JPH06236596A - ビデオテープの速度変化による画面サーチの誤動作防止回路 - Google Patents

ビデオテープの速度変化による画面サーチの誤動作防止回路

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JPH06236596A
JPH06236596A JP5296202A JP29620293A JPH06236596A JP H06236596 A JPH06236596 A JP H06236596A JP 5296202 A JP5296202 A JP 5296202A JP 29620293 A JP29620293 A JP 29620293A JP H06236596 A JPH06236596 A JP H06236596A
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tape
transistor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ビデオテープの速度変化による画
面サーチの誤動作防止回路に関し、テープの移送速度に
より比例するコントロールパルスの大きさに合わせてシ
ュミットトリガの幅を調整して、コントロールパルスが
ない残留信号とノイズにより発生されることのあるビス
の誤動作を防止するものである。 【構成】 ビデオテープに記録されているコントロール
信号を読み出すオーディオ/コントロール回路(1)
と、前記コントロール信号を増幅するための増幅器
(2)を備えたビデオカセットレコーダの画面サーチの
誤動作防止回路であって、前記の増幅されたコントロー
ル信号と記録当時のテープの速度信号を検出して、該速
度信号によりコントロール信号の上限電圧値及び/又は
下限電圧値を可変させることにより、シュミットトリガ
のパルス幅を可変させるシュミットトリガ回路(3)
と、前記のシュミットトリガ回路にテープ速度によるシ
ュミットトリガパルス幅の変動信号を提供するマイクロ
プロセッサ(5)とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビス機能(VISS:Video
Index Search System)を持つビデオカセットレコーダ
に関し、もっと詳しくは、ビデオテープの移送速度が増
加または減少することにより変化するシュミットトリガ
の幅を用いて、正確にビス動作を遂行するビデオテープ
の速度変化による画面サーチの誤動作防止回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ビデオカセットレコーダにお
けるビス機能は、キャプスタンモータの位相制御のため
に使うコントロールパルスにデューティ(Duty)の
変化を用いたインデックス情報を記録して、一定部分の
テープ録画内容を容易に探し出すことができるようにし
た機能である。
【0003】しかし、インデックス情報を記録するため
にビスオーバーライティング(VISSOver Writing )動
作をする過程で、既存のコントロールトラックの信号が
完全に除去されない場合、あるいは使用テープが長時間
に亙って使われた古いテープの場合に、残留信号または
ノイズがインデックス情報に含まれて記録される。従っ
て、ビス動作(Intro Scan Index Search )などを遂行
するときに、ビデオテープの速度が速くなることによ
り、残留信号またはノイズの利得が十分に大きくなって
ビス誤動作を起し、甚だしい場合には、サーチモードで
もキャプスタンモータの位相制御不能の誤動作をおこし
た。これをもっと具体的に説明すれば次の通りである。
【0004】ビス機能では、キャプスタンモータの位相
制御のための比較信号として使われるコントロールパル
ス上に、使用者が任意のインデックス情報をコントロー
ルパルスのデューティの変化を用いて記録する。そし
て、後でこの部分を探すためのビス動作を遂行するとき
には、デューティの変化を感知してインデックス情報を
ピックアップする。このとき、インデックスサーチモー
ドでは、丁度この部分から再生動作を遂行し、イントロ
