JPS60107753A

JPS60107753A - テ−プレコ−ダの頭出し装置

Info

Publication number: JPS60107753A
Application number: JP58214113A
Authority: JP
Inventors: Setsuo Terasaki; 寺崎　摂雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-11-16
Filing date: 1983-11-16
Publication date: 1985-06-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は磁気テープに記録された音楽等のデータ情報
をその頭部分から磁気ヘッドの摩擦を防止し得てかつ早
急に探しだすことができるテープレコーダの頭出し装置
に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般的に代表される従来のテープレコーダの頭出し装置
は、第１図に示すように６気テープに記録されたデータ
情報である音楽情報等の頭部分を探しだすために無信号
検出回路１１により各音楽データ情報間の無信号部分を
検知するようにしている。即ちチーブ１上に記録された
信号（音楽データ情報は、再生ヘッド２で拾われ、イコ
ライザアンプ３で等価・増幅される。次に飽和増幅器４
及び整流回路５で信号はあるレベルに整流される。

再生信号が無くなると、このレベルは下がり零となる。

そこでシュミット・トリガ回路６で、入力があるレベル
以下に下がるとパルスを出力させる。

更に微分回路７で細いパルスを得このパルスで制御回路
８を作動させ、駆動回路９を通してテープレコーダメカ
ニズム１０を駆動させ磁気テープを高速再生から定速再
生に切換える。尚、第２図は第１図に於ける各部の波形
である。

以上のように、従来の頭出し装置は、テープ上に記録さ
れた信号をテープレコーダを高速再生状態にして拾わな
ければならないので、再生ヘッドはテープと接触してい
る必要がある。そのため、その接触抵抗により頭出し時
の検出スピードが遅くなるとともに、ヘッドが摩耗する
という欠点がめる。またこの方法によるとダイレクトな
頭出しができないという不便さも生じている。

〔発明の目的〕

この発明は上述した従来の欠点を除去したもので、ヘッ
ドの摩耗がなく、かり頭出（７時のスピードを早めて早
急に頭出しを行うことができ史には磁気チーグを入れ替
えてもダイレクトな頭出しをすることができるテープレ
コーダの頭出し装置を〔発明の概要〕すなわち、この発明によるテープレコーダの頭出し装置
は、供給リールおよび巻取リール間でテープを走行自在
とするものにあって、前記供給リールまたは巻取リール
からリールパルスを発生せしめる第１の手段と、この第
１の手段によって発生されるリールパルスをカウントす
る第２の手段と、記録される信号（データ情報）間の無
信号部検知する第３の手段と、前記第３の手段によって
発生されるパルスによって前記第２の手段の出力である
カウンタ値を格納する第４の手段と、録音時に磁気テー
プの巻き初めの所定の領域をとばし録音終了後に前記第
４の手段に格納されたカウンタ値を磁気テープ上の前記
領域に記録する第５の手段と、前記領域に記録されたカ
ウンタ値を再生し、前記第４の手段に前記カウンタ値を
格納する第６の手段と、前記第４の手段に格納されたカ
ウンタ値と第２の手段の出力データとを比較し一致時の
パルスを出力する第７の手段とを具νｍしてなることを
特徴としている。

〔発明の効果〕

この発明によれば、磁気テープの巻き初めの所定の領域
に、そのチーグーの頭出しの位置のテープカウンタ値が
記録されているので、チーブカウンタをリセットの状態
でテープを巻き初め位置から再生することにより、この
カウンタ値がＲＡＭに格納され、この格納されたデータ
とチーブカウンタの値とを比較するため、頭出し時テー
プが磁気ヘッドに接触し・ないので、磁気ヘッドの摩耗
がなく、それたけ頭出しのスピードを早めることが可能
となると共に、テープを入れ替え”てもダイレクトな頭
出しができかついろいろな再生順序（プログラム選曲）
が可能となる利点を有する。

