JP3395333B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JP3395333B2 JP3395333B2 JP04859594A JP4859594A JP3395333B2 JP 3395333 B2 JP3395333 B2 JP 3395333B2 JP 04859594 A JP04859594 A JP 04859594A JP 4859594 A JP4859594 A JP 4859594A JP 3395333 B2 JP3395333 B2 JP 3395333B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機あ
るいはハイビジョン受信機の映像信号処理回路に関し、
低い輝度部分での色改善回路、または色ノイズ改善回路
に関するものである。
るいはハイビジョン受信機の映像信号処理回路に関し、
低い輝度部分での色改善回路、または色ノイズ改善回路
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のテレビジョン受信機で本発明に関
する部分について説明する。図４は従来のテレビジョン
受信機の信号処理回路のブロック図である。図４におい
て、Ａは入力輝度信号、Ｂは入力色差信号、Ｃは出力輝
度信号、１１は輝度レベル制御回路である。
する部分について説明する。図４は従来のテレビジョン
受信機の信号処理回路のブロック図である。図４におい
て、Ａは入力輝度信号、Ｂは入力色差信号、Ｃは出力輝
度信号、１１は輝度レベル制御回路である。
【０００３】入力輝度信号Ａは、輝度レベル制御回路１
１で適当に制御され、またはそのまま出力輝度信号Ｃと
なり後段に供給される。また、入力色差信号Ｂは、直接
後段の色処理部へ供給されている。この構成で明らかな
様に、輝度信号と色差信号はなんら関係なく制御されて
いる。
１で適当に制御され、またはそのまま出力輝度信号Ｃと
なり後段に供給される。また、入力色差信号Ｂは、直接
後段の色処理部へ供給されている。この構成で明らかな
様に、輝度信号と色差信号はなんら関係なく制御されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このため、画像として
輝度レベルの低い部分の色のあざやかさを欠いた画像と
なり、また輝度レベル制御回路１１で何等信号処理がさ
れない場合、画像としては輝度レベルの低い部分で色ノ
イズが目立つ場合が多くあり見苦しい画像となってい
た。
輝度レベルの低い部分の色のあざやかさを欠いた画像と
なり、また輝度レベル制御回路１１で何等信号処理がさ
れない場合、画像としては輝度レベルの低い部分で色ノ
イズが目立つ場合が多くあり見苦しい画像となってい
た。
【０００５】本発明は上記の問題点を解決し、信号の輝
度レベルが低い場合でも、色のあざやかさを増し、また
色ノイズを軽減した好ましい画像を得ようとするもので
ある
度レベルが低い場合でも、色のあざやかさを増し、また
色ノイズを軽減した好ましい画像を得ようとするもので
ある
【０００６】。
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理回
路は、上記の課題を解決するために、輝度信号の輝度レ
ベルを検出する手段と、色差信号の振幅を検出する手段
と、前記輝度レベルを検出する手段の出力と色差信号の
振幅を検出する手段の出力とを合成する手段と、前記合
成する手段の出力で前記輝度信号の輝度レベルを制御す
る手段を有する。
路は、上記の課題を解決するために、輝度信号の輝度レ
ベルを検出する手段と、色差信号の振幅を検出する手段
と、前記輝度レベルを検出する手段の出力と色差信号の
振幅を検出する手段の出力とを合成する手段と、前記合
成する手段の出力で前記輝度信号の輝度レベルを制御す
る手段を有する。
【０００７】また他の発明として、映像信号処理回路
は、輝度信号の輝度レベルを検出する手段と、色差信号
の振幅を検出する手段と、前記輝度レベルを検出した信
号と色差信号の振幅を検出した信号とを合成する手段
と、前記合成する手段の出力で色差信号の通過帯域を制
御する手段とを有した映像信号処理回路である。
は、輝度信号の輝度レベルを検出する手段と、色差信号
の振幅を検出する手段と、前記輝度レベルを検出した信
号と色差信号の振幅を検出した信号とを合成する手段
と、前記合成する手段の出力で色差信号の通過帯域を制
御する手段とを有した映像信号処理回路である。
【０００８】
【作用】この構成によって、信号の輝度レベルが低く、
色差振幅が大きい信号場合には輝度レベルを補正するこ
とが出来るため、色のあざやかさ増し好ましい画像を得
ることが可能である。
色差振幅が大きい信号場合には輝度レベルを補正するこ
とが出来るため、色のあざやかさ増し好ましい画像を得
ることが可能である。
【０００９】また他の発明に係わる映像信号処理回路
は、信号の輝度レベルが低く、色差信号が大きい信号の
場合には色差信号の帯域を制御することができるため、
色ノイズを軽減し好ましい画像を得ることが可能であ
る。
は、信号の輝度レベルが低く、色差信号が大きい信号の
場合には色差信号の帯域を制御することができるため、
色ノイズを軽減し好ましい画像を得ることが可能であ
る。
【００１０】
