JP2555129Y2 - アフレコ位置及び履歴検出回路 - Google Patents

アフレコ位置及び履歴検出回路

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JP2555129Y2
JP2555129Y2 JP714590U JP714590U JP2555129Y2 JP 2555129 Y2 JP2555129 Y2 JP 2555129Y2 JP 714590 U JP714590 U JP 714590U JP 714590 U JP714590 U JP 714590U JP 2555129 Y2 JP2555129 Y2 JP 2555129Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はアフレコ位置、履歴検出回路に関し、特に
R−DATと呼ばれる回転ヘッド式デジタルオーディオテ
ープレコーダのテープ上のアフレコ位置、履歴検出回路
に関する。
(従来の技術) 従来、回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコー
ダ(R−DAT)において、アフレコ動作を伴うS−ID(s
tart ID、曲開始ID)、SKIP−ID等の書き込み(WRIT
E)、消去(ERASE)動作後のテープ上の管理は、テープ
のサブコード(subcode)領域に記録されている情報に
基づいている。従って、例えばサブコードが誤って記録
された場合には取扱が不便となり、このサブコードを書
き換えることが必要となる場合がある。
かかるサブコードの書替(アフレコ)を情報を記録し
た後のテープに対し行うと、記録情報の悪化、例えばエ
ラーレートが悪くなる等といったことが認められ、アフ
レコの回数を重ねるほどかかる弊害が大きくなる。
従って、アフレコを何度も行った履歴のあるテープに
ついては、新たに初期状態にしてから録音をしたほうが
よい場合があるにもかかわらず、従来はある磁気テープ
についてアフレコが行われたか否かの履歴、回数及びア
フレコが行われた位置について使用者が判断することは
できなかった。
(考案が解決しようとする課題) 従来は、上述のように、アフレコ動作後のテープ上の
管理は、subcode領域に記録されている記録情報に基づ
いて行われているため、ERASE動作によってsubcode情報
内のS−IDやSKIP−ID等が書き換ええられた場合には、
アフレコ動作が行われたという履歴を示す情報を得る手
立てがなかった。
そこで、この考案の目的は、アフレコ位置、履歴を簡
単に得ることができるアフレコ位置、履歴および同一テ
ープ上のアフレコ回数等を検出回路を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案によるアフレコ
位置、履歴検出回路は、 情報の記録及び再生を行うデジタルオーディオテープ
レコーダにおいて、 磁気テープの再生中に再生信号から、アフレコの回数に
応じて録再切換の位置が任意の時間シフトされて同一の
マージン部分に記録された録再切換の信号変化を抽出し
て録再切換を検出する録再切換検出回路と、 前記信号変化の時間軸上の位置を検出するパルス位置
検出回路と、 磁気テープの再生中に前記録再切換検出回路及び前記パ
ルス位置検出回路による検出結果によりアフレコが行わ
れたか否かの履歴、アフレコが行われた回数およびアフ
レコが行われた位置を表示する表示回路と、を備える。
(実施例) 次にこの考案について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案によるアフレコ位置、履歴検出回
路の一実施例を示す構成図である。
磁気テープ1上に記録されている信号は、互いに逆に
アジマス角をもつ回転磁気ヘッド2Aと2Bにより読み取ら
れ再生される。この再生信号はRF増幅器3によって増幅
された後、ATF OUT信号として出力されるとともに、低
域通過フィルタ(LPF)4に供給される。
低域通過フィルタ4で低域成分が取り出されることに
より、RF増幅器3の出力中のトラッキング用パイロット
信号が抽出される。
低域通過フィルタ4の出力は、ATF(Automatic Track
Finding)方式に基づく目的トラックへのトラッキング
制御を行うためATF回路9に送出されるとともに、ウィ
ンドウコンパレータ5にも送出される。
回転磁気ヘッド2Aと2Bが取り付けられているドラムモ
ータ11が回転すると、ドラムFGセンター12とドラムPGセ
ンサー13からはドラムPG(DPG)信号とドラムFG(DFG)
信号が生成され、タイミング発生回路10に供給される。
タイミング発生回路10は、かかるDPG信号とDFG信号と
に基づいて、ウィンドウコンパレータ5にゲート用のIN
H信号を、カウンタ6Aとパルス位置検出回路6Bにクリア
用のCLR信号を、ラッチ回路7にラッチ用のXRF信号を、
パルス位置検出回路6Bにゲート用信号FMGとRMGを、それ
