JPH0623830B2 - ハロゲン化銀写真感光材料用現像液 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用現像液

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JPH0623830B2 JP18626589A JP18626589A JPH0623830B2 JP H0623830 B2 JPH0623830 B2 JP H0623830B2 JP 18626589 A JP18626589 A JP 18626589A JP 18626589 A JP18626589 A JP 18626589A JP H0623830 B2 JPH0623830 B2 JP H0623830B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法に
関し、特にそれに用いる現像液に関するものである。
(従来技術) 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理に用いら
れる現像液中には現像液の保存安定性を高める目的で亜
硫酸塩を含むことは周知である。また場合によっては、
例えば銀塩拡散転写用現像液や一浴現像定着液のように
チオ硫酸塩のようなハロゲン化銀に対して溶解作用の強
い化合物を含む現像液も用いられる。
これら亜硫酸塩やチオ硫酸塩のようなハロゲン化銀に対
して溶解作用を有する化合物を含む現像液で感光材料を
処理すると多量の銀錯体が現像液中に溶出し、溶出した
銀錯体は容易に還元されて銀スラッジとなって蓄積され
る。特に自動現像機を用いて継続的に感光材料を処理す
る場合には、銀スラッジが浮遊するだけでなく、ローラ
やベルト等に付着し、感光材料にローラ筋状の銀ステイ
ンと称する光の反射により黄色あるいは褐色を呈する析
出銀による汚れが発生する。
銀スラッジや液汚れの防止剤として、2−メルカプト−
1,3,4−チアジアゾール類(英国特許第94016
9号明細書)、2−メルカプト−1,3,4−オキサジ
アゾール類あるいは1−フェニル−5−メルカプトテト
ラゾール(米国特許第3,173,789号明細書)、
D.L.-6,8−ジチオオクタン酸(米国特許第3,318,
701号明細書)、O−メルカプト安息香酸(英国特許
第1144481号明細書)、脂肪族メルカプトカルボ
ン酸(米国特許第3,628,955号明細書)、L−チアゾリ
ジン−4−カルボン酸(J.Photogr.Sci,13,233(196
5))、ジスルフィド化合物(特開昭52−36029号
明細書)、2−ベンゾオキサゾールチオール、2−ベン
ゾイミダゾールチオール(Photogr.Sci.Eng.,20,220(19
76))、アセチレングリコール類(特開昭55-95947号明
細書)、2−メルカプトベンゾチアゾール−5−スルホ
ン酸(特開昭56−72441号明細書)等が知られて
いる。
しかしながら、これらの化合物は、ハロゲン化銀に対し
て溶解作用を有する現像液、特に高濃度の亜硫酸塩(例
えば0.2モル/以上)を含む現像液においてスラッジ
防止剤として使用した場合、空気酸化によりスラッジ防
止効果を失ったり、スラッジ防止効果が弱く多量の使用
が必要であったり、減感や軟調化、現像抑制などの写真
特性に悪影響を与えたり、その他高価であったり、不快
臭を有していたりして、充分満足できるものとは言い難
いという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の目的は、ハロゲン化銀に対して溶解作
用を有する現像液、特に高濃度の亜硫酸塩を含む安定な
現像液により自動現像機を用いて感光材料を処理すると
きに、銀スラッジによる液汚れや現像機のローラやベル
トの汚れを防ぎ、銀ステインのない仕上り品質の優れた
写真画像を得ることが出来る現像液を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、前述した問題が無く銀スラッジの
発生を防止した現像液でハロゲン化銀黒白写真感光材料
を処理する方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料用現像
液に下記一般式〔I〕で表わされる化合物を含有するこ
とによって達成された。
一般式〔I〕 (式中、A及びBは、メルカプト基、ヒドロキシル基、
ヒドロキシアルキル基、 基を表わす。R1及びR2は、水素原子、-X-Y基を表わし、
Xは2価基を表わし、Yはカルボキシル基、ヒドロキシ
ル基を表わす。) 以下に前記一般式(I)で表わされる化合物の具体例を示
す。但し、A及びBのみを示している。