（実施例１）以下、本発明の一実施例を示す映像信号処
理回路について、図面を参照しながら説明する。図１で
従来例図３と同じ部分と信号名については、同じ符号を
用いている。
理回路について、図面を参照しながら説明する。図１で
従来例図３と同じ部分と信号名については、同じ符号を
用いている。
【００１１】図１において、１１は輝度レベル制御回
路、１２は入力輝度信号Ａの輝度レベルを検出する輝度
レベル検出回路であり、１３は入力色差信号Ｂの振幅を
検出する色差信号振幅検出回路、１４は輝度レベル検出
回路１２と色差信号振幅検出回路１３との出力を合成す
る合成回路である。また、合成回路１４の出力は輝度レ
ベル制御回路１１の制御入力として供給される。以上の
ように構成された映像信号処理回路について、図３の動
作波形を用いてその動作を説明する。
路、１２は入力輝度信号Ａの輝度レベルを検出する輝度
レベル検出回路であり、１３は入力色差信号Ｂの振幅を
検出する色差信号振幅検出回路、１４は輝度レベル検出
回路１２と色差信号振幅検出回路１３との出力を合成す
る合成回路である。また、合成回路１４の出力は輝度レ
ベル制御回路１１の制御入力として供給される。以上の
ように構成された映像信号処理回路について、図３の動
作波形を用いてその動作を説明する。
【００１２】図３において、入力輝度信号Ａが輝度レベ
ル制御回路１１と輝度レベル検出回路１２に供給され、
輝度レベル検出信号Ｄを得る。又、入力色差信号Ｂが色
差信号振幅検出回路１３に供給され、色差振幅検出信号
Ｅを得る。この二つの検出信号Ｄと検出信号Ｅは、合成
回路１４に入力され適当に合成され輝度制御信号Ｆを得
る。制御信号Ｆで輝度レベル制御回路１１の制御を行い
補正された出力輝度信号Ｃを得る。補正された出力輝度
信号Ｃは、入力信号の輝度レベルが低く、且つ色差信号
振幅が大きい部分だけが輝度補正されている。尚、色差
信号とはＲ−Ｙ，Ｂ−ＹあるいはＰB ，ＰR の２系統を
意味していることは明らかである。
ル制御回路１１と輝度レベル検出回路１２に供給され、
輝度レベル検出信号Ｄを得る。又、入力色差信号Ｂが色
差信号振幅検出回路１３に供給され、色差振幅検出信号
Ｅを得る。この二つの検出信号Ｄと検出信号Ｅは、合成
回路１４に入力され適当に合成され輝度制御信号Ｆを得
る。制御信号Ｆで輝度レベル制御回路１１の制御を行い
補正された出力輝度信号Ｃを得る。補正された出力輝度
信号Ｃは、入力信号の輝度レベルが低く、且つ色差信号
振幅が大きい部分だけが輝度補正されている。尚、色差
信号とはＲ−Ｙ，Ｂ−ＹあるいはＰB ，ＰR の２系統を
意味していることは明らかである。
【００１３】これにより色鮮やかな画像を得ることが出
来る。 （実施例２）さらに他の発明の一実施例について図２を
用いて以下に説明をする。なお、実施例１で説明した図
１に示した映像信号処理回路の構成のうち、同じ構成要
件については同一符号を付し、また同一の動作を行なう
ものとし、ここではその説明を省略する。
来る。 （実施例２）さらに他の発明の一実施例について図２を
用いて以下に説明をする。なお、実施例１で説明した図
１に示した映像信号処理回路の構成のうち、同じ構成要
件については同一符号を付し、また同一の動作を行なう
ものとし、ここではその説明を省略する。
【００１４】２１は帯域制御回路であり、合成回路１４
から出力される信号を入力するものである。この映像信
号処理回路の動作を図３を用いて説明する。
から出力される信号を入力するものである。この映像信
号処理回路の動作を図３を用いて説明する。
【００１５】図３において、入力輝度信号Ａが輝度レベ
ル制御回路１１と輝度レベル検出回路１２に供給され、
輝度レベル検出信号Ｄを得る。又、入力色差信号Ｂが色
差信号振幅検出回路１３に供給され、色差振幅検出信号
Ｅを得る。この二つの検出信号Ｄと検出信号Ｅは、合成
回路１４に入力され適当に合成され輝度制御信号Ｆを得
る。ここまでは実施例１で記した映像信号処理回路の動
作と同じである。
ル制御回路１１と輝度レベル検出回路１２に供給され、
輝度レベル検出信号Ｄを得る。又、入力色差信号Ｂが色
差信号振幅検出回路１３に供給され、色差振幅検出信号
Ｅを得る。この二つの検出信号Ｄと検出信号Ｅは、合成
回路１４に入力され適当に合成され輝度制御信号Ｆを得
る。ここまでは実施例１で記した映像信号処理回路の動
作と同じである。
【００１６】この制御信号Ｆは帯域制御回路２１に入力
され、この帯域制御回路２１では入力された色差信号Ｂ
の帯域が補正されて色差信号Ｃが出力される。補正され
た出力色差信号Ｇは、入力信号の輝度レベルが低く、且
つ入力色差信号Ｂの振幅が大きい部分だけが帯域制御さ
れている。尚、色差信号とはＲ−Ｙ，Ｂ−ＹあるいはＰ
B ，ＰR の２系統を意味していることは明らかである。
され、この帯域制御回路２１では入力された色差信号Ｂ
の帯域が補正されて色差信号Ｃが出力される。補正され
た出力色差信号Ｇは、入力信号の輝度レベルが低く、且
つ入力色差信号Ｂの振幅が大きい部分だけが帯域制御さ
れている。尚、色差信号とはＲ−Ｙ，Ｂ−ＹあるいはＰ
B ，ＰR の２系統を意味していることは明らかである。
【００１７】この回路により色差信号の帯域を狭くし、
色ノイズの少ない画像を得ることができる。
色ノイズの少ない画像を得ることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明は、輝度レベル検出