ぞれ供給する。
ウィンドウコンパレータ5は、低域通過フィルタ4か
らの出力と予め定めた閾値レベルVREFとを比較し、上記
出力がVREFよりも高いレベルであるときに出力WOUTを発
生する。このウィンドウコンパレータ5の動作はタイミ
ング発生回路10から供給されるゲート用のINH信号で規
定される。
カウンタ6Aは、3ビットカウンタで、タイミング発生
回路10からのクリア用のCLR信号でドラム半回転毎にク
リアされる。カウンタ6Aは、ウィンドウコンパレータ5
からの出力WOUTが4回(4個)検出されると、論理レベ
ル“H"を有する出力をラッチ回路7に送出する。
パルス位置検出回路6Bは、ウインドウコンパレータ5
の出力WOUTとタイミング発生回路10からのゲート用FMG
信号とRMG信号を受け、ウインドウコンパレータ5から
の出力パルス位置(時間)を磁気ヘッド切換信号SWHの
変化点を基準にして検出してラッチ回路7に供給する。
これは出力パルス位置は、アフレコが重ねてされた場合
にはその回数に応じて任意の時間シフトするため、この
検出によりアフレコが何回目にされたものかを検出する
ことができるからである。
ラッチ回路7には、カウンタ6Aからの出力とパルス位
置検出回路6Bからの出力とが、タイミング発生回路10か
らのXRF信号に応答してドラム半回転毎にラッチされ
る。
表示回路8は、ラッチ回路7からの出力DOUT(論理レ
ベル“H")を表示する。
第2図にはアフレコ時のトラックフォーマット(TRAC
K FORMAT)、録音データ(REC DATA)および再生データ
(RECPB)間のタイミング関係が示されている。
第2図(A)はトラックフォーマットを示し、ドラム
の90°回転角度(196 Block)内の信号フォーマットが
示されている。つまり、トラックフォーマットは、周知
のように、MARGIN部a、PLL部b、SUB1部c、POST AMBL
E部d、IBG部e、ATF1部f、IBG部g、PLL部h、PCM部
i、IBG(Inter Block Gap)部j、ATF2部k、IBG部
1、PLL部m、SUB2部n、POST AMBLE部o、MARGIN部p
から構成されている。
また、第2図(B)には、書き直すべき新データが、
第2図(C)には、記録切換信号(RECPB)データが示
されている。
第2図からも明らかなように、アフレコ時では、第2
図(A)のトラックフォーマットにおける区間a(PB→
REC)、区間d,e(REC→PB)、区間l,m(PB→REC)およ
び区間p(REC→PB)においてRECとPBの切換X1、X2、X3
およびX4が生じる。この切換動作によって記録電流は第
2図(C)のように変化して磁気テープ上に記録される
ことになる。すなわち、再生から録音への切換(PB→RE
C,X1及びX3)又は録音から再生への切換(REC→PB,X2及
びX4)という操作により録音のために必要な電流が変化
するので録再切換に伴って磁気テープ上には図示しない
微分状のパルスが記録されることになる。この変化が、
この考案の要旨における”磁気テープの再生中に再生信
号からアフレコ動作を行った時に録再切換に従って記録
された信号変化”に相当することになる。
第3図には、記録された磁気テープを再生して得られ
る第1図の各部信号波形がタイミング発生回路10からの
各種タイミング信号とともに関連付けて示されている。
第3図(D),(E),(F),(G),(H)に
は、第1図におけるタイミング発生回路10からの信号IN
H,CLR,XRF、FMG、RMGが示されている。第3図(A)の
信号SWHは、磁気ヘッド2Aと2Bの切換用の信号である。
RF増幅器3の出力が第3図(B)のATF OUT信号とし
て示されており、この出力信号は、第2図(A)のATF1
部fとATF2部kの近傍部が簡略化して示されている。
RF増幅器3の出力の低域成分を低域通過フィルタ4に
より取り出した信号が第3図(C)のLPF OUT信号とし
て示されており、同信号中の録再切換時に記録された微
分状のパルスがLPFを通過し、X11〜X14のような信号と
なってトラッキング用パイロット信号とともに発生す
る。これら信号X11〜X14はウィンドウコンパレータ5に
よって閾値VREFと比較され、第3図(I)に示すような
出力信号WOUTが得られる。このように、”磁気テープの
再生中に再生信号からアフレコ動作を行った時に録再切
換に従って記録された信号変化”が、図1の低域通過フ
ィルタ4から取り出された第3図(C)のような信号と
して抽出され、ウィンドウコンパレータ5により録再切
換が検出される。したがって、低域通過フィルタ4とウ
ィンドウコンパレータ5で構成される回路が、この考案
の要旨における”録再切換回路”に相当することにな
る。
パルス位置検出回路6Bは、第2図(A)に示すトラッ
クフォーマットのMARGINE部分(a、p)でパルス位置
を検出する回路で第3図(A)に示す磁気ヘッド切換用
信号SWHの変化点から位置を任意の分解能で検出し、そ
