JPH0279261A - ディジタル信号記録再生装置 - Google Patents

ディジタル信号記録再生装置

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JPH0279261A
JPH0279261A JP23089388A JP23089388A JPH0279261A JP H0279261 A JPH0279261 A JP H0279261A JP 23089388 A JP23089388 A JP 23089388A JP 23089388 A JP23089388 A JP 23089388A JP H0279261 A JPH0279261 A JP H0279261A
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JP
Japan
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recording
signal
area
head
track
Prior art date
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JP23089388A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hikawa
和生 飛河
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル信号記録再生装置に係り、特に既
記録信号に外部よりの別の音声を加えて記録する所謂ア
フターレコーディング機能を有する回転ヘッド式ディジ
タル・オーディオ・テープレコーダ(以下RDAT又は
中にDATと略記する)に適用されるディジタル信号記
録再生装置に関する。
なお、本明細書中で既記録信号とは、予め磁気テープ上
に記録されている信号であって外部より供給される信号
と混合して再び磁気テープ上に記録しようとする信号を
指すものとする。
従来の技術 第5図は回転式ディジタル・オーディオ・テープレコー
ダ(RDAr>の規格に従って記録された磁気テープ3
0上のトラック32.34の様子を示している。RDA
Tでは各隣接するトラックは夫々のアジマス角が±20
度とされている。この隣接する2トラツクで1フレーム
が構成され、1フレーム内でデータは所定の配列でイン
ターリーブされるため再生時には必ず1フレームを単位
として再生を行なうことが必要となる。
各トラックは例えば音声信号又は各種データがディジタ
ル化されて記録されるPCM(PulseCoded 
 Modulation > エリア24.PCMエリ
アに記録されるデータに関する情報(例えば再生時間に
対応するタイムコードなと)が記録されるサブコードエ
リア28.及び磁気ヘッドがトラック上を正確に通過す
るようトラッキングナーボを行なうために用いられるA
T F (Auto TrackF 1ndina)信
号が記録されるATFエリア26より構成され、これら
の各エリアの間には単一周波数が記録されるIBGエリ
ア36が設けられている。また各ドラックは288ビツ
トを単位とするブロック毎に信号が記録され、1トラツ
クは196ブロツクよりなる。PCMエリア、SUBエ
リア中の1ブロツクの中には同期信号、■Dコード、ブ
ロックアドレス、ディジタルデータ、エラー検出/訂正
用コード等が含まれている。
RDATのノーマルモード時の磁気ヘッドの幅は磁気テ
ープ上に記録されたトラック幅WTの1.5倍となって
いる。これは記録時に各トラックが隣接するトラックに
一部分重ねて記録されその一部がオーバーライドされる
ためである。従って再生時はトラックの中心線と磁気ヘ
ッドの中心線とが一致するように磁気ヘッドを移動させ
ても、磁気ヘッドはそのトラックの両側のトラックから
の信号(クロストーク)も拾うこととなる。このように
磁気ヘッドの幅をトラック幅の1.5倍にしたのは、特
にHeの低い酸化鉄糸テープを用いた場合等にC/N比
を上げる事によりメタルテープと同等のエラーレートを
得ることのできるワイドトラックモードにも適用可能と
するためである。
ワイドトラックモードでのトラック幅はノーマルモード
の1.5倍であって磁気ヘッドの幅と同じであるが、そ
の分記録時間はノーマルモードの場合の3分の2となる