と色差信号振幅検出を行い、信号に最適な輝度補正が出
来るため、信号の輝度レベルが低く、色差振幅が大きい
信号の場合には輝度レベルを補正し、色のあざやかさ増
し好ましい画像を得ることができる優れた映像信号処理
回路を実現出来るものである。
と色差信号振幅検出を行い、信号に最適な輝度補正が出
来るため、信号の輝度レベルが低く、色差振幅が大きい
信号の場合には輝度レベルを補正し、色のあざやかさ増
し好ましい画像を得ることができる優れた映像信号処理
回路を実現出来るものである。
【００１９】また、色差信号に適当な帯域制御を行なう
ことにより、信号の輝度レベルが低く、色差信号が大き
い信号の場合には色差信号の帯域を狭くし、色ノイズを
軽減して好ましい画像を得ることが出来る。
ことにより、信号の輝度レベルが低く、色差信号が大き
い信号の場合には色差信号の帯域を狭くし、色ノイズを
軽減して好ましい画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における映像信号処理回路の
ブロック図
ブロック図
【図２】本発明の他の実施例における映像信号処理回路
のブロック図
のブロック図
【図３】本発明の一実施例及び他の実施例における映像
信号処理回路の動作波形図
信号処理回路の動作波形図
【図４】従来の映像信号処理回路のブロック図
１１ 輝度レベル制御回路
１２ 輝度レベル検出回路
１３ 色差信号振幅検出回路
１４ 合成回路
２１ 帯域制御回路
Ａ 入力輝度信号
Ｂ 入力色差信号
Ｃ 出力輝度信号
Ｄ 輝度レベル検出信号
Ｅ 色差信号振幅検出信号
Ｆ 輝度制御信号
Ｇ 出力色差信号
Claims (2)
- 【請求項１】 テレビジョン受信機あるいはハイビジョ
ン受信機において、入力された輝度信号の輝度レベルを
検出して所定の輝度レベル以下の時に輝度信号に対して
レベル補正するための第１の検出信号を出力する輝度レ
ベル検出手段と、入力された色差信号の振幅を検出して
所定振幅以上の色差信号に対して所定のレベルに補正す
るための第２の検出信号を出力する色差振幅検出手段
と、前記輝度レベル検出手段から出力される第１の検出
信号と前記色差振幅検出手段から出力される第２の検出
信号とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力によ
り前記輝度信号の輝度レベルを制御する輝度レベル制御
手段とを備え、色差信号の振幅が大きく、且つ輝度信号
のレベルが低い時には、その部分の輝度信号レベルを所
定レベルに補正するようにしたことを特徴とする映像信
号処理回路。 - 【請求項２】 テレビジョン受信機あるいはハイビジョ
ン受信機において、入力された輝度信号の輝度レベルを
検出して所定の輝度レベル以下の時に輝度信号に対して
レベル補正するための第１の検出信号を出力する輝度レ
ベル検出手段と、入力された色差信号の振幅を検出して
所定振幅以上の色差信号に対して所定のレベルに補正す
るための第２の検出信号を出力する色差振幅検出手段
と、前記輝度レベル検出手段から出力される第１の検出
信号と前記色差振幅検出手段から出力される第２の検出
信号とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力によ
り前記色差信号の通過帯域を制御する通過帯域制御手段
とを備え、前記通過帯域制御手段により色差信号の振幅
が大きく、且つ輝度信号のレベルが低い部分の色差信号
の帯域を制御するようにしたことを特徴とする映像信号
処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04859594A JP3395333B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04859594A JP3395333B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 映像信号処理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07264623A JPH07264623A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3395333B2 true JP3395333B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=12807767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04859594A Expired - Fee Related JP3395333B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3395333B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP04859594A patent/JP3395333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07264623A (ja) | 1995-10-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |