JPH0411249A - ハロゲン化銀写真感光材料用現像液 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用現像液

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JPH0411249A
JPH0411249A JP11371990A JP11371990A JPH0411249A JP H0411249 A JPH0411249 A JP H0411249A JP 11371990 A JP11371990 A JP 11371990A JP 11371990 A JP11371990 A JP 11371990A JP H0411249 A JPH0411249 A JP H0411249A
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JP
Japan
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silver
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silver halide
denotes
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JP11371990A
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Minoru Ohashi
稔 大橋
Eiichi Terajima
寺島 栄一
Masao Koga
古閑 雅雄
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法に
関し、特にそれに用いる現像液に関するものである。
(従来技術) 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理に用いら
れる現像液中には現像液の保存安定性を高める目的で亜
硫酸塩を含むことは周知である。
また場合によっては、例えば銀塩拡散転写用現像液や一
浴現像定着液のようにチオ硫酸塩のようなハロゲン化銀
に対して溶解作用の強い化合物を含む現像液も用いられ
る。
これら亜硫酸塩やチオ硫酸塩のようなハロゲン化銀に対
して溶解作用を有する化合物を含む現像液で感光材料を
処理すると多量の銀錯体が現像液中に溶出し、溶8した
銀錯体は容易に還元されて銀スラツジとなって蓄積され
る。特に自動現像機を用いて継続的に感光材料を処理す
る場合には、銀スラツジが浮遊するだけでなく、ローラ
やベルト等に付着し、感光材料にローラ筋状の銀ステイ
ンと称する光の反射により黄色あるいは褐色を呈する析
出銀による汚れが発生する。
銀スラツジや液汚れの防止剤として、2−メルカ7’ 
ト−1,3,4−チアジアゾール類(英国特許第940
169号明細書)、2−メルカプト−1,3゜4−オキ
サジアゾール類あるいは1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾール(米国特許第3,173.789号明細書
)、D、L−6,8−ジチオオクタン酸(米国特許第3
,318,701号明細書)、0−メルカプト安息香酸
(英国特許第1144481号明細書)、脂肪族メルカ
プトカルボンEl(米国特許第3,628,955号明
細書)、L−チアゾリジン−4−カルボン酸(J、 P
hotogr、 Sci、、 13゜233(1965
))、ジスルフィド化合物(#開開52−36029号
朋細書)、2−ペンゾオキサゾールチオーノベ2−ベン
ゾイミダゾールチオ−k (Photogr、 Sci
、Eng、、 20.220(1976))、アセチレ
ングリコール類(%開開55−95947号明細書)、
2−メルカプトベンゾチアゾール−5−スルホン酸(特
開昭56−72441号明細書〕等が知られている。
しかしながら、これらの化合物は、ハロゲン化銀に対し
て溶解作用を有する現像液、特に高濃度の亜硫酸塩(例
えば0.2モル/を以上)を含む現像液においてスラッ
ジ防止剤として使用した場合、空気酸化によりスラッジ
防止効果を失ったり、スラッジ防止効果が弱く多量の使
用が必要であつ念り、減感や軟調化、現像抑制などの写
真特性に悪影響を与えたり、その他高価であったり、不
快臭を有していたりして、充分満足できるものとは言い
難いという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の目的は、ハロゲン化銀に対して溶解作
