものである。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、本発明を図に基づいて説明
する。図1は請求項1における本発明の映像信号処理回
路の基本構成を示す図である。図において、1は輝度信
号入力端子、2はクロマ信号入力端子、3はクロマ信号
出力端子、4はシフトレジスタ、5は加算器、6は電源
端子、7はスイッチ、8は低輝度検出回路、9はOR回
路、10は乗算器である。
する。図1は請求項1における本発明の映像信号処理回
路の基本構成を示す図である。図において、1は輝度信
号入力端子、2はクロマ信号入力端子、3はクロマ信号
出力端子、4はシフトレジスタ、5は加算器、6は電源
端子、7はスイッチ、8は低輝度検出回路、9はOR回
路、10は乗算器である。
【0010】上記のように構成された信号処理回路につ
いて、その動作を説明する。輝度信号入力端子1より入
力されたディジタル輝度信号Aはシフトレジスタ4によ
り3ビット上位へシフトされる。図1中の信号を、アナ
ログ信号にて図2に示す。
いて、その動作を説明する。輝度信号入力端子1より入
力されたディジタル輝度信号Aはシフトレジスタ4によ
り3ビット上位へシフトされる。図1中の信号を、アナ
ログ信号にて図2に示す。
【0011】ここで、輝度信号Aを12ビットとする。
シフトレジスタ4は信号Aを上位へ3ビットシフトした
後、信号Cを出力する。加算器5は信号Cに定数 1000
00000111(バイナリ表示)を加算し信号Eを出力する。
低輝度検出回路8はOR回路9で構成される。OR回路
9は信号Aの内、上位4ビットが入力される。OR回路
9は上位4ビットがすべてLOW(以下、Lと示す)の
時、Lを出力し、スイッチ7は信号Eを選択し、信号E
は信号Fとしてスイッチ7より出力する。上位全てがL
でないとき、OR回路9はHIGH(以下、Hと示す)
を出力し、スイッチ7は電源端子6を選択し、信号Fは
全ビットHとなる。信号Fは乗算器10に入力され、ク
ロマ信号入力端子2より入力されたディジタルクロマ信
号Gに乗算され、信号Iとなりクロマ信号出力端子3よ
り出力される。スイッチ7によって信号Eが選択される
信号Aの最大値(図2Aのa)は 0000 1111 1111 であ
り、これは信号AのDレンジの6.23%である。すなはち
低輝度検出回路8により、輝度信号のDレンジの6.23%
以下が検出され、クロマ信号を抑圧する。信号Aがすべ
てLのとき(図2Aのb)、図2FのcはDレンジの5
0.4%である。よって、このときクロマ信号Gはー6db
抑圧されることとなる。
シフトレジスタ4は信号Aを上位へ3ビットシフトした
後、信号Cを出力する。加算器5は信号Cに定数 1000
00000111(バイナリ表示)を加算し信号Eを出力する。
低輝度検出回路8はOR回路9で構成される。OR回路
9は信号Aの内、上位4ビットが入力される。OR回路
9は上位4ビットがすべてLOW(以下、Lと示す)の
時、Lを出力し、スイッチ7は信号Eを選択し、信号E
は信号Fとしてスイッチ7より出力する。上位全てがL
でないとき、OR回路9はHIGH(以下、Hと示す)
を出力し、スイッチ7は電源端子6を選択し、信号Fは
全ビットHとなる。信号Fは乗算器10に入力され、ク
ロマ信号入力端子2より入力されたディジタルクロマ信
号Gに乗算され、信号Iとなりクロマ信号出力端子3よ
り出力される。スイッチ7によって信号Eが選択される
信号Aの最大値(図2Aのa)は 0000 1111 1111 であ
り、これは信号AのDレンジの6.23%である。すなはち
低輝度検出回路8により、輝度信号のDレンジの6.23%
以下が検出され、クロマ信号を抑圧する。信号Aがすべ
てLのとき(図2Aのb)、図2FのcはDレンジの5
0.4%である。よって、このときクロマ信号Gはー6db
抑圧されることとなる。
【0012】上記のように輝度信号が6.23%より低輝度
のときクロマ信号を抑圧しS/Nの良い映像信号を提供
する。
のときクロマ信号を抑圧しS/Nの良い映像信号を提供
する。
【0013】実施例2.以下、 本発明を図に基づいて
説明する。図3は請求項2における本発明をの映像信号
処理回路の基本構成を示す図であり、図4は図3中に示
された信号をアナログ信号にて示した図である。図にお
いて、1〜7、9、10は実施例1と同様であり、説明
を省略する。27は高輝度検出回路、28はインバータ
である。
説明する。図3は請求項2における本発明をの映像信号
処理回路の基本構成を示す図であり、図4は図3中に示
された信号をアナログ信号にて示した図である。図にお
いて、1〜7、9、10は実施例1と同様であり、説明
を省略する。27は高輝度検出回路、28はインバータ
である。
【0014】上記のように構成された信号処理回路につ
いて、その動作を説明する。ここで、輝度信号Aを12
ビットとする。高輝度検出回路27はインバータ28と
OR回路9とで構成される。輝度信号入力端子1より入
力された輝度信号Aはインバータ26により反転する事
により、信号Aは図4に示すように、高低の反転した信
号Jとなる。信号Jはシフトレジスタ4により3ビット
上へシフトした後、信号Kを出力する。加算器5は信号
Kに定数 1000 0000 0111 を加算し、信号Mを出力す
る。OR回路9は反転された信号Jの内、上位4ビット