スキャンモードでは、5秒間の再生動作後に次のインデ
ックス情報をピックアップするための前進高速巻きFF
または巻き返しREW動作を遂行する。
【0005】すなわち、図1Aに示したごとく、正常動
作の時には、コントロールパルスデューティ比が約60
%を維持して30HZ で再生され、キャプスタンモータ
の位相を制御する比較信号として使われる。また、ビス
オーバーライティングの時には、図1Bのようにコント
ロールパルスのデューティが約30%になるように、ネ
ガチブ側のパルスを用いてインデックス情報を記録す
る。そして、ビスインデックスサーチ/イントロスキャ
ン動作の時には、この部分でデューティの変化を感知し
て次の動作を遂行する。
【0006】しかし、ビスオーバーライティング動作の
時には、コントロールトラック内に記録されていたコン
トロールパルスのネガチブ側が十分に消去されず、図1
Cのように、残留信号Rが残るようになる。特に、古く
なったビデオテープである場合には、このような信号が
ポジチプ側にもノイズとして残って、条件をもっと悪化
させる。
【0007】すなわち、VHSスペックにより主信号レ
ベル帯の残留信号レベルの比は、約20dB以上でなけ
ればならないが、これは記録の時の条件であり、再生モ
ードで前進高速巻き,巻き返しの動作が遂行される場合
には、ノイズN及び残留信号Rのレベルがシュミットト
リガ幅以上に大きくなる場合が発生する。特に、テープ
の始めや終わりではさらに甚だしい。このとき、ビス動
作も前進高速巻き,巻き返しにより遂行されるので、再
生の時と同様にノイズN及び残留信号Rのレベルがシュ
ミットトリガ幅以上に大きくなって、ビス誤動作が発生
する。すなわち、残留信号がシュミットトリガ幅よりレ
ベルが大きくなって、ビスの形式に合わないデューティ
のシュミットトリガ出力が作られるようになり、ビス誤
動作を起こしてしまう。
【0008】一方、米国特許第5,021,896 号“FARST SE
ARCH DEVICE IN MAGNETIC RECORDING AND REPRODUCTION
DEVICE ”には、サーチ始めの瞬間的な状態でも回転ド
ラムとテープ間の相関速度を所定の速度で制御されるよ
うにして、高速サーチでもテープの情報を判読できる技
術が開示されている。すなわち、前記米国特許第5,021,
896 号は、高速サーチ命令が受信されるときに、相関速
度がテープ速度の増加なしに所定の速度になるよう、回
転ドラムが駆動される。そして、相関速度が所定の速度
に到達したあとには、回転ドラムの回転速度は高速サー
チのための速度に漸次的に変わるようになる。反面、テ
ープリールの回転速度は、相関速度を所定の速度に維持
しながら変わって、所望の速度に到達するようになる。
従って、このような制御により、サーチ始めの瞬間的な
状態でも、回転ドラムとテープ間の相関速度が所定の速
度で制御されて、テープ上の情報の判読が可能になる。
【0009】しかし、上記のような技術構成では、指定
された音楽の位置と異なる音楽の位置をサーチしたり、
指定された位置を見過ごすような誤動作を防止すること
はできるが、ノイズ及び残留信号による画面のサーチ自
体の誤動作を解決できないという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、テープの移送速度により比例するコントロールパル
スの大きさに合わせてシュミットトリガ幅を調整して、
コントロールパルスでない残留信号あるいはノイズによ
り発生するビスの誤動作を防止するビデオテープの速度
変化による画面サーチの誤動作防止回路を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のビデオテープの速度変化による画面サーチ
の誤動作防止回路は、ビデオテープに記録されているコ
ントロール信号を読み出すオーディオ/コントロールヘ
ッドと、前記コントロール信号を増幅するための増幅器
とを備えたビデオカセットレコーダの画面サーチの誤動
作防止回路であって、前記増幅されたコントロール信号
と記録当時のテープの速度信号とを検出して、該速度信
号によりコントロール信号の上限電圧値及び/又は下限