用を有する現像液、特に高濃度の亜硫酸塩を含む安定な
現像液により自動現像機を用いて感光材料を処理すると
きに、銀スラツジによる液汚れや現像機のローラやベル
トの汚れを防ぎ、銀ステインのない仕上り品質の優れた
写真画像を得ることが出来る現像液を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、前述した問題が無く銀スラツジの
発生を防止した現像液でノ・ロゲン化銀黒白写真感光材
料を処理する方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料用現像
液に下記一般式(1)で表わされる化合物を含有するこ
とによって達成された。
される基が好ましい。Kenda Il−P e Iz
則に関しては、T、 H,James著″The Th
eory of thePhotographic P
rocess” 4 th  Ed (Macmi −
11an Publishing Co、、 Inc、
 New York)297〜327頁に詳述されてい
る。
一般式(I[) 〔式中、Redは現像活性を有する基を表わし、Lは2
価の連結基を表わす。
M、 M’はそれぞれ独立に水素原子、アルカリ金属塩
(例えばNa、に、Liなど)又は有機アンモニウム塩
(例えばピリジニウム塩、トリエチルアンモニウム塩な
ど)を表わし、nは0又は1を表わす。
一般式[1)に於て、Redで表わされる現像活性を有
する基とは、Kendall −Pelz則に従う基を
表わし、より詳しくは、下記一般式(If)又は(2)
で表わ〔一般式(If+、(2)に於て、AHは一0H
1又は−NHを表わし、R1、R2は水素原子又は低級
アルキル基を表わす。〕 一般式〔l〕に於て、Lで表わされる2価の連結基は、
C,N、 S、0の内少なくとも一種を含む原子又は原
子団であり、具体的には例えばアルキレン基、アルケニ
レン基、アリーレン基、−〇−1−S−1−NH−1−
CO−−8O2−等の単独又はこれらの組合わせから成
る連結基である。
一般式〔I〕で示される化合物の具体例を以下に示す。
但し、本発明は以下の化合物に限定されるものではない
下、本発明の化合物の合成法について具体例ずて説明す
る。
1例1〉 例示化合物(1ンの合成法 ヒシアヌル18.4 fにアセトン200 wltを加
え、氷水にて冷却し、攪拌しながら、P−アミンフェノ
ール10.9 tをアセトン10〇−及び水100−に
溶解しだ液及びNaHCO38,4fを水100−に溶
解した液を同時に滴下した。
(滴下所要時間20分) 滴下終了后同温にて1時間攪拌后、反応液に水を加え、
酢酸エチルにて抽出、水洗の操作を行った。
得た有機層を無水硫酸ソーダにて乾燥した。
少時乾燥后、硫酸ソーダを戸去后、F液を減圧下濃縮し
析出した2、4−ジクロロ−6−(P−ヒドロキシフェ
ニルアミノ)−1,3,5−)リアジンを戸数し乾燥し
た。
収率 23.8F   融点 211〜212℃先に得
た2、4−ジクロロ−6−(P−ヒドロキシフェニルア
ミノ) −1,3,5−トリアジン12.9rlCN、
N−ジメチルホルムアミド1’QOdを加工溶解したの
ち氷水にて冷却攪拌下に70%硫化ソーダ82を少しず
つ添加した。同温にて2時間反応后、反応液を水中にあ
け析出晶を炉取した。
得られた粗結晶を含水メタノールにより再結晶し、目的
の例示化合物(1)を得た。
収量: 7.Of   融点=276℃分解一般式(1
)で表わされる他の化合物も当該業者にとって公知とな
っている方法により容易に合成できる。
一般式〔■〕で表わされる化合物の添加量は、現像液1
を轟り約o、o o s〜約5t、好ましくは約0゜0
1〜約22の範囲である。
本発明の現像処理液は、通常の黒白写真用現像主薬例え
ばハイドロキノン、アルキルハイドロキノン(例えばt
−ブチルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、ジメ
チルハイドロキノン)、カテコール、ビラゾーノペクロ
ロハイドロキノン、ジクロロハイドロキノン、アルコキ
シハイドロキノン(例えばメトキシ又はエトキシノ・イ
ドロキノン)、アミノフェノール現像主薬(例えばN−
メチル−p−アミノンエノール、2.4−ジアミノフェ
ノール)、アスフルビン酸現像主薬、N−メチル−p−
アミノフェノールサルフェート、ピラゾロン類(例えば
4−アミノピラゾロン)、3−ピラゾリドン現像主薬(
例えば1−フェニル−3−ビラゾリドン、1−フェニル
−4,4−ジメチル−3−ビジゾリドン、1−フェニル