また従来より、例えば8ch、 15ch等の複数の音
声トラックを持ち、この音声トラック毎に音声を順次に
記録する、マルチ・レコーディングという機能が知られ
ている。
これは、複数の楽器の演奏を徐々に重ねて記録し、最終
的にはこれらの楽器が同時に演奏され記録されたような
効果を奏することのできる機能であり、各分野で多用さ
れている。また、DATはトラックは同時に1本しか記
録できないので、D A Tを用いたマルチトラックレ
コーディングの実現について、例えば本出願人による昭
和63年9月9日付の特許願(発明の名称「ディジタル
信号記録再生装置」)において詳しく述べられているよ
うに、本来の記録/再生ヘッドの他にこの記録/再生ヘ
ッドに先行してトラック上の信号を再生する再生ヘッド
を設け、この再生ヘッドによって再生された信号を外部
よりの信号と混合した後これを記録/再生ヘッドにより
再生ヘッドが再生したトラックと同一のトラック上に新
たに再記録する構成とされている。
この場合に磁気ヘッドが正確にトラック上を走査するた
めのトラッキングサーボは、再生ヘッドによって先行す
るトラックのΔTFエリアより再生されたATF信号を
用いて行なわれ、記録/再生ヘッドによる新たな記録は
第5図のトラックを全て内き換えるものとなっている。
第6図(A)、第7図(A)は共に、1度記録されたト
ラック上にアフターレコーディングによって2フレ一ム
分(4トラック分)が新たに再記録された場合の様子を
模式的に示している。両図中、破線で示す部分は1゛回
目の記録によって形成される既記録信号のトラックを示
し、実線で示す部分は、2回目の再記録時に記録/再生
ヘッドが通過する経路を示している。また■、θの記号
で示すトラックは夫々プラスアジマスヘッド、マイナス
アジマスヘッドによって記録されていることを示し、実
線内の梨地部分は1き換え復の■トラック、実線内の斜
線部分は書き換え後のθトラックを示し、更に横線部分
はATFエリア26である。データは1フレーム内で適
当にインターリーブされて記録されるため、再記録(重
ね占き)は必ずフレーム単位で行なわなければならない
第6図(A)、第7図(A)は共に再生ヘッドによって
ATFエリア26から再生されたトラッキング信号によ
って再記録を行なっているが、同図(A)では再記録時
に記録/再生ヘッドの中心が磁気テープ上で既記録信号
のトラック幅WTの中心線を通るよう再生ヘッドと記録
/再生ヘッドとの回転シリンダの高さ方向(トラックの
幅方向)の相対的位置が決められている。このため第6
図(A)に示すように再記録時の最初のトラック40は
既記録トラックの1−ラック幅W「の4分の1の幅WT
+だけ既記録トラックに隼ねて記録されるため最初の再
記録トラック40の直前の既記録トラック42のトラッ
ク幅は通常のトラック幅WTの4分の3の幅となる。°
また最後の再記録トラック44は更に重ね書きされるこ
とはないため、そのトラック幅WT2は通常のトラック
幅W−rの1.5倍、即ち記録/再生ヘッドの幅と等し
くなり、このためこの次の既記録トラック46はそのト
ラック幅がWTの4分の3となる。
第6図(B)は、同図(A)のこの既記録トラックのA
TFエリアのトラック幅と再記録後のATFエリアのト
ラック幅の変化を模式的に示したものである。
第7図(A)では、再記録時に記録/再生ヘッドが既記
録トラックの記録時と同様の経路を通過するよう再生ヘ
ッドと記録/再生ヘッドとの回転シリンダの高さ方向の
相対位置が決められている。
これは第6図(△)に示す場合の再生ヘッドを更に(1
/4)WTだけ回転シリンダの高さ方向に移動させるこ
とによって実現される。このようにすることにより最初
の再記録トラック48の直前の既記録トラック50の幅
はWTのままであるが、最後の再記録トラック52の次
の既記録トラック54の幅は通常のトラック幅WTの2
分の1となる。
発明が解決しようとする課題 第6図に示すトラック配置の磁気テープを再生する場合
には、記録/再生ヘッドの幅がトラック幅WTの1.5
倍であることから記録/再生ヘッドが既記録トラック及
び再記録トラックから外れてしまうことはなく、またP
CMエリア、ザブコードエリアのトラック幅が途中で多
少変化したとしても、ディジタル信号であるこれらの領
域の信号の再生にはさほど問題はない。しかし、RDA
