JPH06243368A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH06243368A
JPH06243368A JP2765893A JP2765893A JPH06243368A JP H06243368 A JPH06243368 A JP H06243368A JP 2765893 A JP2765893 A JP 2765893A JP 2765893 A JP2765893 A JP 2765893A JP H06243368 A JPH06243368 A JP H06243368A
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正道 菊池
Mitsuhiro Kurimoto
光広 栗本
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宗応 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】火災等の異常を監視すると共に異常発生時に防
火扉等の端末機器を遠隔的に制御する防災監視装置に関
し、電源容量を増やすことなく受信機側での復旧制御に
関する負担を軽減する。 【構成】受信手段1から端末2に対し端末アドレスを指
定したコマンド信号を送出し、端末アドレスに自己アド
レスが一致した端末1が受信したコマンド信号に基づい
て駆動または復旧を行う。受信手段1は、複数の端末を
一括して復旧させる一括復旧コマンド信号を送出する復
旧指令手段3を備え、端末2は、復旧指令手段3からの
一括復旧コマンド信号を受信した際に、予め割り当てら
れた固有時間の経過後に復旧制御を行う復旧手段4を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災等の異常を監視す
ると共に異常発生時に地区ベル、防火扉等の端末機器を
遠隔的に制御する防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防災監視装置に用いる端
末機器の遠隔制御装置としては、例えば実開昭62−3
7390号のものが知られている。この遠隔制御装置に
あっては、受信機に設けた制御手段としてのCPUから
のアドレス指定で端末制御装置を呼出して制御コマンド
を送り、端末制御装置に設けているラッチングリレーの
セット巻線に通電してリレー接点を閉じ、例えばベル線
を通電状態にして地区ベルの鳴動を行っている。また復
旧時には、同様に端末制御装置を呼出して復旧コマンド
を送り、ラッチングリレーのリセット巻線に通電してリ
レー接点を開き、地区ベルの鳴動を停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災監視装置における端末機器の遠隔制御に
あっては、端末機器を動作させた場合には、制御した端
末を記憶しておき、復旧操作が行われた場合には、記憶
した端末情報に基づき制御した端末を指定して復旧制御
を行わなければならず、受信機側の制御CPUの処理が
ビジィになる問題があった。
【0004】また全ての端末を制御した後に復旧するよ
うな場合には、各々の端末に対し復旧コマンドを送信し
なければならず、端末が増えると復旧に時間がかかり、
その間、受信機の制御CPUの処理能力が低下してしま
う問題があった。具体的には、防災監視装置の施工の際
には、実際に端末を動作させて確認試験を行った後に復
旧させることになるが、端末を復旧させる場合にも、端
末アドレスと制御コマンドなどから構成される電文を送
信しなければならず、全ての端末を復旧させるまでに時
間がかかりすぎ、操作性の低下を招く。
【0005】また定期点検等の際に制御した複数の端末
の復旧制御中に火災信号を受信したような場合、復旧制
御によりビジィ状態にある受信機の制御CPUによる火
災受信処理が遅れる恐れもあった。一方、受信機から全
ての端末に共通な一括復旧コマンドを送出し、短時間で
制御した端末を一括して復旧させることも考えられる。
しかし、負荷の復旧は、ラッチングリレーのリセット巻