−5−メチに−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,
メfルー3−ピラゾリドン、1,5−ジフェニル−3−
ピラゾリドン、1−p−1リルー3−ピラゾリドン、1
−フェニル−2−アセチル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−p−ヒドロキシフェニル−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン、1−(2−ベンゾチアゾリ
ル)−3−ピラゾリドン、3−アセトキシ−1−フェニ
ル−3−ピラゾリドン)等を単独もしくは組合せて含有
したアルカリ水溶液であることが好ましい。
特にハイドロキノンと3−ピラゾリドン類あるいはハイ
ドロキノンと7ミノフエノール類との組合せが高温迅速
な処理には有用である。
但し、現像主薬を実質的に含有しない、所謂アクチペー
タタイプの現像液であってもよい。
本発明に用いられる一般式〔I〕で表わされる化合物を
含有した現像液は、多量の亜硫酸イオンを含有している
ときに、スラッジ防止効果を特に顕著に発揮する。この
とき具体的には、現像液1を当り0.1モル以上、好ま
しくは0.2モルから1.0モルの亜硫酸イオンを含有
している。亜硫酸イオンを与える亜硫酸塩としては、具
体的には亜硫酸塩ナトリウム、亜硫酸カリウム、メタ重
亜硫酸カリウムなどのアルカリ金属の亜硫酸塩を用いる
ことができる。
現像液中に発生する銀スラツジは、特に現像機中のロー
ラーやベルトに沈着しやすく、しかもローラーやベルト
に付着した銀スラツジは感光材料を汚染しやすい。した
がって本発明は自動現像機で処理する場合に特に有効に
用いられる。
かかる自動現像機としては、例えば対向ローラ一方式(
例えばPAKO社Pakorol  5uper G2
4−2、富士写真フィルム社G−14L、FG−24S
Q、RNなど)、千鳥ローラ一方式〔例えばEastm
an Kodak社 Kodalith Proces
 −5or、 M6  Processor、富士写真
フィルム社RUなど〕、ベルト搬送方式(例えばLog
−E−tronics社LD−241Dなど)その他(
dupont社 Cronalith  24L など
)なトカアル。
現像液には、その他必要により緩衝剤(例えば、炭酸塩
、硼酸、硼酸塩、アルカノールアミン)、アルカリ剤(
例えば、水酸化物、炭酸塩)、溶解助剤(例えば、ポリ
エチレングリコール類゛、これらのエステル)、pH調
整剤(例えば、酢酸の如き有機酸〕、増感剤(例えば、
四級アンモニウム塩)、現像促進剤、界面活性剤、硬膜
剤などを含有させることができる。
現像液には更に、カブリ防止剤(例えば、5−二トロイ
ンダゾール、5−ニトローペンツイミタゾール、5−メ
チル−ベンゾトリアゾール、5−二トロベンゾトリアゾ
ールの如きベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、1
−フェニル−5−メルカプト−テトラゾールの如きテト
ラゾール、チアゾール或いは英国特許率1,269,2
68号に記載の化合物など)、キレート化剤(例えば、
エチレンジアミン四酢酸、これらのアルカリ金属塩、ポ
リリン酸塩、ニトリロ酢酸塩)を含有させることができ
る。
この様にして調整された現像液のpH値は所望の濃度と
コントラストを与えるに充分な程度に選択されるが、約
8〜12の範囲にあることが望ましい。
現像処理温度及び時間は相互に関係し、且つ全処理時間
との関係において決定され、一般に約20〜50℃で1
0秒〜3分であるが、高温迅速処理の場合には約30〜
60℃の温度である。
本発明に於ては、現像液のかかる成分は、使用時に必要
な成分が含有されておればよく、使用に際して使用液と
して調合する前の処理前の形態は例えば固体成分の混合
物、濃厚物、溶液、エマルジョンまたは懸濁物など如何
なるものでもよい。
例えば、現像液の成分をいくつかの部分に分けて同一の
形態又は異った形態にされた現像液でもよく、これらを
予め調合した粉状又は液状の調合液の形態であってもよ
い。
調合剤は使用に際して必要により、水に溶解又は水で希
釈して使用液とすることが出来る。
他方、定着液はチオ硫酸塩、水溶性アルミニウム化合物
を含む水溶液であり、望ましくはpH約3.8〜5.5
 (20℃)を有する。本発明の方法において、現像の
後に停止工程を設けることもできるが、一般にローラー
搬送型の自動現像機には停止工程が省略されている。そ
のために現像液が定着液に持ち込まれ、定着液のpHが