〔発明の実施例〕

以下図面第３図に基づいてこＯ１発明に係るテープレコ
ーダの頭出し装置の一実施例を詳しく説明する。

先づ、本発明の構成を述べる。

本発明は次の各項の構成により実施される。

供給リール又は巻取リールからパルスを発生せしめるリ
ールパルス発生器１２その信号を伝送するバッファ１３と、その伝送された信
号の波形を整形するシコミット回路１４前記手段によっ
てリールパルスをカウントするカウンタ１５このカウント値をデコーダ１６を介して表示するカウン
タ表示器１７・・磁気テープｔ２ωに記録されるデータ情報となる音
楽情報の曲間すなわち無信号部分を再生ヘッドｃ３１）
及び衿生アンズ（至）を介して検知する無信号検出回路
２９前記検出回路２９によって発生されるパルスによって、
６１１記カウンタ１５の出力であるカウンタ値を格納す
るＲＡＭ　１９カウンタ１５の出力データと前記〜Ｗ１９に格納された
カウンタ値とを比較し、一致時のノ（ルスを出力する比
較器１８前記ＲＡＭ　１９に格納されたカウンタ値を磁気テープ
の巻き初めの所定領域に記録するための変調器２２、記
録アンプ２３および記録ヘッド２４研気デーグ上の前記
領域に記録されているカウンタ値を読み出してＲＡＭ　
１９へ格納させるための前記再生ヘッド３１、再生アン
プ３０を介した復調器２１カウンタ１５の出力と復調器２１の出力のいずれか一方
を選択し、　ＲＡＭ　１９へ伝送するマルチプレクサ２
０マルチプレクサ２０を制御したり、比較器１８の出力で
ある一致パルスを受け取って、駆動回路２７を動かした
りする制御回路２８録音時に磁気テープの巻き初めをとばさせるスイッチ３
３録音終了後にＲＡＭ１９に格納されたカウンタ値を磁気
テープ上の前記領域に記録させるためのスイッチ３４テープ上の前記領域に記録されたカウンタ値をＲＡＭ　
１９に格納するためのスイッチ３５とから構成される。

尚、上記の構成において、・本発明は通常のテープレコ
ーダに備わっているテープレコーダの構成部分を兼用す
るときは、単に本発明で新規に採用されるＲＡＭ　ｌ　
９　、比較器１８、マルチプレクサ２０、復調器２１、
変調器２２、無信号検出回路２９、制御回路２８、リー
ルパルス発生器１２、ノ（ソファ１ｇ１シユミツト回路
１４およびカウンタ１５を付は加えればよい。また電子
カウンタが搭載されているものについては、リールノく
ルス発生器１２、バッファ１３、シュミット回路１４お
よびカウンタ１５は備わっているから、これらは必要な
くなる。

次に本発明の詳細な説明を述べる。

まず、磁気テープを装着し、スイッチ３３を押すと制御
回路２８がこれを受け、テープを巻き戻してカウンタを
リセットし、巻き初めの領域をとばし録音準備状態とな
る。このとき制御回路２８は、マルチプレクサ２０がカ
ウンタ１５の出力を通すようにする。あとは普通に録音
していき、音楽情報の曲間のとき信号がなくなるので無
信号検出回路２９がパルスを制御回路２８へ送る。制御
回路２８はこれを受け、現在録音状態であることを確認
し、前記パルスをＲＡＭ　１９へ送る。このときカウン
タ１５の出力である現在のカウンタ値が、前記パルスに
よりＲＡＭ１９に格納される。このようにして、録音中
、無録音部分になるとそのときのカウンタ値がＲＡＭ１
９に順次格納されていく。

すなわち頭出しの番地がＲＡＭ１９へ登録されることに
なる。

録音が終了したら、スイッチ３４を押す。すると制御回
路２８はこれを受け、磁気テープ上の巻き初めのとばし
た領域の位置までテープを巻き戻し、　ＲＡＭ　１９に
格納された値を変調器２２を通して、磁気テープ上の前
記領域に順次記録する。