電圧値を変化させることにより、シュミットトリガのパ
ルス幅を可変させるシュミットトリガ回路と、前記シュ
ミットトリガ回路にテープの速度によるシュミットトリ
ガパルス幅の変動信号を提供する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0012】
【実施例】図2は、本実施例のビデオテープの速度変化
による画面サーチの誤動作防止回路のブロック図であ
る。
【0013】ビデオテープでオーディオコントロールヘ
ッド1が読み出したコントロール信号は、あまりに微弱
なため前置増幅器2で十分なレベルに増幅させる。増幅
されたコントロールパルスは、シュミットトリガ回路3
により矩形波変換される。このとき、前記矩形波には、
デューティを用いたインデックス情報が含まれている。
そして、前記シュミットトリガ回路3から発生された矩
形波信号は、ビス動作回路4に入力されて、ビス機能を
遂行するようになる。
【0014】一方、マイクロプロセッサ5は、ビデオテ
ープの前進高速巻きまたは巻き戻しによる各種速度信
号、すなわち、SP(Standard Play ),LP(Long P
lay ),SLP(Super Long Play )をシュミットトリ
ガ回路3に提供し、シュミットトリガ回路3は、これを
用いてトリガ幅を調整するようになる。ここで、VHS
のVTRのテープ速度は、NTSCシステムでは33.4mm
/s,PAL,SECAMシステムでは23.39mm/s が標準
化されており、SPという。そして、SPの1/2のテ
ープ速度をLPといい、SPの1/3のテープ速度をS
LPという。
【0015】インデックス部分を探すためにビス動作を
するときのテープ速度は、前進高速巻き/巻き返し(F
F/REW)の時と同様に、モータの倍速とビデオテー
プの巻かれた量とにより決まる。このとき、前進高速巻
き/巻き返しモードの情報を用いてビス動作を行うため
のビデオテープの前進高速巻き/巻き返し時のシュミッ
トトリガの幅を、ノイズや残留信号よりは大きくコント
ロールパルスよりは小さく変更して、必ずコントロール
パルスだけがビス動作回路4を動作させるようにする。
【0016】図3は、前記シュミットトリガ回路3の詳
細回路図である。
【0017】前進高速巻きまたは巻き返しの時に、マイ
クロプロセッサ5のテープL速度信号SP,LP,SL
Pの入力を受けて、それぞれの記録されたテープ速度に
よりシュミットトリガ回路幅を変更してノイズや残留信
号によるビス誤動作を防止する。
【0018】すなわち、前記図2の前置増幅器2からコ
ントロール信号Cinがベースへ印加されるトンラジス
タQ1のコレクタには、抵抗R7を通じて電圧Vccが
印加されるようにするとともに、PNPタイプのトラン
ジスタQ2のベース端が接続される。そして、前記トラ
ンジスタQ1のエミッタには、直列接続された抵抗R1
a,R1b,R1cを経て電源Vccが印加されるとと
もに、抵抗R2及び抵抗R3を経てグラウンドされる。
【0019】また、前記トランジスタQ1のエミッタに
は、抵抗R4,R5,R6を経てトランジスタQ3,Q
4,Q5のコレクタ端がそれぞれ接続される。エミッタ
がすべてグラウンドされた前記トランジスタQ3,Q
4,Q5のベースには、マイクロプロセッサ5から速度
制御信号SP,LP,SLPがそれぞれ印加される。そ
して、前記2つの抵抗R2,R3間の接点Pにコレクタ
が直接連結されたトランジスタQ6のエミッタは、グラ
ウンドさせる。
【0020】一方、電源がエミッタへ印加されるトラン
ジスタQ2のコレクタには、矩形波に変えられたコント
ロール信号Coutがビス動作回路4へ出力される。同時
に、前記トランジスタQ2のコレクタ端には、抵抗R8
を経てトランジスタQ6のベース端が接続される。
【0021】そして、前記抵抗R1a,R1b,R1c
の両端には、それぞれのトランジスタQ7,Q8,Q9
のエミッタとコレクタとが接続され、前記トランジスタ
Q7,Q8,Q9のそれぞれのベースには、抵抗R1
1,R12,R13を介して、前記マイクロプロセッサ
5から速度制御信号SP,LP,SLPがそれぞれのベ
ースへ印加されるトランジスタQ10,Q11,Q12