線に通電することで行うため、端末を一斉に復旧制御す
ると端末ラッチングリレーのリセット電流を合わせた過
大な電流が受信機からの電源線に流れ、電源ダウンを起
こす問題があり、また一斉復旧に見合うように電源容量
を大きくすることは、コストアップを招く問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、電源容量を増やすことなく受信機側
での復旧制御に関する負担を軽減するようにした防災監
視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、受信手段1から端末2に対し
端末アドレスを指定したコマンド信号を送出し、端末ア
ドレスに自己アドレスが一致した端末2が受信したコマ
ンド信号に基づいて駆動または復旧を行う防災監視装置
を対象とする。
【0008】このような防災監視装置につき本発明にあ
っては、受信手段1に複数の端末2を一括して復旧させ
る一括復旧コマンド信号を送出する復旧指令手段3を設
け、端末2には復旧指令手段3からの一括復旧コマンド
信号を受信した際に、予め割り当てられた固有時間の経
過後に復旧制御を行う復旧手段4を備えたことを特徴と
する。ここで各端末は自己の端末アドレスに基づいて復
旧制御を行う固有時間を設定する。
【0009】本発明の具体的な形態としては、受信手段
1に設けた復旧指令手段3は、端末アドレスを指定して
端末ごとに一括復旧コマンド信号を発行する。端末は受
信手段1からの信号線に接続した中継器と、中継器から
の1又は複数の制御回線に接続した制御負荷26とで構
成され、中継器に復旧手段4を設け、復旧手段4は受信
手段1から中継器アドレスを指定した一括復旧コマンド
信号を受信した際に、中継器に接続している制御負荷2
6を復旧させる。
【0010】また本発明の具体的な他の形態としては、
受信手段1の復旧指令手段3は、複数の端末をグループ
化したグループアドレスを指定して一括復旧コマンド信
号を順次発行し、端末の中継器に設けた復旧手段4は、
受信手段1から自己の属するグループアドレスを指定し
た一括復旧コマンド信号を受信した際に、中継器に接続
している制御負荷26を復旧させる。
【0011】ここで、端末2の復旧手段4は、受信手段
1から自己アドレスまたは自己の属するグループアドレ
スを指定した一括復旧コマンド信号を受信した際に、中
継器に接続している全ての制御負荷26を一斉に復旧さ
せてもよいし、中継器に接続している制御負荷を制御回
線単位に順次復旧させるようにしてもよい。また端末2
は、ラッチングリレーのセット巻線の通電で負荷を駆動
し、ラッチングリレーのリセット巻線の通電で負荷を復
旧させる。
【0012】さらに、受信手段1の構成形態は、 受信機のみで構成され、受信機に端末を接続、 受信機と、受信機からの伝送路に接続されたローカル
受信機としての1又は複数の中継盤とで構成され、中継
盤ごとに端末を接続、 相互に伝送路で接続された複数のローカル受信機とし
ての中継盤のみで構成され、中継盤ごとに前記端末を接
続、 がある。
【0013】
【作用】このような本発明の防災監視装置によれば、制
御した端末の復旧は、全端末あるいは複数端末ごとに一
斉に復旧されるため、アドレスと制御コマンドを指定し
た復旧制御であっても、端末復旧に要する時間が短時間
で済み、装置施工時や点検時の操作性を向上できる。
【0014】またラッチングリレーのリセット巻線の通
電による端末の復旧であっても、端末の一括復旧を、中
継器単位、中継器に負荷を接続した制御回線単位、ある
いはグループ化された中継器単位として予め設定した固
有時間に従って順番に行うため、復旧制御中の電流増加
を電源容量に見合った値に抑えて、電源ダウンや受信機
電源の容量増加などを不要にできる。
【0015】
【実施例】図2は本発明の防災監視装置における全体構
成を示した説明図である。図2において、10は受信機
であり、中央監視室や管理人室等に設置される。受信機
10からは伝送路12が引き出され、感知器用中継器1
6,アナログ感知器18及び制御用中継器20−1,2
0−2を接続している。感知器用中継器16からは電源