が入力される。上位4ビットがすべてLの時、OR回路
9はLを出力し、スイッチ7は信号Mを選択し、信号N
としてスイッチ7より出力する。上位4ビットが全てL
でないとき、OR回路9はHを出力し、スイッチ7は電
源端子6を選択し、信号Nは全ビットHとなる。信号N
は乗算器10に出力され、クロマ信号入力端子2より入
力されたディジタルクロマ信号Gに乗算され、信号Pと
なりクロマ信号出力端子3より出力される。スイッチ7
によって信号Mが選択される信号Jの最大値(図4Jの
j)は 0000 1111 1111 であり、これは信号Aのaにお
いて、 1111 0000 0000 であり、Dレンジの93.8%であ
る。すなわち、高輝度検出回路27により、輝度信号の
Dレンジの93.8%以上が検出され、クロマ信号を抑圧す
る。輝度信号のDレンジが100%にてクロマ信号Gは-6d
b抑圧されることとなる。
いて、その動作を説明する。ここで、輝度信号Aを12
ビットとする。高輝度検出回路27はインバータ28と
OR回路9とで構成される。輝度信号入力端子1より入
力された輝度信号Aはインバータ26により反転する事
により、信号Aは図4に示すように、高低の反転した信
号Jとなる。信号Jはシフトレジスタ4により3ビット
上へシフトした後、信号Kを出力する。加算器5は信号
Kに定数 1000 0000 0111 を加算し、信号Mを出力す
る。OR回路9は反転された信号Jの内、上位4ビット
が入力される。上位4ビットがすべてLの時、OR回路
9はLを出力し、スイッチ7は信号Mを選択し、信号N
としてスイッチ7より出力する。上位4ビットが全てL
でないとき、OR回路9はHを出力し、スイッチ7は電
源端子6を選択し、信号Nは全ビットHとなる。信号N
は乗算器10に出力され、クロマ信号入力端子2より入
力されたディジタルクロマ信号Gに乗算され、信号Pと
なりクロマ信号出力端子3より出力される。スイッチ7
によって信号Mが選択される信号Jの最大値(図4Jの
j)は 0000 1111 1111 であり、これは信号Aのaにお
いて、 1111 0000 0000 であり、Dレンジの93.8%であ
る。すなわち、高輝度検出回路27により、輝度信号の
Dレンジの93.8%以上が検出され、クロマ信号を抑圧す
る。輝度信号のDレンジが100%にてクロマ信号Gは-6d
b抑圧されることとなる。
【0015】上記のように輝度信号が93.8%より高輝度
のときクロマ信号の色相ズレを防止すると共にハイライ
トクロマキラーにより色信号を消去した部分との境目を
なめらかにする波形成形を施し、自然な画像の映像信号
を提供する。
のときクロマ信号の色相ズレを防止すると共にハイライ
トクロマキラーにより色信号を消去した部分との境目を
なめらかにする波形成形を施し、自然な画像の映像信号
を提供する。
【0016】実施例3.以下、本発明を図に基づいて説
明する。図5請求項3におけるは本発明の映像信号処理
回路の基本構成を示す図であり、図6は図5中に示され
た信号をアナログ信号にて示した図である。図におい
て、1〜7、9、10は実施例2と同様であり、説明を
省略する。29は低輝度高輝度検出回路、30はスイッ
チ、31はスイッチ、32はOR回路、33はインバー
タ、34はスイッチの1端子、35はスイッチのもう一
方の1端子である。
明する。図5請求項3におけるは本発明の映像信号処理
回路の基本構成を示す図であり、図6は図5中に示され
た信号をアナログ信号にて示した図である。図におい
て、1〜7、9、10は実施例2と同様であり、説明を
省略する。29は低輝度高輝度検出回路、30はスイッ
チ、31はスイッチ、32はOR回路、33はインバー
タ、34はスイッチの1端子、35はスイッチのもう一
方の1端子である。
【0017】上記のように構成された信号処理回路に付
いて、以下その動作を説明する。ここで、輝度信号Aを
12ビットとする。低輝度高輝度検出回路29はスイッ
チ30と、スイッチ31と、OR回路32と、インバー
タ33と、OR回路9とで構成される。輝度信号入力端
子1の上位4ビットはOR回路32に入力される。輝度
信号Aの上位4ビットがすべてLのときのみOR回路3
2はLを出力し、スイッチ30,スイッチ31は端子3
4を選択する。OR回路32の出力がHのときは、スイ
ッチ30,スイッチ31は端子35を選択し、輝度信号
Aはインバータ33により反転し、高低の反転した信号
となる。上記のことにより信号Aは図6に示すように信
号Qとなりシフトレジスタ4により上位3ビット上へシ
フトした後、信号Rを出力する。加算器5は信号Rに定
数 1000 0000 0111 を加算し、信号Sを出力する。OR
回路9は信号Qの内、上位4ビットが入力される。上位
4ビットがすべてLの時、Lを出力し、スイッチ7は信
号Sを選択する。OR回路9の出力がHの時、スイッチ
7は電源端子6を選択し、信号TはすべてHとなる。信
号Tは乗算器10に出力され、クロマ信号入力端子2よ
り入力されたディジタルクロマ信号Gに乗算され、信号
Uとなりクロマ信号出力端子3より出力される。上記の
ことにより、低輝度高輝度検出回路29は輝度信号Aが
Dレンジの6.23%以下、93.7%以上を検出し、クロマ信
号Gを図6Uに示すよう輝度信号Aの大きさによって抑
圧し、最終的に-6dbまで抑圧する。
いて、以下その動作を説明する。ここで、輝度信号Aを