Tでは再生トラックの両側のトラックよりのトラッキン
グ信号のクロストークを抽出してトラッキングサーボを
行なっているので、再記録後のATFエリアのトラック
幅が他と同様に(第6図(B)に示すように)変化する
とトラッキングサーボが非常に不安定になるという問題
がある。
第7図の場合には、最初の再記録トラック48直前の既
記録トラック50の幅は再記録後も変化しないが、最後
の再記録トラック52の直後の既記録トラック54はそ
のトラック幅が通常のトラック幅WTの2分の1となっ
てしまう。このためこのままではトラッキングサーボ動
作に不都合が生じるだけでなくPCMエリア、サブコー
ドエリアの再生も十分に行なえない可能性がある。再記
録を必ず最後のトラックまで行なうようにすればかかる
問題は生じないが、例えば合楽演奏が記録された磁気テ
ープ上に一部分だけ別の演奏を挿入して記録する所謂パ
ンデイン−パンチアウトという特殊効果を実行すること
ができなくなる。
更に、上記第6図及び第7図の場合ともに再生ヘッドと
記録/再生ヘッドとの相対的な位置関係が重要となるた
め両ヘッドの取り付けに高い精度が要求され、もしもこ
れらの位置に相対的なずれがある場合にはトラッキング
サーボがうまく行なわれなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記問題点を解決し得るディジタル信号記録
再生装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、記録/再生ヘッドによってPCMエリア、ト
ラッキング信号が記録されるATFエリア、サブコード
エリアよりなる所定のトラックを形成してディジタル信
号を記録し又は再生するディジタル信号記録再生装置に
おいて、アフターレコーディング時に記録/再生ヘッド
に先行して任意のトラックを走査し、ディジタル信号を
再生する再生ヘッドと、 再生ヘッドにより再生されたディジタル信号と外部より
供給されるディジタル信号とを混合する混合手段と、混
合手段の出力が供給される記録/再生ヘッドがトラック
上でATFエリアを走査する期間中は記録/再生ヘッド
を再生モードとし、記録/再生ヘッドがPCMエリア又
はサブコードエリアを走査する期間中は記録/再生ヘッ
ドを記録モードとするモード切換手段とを有し、アフタ
ーレコーディング時にATFエリアから記録/再生ヘッ
ドにより再生されるトラッキング信号を用いてトラッキ
ングサーボを行なうとともに、PCMエリア又はサブコ
ードエリアには再生ヘッドによって同じトラックから再
生された信号と外部より供給された信号とが混合された
信号を記録する。
更に上記のディジタル信号記録再生装置に、再生ヘッド
により再生される既記録信号の有無を検出するとともに
この出力をモード切換手段に供給する既記録信号検出手
段を設け、アフターレコーディング時に既記録信号の終
了が検出されたときは記録/再生ヘッドがトラック上の
全エリアにわたり、モード切換手段によって記録/再生
ヘッドを記録モードとする。
作用 アフターレコーディング時に再記録される領域をPCM
エリア又はサブコードエリアとし、既記録信号中のAT
Fエリアはそのまま残すことにより再記録侵のATFエ
リアのトラック幅は既記録信号のまま一定である。また
再記録時におけるこのATFエリアの信号の再生は記録
/再生信号によって行なわれることより、トラッキング
サーボに関しては、再生ヘッドと記録/再生ヘッドとの
相対位置の取り付は誤差の影響は及ばない。
更に既記録信号検出手段は、例えばアフターレコーディ
ング時の既記録信号の終了を検出し、それ以後もアフタ
ーレコーディングを続行する場合には、モード切換手段
によって記録/再生ヘッドがトラック上を通過する全期
間に亘って記録/再生ヘッドを記録モードとし、RDA
Tの規格に沿った信号の記録を行なうこととする。
実施例 第1図は本発明の一実施例のブロック図を示し、これは
RDATの電気回路部分に於て、主としてアフターレコ
ーディング時に使用される回路部分である。
同図において2は1組の再生ヘッド、4は1111の記
録/再生ヘッドであり、これらのヘッドの回転シリンダ
3上での配置の例を第2図、第3図に示す。第2図は、
同図(A)に示すように2つの記録/再生ヘッド4a、
4bの夫々よりも90度だけ回転方向に先行して記録/
再生ヘッド4a。
4bに対応する再生ヘッド2a、2bが設けられたもの