これらの化合物は、公知であり、例えば特開昭58−1
05231号、同昭59−9661号明細書などを参照
することができる。
一般式〔I〕で表わされる化合物の添加量は、現像液1
当り約0.005〜約5g、好ましくは約0.01〜約2gの
範囲である。
本発明の現像処理液は、通常の黒白写真用現像主薬例え
ばハイドロキノン、アルキルハイドロキノン(例えばt
−ブチルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、ジメ
チルハイドロキノン)、カテコール、ピラゾール、クロ
ロハイドロキノン、ジクロロハイドロキノン、アルコキ
シハイドロキノン(例えばメトキシ又はエトキシハイド
ロキノン)、アミノフエノール現像主薬(例えばN−メ
チル−p−アミノフエノール、2,4−ジアミノフエノー
ル)、アスコルビン酸現像主薬、N−メチル−p−アミ
ノフエノールサルフエート、ピラゾロン類(例えば4−
アミノピラゾロン)、3−ピラゾリドン現像主薬(例え
ば1−フエニル−3−ピラゾリドン、1−フエニル−4,
4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フエニル−5−
メチル−3−ピラゾリドン、1−フエニル−4−メチル
−3−ピラゾリドン、1,5−ジフエニル−3−ピラゾリ
ドン、1−p−トリル−3−ピラゾリドン、1−フエニ
ル−2−アセチル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリド
ン、1−p−ヒドロキシフエニル−4,4−ジメチル−3
−ピラゾリドン、1−(2−ベンゾチアゾリル)−3−
ピラゾリドン、3−アセトキシ−1−フエニル−3−ピ
ラゾリドン)等を単独もしくは組合せて含有したアルカ
リ水溶液であることが好ましい。
特にハイドロキノンと3−ピラゾリドン類あるいはハイ
ドロキノンとアミノフエノール類との組合せが高温迅速
な処理には有用である。
但し、現像主薬を実質的に含有しない、所謂アクチベー
タタイプの現像液であってもよい。
本発明に用いられる一般式〔I〕で表わされる化合物を
含有した現像液は、多量の亜硫酸イオンを含有している
ときに、スラッジ防止効果を特に顕著に発揮する。この
とき具体的には、現像液1当り0.1モル以上、好まし
くは0.2モルから1.0モルの亜硫酸イオンを含有してい
る。亜硫酸イオンを与える亜硫酸塩としては、具体的に
は亜硫酸塩ナトリウム、亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸
カリウムなどのアルカリ金属の亜硫酸塩を用いることが
できる。
現像液中に発生する銀スラツジは、特に現像機中のロー
ラーやベルトに沈着しやすく、しかもローラーやベルト
に付着した銀スラツジは感光材料を汚染しやすい。した
がって本発明は自動現像機で処理する場合に特に有効に
用いられる。
かかる自動現像機としては、例えば対向ローラー方式
(例えばPAKO社Pakorol Super G24−2、富士写真フイ
ルム社G−14L、FG-24SQ、RNなど)、千鳥ローラー方式
(例えばEastman Kodak社Kodalith Processor、M6 Proce
ssor、富士写真フイルム社RUなど)、ベルト搬送方式
(例えばLog-E-tronics社LD-241Dなど)その他(dupont
社Cronalith24Lなど)などがある。
現像液には、その他必量により緩衝剤(例えば、炭酸
塩、硼酸、硼酸塩、アルカノールアミン)、アルカリ剤
(例えば、水酸化物、炭酸塩)、溶解助剤(例えば、ポ
リエチレングリコール類、これらのエステル)、pH調
整剤(例えば、酢酸の如き有機酸)、増感剤(例えば、
四級アンモニウム塩)、現像促進剤、界面活性剤、硬膜
剤などを含有させることができる。
現像液には更に、カブリ防止剤(例えば、5−ニトロイ
ンダゾール、5−ニトロ−ベンツイミダゾール、5−メ
チル−ベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾトリアゾ
ールの如きベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、1
−フエニル−5−メルカプト−テトラゾールの如きテト
ラゾール、チアゾール或いは英国特許第1,269,268号に
記載の化合物など)、キレート化剤(例えば、エチレン
ジアミン四酢酸、これらのアルカリ金属塩、ポリリン酸
塩、ニトリロ酢酸塩)を含有させることができる。
この様にして調整された現像液のpH値は所望の濃度と
コントラストを与えるに充分な程度に選択されるが、約
8〜12の範囲にあることが望ましい。