のコレクタ端がそれぞれ接続される。
【0022】ここで、抵抗R1a,R1b,R1cの大
きさは、R1a>R1b>R1cであり、抵抗R4,R
5,R6の大きさはR4>R5>R6である。
【0023】従って、マイクロプロセッサ5からの速度
制御信号SP,LP,SLPが全てロウで印加されれ
ば、トランジスタQ3〜Q5,Q7〜Q12がすべてオ
フされるが、この場合にシュミットトリガ回路3が動作
する上限レベルVHと下限レベルVLとは次の通りであ
る。
【0024】すなわち、トランジスタQ3〜Q5,Q7
〜Q12がすべてオフ状態である場合(FFまたはRE
Wモードまたはビス動作の時)、シュミットトリガ回路
の入力側トランジスタQ1がオフ状態になると、出力側
トランジスタQ2もオフ状態になる。このとき、上限レ
ベルVH以下のコントロール信号Cinがトランジスタ
Q1へ入力されれば、トランジスタQ1はオフされ、従
って、トランジスタQ2もオフ状態になる。
【0025】このとき、トランジスタQ1のエミッタ電
圧VEは、電圧が抵抗R1a,R1b,R1c,R2,
R3により分圧されて次のように表示される。
【0026】
【数1】 VE=(R2+R3)/(R1+R2+R3)×Vcc (ここで、R1=R1a+R1b+R1c) ところで、トランジスタQ1をオン状態にするために
は、トランジスタQ1のベース電圧がエミッタ電圧VE
よりトランジスタQ1のベースエミッタ間の動作電圧V
beだけ大きくなければならない。
【0027】従って、入力側トランジスタQ1をオン状
態にするための最小の必要電圧である上限レベルVHの
電圧値は、次の通りである。
【0028】
【数2】 VH=VE+Vbe =(R2+R3)/(R1+R2+R3)×Vcc+0.7V (ここで、R1=R1a+R1v+R1c) 一方、下限レベルVLの電圧値を求めると、次の通りで
ある。
【0029】すなわち、オン状態にあるトランジスタQ
1をオフさせるには、トランジスタQ1をオン状態で維
持するのに必要な電圧値以下にベース電圧落としたらい
い。従って、図3で見るごとく、トランジスタQ1がオ
ン状態であると、PNPタイプのトランジスタQ2もオ
ンされてトランジスタQ6をオンさせる。
【0030】従って、電圧Vccは、抵抗R3を経ず
に、直接トランジスタQ6のコレクタエミッタを経由し
て供給されるので、供給電圧が抵抗R1a,R1b,R
1cと抵抗R2とにより分圧されて、次の通りのように
表示される。
【0031】
【数3】VE=R2/(R1+R2)×Vcc (ここで、R1=R1a+R1b+R1c) ところで、トランジスタQ1のベース電圧は、トランジ
スタQ1のベースエミッタ間のスレッショルドVbeに
よりもっと高まるので、下限レベルVLは次の通りであ
る。
【0032】
【数4】VL=VE+Vbe(on) =R2/(R1+R2)×Vcc+0.7V 従って、下限レベルVL電圧値より低い電圧がトランジ
スタQ1のベースへ印加されれば、トランジスタQ1,
Q2はすべてオフ状態になる。
【0033】このとき、図3のコントロール信号Cin
の入力を徐々に変えることにより、上限レベルと下限レ
ベルとの2つの値でトランジスタQ1,Q2がオン状態
とオフ状態を繰り返すようになる。
【0034】一方、SPモードでは、マイクロプロセッ
サ5の出力データである速度制御信号は、SP=H,L
P=L,SLP=Lになる。
【0035】この場合に、前述した式2と式4により上
下レベルと下限レベルとが決まる。このとき、トランジ
スタQ3とトランジスタQ10及びトランジスタQ7の
ターンオンにより抵抗値が変わるようになる。すなわ
ち、抵抗R3とトランジスタQ3による抵抗R4とが並
列接続がされて、トランジスタQ10,Q7のターンオ
ンによりトランジスタQ7のエミッタコレクタと抵抗R
1b,R1cとの経路が発生する。
【0036】従って、上限レベルと下限レベルは、下記
のように表現される。
【0037】
【数5】 VH=(R2+RA)/(R1’+R2+RA)×Vcc+0.7V
【0038】
【数6】 VL=R2/(R1’+R2)×Vcc+0.7V 前記の式5,式6において、RAはR3/R4(並列抵
抗値)であり、R1’はR1b+R1cである。