兼用信号線22が引き出され、電源兼用信号線22に1
または複数のオンオフ感知器24を接続している。
【0016】アナログ感知器18は中継器としての機能
を内蔵しており、熱センサや煙濃度センサで検出したア
ナログ信号を受信機10に送出する。制御用中継器20
には、この実施例にあっては4つの制御負荷26が制御
回線によって接続されている。制御負荷26としては地
区ベル,防火扉のレリーズ,防排煙口のダンパを駆動す
るソレノイド、モータ等の適宜の防災機器が対象とな
る。
【0017】一方、受信機10にはCPUを用いた制御
部28が設けられ、制御部28に対しては表示部30,
操作部32,鳴動部36、更に電源部38が設けられて
いる。受信機10の制御部28は端末アドレスと制御コ
マンドを含むフォーマット構成の電文を作成して伝送路
12に送出し、感知器用中継器16,アナログ感知器1
8及び制御用中継器20−1,20−2に対するポーリ
ングを行っている。
【0018】感知器用中継器16,アナログ感知器18
及び制御用中継器20のそれぞれには固有の端末器アド
レスが予め設定されており、受信機10からの端末アド
レスに自己アドレスが一致すると、受信したコマンド信
号に基づいた処理を実行する。この場合、定常状態にお
けるポーリングに対し感知器用中継器16及びアナログ
感知器18にあっては、検出情報の返送コマンドが入っ
ていることから自己アドレスとそのときの検出情報の応
答データを作成して受信機10に返送する。
【0019】また、制御用中継器20にあっては、通常
時にあっては特別な制御コマンドがないことから制御処
理は行わないが、火災時にあっては端末アドレスに続い
て制御負荷26を駆動する制御コマンドが受信され、受
信した制御コマンドに基づいて制御負荷26を駆動す
る。また、制御負荷26を作動した後に復旧コマンド信
号を受信した場合には、制御負荷26の復旧制御を行
う。
【0020】本発明にあっては、制御負荷26の復旧制
御については受信機10より一括復旧コマンド信号の送
出が行われる。即ち、受信機10の操作部32には復旧
スイッチ34が設けられており、端末の制御負荷26を
制御した後に復旧したい場合には、復旧スイッチ34を
操作すると制御部28は制御用中継器20に対し一括復
旧コマンドを含む伝送データを送り、制御負荷26の一
斉復旧動作を行わせる。
【0021】本発明の制御負荷26の一斉復旧の形式は 制御用中継器20単位の一括復旧、 制御用中継器20から引き出している制御回線毎の一
括復旧、 グループ化した制御用中継器20毎の一括復旧、 があるが、この実施例にあっては前記のグループ化し
た制御用中継器20毎の一括復旧を例にとって説明す
る。
【0022】図3は図2に示した制御用中継器20の一
実施例を示した回路ブロック図である。図3において、
制御用中継器20の端子S,SC間には一対の信号線1
4が接続される。端子S,SCに続いてはダイオードD
1とサージ吸収用のツェナダイオードZD1が設けられ
る。続いて定電圧回路40が設けられ、制御IC等の駆
動に必要なDC3.2Vを作り出している。定電圧回路
40に続いては送受信回路42が設けられ、送受信回路
42には送信または受信状態で点滅する伝送表示灯44
が設けられる。
【0023】送受信回路42には例えば受信機10から
の送信データを線路電圧の変化から検出し、受信信号を
制御回路46に出力する。また制御回路46からの送信
データは電流信号に変換して信号線12に送出する。制
御回路46に対してはアドレス設定回路48が設けられ
る。アドレス設定回路48にはディップスイッチを用い
たアドレス設定スイッチ50が設けられ、予め定めた端
末アドレス、具体的には中継器が属するグループアドレ
スと固有の端末アドレスが設定される。
【0024】また、制御回路46に対してはは遅延時間
設定回路52が設けられる。遅延時間設定回路52には
受信機側より制御負荷の一斉復旧コマンドを受信した際
に、中継器20から引き出している制御負荷26に対す
る例えば4本の制御回線毎の一括復旧のタイミングを決
める固有の遅延時間が設定されている。更に制御回路4
6に対してリレー駆動回路54が設けられ、リレー駆動