上昇する。そのたメニ、定着液(7)pHは約3.8〜
5.0(20℃)に調整しておくことが望ましい。
定着剤はチオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウムな
どのチオ硫酸塩であり、定着速度の点からチオ硫酸アン
モニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜変える
ことができ、一般には約0゜1〜5モル/lである。
定着液中で主として硬膜剤として作用する水溶性アルミ
ニウム塩は一般に酸性硬膜定着液の硬膜剤として知られ
ている化合物であり、例えば塩化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウム、カリ明ばんなどがある。
本発明の方法によれば、現像、定着された写真材料は水
洗及び乾燥される。水洗は定着によって溶解した銀塩を
ほぼ完全に除くために行なわれ、約5〜50℃で10秒
〜3分が好ましい。乾燥は約30〜80℃で行なわれ、
乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられるが、通常
は約5秒〜3分30秒でよい。
本発明の方法によって処理される感光材料はいかなる用
途のものであっても差し支えないが、好ましくは、白黒
用感材すなわち、Xレイ感材、マイクロ感材、アンリス
用感材、写植用感材、一般アマチア用白黒感材などに適
用される。感光層のハロゲン化銀は塩化銀、塩臭化銀、
塩沃臭化銀、臭化銀、沃臭化銀などである。また本発明
に使用する感光材料はネガ型又は直接ポジ型いずれであ
ってもよい。
本発明の方法に適用できるハロゲン化銀写真感光材料は
支持体とその上に塗布された少なくとも一つのハロゲン
化銀乳剤層からなる。また、ハロゲン化銀乳剤層は支持
体の片面だけでなく両面に塗布されることもできる。も
ちろん、必要によりバック層、アンチハレーション層、
中間層、最上層(例えば、保護層)などを有することが
できる。
ハロゲン化銀乳剤はノ・ロゲン化銀を親水性コロイド(
例えば、ゼラチン、変性ゼラチン、コロイド状アルブミ
ン、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、アルギン酸ソーダ、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン又はこれらの混合物な
ど)に分散したものである。ハロゲン化銀乳剤は、通常
当業界でよく知られた方法(例えば、シングルジェット
法、ダブルジェット法、コントロールジェット法など)
によって水溶性銀塩(例えば、硝酸値)と水溶性ハロゲ
ン塩とを水及び親水性コロイドの存在下で混合し、物理
熟成及び金増感及び/又は硫黄増感などの化学熟成を経
て製造される。ハロゲン化銀乳剤には、その製造工程中
又は筐布亘前で、分光増感剤(例えば、シアニン色素、
メロシアニン色素又はその混合物)、安定剤(例えば、
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、 7−チ
トラザインデン)、増感剤(例えば、米国特許第3,6
19゜198号明細書に記載の化合物)、カブリ防止剤
(例えば、ベンゾトリアゾール、5−ニトロベンツイミ
ダゾール、ポリエチレンオキサイド、硬膜剤(例えば、
ホルマリン、グリオキザール、ムコクロル酸、2−ヒド
ロキシ−4,6−ジクロロ−8−トリアジン)、盪布助
剤(例えば、サポニン、ソジウムラウリルサルフエート
、ドデシルフェノールポリエチレンオキサイドエーテル
、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイド)な
どを添加することができる。この様にして製造されたハ
ロゲン化銀乳剤はバライタ紙、レジンコーテツド紙、セ
ルロースアセテートフィルム、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムなどの支持体にデイツプ法、エアーナイフ
法、ビード法、エクストルージョンドクター法、両面塗
布法などによって塗布乾燥される。
(実施例) 次に、本発明を実施例を挙げて詳細に説明するが勿論こ
れらに限定されるものではない。
実施例1 下記の現像液図〜■を調製した。いずれもpH10,6
5であった。
現像液(A) 現像液(E) 現像液(5)に比較化合物置を500η添加したもの。
現像液(F) 現像液図に比較化合物(Blを500■添加したもの。
現像液CB) 現像液内に例示化合物性)を500岬添加したもの。