れぞれ第2図(A)のトラックフォーマットのMARGINE
部分(a、p)で入力されるパルス位置(時間)のコー
ドを出力する。このコードの出力に基づいてアフレコが
何回目にされたものであるかの判断ができることとな
る。
第3図(I)の信号WOUTは、カウンタ6Bでカウントさ
れ、カウント値が4回(4個)になると、パルス位置検
出回路6Bからのパルス位置信号とともに、ラッチ回路7
に入力される。
ラッチ回路7は、入力を、再生RF信号が存在する区間
で論理“L"となる信号XRFに応答してラッチし、ラッチ
出力が表示回路8に表示されることになる。したがっ
て、アフレコを行った区間で表示回路8には、上記情報
表示が為されることになる。
以上の実施例においては、本来のRF信号とREC/PBの切
換に起因する信号との分離のためには、通常のR−DAT
に必要なトラッキング用ATFパイロット信号の低域通過
フィルタを使用しているが、独立の低域通過フィルタを
用いても良い。例えば、トラッキング用ATFパイロット
信号より低いカットオフ周波数をもつ低域通過フィルタ
を使用すれば、ウィンドウコンパレータの動作を禁止す
るINH信号を用いる必要はなくなる。
また、この実施例では、低域通過フィルタ4とウィン
ドウコンパレータ5により検出されたパルス列のカウン
トは、3ビットのカウンタ(それ以下でも良いが、誤検
出の確率を減少させるため3ビットとしている)を用い
ているが、ドラム半回転毎に4回カウントする手段であ
れば他の手段でも良いことは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、磁気テープの再
生中に再生信号からアフレコ動作を行った時に録再切換
に伴って記録された信号変化を抽出して録再切換を検出
し、この検出結果によりアフレコが行われたか否かの履
歴およびアフレコが行われた位置を表示しているので、
サブコード上に付加されたアフレコの履歴及びテープ上
の位置に関する情報によりテープの管理を行うことがで
きる。また、使用者はある磁気テープがアフレコが行わ
れたことがあるものか否か又はその磁気テープにおいて
どの位置にアフレコがされているかについてはその磁気
テープを再生して表示を確認すればよく、それによって
使用者はその磁気テープの状態の悪化の具合等を判断す
ることができる。
さらに、アフレコ時において、MARGIN部分のREC/PB切
換の位置をアフレコ回数の履歴に応じて任意の情報に対
応させる、すなわちアフレコ回数の履歴に応じてREC/PB
切換の位置が異なることとするので、同一テープ上のア
フレコ回数の履歴情報が付加されることとなり、使用者
操作による情報をも付加させることができる。
さらに、サブコード上のAbsolutetime情報と併用する
ことによって、例えば記録時間とアフレコ区間との相対
比等、種々のテープ管理方法が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるアフレコ位置検出回路の一実
施例の構成を示すブロック図、第2図(A)〜(C)は
アフレコ時のREC/PBの切換タイミング図、第3図(A)
〜(J)はアフレコを行った区間を再生したときのタイ
ミング図である。 1……磁気テープ、2A,2B……回転磁気ヘッド、3……R
F増幅器、4……低域通過フィルタ、5……ウィンドウ
コンパレータ、6A……カウンタ、6B……パルス位置検出
回路、7……ラッチ回路、8……表示回路、9……ATF
回路、10……タイミング発生回路、11……ドラムモー
タ、12……ドラムFGセンサー、13……ドラムPGセンサ
ー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記録及び再生を行うデジタルオーデ
    ィオテープレコーダーにおいて、 磁気テープの再生中に再生信号から、アフレコの回数に
    応じて録再切換の位置が任意の時間シフトされて同一の
    マージン部分に記録された録再切換の信号変化を抽出し
    て録再切換を検出する録再切換検出回路と、 前記信号変化の時間軸上の位置を検出するパルス位置検
    出回路と、 磁気テープの再生中に前記録再切換検出回路及び前記パ
    ルス位置検出回路による検出結果によりアフレコが行わ
    れたか否かの履歴、アフレコが行われた回数およびアフ
    レコが行われた位置を表示する表示回路と、 を備えて成ることを特徴とするアフレコ位置及び履歴検
    出回路
JP714590U 1990-01-30 1990-01-30 アフレコ位置及び履歴検出回路 Expired - Lifetime JP2555129Y2 (ja)

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JPH0398704U JPH0398704U (ja) 1991-10-15
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