回路54には中継器20に接続可能な制御負荷26の数
に対応して4つのラッチングリレー56−1〜56−4
が設けられている。
【0025】ラッチングリレー56−1〜56−4はセ
ット巻線Sとリセット巻線Rを備える。ラッチングリレ
ー56−1〜56−4のリレー接点は例えばラッチング
リレー56−1について示すように、受信機10からの
電源線15の接続端子DD側にリレー接点66−1とし
て設けられている。ラッチングリレー56−1はセット
巻線Sに通電するとリレー接点66−1が閉じ、その
後、セット巻線Sに対する通電を断ってもリレー接点6
6−1の閉じた状態は機械的に保持される。
【0026】一方、一度閉じたリレー接点66−1を開
くためにはリセット巻線Rに通電しなければならない。
従ってラッチングリレー56−1〜56−4のそれぞれ
は負荷の制御時と復旧時のそれぞれにセット巻線Sまた
はリセット巻線Rに駆動電流を流す必要がある。受信機
10からの電源線15は端子DD,DDCに接続され、
負荷接続回路64−1〜64−4のそれぞれを介して対
応する制御負荷26を接続している。負荷接続回路64
−1〜64−4は負荷接続回路64−1に代表して示す
ように、リレー駆動回路54に設けたラッチングリレー
56−1のリレー接点66−1を有する。また確認検出
回路68−1が設けられ、ダイオードD3を介して端子
DAより負荷26に確認用の信号線を出している。
【0027】このような確認検出回路68−1及びリレ
ー接点66−1は他の負荷接続回路64−2〜64−4
側についても同様に並列的に設けられる。負荷接続回路
64−1〜64−4に設けた確認検出回路68−1に対
しては、共通に電圧監視回路62が設けられ、電圧監視
回路62はダイオードD2を介して平滑回路60で得た
電源電圧を監視している。
【0028】ここで、負荷接続回路64−1に制御回線
を介して接続した負荷26を説明する。例えば防火扉の
レリーズを例にとると、レリーズを駆動するためのソレ
ノイドコイル70が設けられ、更に防火扉の閉じた状態
でa側にあり防火扉が開くとb側に切り替わるタンパス
イッチ72が設けられている。受信機10からの制御コ
マンド信号により制御回路46がリレー駆動回路54の
ラッチングリレー56−1のセット巻線Sに通電したと
すると、負荷接続回路64−1に設けているリレー接点
66−1が閉じ、ソレノイドコイル70に通電し、例え
ば防火扉を開放状態に保持しているレリーズの引離しを
行う。防火扉の保持が解除されるとタンパスイッチ72
がa側からb側に切り替わり、ダイオードD3を介して
制御負荷26側に確認検出回路より信号電流が流れる。
【0029】この信号電流により確認検出回路68−1
に設けているフォトカプラPC2の発光ダイオードが発
光し、制御回路46に設けているフォトカプラPC2の
フォトトランジスタで受光され、制御回路46は割込み
により送受信回路42を介して受信機10側に確認検出
情報を送出する。尚、制御回路46のフォトカプラPC
3〜PC5のフォトトランジスタに対応した発光ダイオ
ードは残りの負荷接続回路64−2〜64−4の確認検
出回路(図示せず)に設けている。
【0030】更に、制御回路46で電圧監視コマンドを
受信した際には、電圧監視回路62を動作する。即ち、
制御回路46による電圧監視コマンドに基づく制御時に
は、フォトカプラPC1の発光ダイオードを発光駆動
し、電圧監視回路62に設けたフォトカプラPC1のフ
ォトトランジスタで受光し、平滑回路60より得られた
電源電圧が正常か否かチェックする。
【0031】電源電圧が正常であれば、電圧監視回路6
2に設けているフォトカプラPC6の発光ダイオードが
発光駆動され、制御回路46のフォトカプラPC6のフ
ォトトランジスタで受光し、この場合には応答データの
正常ビットを立てる。一方、電源線15の断線等で電源
電圧が得られていない場合には、電圧監視回路62に設
けているフォトカプラPC6の発光ダイオードの発光駆
動が行われず、信号回路のフォトカプラPC6のフォト
トランジスタの受光動作がないことから、制御回路46
は電源異常を示すデータビットを立て、受信機10に電