現像処理温度及び時間は相互に関係し、且つ全処理時間
との関係において決定され、一般に約20〜50℃で1
0秒〜3分であるが、高温迅速処理の場合には約30〜
60℃の温度である。
本発明に於いては、現像液のかかる成分は、使用時に必
要な成分が含有されておればよく、使用に際して使用液
として調合する前の処理前の形態は例えば固体成分の混
合物、濃厚物、溶液、エマルジヨンまたは懸濁物など如
何なるものでもよい。例えば、現像液の成分をいくつか
の部分に分けて同一の形態又は異つた形態にされた現像
液でもよく、これらを予め調合した粉状又は液状の調合
液の形態であってもよい。
調合剤は使用に際して必要により、水に溶解又は水で希
釈して使用液とすることが出来る。
他方、定着液はチオ硫酸塩、水溶性アルミニウム化合物
を含む水溶液であり、望ましくはpH約3.8〜5.5(20
℃)を有する。本発明の方法において、現像の後に停止
工程を設けることもできるが、一般にローラー搬送型の
自動現像機には停止工程が省略されている。そのために
現像液が定着液に持ち込まれ、定着液のpHが上昇す
る。そのために、定着液のpHは約3.8〜5.0(20℃)に
調整しておくことが望ましい。
定着剤はチオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウムな
どのチオ硫酸塩であり、定着速度の点からチオ硫酸アン
モニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜変える
ことができ、一般には約0.1〜5モル/である。
定着液中で主として硬膜剤として作用する水溶性アルミ
ニウム塩は一般に酸性硬膜定着液の硬膜剤として知られ
ている化合物であり、例えば塩化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウム、カリ明ばんなどがある。
本発明の方法によれば、現像、定着された写真材料は水
洗及び乾燥される。水洗は定着によって溶解した銀塩を
ほぼ完全に除くために行なわれ、約5〜50℃で10秒
〜3分が好ましい。乾燥は約30〜80℃で行なわれ、
乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが、通常
は約5秒〜3分30秒でよい。
本発明の方法によって処理される感光材料はいかなる用
途のものであっても差し支えないが、好ましくは、白黒
用感材すなわち、Xレイ感材、マイクロ感材、アンリス
用感材、写植用感材、一般アマチア用白黒感材などに適
用される。感光層のハロゲン化銀は塩化銀、塩臭化銀、
塩沃臭化銀、臭化銀、沃臭化銀などである。また本発明
に使用する感光材料はネガ型又は直接ポジ型いずれであ
ってもよい。
本発明の方法に適用できるハロゲン化銀写真感光材料は
支持体とその上に塗布された少なくとも一つのハロゲン
化銀乳剤層からなる。また、ハロゲン化銀乳剤層は支持
体の片面だけでなく両面に塗布されることもできる。も
ちろん、必要によりバック層、アンチハレーション層、
中間層、最上層(例えば、保護層)などを有することが
できる。ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化銀を親水性コロ
イド(例えば、ゼラチン、変性ゼラチン、コロイド状ア
ルブミン、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソーダ、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン又はこれらの混
合物など)に分散したものである。ハロゲン化銀乳剤
は、通常当業界でよく知られた方法(例えば、シングル
ジエツト法、ダブルジエツト法、コントロールジエツト
法など)によって水溶性銀塩(例えば、硝酸銀)と水溶
性ハロゲン塩とを水及び親水性コロイドの存在下で混合
し、物理熟成及び金増感及び/又は硫黄増感などの化学
熟成を経て製造される。ハロゲン化銀乳剤には、その製
造工程中又は塗布直前で、分光増感剤(例えば、シアニ
ン色素、メロシアニン色素又はその混合物)、安定剤
(例えば、4−ヒドロキシ−6−メチル−1.3,3a,7−テ
トラザインデン)、増感剤(例えば、米国特許第3,619,
198号明細書に記載の化合物)、カブリ防止剤(例え
ば、ベンゾトリアゾール、5−ニトロベンツイミダゾー
ル、ポリエチレンオキサイド)、硬膜剤(例えば、ホル
マリン、グリオキザール、ムコクロル酸、2−ヒドロキ
シ−4,6−ジクロロ−s−トリアジン)、塗布助剤(例
えば、サポニン、ソジウムラウリルサルフエート、ドデ
シルフエノールポリエチレンオキサイドエーテル、ヘキ
サデシルトリメチルアンモニウムブロマイド)などを添