【0039】LPモードでは、マイクロプロセッサ5の
出力データである速度制御信号は、SP=L,LP=
H,SLP=Lになる。
【0040】このとき、トランジスタQ4,Q8,Q1
1がターンオンされることにより、VH,VLは次の通
りである。
【0041】
【数7】 VH=(R2+RB)/(R1''+R2+RB)×Vcc+O.7V
【0042】
【数8】 VL=R2/(R1''+R2)×Vcc+0.7V ここで、RBは抵抗R3,R5の並列合成抵抗値(RB
=R3//R5)であり、R1''はR1a+R1cであ
る。
【0043】また、SLPモードである場合には、マイ
クロプロセッサ5の出力データである速度制御信号は、
SP=L,LP=L,SLP=Hになる。
【0044】このとき、トランジスタQ5,Q9,Q1
2がターンオンされながらVH,VLの値は次の通りで
ある。
【0045】
【数9】 VH=(R2+RC)/(R1''' +R2+RC)×Vcc+0.7V
【0046】
【数10】 VL=R2/(R1''' +R2)×Vcc+0.7V 前記式9,式10で、RCはR3//R6であり、R
1''' はR1a+R1bである。
【0047】以上のように、シュミットトリガ回路3
は、マイクロプロセッサ5からビデオテープの記録当時
の速度を知らせる速度信号SP,LP,SLPを入力さ
れ、この速度の増減によりシュミットトリガパルス幅を
可変調節するものである。
【0048】すなわち、式5乃至式10で示したごと
く、SPが入力されるときの上限レベルVH及び下限レ
ベルVLの値よりは、LPが入力されるときの上限レベ
ルVH及び下限レベルVLの値が大きく、LPが入力さ
れる時の上限レベルVH及び下限レベルVLの値よりは
SLPが入力されるときの上限レベルV及び下限レベル
VLの値がもっと大きくなることが分かる。
【0049】これにより、入力側のトランジスタQ1を
始めとしてシュミットトリガ回路3の動作のときに必要
電圧幅も大きくなるようにし、テープの走行速度の増加
によりノイズNと残留信号Rとの幅がある程度増加され
ても、前記シュミットトリガ回路3の幅に及ばないよう
にしたものである。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によるビデオテー
プ速度の変化による画面サーチの誤動作防止回路によれ
ば、テープ速度により比例するコントロールパルスの大
きさに合わせてシュミットトリガパルス幅を調整するこ
とにより、残留信号及びノイズにより発生することがあ
るビス誤動作を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】ビデオテープの正常動作時のコントロールパ
ルスとシュミットトリガの出力波形図である。
【図1B】ビデオテープのビス動作時のコントロールパ
ルスとシュミットトリガの出力波形図である。
【図1C】ビデオテープの誤動作時のコントロールパル
スとシュミットトリガの出力波形図である。
【図2】本実施例のビデオテープの速度変化による画面
サーチの誤動作防止のための回路のブロック図である。
【図3】前記図2のシュミットトリガ回路の詳細回路図
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープに記録されているコントロ
    ール信号を読み出すオーディオ/コントロールヘッド
    と、前記コントロール信号を増幅するための増幅器とを
    備えたビデオカセットレコーダの画面サーチの誤動作防
    止回路であって、 前記増幅されたコントロール信号と記録当時のテープの
    速度信号とを検出して、該速度信号によりコントロール
    信号の上限電圧値及び/又は下限電圧値を変化させるこ
    とにより、シュミットトリガのパルス幅を可変させるシ
    ュミットトリガ回路と、 前記シュミットトリガ回路にテープの速度によるシュミ
    ットトリガパルス幅の変動信号を提供する制御手段とを
    備えることを特徴とするビデオテープの速度変化による
    画面サーチの誤動作防止回路
  2. 【請求項2】 前記シュミットトリガ回路は、 ベース端へ前記増幅器のコントロール信号Cinが印加