源障害を示すデータをポーリングに対し返送する。
【0032】尚、制御回路46における電源異常の検出
応答機能は電源線障害マスク回路58により抑止するこ
とができる。即ち、電源線障害マスク回路58から引き
出された端子NT,NTC間にジャンパ線74を接続し
て短絡することで、電源線障害を示すビットが強制的に
マスクにより消された状態とする。また図3にあって
は、制御用中継器20からの4つの制御回線に対する制
御負荷の接続としては、負荷接続回路64−1のように
複数の制御負荷26を並列接続して回線単位で駆動と復
旧を行ってもよいし、負荷接続回路64−4に示すよう
に1つの制御負荷26を接続し、負荷単位で駆動と復旧
を行ってもよい。
【0033】図4は図2に示した受信機10と中継器間
での定常監視状態の呼出し及び応答を示したタイミング
チャートである。図4において、受信機10は呼出コマ
ンドC1及び端末アドレスA1,A2,A3,A4,・
・・を含む呼出信号を順次送信している。この呼出信号
は図5に取り出して示すように、8ビットのコマンドフ
ィールド、8ビットのアドレスフィールド、更に8ビッ
トのチェックサムフィールドの3バイトで構成される。
【0034】各バイトの前後にはスタートビット,パリ
ティビット及びストップビットを1ビットずつ設けてい
る。コマンドフィールドはアドレスとは無関係に全端末
に対し受信機10からの呼出信号が何を意味するかを示
すために使用される。本発明の一括復旧処理にあって
は、コマンドフィールドに一括復旧コマンドをセットし
た状態でアドレスフィールドに順次グループ化されたグ
ループアドレスをセットして端末側に送出するようにな
る。
【0035】受信機10からの呼出信号に対し、呼出信
号に含まれるアドレスの一致照合が得られた場合には中
継器20−1,20−2,20−3に示すように端末応
答信号が送出される。端末応答信号は図6に取り出して
示すように、8ビットのデータフィールドと8ビットの
チェックサムフィールドの2バイトで構成され、各バイ
トの前後にはスタートビット,パリティビット及びスト
ップビットが設けられている。
【0036】図7は図2の受信機10に設けた制御部2
8による処理動作を示したフローチャートである。図7
において、まず電源を投入すると、ステップS1で所定
の初期設定が行われ、ステップS2でポーリングのため
の中継器アドレスnを最初のアドレスn=1にセットす
る。続いてステップS3でアドレスn=1の中継器にポ
ーリングし、応答を待ってステップS4で応答信号の処
理を行う。
【0037】続いてステップS5で操作部32に設けて
いる復旧スイッチ34の操作の有無をチェックする。復
旧スイッチ34が操作されていなければステップS6に
進み、中継器最大アドレスであるn=127に達したか
否かチェックし、達していなければステップS7で中継
器アドレスnを1つインクリメントし、ステップS3で
次の中継器アドレスに対するポーリングを繰り返す。
【0038】このような処理により、例えば設備点検等
のために全ての制御用中継器20に接続している制御負
荷を制御して動作を確認し、その後、復旧するために復
旧スイッチ34を操作したとすると、ステップS5で復
旧スイッチの操作が判別され、ステップS8〜S10の
処理に進む。ここで、受信機10の制御部28には制御
用中継器20を所定単位例えば2つ単位でグループ化
し、各グループアドレス1〜xに対し、一斉復旧を行う
ための固有の遅延時間T1 〜Tnを予め設定している。
尚、最初の遅延時間T1 はT1=0でよい。従って、ス
テップS5で復旧スイッチの操作を判別すると、図8の
テーブルを参照し、このとき遅延時間T1 =0であるこ
とから直ちにステップS8でグループアドレス1に対す
る復旧コマンドを送信する。以下、ステップS9〜S1
0に示すように所定の遅延時間T2 〜Txの経過に従っ
て順次グループ2〜xに対する復旧コマンドを送信す
る。
【0039】図9は図2の制御用中継器20側の処理動
作を示したフローチャートである。図9において、まず
電源を投入すると、ステップS1で所定の初期設定が行