次に頭出しを行う場合であるが、まず磁気テープ２５を
入れ替えないとする。この場合はすでに１（ＡＭ　１９
にその頭出しのカウンタ値が格納されている。頭出しを
行うと、その頭出しの番地が調１９から比較器１８へ出
力される。一方現在のカウンタ値も前記比較器１８へ出
力され、前記頭出しの番地と現在のカウンタ値とが比較
され、一致すると一致パルスが制御回路２８へ送られる
。制御回路２８は前記パルスを受け取り、駆動回路２７
を通してテープレコーダメカニズム２６を駆動させる。

次に磁気テープ２５を入れ替えた場合であるが、このテ
ープも前記の些領で巻き初めの領域に頭出しの番地が記
録されているものとする。スイッチ３５を押すと制御回
路２８がこれを受け、テープを巻き戻してカウンタをリ
セットするとともにマルチプレクサ２０が復調器２１の
出力を通すようにする。テープ上の巻き初めの領域に頭
出しの番地が記録されているので、この領域を再生し、
再生ヘッド３１、再生アンプ３０および復調器２１を通
してＲＡＭ１９にこのテープの頭出しのカウンタ値が格
納される。

以上のようにテープを取り替えても、磁気テープ上の巻
き初めの領域に頭出しの番地が記録されているので、前
記頭出しの番地をｌ（ＡＭ　１９に格納することにより
、現在のカウンタ１５のカウンタ値と比較することによ
って、容易に頭出しが可能となる。従って頭出しのとき
再生ヘッドが磁気テープ上の信号を拾わないので、磁気
ヘッドの摩耗もなく、その分だけスピードが上がる。ま
た訪Ｍ１９にそれぞれの頭出しの番地が格納されている
ので、ダイレクトな頭出しといろいろな再生順序を組む
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテープレコーダの頭出し装置の構成ブロ
ック図、第２図は第１図における各部の波形図、第３図
は本発明に係るテープレコーダの頭出し装置の一実施例
を示す構成ブロック図である。ｌ・・・磁気テープ、２・・・再生ヘッド、３・・・イ
コライザアンプ、４・・・飽和増幅器、５・・・整流回
路、６・・・シュミット・トリガ回路、７・・・微分回
路、８・・・制御回路、９・・・駆動回路、１０・・・
テープレコーダメカニズム、１１・・・無信号検出回路
、１２・・・リールパルス発生器、１３・・・バッファ
、１４・・・シ、ミツト回路、１５・・・カウンタ、１
６・・・デコーダ、１７・・・カウンタ表示器、１８・
・・比較器、１９・・・ＲＡＩＱＩ　、２０−マルチブ
レフサ２１・・・復調器、２２・・・変調器、２３・・
・記録アンプ、２４・・・記録ヘッド、２５・・・磁気
テープ、２６・・・テープレコーダメカニズム、２７・
・・駆動回路、２８・・・制御回路、２９・・・無信号
検出回路。３０・・・再生アンプ、３１・・・再生ヘッド、３２・
・・操作スイッチ、３３・・・スイッチ％　３４・・・
スイッチ、３５・・・スイッチ。第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

供給リールおよび巻取シール間で磁気テープを走行自在
とするものにあって、前記供給リールまたは巻取リール
からリールパルスを発生せしめる第１の手段と、この第
１の手段によって発生されるリールパルスをカウントす
る第２の手段と、記録される信号間の無信号部を検知す
る第３の手段とＳ　＠＋Ｓ記第３の手段によって発生さ
れるパルスによって、前記第２の手段の出力であるカウ
ンタ値を格納する第４の手段と、録音時に磁気テープの
巻き初めの所定領域をとばし、録音終了後に前記第４の
手段に格納されたカウンタ値を磁気テープ上のＭｔｒ記
領域に記録する第５の手段と、前記領域に記録されたカ
ウンタ値を再生し、前記第４の手段に前記カウンタ値を
格納する第６の手段と、前記第４の手段に格納されたカ
ウンタ値と第２の手段の出力データとを比較し一致時の
パルスを出力するｍ７の手段とを具備してなることを特
徴としタテープレコーダの頭出し装置。