    され、コレクタ端には抵抗R7を通じて電圧Vccが印
    加され、エミッタ端には直列接続された抵抗R1a,R
    1b,R1cを通じて電源Vccが印加されると共に、
    抵抗R2及び抵抗R3を通じてグラウンドされる第1ト
    ランジスタQ1と、 ベース端には前記第1トランジスタQ1のコレクタ端が
    接続され、エミッタ端は電源Vccが印加され、コレク
    タ端からはシュミットトリガパルス幅が調整された矩形
    波Coutが出力される第2トランジスタQ2と、 ベース端には前記制御手段から速度制御信号SP,L
    P,SLPがそれぞれ印加され、エミッタ端はすべてグ
    ラウンドされ、コレクタ端には前記第1トランジスタQ
    1のエミッタ端が抵抗R4,R5,R6を通じてそれぞ
    れ接続される第3乃至第5トランジスタQ3,Q4,Q
    5と、 ベース端には抵抗R8を通じて前記第2トランジスタQ
    2のコレクタ端が接続され、エミッタ端はグラウンドさ
    れ、コレクタ端には前記抵抗R2,R3間の接点が接続
    される第6トランジスタQ6と、 エミッタ端とコレクタ端とが前記抵抗R1a,R1b,
    R1cの両端にそれぞれ接続される第7乃至第9トラン
    ジスタQ7,Q8,Q9と、 ベース端には前記制御手段から速度制御信号SP,L
    P,SLPがそれぞれ印加され、コレクタ端には抵抗R
    11,R12,R13を通じて前記第7乃至第9トラン
    ジスタQ7,Q8,Q9のベース端がそれぞれ接続され
    る第10乃至第12トランジスタQ10,Q11,Q1
    2とを有することを特徴とする請求項1記載のビデオテ
    ープの速度変化による画面サーチの誤動作防止回路。
  3. 【請求項3】 前記シュミットトリガ回路は、 前記制御手段から提供されるテープの速度信号がSPで
    ある場合に、下記の式 VH=(R2+RA)/(R1'+R2+RA)×Vcc+0.7V VL=R2/(R1'+R2)×Vcc+0.7V (ここで、RA=R3/R4,R1'=R1b+R1c,R1b>R1c) によりコントロール信号の上限電圧値VH及び/又は下
    限電圧値VLが決められることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のビデオテープの速度変化による画面サーチ
    の誤動作防止回路。
  4. 【請求項4】 前記シュミットトリガ回路は、 前記制御手段から提供されるテープの速度信号がLPで
    ある場合に、下記の式 VH=(R2+RB)/(R1''+R2+RB) ×Vcc+0.7V VL=R2/(R1''+R2) ×Vcc+0.7V (ここで、RB=R3/R5,R1''=R1a+R1c,R1a>R1c ) によりコントロール信号の上限電圧値VH及び/又は下
    限電圧値VLが決められることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のビデオテープの速度変化による画面サーチ
    の誤動作防止回路。
  5. 【請求項5】 前記シュミットトリガ回路は、 前記制御手段から提供されるテープの速度信号がSLP
    である場合に、下記の式 VL=R2/(R1'''+R2)×Vcc+0.7V (ここで、RC=R3/R6,R1'''=R1a+R1b,R1a>R1b) によりコントロール信号の上限電圧値VH及び/又は下
    限電圧値VLが決められることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のビデオテープの速度変化による画面サーチ
    誤動作防止回路。 VH=(R2+RC)/(R1'''+R2+RC)×Vcc+0.
    7V
  6. 【請求項6】 前記抵抗R4,R5,R6の大きさは、
    R4<R5<R6を満足することを特徴とする請求項2
    記載のビデオテープの速度変化による画面サーチの誤動
    作防止回路。
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