JP2542471Y2 - アフレコ位置及び履歴検出回路 - Google Patents

アフレコ位置及び履歴検出回路

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JP2542471Y2 JP714890U JP714890U JP2542471Y2 JP 2542471 Y2 JP2542471 Y2 JP 2542471Y2 JP 714890 U JP714890 U JP 714890U JP 714890 U JP714890 U JP 714890U JP 2542471 Y2 JP2542471 Y2 JP 2542471Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はアフレコ位置、履歴検出回路に関し、特に
R−DATと呼ばれる回転ヘッド式デジタルオーディオテ
ープレコーダのテープ上のアフレコ位置、履歴検出回路
に関する。
(従来の技術) 従来、回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコー
ダ(R−DAT)において、アフレコ動作を伴うS−ID(s
tart ID、曲開始ID)、SKIP−ID等の書き込み(WRIT
E)、消去(ERASE)動作後のテープ上の管理は、テープ
のサブコード(subcode)領域に記録されている情報に
基づいている。従って、例えばサブコードが誤って記録
された場合には取扱が不便となり、このサブコードを書
き換えることが必要となる場合がある。
かかるサブコードの書替(アフレコ)を情報を記録し
た後のテープに対し行うと、記録情報の悪化、例えばエ
ラーレートが悪くなる等といったことが認められる。
従って、テープの領域のほとんどの箇所にアフレコを
行った履歴のあるテープについては、新たに初期状態に
してから録音をしたほうがよい場合があるにもかかわら
ず、従来はある磁気テープについてアフレコが行われた
か否かの履歴及びアフレコが行われた位置について使用
者が判断することはできなかった。
(考案が解決しようとする課題) 従来は、上述のように、アフレコ動作後のテープ上の
管理は、subcode領域に記録されている記録情報に基づ
いて行われているため、ERASE動作によってsubcode情報
内のS−IDやSKIP−ID等が書き換ええられた場合には、
アフレコ動作が行われたという履歴を示す情報を得る手
立てがなかった。
そこで、この考案の目的は、アフレコ位置、履歴を簡
単に得ることができるアフレコ位置、履歴検出回路を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案によるアフレコ
位置、履歴検出回路は、 情報の記録及び再生を行うデジタルオーディオテープ
レコーダーにおいて、 磁気テープの再生中に再生信号からアフレコ動作を行
った時に録再切換に従って記録された信号変化を抽出し
て録再切換を検出する録再切換検出回路と、 磁気テープの再生中に前記録再切換検出回路による検
出結果によりアフレコが行われたか否かの履歴およびア
フレコが行われた位置を表示する表示回路と、 を備えて構成される。
(実施例) 次に、この考案について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この考案によるアフレコ位置、履歴検出回
路の一実施例を示す構成図である。
磁気テープ1上に記録されている信号は、互いに逆の
アジマス角をもつ回転磁気ヘッド2Aと2Bにより読み取ら
れ再生される。この再生信号はRF増幅器3によって増幅
された後、ATF OUT信号として出力されるとともに、低
域通過フィルタ(LPF)4に供給される。
低域通過フィルタ4で低域成分が取り出されることに
より、RF増幅器3の出力中のトラッキング用パイロット
信号が抽出される。
低域通過フィルタ4の出力は、ATF(Automatic Track
Findeing)方式に基づく目的トラックへのトラッキン
グ制御を行うためATF回路9に送出されるとともに、ウ
ィンドウコンパレータ5にも送出される。
回転磁気ヘッド2Aと2Bが取り付けられているドラムモ
ータ11が回転すると、ドラムFGセンサー12とドラムPGセ
ンサー13からはドラムPG(DPG)信号とドラムFG(DFG)
信号が生成され、タイミング発生回路10に供給される。
タイミング発生回路10は、かかるDPG信号とDFG信号と
に基づいて、ウィンドウコンパレータ5にゲート用のIN
H信号を、カウンタ6にクリア用のCLR信号を、Dフリッ
プフロップ7にラッチ用のXRF信号を供給する。
ウィンドウコンパレータ5は、低域通過フィルタ4か
らの出力と予め定めた閾値レベルVREFとを比較し、上記
出力がVREFよりも高いレベルであるときに出力WOUTを発
生する。このウィンドウコンパレータ5の動作はタイミ
ング発生回路10から供給されるゲート用のINH信号で規
定される。
カウンタ6は、2ビットカウンタで、タイミング発生
回路10からのクリア用のCLR信号でドラム半回転毎にク
リアされる。カウンタ6は、ウィンドウコンパレータ5
からの出力WOUTが2回(2個)検出されると、論理レベ
ル“H"を有する出力をDフリップフロップ7のD端子に
送出する。
Dフリップフロップ7には、カウンタ6からの出力
が、タイミング発生回路10からのXRF信号に応答してド
ラム半回転毎にラッチされる。
表示回路8は、Dフリップフロップ7のQ端子からの
出力DOUT(論理レベル“H")を表示する。
第2図にはアフレコ時のトラックフォーマット(TRAC
K FORMAT)、録音データ(REC DATA)および再生データ
(REC PB)間のタイミング関係が示されている。
第2図(A)はトラックフォーマットを示し、ドラム
の90°回転角度(196 block)内の信号フォーマットが
示されている。つまり、トラックフォーマットは、周知
のように、MARGIN部a、PLL部b、SUB1部c、POST AMBL
E部d、IBG部e、ATF1部f、IBG部g、PLL部h、PCM部
i、IBG(Inter Block Gap)部j、ATF2部k、IBG部
l、PLL部m、SUB2部n、POST AMBLE部o、MARGIN部p
から構成されている。