われ、ステップS2で受信機10からの信号受信を待
つ。受信機10からの信号を受信するとステップS3に
進み、受信アドレスと自己アドレスの一致、あるいは受
信グループアドレスと自己の属するグループアドレスの
一致の有無をチェックする。
【0040】もし受信機10より制御負荷を駆動するた
めの制御コマンドを含む信号受信が行われた場合には、
自己アドレスとの一致に続いてステップS4で復旧コマ
ンドか否かチェックした後、ステップS5で制御コマン
ドであることを判別するとステップS6に進み、負荷の
制御を実行する。勿論、復旧コマンドも制御コマンドも
なければいずれの処理も行わず、ステップS7に進む。
ステップS7にあっては、何もなければ定常応答を返
し、もし異常があれば異常応答を返す。
【0041】一方、受信機10よりグループアドレスを
指定した復旧コマンドが送出されていた場合には、ステ
ップS3でグループアドレスの一致を判別した後、ステ
ップS4で復旧コマンドを判別し、ステップS8〜S1
0の処理に進む。ここで、図3に示した制御用中継器2
0の制御回路46側の遅延時間設定回路52には、例え
ば図10に示すような制御負荷26に対する制御回線の
回線番号に対応した遅延時間が予め設定されている。
【0042】図10(a)は図3に示す制御負荷26の
制御回線が4回線の場合であり、回線番号1は遅延時間
0、回線番号2,3,4となるにつれてラッチングリレ
ーのリセット巻線の復旧に必要な駆動時間を越える所定
時間ΔT1 ずつ加算した遅延時間が格納されている。
尚、図10(b)は制御用中継器20に対し制御回線が
8回線の場合の遅延時間の設定状態を示している。
【0043】図9のステップS4における復旧コマンド
の判別でステップS8に進むと、まず制御回線1のラッ
チングリレーのリセット動作を遅延時間ゼロで行う。続
いて制御回線2の遅延時間を設定して経過したときに対
応するラッチングリレーのリセットをステップS9で行
う。以下同様に、最後の制御回線yまでラッチングリレ
ーのリセット動作を設定された遅延時間に基づいて順次
行う。
【0044】図11は図9に示した制御用中継器におけ
る復旧動作を示したタイムチャートであり、アドレスn
とアドレスn+1の2台の制御用中継器でグループ1の
復旧コマンドに対応したグループを形成しており、アド
レスnの制御用中継器は4回線で図10(a)に示す遅
延時間を設定しており、またアドレスn+1の制御用中
継器は8回線で図10(b)に示す遅延時間を設定した
場合を例にとっている。
【0045】まず受信機10から時刻t1 で最初のグル
ープアドレスの復旧コマンドが送出されたとすると、そ
れ以降は図8に示したグループアドレスに従った遅延時
間T 2 ,T3 ,・・・Txを経過する毎に順次送出され
る。受信機からの最初のグループアドレス1の復旧コマ
ンドに対しては、例えばグループ1に属するアドレスn
とアドレスn+1の制御用中継器で一括復旧コマンドが
解読され、制御負荷の復旧動作が行われる。
【0046】アドレスnの制御用中継器は4回線で制御
負荷を接続していることから、ΔT 1 時間毎に回線1か
ら回線4までのラッチングリレーのリセット動作を順次
行う。一方、アドレスn+1の制御用中継器20にあっ
ては8回線であることから、アドレスn側に対し半分の
ΔT2 時間毎に回線1から回線8までのラッチングリレ
ーのリセット動作を順次行う。
【0047】このため、同時に2つのラッチングリレー
のリセット動作が行われ、次のグループアドレス2の復
旧コマンドが得られるまでの時刻t2 〜t間で受信機に
流れる電流は定常電流It に2倍のラッチングリレーリ
セット電流Ir を上乗せした電流となり、受信機10か
ら流すことの可能な電源容量に見合った最大出力電流I
max を越えないように抑えられている。
【0048】以下同様に、グループアドレス2〜xにつ
いて、グループ化された2台の制御用中継器をグループ
アドレスで指定し、且つ指定された制御用中継器では回
線毎に一括復旧動作を行う。次に本発明における制御負
荷の一括復旧処理の他の実施例を説明する。上記の実施
例にあっては、制御負荷の一括復旧をグループ化された