現像液(C) 現像液(5)に例示化合物(3)を5ooq添加したも
の。
現像液CD) 現像液図に例示化合物(5)を500q添加したもの。
また、定着液としては下記のものを用いた。
次に、このようにして調製した現像液(A)〜(F)に
ついてそれぞれ以下の実検を行なった。
現像液221をローラ搬送型の自動現像機中に入れ、ポ
リエチレンテレフタレート上に塩臭化銀(塩化銀50モ
ル%)乳剤層を有する黒白写真フィルム(銀量4.5 
t/lr? )を画像露光したのち上記現像機に送入し
て現像した。なお現像温度は38℃、現像時間は20秒
で行ない、大全紙サイズ〔20インチ×24インチ〕1
枚現像するごとに現像液を100−の割合で自動的に補
充した。
1日に大全紙サイズのフィルム100枚を5時間にわた
って現像、この処理操作を1週間続けておこなった。本
発明の一般式〔I〕の化合物を加えてない現像液(A液
)では、最初の7・イル1100枚を現像している間に
、最初無色透明であった現像液がすぐにとり始め、銀ス
ラッジの沈積が認められるようになった。
フィルムにはしま状の銀汚れが生じ始めた。1週間の処
理中にこの汚れはますますひどくなった。
現像液中にはひどい濁りと銀スラツジの沈積があす、自
動現像機のローラーにもひどい銀汚れがあった。フィル
ムにもしま状の銀汚れが処理枚数が増えるにしたがって
ひどくなっていった。
またフィルムの表面にはローラに付着したスラッジへの
接触によって生じたと思われる損傷も認められた。
また比較化合物を加えた現像液〔E〕及びCF)では、
1週間の現像処理でも銀スラツジは殆んど認められなか
ったが、現像液の調製直後から、現像液[A)での写真
特性に比べて激しい減感軟調化、最高濃度の低下があっ
た。
一方、本発明に係る化合物を加えた現像液〔B〕、〔C
〕及び〔D〕では、1週間の現像処理でも銀スラツジは
全く認められず、透明性を維持していた。
更に現像液[A)での写真特性と比べても何ら劣るとこ
ろは無く、良好な写真特性を有していた。
実施例2 下記の現像液〔P〕を調製した。
現像液(P) 本発明は、亜硫酸塩のよりなノ・ロゲン化銀の溶剤を含
む現像液で生じる銀スラツジを、一般式C1)のメルカ
プト化合物を使用することにより、写真特性を損なうこ
となく極めて良好に防止できる。
現像液〔P〕に例示化合物(1)〜(1のを各々300
■添加した10種類の現像液。
ポリエチレンテレフタレート上に塩化銀乳剤層を有する
黒白写真フィルム(銀量3.5f/m”)を用いる以外
は実施例1の条件に準じて試験した。
現像液CP)は、著しい銀スラツジが発生したが、現像
液〔Q〕〜〔Z〕はいずれも銀スラツジの発生が認めら
れず、写真特性も何ら異常なかった。
(発明の効果)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕で表わされる化合物を含有す
    ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用現像液
    。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Redは現像活性を有する基を表わし、Lは2
    価の連結基を表わす。 M、M′は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属塩
    又は有機アンモニウム塩を表わし、nは、0又は1を表
    わす。〕
JP11371990A 1990-04-28 1990-04-28 ハロゲン化銀写真感光材料用現像液 Pending JPH0411249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506092A (en) * 1993-12-06 1996-04-09 Konica Corporation Method of processing black and white silver halide photographic compositions with a developer containing an anti sludgant
EP0789272A1 (en) 1996-02-07 1997-08-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Developer for silver halide photographic photosensitive material

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