また、第2図(B)には、書き直すべき新データが、
第2図(C)には、録再切換信号(REC PB)が示されて
いる。
第2図からも明らかなように、アフレコ時において
は、第2図(A)のトラックフォーマットにおける区間
d,e(REC→PB)、区間l,m(PB→REC)にRECとPBの切換X
1とX2が生じる。この切換動作によって記録電流は第2
図(C)のように変化して磁気テープ上に記録されるこ
とになる。すなわち、録音から再生への切換(REC→PB,
X1)又は再生から録音の切換(PB→REC,X2)という操作
により録音のために必要な電流が変化するので録再切換
に伴って磁気テープ上には図示しない微分状のパルスが
記録されることになる。この変化が、この考案の要旨に
おける“磁気テープの再生中に再生信号からアフレコ動
作を行った時に録再切換に従って記録された信号変化”
に相当することになる。
第3図には、記録された磁気テープを再生して得られ
る第1図の各部信号波形がタイミング発生回路10からの
各種タイミング信号とともに関連付けて示されている。
第3図(D),(E),(F)には、第1図における
タイミング発生回路10からの信号INH,CLR,XRFが示され
ている。第3図(A)の信号SWHは、磁気ヘッド2Aと2B
の切換用の信号である。
RF増幅器3の出力が第3図(B)のATF OUT信号とし
て示されており、この出力信号は、第2図(A)のATF1
部fとATF2部kの近傍部が簡略化して示されている。
RF増幅器3の出力の低域成分を低域通過フィルタ4に
より取り出した信号が第3図(C)のLPF OUT信号とし
て示されており、同信号中の録再切換時に記録された微
分状のパルスがLPFを通過し、X11とX12のような信号と
なってトラッキング用パイロット信号とともに発生す
る。これら信号X11とX12はウィンドウコンパレータ5に
よって閾値VREFと比較され、第3図(G)に示すような
出力信号WOUTが得られる。このように、“磁気テープの
再生中に再生信号からアフレコ動作を行った時に録再切
換に従って記録された信号変化”が、図1の低域通過フ
ィルタ4から取り出された第3図(C)のような信号と
して抽出され、ウィンドウコンパレータ5により録再切
換が検出される。したがって、低域通過フィルタ4とウ
ィンドウコンパレータ5で構成される回路が、この考案
の要旨における“録再切換回路”に相当することにな
る。
第3図(G)の信号WOUTはカウンタ6でカウントさ
れ、カウント値が2回(2個)になると、その出力がD
フリップフロップ7のD端子に入力される。
Dフリップフロップ7は、D端子入力を、再生RF信号
が存在する区間で論理“L"となる信号XRFに応答してラ
ッチし、ラッチ出力が表示回路8に表示されることにな
る。したがって、アフレコを行った区間で表示回路8に
は、その旨の表示が為されることになる。
以上の実施例においては、本来のRF信号とREC/PBの切
換に起因する信号との分離のためには、通常のR−DAT
に必要なトラッキング用ATFパイロット信号の低域通過
フィルタを使用しているが、独立の低域通過フィルタを
用いても良い。例えば、トラッキング用ATFパイロット
信号より低いカットオフ周波数をもつ低域通過フィルタ
を使用すれば、ウィンドウコンパレータの動作を禁止す
るINH信号を用いる必要はなくなる。
また、この実施例では、低域通過フィルタ4とウィン
ドウコンパレータ5により検出されたパルス列のカウン
トは、2ビットのカウンタ(1ビットカウンタでも良い
が、誤検出の確率を減少させるため2ビットとしてい
る)を用いているが、ドラム半回転毎に2回カウントす
る手段であれば他の手段でも良いことは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、こ考案では、磁気テープの再生
中に再生信号からアフレコ動作を行った時に録再切換に
伴って記録された信号変化を抽出して録再切換と検出
し、この検出結果によりアフレコが行われたか否かの履
歴およびアフレコが行われた位置を表示しているので、
サブレコード上に付加されたアフレコの履歴及びテープ
上の位置に関する情報によりテープの管理を行うことが
できる。また、使用者はある磁気テープがアフレコが行
われたことがあるものか否か又はその磁気テープにおい
てどの位置にアフレコがされているかについてはその磁
気テープを再生して表示を確認すればよく、それによっ
て使用者はその磁気テープの状態の悪化を具合等を判断
することができる。さらに、サブコード上のAbsolute−
time情報と併用することによって、例えば記録時間とア
フレコ区間との相対比等、種々のテープ管理方法が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるアフレコ位置検出回路の一実
施例の構成を示すブロック図、第2図(A)〜(C)は
アフレコ時のREC/PBの切換タイミング図、第3図(A)
〜(H)はアフレコを行った区間を再生したときのタイ
ミング図である。 1…磁気テープ、2A,2B…回転磁気ヘッド、3…RF増幅
器、4…低域通過フィルタ、5…ウィンドウコンパレー
タ、6…カウンタ、7…Dフリップフロップ、8…表示
回路、9…ATF回路、10…タイミング発生回路、11…ド
ラムモータ、12…ドラムFGセンサー、13…ドラムPGセン
サー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記録及び再生を行うデジタルオーデ
    ィオテープレコーダーにおいて、 磁気テープの再生中に再生信号からアフレコ動作を行っ
    た時に録再切換に従って記録された信号変化を抽出して
    録再切換を検出する録再切換検出回路と、 磁気テープの再生中に前記録再切換検出回路による検出
    結果によりアフレコが行われたか否かの履歴およびアフ
    レコが行われた位置を表示する表示回路と、 を備えて成ることを特徴とするアフレコ位置・履歴検出
    回路
JP714890U 1990-01-30 1990-01-30 アフレコ位置及び履歴検出回路 Expired - Lifetime JP2542471Y2 (ja)

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