12ビットとする。低輝度高輝度検出回路29はスイッ
チ30と、スイッチ31と、OR回路32と、インバー
タ33と、OR回路9とで構成される。輝度信号入力端
子1の上位4ビットはOR回路32に入力される。輝度
信号Aの上位4ビットがすべてLのときのみOR回路3
2はLを出力し、スイッチ30,スイッチ31は端子3
4を選択する。OR回路32の出力がHのときは、スイ
ッチ30,スイッチ31は端子35を選択し、輝度信号
Aはインバータ33により反転し、高低の反転した信号
となる。上記のことにより信号Aは図6に示すように信
号Qとなりシフトレジスタ4により上位3ビット上へシ
フトした後、信号Rを出力する。加算器5は信号Rに定
数 1000 0000 0111 を加算し、信号Sを出力する。OR
回路9は信号Qの内、上位4ビットが入力される。上位
4ビットがすべてLの時、Lを出力し、スイッチ7は信
号Sを選択する。OR回路9の出力がHの時、スイッチ
7は電源端子6を選択し、信号TはすべてHとなる。信
号Tは乗算器10に出力され、クロマ信号入力端子2よ
り入力されたディジタルクロマ信号Gに乗算され、信号
Uとなりクロマ信号出力端子3より出力される。上記の
ことにより、低輝度高輝度検出回路29は輝度信号Aが
Dレンジの6.23%以下、93.7%以上を検出し、クロマ信
号Gを図6Uに示すよう輝度信号Aの大きさによって抑
圧し、最終的に-6dbまで抑圧する。
【0018】実施例4.上記に示した実施例において低
輝度検出にOR回路9を、高輝度検出にインバータ28
と、OR回路9を用いたが、上記回路の変わりに他の論
理回路を用いて、クロマ抑圧を行う設定値を任意に変え
れることは言うまでもない。このとき設定値が加算器5
により全ビットHとなるように加算する定数を選択す
る。
輝度検出にOR回路9を、高輝度検出にインバータ28
と、OR回路9を用いたが、上記回路の変わりに他の論
理回路を用いて、クロマ抑圧を行う設定値を任意に変え
れることは言うまでもない。このとき設定値が加算器5
により全ビットHとなるように加算する定数を選択す
る。
【0019】実施例5.上記に示した実施例は輝度信号
を12ビットと設定したが、設計上より求められる適切
なビット数にても実現できる(ただし、5ビット以
上)。
を12ビットと設定したが、設計上より求められる適切
なビット数にても実現できる(ただし、5ビット以
上)。
【0020】
【発明の効果】請求項1における本発明は、輝度信号と
色信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路
において、低輝度クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタ
ル回路で構成しているので、従来のアナログ信号処理で
は限界のあった無調整化、高信頼化を図ることができる
という優れた効果が得られるものである。
色信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路
において、低輝度クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタ
ル回路で構成しているので、従来のアナログ信号処理で
は限界のあった無調整化、高信頼化を図ることができる
という優れた効果が得られるものである。
【0021】請求項2における本発明は、輝度信号と色
信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路に
おいて、高輝度クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタル
回路で構成しているので、従来のアナログ信号処理では
限界のあった無調整化、高信頼化を図ることができると
いう優れた効果が得られるものである。
信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路に
おいて、高輝度クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタル
回路で構成しているので、従来のアナログ信号処理では
限界のあった無調整化、高信頼化を図ることができると
いう優れた効果が得られるものである。
【0022】請求項3における本発明は、輝度信号と色
信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路に
おいて、クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタル回路で
構成しているので、従来のアナログ信号処理では限界の
あった無調整化、高信頼化を図ることができるという優
れた効果が得られるものである。
信号とを独立に処理するディジタル映像信号処理回路に
おいて、クロマ抑圧を新規且つ簡便なディジタル回路で
構成しているので、従来のアナログ信号処理では限界の
あった無調整化、高信頼化を図ることができるという優
れた効果が得られるものである。
【図1】請求項1における本発明の映像信号処理回路の
基本構成を示す図である。
基本構成を示す図である。
【図2】請求項1における本発明の映像信号処理回路の
信号をアナログにて示した図である。
信号をアナログにて示した図である。
【図3】請求項2における本発明の映像信号処理回路の