中継器毎で且つグループ内の中継器から引き出されてい
る制御回線の回線毎に一括して順次行う場合を例にとっ
ているが、これ以外に本発明の一括復旧コマンドに基づ
く復旧処理としては、中継器ごとの一括復旧としてもよ
く、1回の復旧によるラッチングリレーのリセット巻線
の通電で流れる合計電流量が受信機10からの許容最大
出力電流を越えない範囲で一括復旧する制御負荷の数を
適宜に定めることができる。
【0049】具体的には図9の中継器の処理動作を示し
たフローチャートにおいて、ステップS2の信号受信の
後に、受信信号の中のコマンドフィールドを最初に判断
する処理を加え、コマンドフィールドから一括復旧コマ
ンドを解読した場合には、ステップS3のアドレス比較
を行わずに、直ちにステップS8〜S10の処理に進む
ようにする。
【0050】また、上記の実施例は受信手段として受信
機10のみを設けた場合を例にとっているが、更に設備
規模が大きくなると、中央監視室に設置された受信機に
対し伝送路を介して例えば各フロア毎にローカル受信機
として中継盤を設置し、中継盤のそれぞれに図1の受信
機10に示したように伝送路12を介して制御用中継器
20−1,20−2を接続する構成をとる。
【0051】従って、このような大規模システムの場合
にあっては、受信手段には受信機及びローカル受信機と
しての中継盤が含まれることになる。また、ローカル受
信機を統括するメインの受信機をもたず、フロア毎にロ
ーカル受信機のみが分散してそれぞれ受信機としての機
能を果たすような設備構成にあっては、本発明でいうと
ころの受信手段はローカル受信機のみで構成することも
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、全端末あるいは複数の端末の復旧を受信機側からの
電流が過大にならない範囲でまとめて一括復旧すること
から、制御した端末の復旧を短時間で行うことができ、
復旧処理のために受信側の制御CPUがビジィ状態とな
る時間帯が低減し、復旧処理による拘束を最小限に抑え
た適切な火災監視ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体構成を示した説明図
【図3】本発明の端末制御用の中継器の実施例を示した
回路ブロック図
【図4】本発明における受信機と中継器間の伝送動作を
示した説明図
【図5】本発明の受信機からの電文フォーマットの説明
【図6】本発明の中継器からの電文フォーマットの説明
【図7】本発明の受信機の処理動作を示したフローチャ
ート
【図8】本発明の中継器に設定した遅延時間の一例を示
した説明図
【図9】本発明の中継器の処理動作を示したフローチャ
ート
【図10】中継器単位の復旧処理に使用する固有時間テ
ーブルの説明図
【図11】本発明による端末の復旧動作を示したタイム
チャート
【符号の説明】 1:受信手段 2:端末 3:復旧指令手段 4:復旧手段 10:受信機 12:伝送路 14:信号線 15:電源線 16:感知器用中継器 18:アナログ感知器 20,20−1,20−2:制御用中継器 22:電源兼用信号線 24:オンオフ火災感知器 26:制御負荷 28:制御部 30:表示部 32:操作部 34:復旧スイッチ 36:鳴動部 38:電源部 40:定電圧回路 42:送受信回路 44:伝送表示灯 46:制御回路 48:アドレス設定回路 50:アドレス設定スイッチ 52:遅延時間設定回路 54:リレー駆動回路 56−1〜56−4:ラッチングリレー 58:電源線マスク回路 60:平滑回路 62:電圧監視回路 64−1〜64−4:負荷接続回路 66−1:リレー接点 68−1:確認検出回路 70:ソレノイドコイル 72:タンパスイッチ 74:ジャンパ線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信手段から端末に対し端末アドレスを指
    定したコマンド信号を送出し、該端末アドレスに自己ア
    ドレスが一致した端末が受信したコマンド信号に基づい
    て負荷の駆動制御または復旧制御を行う防災監視装置に
    於いて、 前記受信手段は、前記複数の端末を一括して復旧させる
