JPS61199290A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープレコーダ、オーディオテープレコ
ーダ等の磁気記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

磁気テープにビデオあるいはオーディオ情報等を記録再
生する磁気記録再生装置においては、磁気テープにその
位置を表わす制御信号を記録し、その制御信号を再生し
て磁気テープの所定の位置を検索するようにしている。

第５図はビデオテープレコーダにおける斯かる制御信号
の記録再生のためのブロック図を表わしている。同図に
おいて１はパルス発生回路であり、図示せぬ回転ヘッド
の回転に同期したパルスを出力するようになっている。

２は所定位置に固定された磁気ヘッドであり、図示せぬ
磁気テープの移動方向と略平行な方向に形成されるトラ
ックに制御信号を記録再生する。３は磁気ヘッド２から
の再生信号を増幅する再生回路、４は再生回路３からの
信号をカウントするカウンタ、５は再生回路３からの信
号のデユーティを検出するデユーティ検出回路である。

しかしてパルス発生回路ｌから発生されたパルス信号は
磁気ヘッド２に供給され、ＣＴＬ信号として磁気テープ
の移動方向と略平行なトラ−ツクに記録される（このと
き再生回路３は非動作状態とされ、記録信号がそのまま
再生出力されないようになされている）。このＣＴＬ信
号は、例えばその立上りエツジが１フイールドのビデオ
信号が記録される各ビデオトラックに対応され、原則と
してそのデユーティは略５ｏ％とされるとともに、その
高レベルは所定レベルの正極に、また低レベルは所定レ
ベルの負極に各々なされ、その記録パターンは第６図に
示すようになっている。そして所定のプログラムの冒頭
部、あるいはプログラムとプログラムの間の無情報部に
対応して、ＣＴＬ信号の立下りエツジの位相、従ってそ
のデユーティ登変化させ、これをインデックス信号とし
ている。

その結果再生時、磁気ヘッド２．再生回路３より出力さ
れる再生信号からＣＴＬ信号を検出し、図示せぬ手段に
よりトラッキング制御が行われるとともに、そのパルス
（立上りエツジ）をテープカウンタ４によりカウントし
、磁気テープの走行位置の検出（走行量あるいは残量の
検出）を行うことができる。また通常の記録再生時はも
とより、早送り又は巻き戻し時等において、デユーティ
検出回路５によりＣＴ　Ｌ信号のデユーティを監視、検
出し、デユーティが変化した位置（インデックス信号）
を検出することにより所定プログラムの検索動作を行う
ことができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら従来の斯かる磁気記録再生装置においては
、制御信号（ＣＴＬ信号）の立上りエツジをトラッキン
グ制御用に、立下りエツジを頭出し検出用に各々用いて
いるため、それ以外の情報をもはや記録することができ
ない欠点があった。

（問題点を解決するための手段〕 第１図は本発明をビデオテープレコーダに応用した場合
のブロック図であり、第５図に対応する部分には同一の
符号を付してあり、その詳述は省略する。本発明におい
ては再生回路３の出力から特定のパターンの信号を検出
する検出回路１１と、検出回路１１が出力する検出信号
と再生回路３が出力する信号とを入力とし、制御信号中
に含まれる所定のコード信号を読み取る読取回路１２と
が設けられている。この他所定のパルスを出力するパル
ス発生回路１と、所定位置に固定された磁気ヘッド２と
、磁気ヘッド２からの再生信号を増幅する再生回路３と
、再生回路３からの信号をカウントするカウンタ４とが
設けられているのは、第５図における場合と同様である
。ただし本発明においてはパルス発生回路１が出力する
パルスは、必ずしも回転ヘッドの回転と同期させなくと
もよい。またカウンタ４は検出回路１１からの信号をカ
ウントするようになっている。

〔作用〕

しかしてその作用を第２図、第３図及び第４図を参照し
て説明する。パルス発生回路１が出力するパルスは、回
転ヘッドとビデオトラックとのトラッキングを、例えば
所謂４周波トラッキング法により行う場合は１回転ヘッ
ドの回転（回転ヘッドの切り換えパルス）と必ずしも同
期させなくともよいが、このパルスにより１−ラッキン
グ制御を行う場合は同期させる。このパルスはその記録
パターンが第２図に示す如く、１つのレベルの正極部分
と、１つのレベルの負極部分と、正極と負極の中間の無
記録部分の３つの部分とから構成されている。斯かる信
号が所定のバイアス信号に重畳され、磁気テープの走行
方向と略平行なトラック　□に制御信号として記録され
る。無記録部分においてはＯレベルの信号がバイアス信
号に重畳されて（従ってバイアス信号のみが）記録され
る。