基本構成を示す図である。
基本構成を示す図である。
【図4】請求項2における本発明の映像信号処理回路の
信号をアナログにて示した図である。
信号をアナログにて示した図である。
【図5】請求項3における本発明の映像信号処理回路の
基本構成を示す図である。
基本構成を示す図である。
【図6】請求項3における本発明の映像信号処理回路の
信号をアナログにて示した図である。
信号をアナログにて示した図である。
【図7】従来の映像信号処理回路を示す図である
1 輝度信号入力端子 2 クロマ信号入力端子 3 クロマ信号出力端子 4 シフトレジスタ 5 加算器 6 電源端子 7 スイッチ 8 低輝度検出回路 9 OR回路 10 乗算器 11 光電変換素子 12、13、14 プリアンプ 15、16、17 プロセス回路 18 輝度マトリックス回路 19、20 色差マトリックス回路 21、22 色差信号増幅回路 23 輝度信号増幅回路 24 レベル検出回路 25 カラーエンコーダ 26 出力端子 27 高輝度検出回路 28 インバータ 29 低輝度高輝度検出回路 30、31 スイッチ 32 OR回路 33 インバータ 34 スイッチの1端子 35 スイッチのもう一方の1端子
Claims (3)
- 【請求項1】 輝度信号と色信号とを独立に処理するデ
ィジタル映像信号処理回路において、低輝度検出を行う
低輝度検出回路と、色信号のゲインをコントロールする
乗算器と、ディジタル輝度信号をシフトするシフトレジ
スタと、上記信号に定数を加える加算器と、上記ディジ
タル輝度信号をクリップするスイッチとを具備し、輝度
信号が一定値以下の低輝度のとき色信号をその輝度信号
の大きさに応じて抑圧することを特徴とする映像信号処
理回路。 - 【請求項2】 輝度信号と色信号とを独立に処理するデ
ィジタル映像信号処理回路において、高輝度検出を行う
高輝度検出回路と、色信号のゲインをコントロールする
乗算器と、ディジタル輝度信号をシフトするシフトレジ
スタと、上記信号に定数を加える加算器と、上記ディジ
タル輝度信号をクリップするスイッチとを具備し、輝度
信号が一定値以上の高輝度のとき色信号をその輝度信号
の大きさに応じて抑圧することを特徴とする映像信号処
理回路。 - 【請求項3】 輝度信号と色信号とを独立に処理するデ
ィジタル映像信号処理回路において、低輝度検出を行う
低輝度検出回路と、高輝度検出を行う高輝度検出回路
と、色信号のゲインをコントロールする乗算器と、ディ
ジタル輝度信号をシフトするシフトレジスタと、上記信
号に定数を加える加算器と、上記ディジタル輝度信号を
クリップするスイッチとを具備し、輝度信号が第1の設
定値以下、及び第2の設定値以上の場合、色信号をその
輝度信号の大きさに応じて抑圧することを特徴とする映
像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039405A JPH05244617A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039405A JPH05244617A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 映像信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244617A true JPH05244617A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12552086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4039405A Pending JPH05244617A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05244617A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005318536A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Magnachip Semiconductor Ltd | サチュレーション処理によるイメージ品質向上方法 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4039405A patent/JPH05244617A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005318536A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Magnachip Semiconductor Ltd | サチュレーション処理によるイメージ品質向上方法 |
JP4559885B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2010-10-13 | クロステック・キャピタル,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | サチュレーション処理によるイメージ品質向上方法 |
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