    一括復旧コマンド信号を送出する復旧指令手段を備え、 前記端末は、前記復旧指令手段からの一括復旧コマンド
    信号を受信した際に、予め割り当てられた固有時間の経
    過後に復旧制御を行う復旧手段を備えたことを特徴とす
    る防災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置に於いて、前
    記各端末は自己の端末アドレスに基づいて復旧制御を行
    う固有時間を設定したことを特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の防災監視装置に於いて、前
    記受信手段の復旧指令手段は、端末ごとにアドレスを指
    定して一括復旧コマンド信号を順次発行し、 前記端末は、前記受信手段からの信号線に接続した中継
    器と、該中継器からの1又は複数の制御回線に接続した
    制御負荷とで構成され、該中継器に前記復旧手段を設
    け、該復旧手段は前記受信手段から自己アドレスを指定
    した一括復旧コマンド信号を受信した際に、該中継器に
    接続している制御負荷を復旧させることを特徴とする防
    災監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の防災監視装置に於いて、前
    記受信手段の復旧指令手段は、複数の端末をグループ化
    したグループアドレスを指定して一括復旧コマンド信号
    を順次発行し、 前記端末は、前記受信手段からの信号線に接続した中継
    器と、該中継器からの1又は複数の制御回線に接続した
    制御負荷とで構成され、該中継器に前記復旧手段を設
    け、該復旧手段は前記受信手段から自己の属するグルー
    プアドレスを指定した一括復旧コマンド信号を受信した
    際に、該中継器に接続している制御負荷を復旧させるこ
    とを特徴とする防災監視装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の防災監視装置に於
    いて、前記復旧手段は、前記一括復旧コマンド信号を受
    信した際に、該中継器に接続している全ての制御負荷を
    一斉に復旧させることを特徴とする防災監視装置。
  6. 【請求項6】請求項3または4記載の防災監視装置に於
    いて、前記復旧手段は、前記一括復旧コマンド信号を受
    信した際に、該中継器に接続している制御負荷を前記制
    御回線単位に順次復旧させることを特徴とする防災監視
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6記載の防災監視装置に於い
    て、前記端末は、ラッチングリレーのセット巻線の通電
    で負荷を駆動し、該ラッチングリレーのリセット巻線の
    通電で負荷を復旧させることを特徴とする防災監視装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載の防災監視装置に於い
    て、前記受信手段は、受信機のみで構成され、該受信機
    に前記端末を接続したことを特徴とする防災監視装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至7記載の防災監視装置に於い
    て、前記受信手段は、受信機と、該受信機からの伝送路
    に接続されたローカル受信機としての1又は複数の中継
    盤とで構成され、該中継盤ごとに前記端末を接続したこ
    とを特徴とする防災監視装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至7記載の防災監視装置に於
    いて、前記受信手段は、相互に伝送路で接続された複数
    のローカル受信機としての中継盤のみで構成され、該中
    継盤ごとに前記端末を接続したことを特徴とする防災監
    視装置。
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