３つの部分のうちいずれの部分を用いるかは任意である
が１例えば第３図に示す如く、１ビツトの正極部分、無
記録部分、負極部分が各々連続する特定のパターンをヘ
ッダＨとし、その直後に続く所定ビット（例えば５ビツ
ト）の部分をデータ部分りとし、データ部分りに例えば
アドレス情報、記録モード情報、記録日時情報等を記録
することができる。データ部分りにおいては、例えば第
３図（ａ）に示すように正極部分と無記録部分の２値、
あるいは第３図（ｂ）に示すように負極部分と正極部分
の２値を、各々論理Ｏと１として所定の情報をディジタ
ル化することができる。あるいはまた無記録部分と負極
部分により２値を表わすようにしてもよい。さらにイン
デックス信号としては所定のパターンの信号が記録され
る。少なくともインデックス信号は、磁気テープを早送
り又は巻き戻し等のように高速で走行させた場合におい
ても検出可能なように記録する。

次に再生時においては、磁気ヘッド２、再生回路３から
出力される再生信号が検出回路１１と読取回路１２とに
入力される。検出回路１１は再生信号から所定のパター
ンの信号、例えばヘッダＨ、インデックス信号等を検出
する。検出回路１１は、例えば第４図（ａ）に示すよう
にヘッダＨの直後にデータ信号が記録されている場合、
第４図（ｂ）に示すように再生信号のエツジを検出する
ように構成することができる。検出回路１１においては
ヘッダＨを構成するエツジの現われる順序を監視するこ
とにより磁気テープの走行方向も検出することが可能で
ある。検出回路１１がヘッダＨを検出したとき、その検
出信号が読取回路１２に入力され、読取回路１２はその
直後に入力されるデータ信号を読み取るようになってい
る。

検出回路１１の検出信号はカウンタ４にも入力され、カ
ウントされる。従ってヘッダＴ（が所定間隔毎に記録さ
れている場合においてはカウンタ４により磁気テープの
走行量あるいは残量を検知することができる。

第４図（ｂ）に示す如き立上り又は立下りエツジのうち
のいずれかのタイミングが回転ヘットの回転と同期して
記録されている場合は、検出回路１１によりそのエツジ
検出してトラッキング制御を行うことができる。

尚以上においては本発明をビデオテープレコーダに応用
した場合を説明したが、本発明はオーディオテープレコ
ーダ等の他の磁気記録再生装置にも応用が可能である。

〔効果〕

以上の如く本発明においては、ビデオ又はオーディオ等
の情報が記録される磁気テープの走行方向と略平行なト
ラックに制御信号を記録し、制御信号を再生して磁気テ
ープの位置を制御する磁気記録再生装置において、制御
信号の記録パターンを　１つのレベルの正極部分と、１
つのレベルの負極部分と、正極と負極の中間の無記録部
分の３つの部分とから構成し、３つの部分の組合せによ
り磁気テープの位置を表わす制御信号を記録するように
したので、単に１−ラッキング制御信号やインデックス
信号だけでなく、アドレス情報その他の情報を記録する
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をビデオテープレコーダに応用した場合
のブロック図、第２図及び第３図はその制御信号の記録
パターンを表わす波形図、第４図はその記録信号と再生
信号の波形図、第５図は従来のビデオテープレコーダの
ブロック図、第６図はその制御信号の波形図である。 １・・・パルス発生回路　　２・・・磁気ヘッド３・・
・再生回路　　４・・・カウンタ５・・・デユーティ検
出回路 １１・・・検出回路　　１２・・・読取回路以上 特許出願人　パイオニア株式会社 代理人　　　弁理士　　稲本義雄 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報が記録される磁気テープの走行方向と略平行
   なトラックに制御信号を記録し、該制御信号を再生して
   該磁気テープの位置を制御する磁気記録再生装置におい
   て、該制御信号の記録パターンを、１つのレベルの正極
   部分と、１つのレベルの負極部分と、該正極と該負極の
   中間の無記録部分の３つの部分とから構成し、該３つの
   部分の組合せにより、該磁気テープの位置を表わす該制
   御信号を記録することを特徴とする磁気記録再生装置。