加することができる。この様にして製造されたハロゲン
化銀乳剤はバライタ紙、レジンコーテッド紙、セルロー
スアセテートフイルム、ポリエチレンテレフタレートフ
イルムなどの支持体にディップ法、エアーナイフ法、ビ
ード法、エクストルージョンドクター法、両面塗布法な
どによって塗布乾燥される。
(実施例) 次に、本発明を実施例を挙げて詳細に説明するが勿論こ
れらに限定されるものではない。
実施例1 下記の現像液(A)〜(F)を調製した。いずれもpH10.65
であった。
現像液(A) 現像液(B) 現像液(A)に例示化合物(1)を500mg添加したもの。
現像液(C) 現像液(A)に例示化合物(2)を500mg添加したもの。
現像液(D) 現像液(A)に例示化合物(6)を500mg添加したもの。
現像液(E) 比較化合物として、一般式〔I〕でA=SH、B=NH
65の化合物を500mg添加したもの。
現像液(F) 比較化合物として、一般式〔I〕でA=SH、B=N(C2H
5)2の化合物を500mg添加したもの。
また、定着液としては下記のものを用いた。
チオ硫酸アンモニウム 200.0g 亜硫酸ナトリウム(無水) 20.0g 硼酸 8.0g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.1g 硫酸アルミニウム 15.0g 硫酸 2.0g 氷酢酸 22.0g 水を加えて 1.0 (pHは4.2に調整する) 次に、このようにして調製した現像液(A)〜(F)について
それぞれ以下の実験を行なった。
現像液22をローラ搬送型の自動現像機中に入れ、ポ
リエチレンテレフタレート上に塩臭化銀(塩化銀50モ
ル%)乳剤層を有する黒白写真フイルム(銀量4.5g/m
2)を画像露光したのち上記現像機に送入して現像し
た。なお現像温度は38℃、現像時間は20秒で行な
い、大全紙サイズ(20インチ×24インチ)1枚現像
するごとに現像液を100mlの割合で自動的に補充し
た。
1日に大全紙サイズのフイルム100枚を5時間にわた
って現像、この処理操作を1週間続けておこなった。本
発明の一般式〔I〕の化合物を加えてない現像液(A
液)では、最初のフイルム100枚を現像している間に、
最初無色透明であった現像液がすぐにごり始め、銀スラ
ツジの沈積が認められるようになった。
フイルムにはしま状の銀汚れが生じ始めた。1週間の処
理中にこの汚れはますますひどくなった。現像液中には
ひどい濁りと銀スラツジの沈積があり、自動現像機のロ
ーラーにもひどい銀汚れがあった。フイルムにもしま状
の銀汚れが処理枚数が増えるにしたがってひどくなって
いった。
またフイルムの表面にはローラーに付着したスラツジへ
の接触によって生じたと思われる損傷も認められた。
また比較化合物を加えた現像液〔E〕及び〔F〕では、
1週間の現像処理でも銀スラッジは殆んど認められなか
ったが、現像液の調製直後から、現像液〔A〕での写真
特性に比べて激しい減感軟調化、最高濃度の低下があっ
た。
一方、本発明に係る化合物を加えた現像液〔B〕、
〔C〕及び〔D〕では、1週間の現像処理でも銀スラッ
ジは全く認められず、透明性を維持していた。更に現像
液〔A〕での写真特性と比べても何ら劣るところは無
く、良好な写真特性を有していた。
実施例2 下記の現像液〔P〕を調製した。
現像液〔P〕 現像液〔Q〕〜〔Z〕 現像液〔P〕に例示化合物(1)〜(10)を各々300mg添加し
た10種類の現像液。
ポリエチレンテレフタレート上に塩化銀乳剤層を有する
黒白写真フイルム(銀量3.5g/m2)を用いる以外は実
施例1の条件に準じて試験した。
現像液〔P〕は、著しい銀スラッジが発生したが、現像
液〔Q〕〜〔Z〕はいずれも銀スラッジの発生が認めら
れず、写真特性も何ら異常なかった。
(発明の効果) 本発明は、亜硫酸塩のようなハロゲン化銀の溶剤を含む
現像液で生じる銀スラッジを、一般式〔I〕のメルカプ
ト化合物を使用することにより、写真特性を損なうこと
なく極めて良好に防止できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式〔I〕で表わされる化合物を含
    有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用現
    像液。 一般式〔I〕 (式中、A及びBは、メルカプト基、ヒドロキシル基、
    ヒドロキシアルキル基、 基を表わす。R1及びR2は、水素原子、−X−Y基を表わ
    し、Xは2価基、Yはカルボキシル基、ヒドロキシル基
    を表わす。)
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