で90°タイプと呼ばれ、更にこれは同図(B)にその
側面図を示すように再生ヘッド2a(2b)は記録/再
生ヘッド4a(4b)に対してトラックの幅方向((回
転シリンダ)の高さ方向)に4.5WT (WTはトラ
ックの幅)だけ先行して設けられている。
第3図では、同図(A)に示すように2つの記録/再生
ヘッド4a、4bの夫々よりも270度回転方向に先行
して記録/再生ヘッド4a、4bに対応する再生ヘッド
2a、2bが設けられたもので270゛タイプと呼ばれ
、更にこれは同図(B)にその側面図を示すように再生
ヘッド2a (2b)は記録/再生ヘッド4a (4b
)に対してトラックの幅方向に5.5WTだけ先行して
設けられている。90°タイプ、210°タイプは共に
上記の配置によって、再生ヘッド2a、2bにより再生
されるトラックと同一のトラック上に再生された信号と
外部よりの信号とが混合された信号が記録/再生ヘッド
4a。4bによって記録される。これについての詳しい
説明は前掲の特許願(昭和63年9月9日出願)におい
て詳しく説明されている。
再び第1図に戻って説明するに、6は再生ヘッド2より
再生された信号を増幅する再生アンプ、8は再生され増
幅されたデータの復調を行なうとともにデータの誤り検
出及び訂正を行なうデコーダ、10はデコーダ8より供
給される信号と、外部より供給され低域フィルタ、A/
Dコンバータを通過した音声信号とをディジタル的に混
合(ミックス)する信号処理回路である。
12は記録/再生ヘッド4より再生された信号を増幅す
る再生アンプであり、14は再生アンプにより供給され
る再生信号からATFエリアに記録されたATF信号を
検出する2二どもに、これに基づいてトラッキングサー
ボの$1 !11を行なうA’N”F検出及びサーボ制
御回路である。このA T’ F検出及びサーボ制御回
路14の出力は磁気テープを所定速度で走行させるキャ
プスタンモータ16ト二供給され正確なトラッキングを
可能とする。
18は信号処理回路10より供給される混合イハ号に誤
り検出・訂正コードを付加し、データの変調を行なうエ
ンコーダ、20はIヤニ1−ダ18よりの記録信号を増
幅する記録アン″7゛である5、(−の記録アンプ20
はアフターレ] ディング時に常に゛オンとされるので
はなく掛述するように適当なタイミングでオン又はオフ
とされる。このタイミングはエンコーダ18によって生
成され、モード切換信号aとして記録アンプ20に供給
される。この記録アンプ20の出力は記録/再仕ヘッド
4へ供給され、再生ヘッド2によって再生が行なわれた
トラックと同一のトラック上に信号を記録する。
通常の再生時には記録/再生アンプ4より再生された信
号は再生アンプ12を通った侵公知の再生回路(図示せ
ず)において信号処理が行なわれ、外部へ取り出される
第4図は第1図に示す装置の記録及び再生のタイミング
を示す図である。同図(A)は記録/再生ヘッド4がト
ラック上の各エリアを走査する期間を模式的に示してお
り、同図(B)は同じく再生ヘッド2がトラック上の各
エリアを走査する期間を示している。磁気テープは回転
シリンダに90度の角度範囲で添接され、また記録/再
生ヘッド4と再生ヘッド2とは第2図又は第3図に示す
ような相対位置関係にあるため、記録/再生ヘッド4と
再生ヘッド2は第4図(A)(B)に示すように交互に
トラック上を走査する。
第4図(C)はエンコーダ18から記録7ンブ20へ供
給されるモード切換信号を示し、この信号をalとする
。この信号alがトルベルのときは記録アンプ20はオ
フとされ記録/再生l\ツド4は再生モードとなり、逆
にトルベルのときは記録アンプ20はオンとされ記録/
再生ヘッド4は記録モードとなる。モード切換信号a1
を第4図(C)の如く記録/再生ヘッド4がPCMエリ
ア24を走査するときのみ記録(RFC)モードとし、
ATFエリア及びサブコードエリアを走査するときは再
生モードとすることにより、アフターレコーディング時
にはPCMエリア24にのみ新たな信号を(混合された
信号)を記録するとともに、記録/再生ヘッ、ド4から
再生された△T F (fi号を用いてトラッキングサ
ーボを行なうことができる。このためアフターレコーデ
ィング後もへTFエリアのトラック幅は最初に記録され
たものと同じままであり、従って再記録の最初のトう7
り及びR侵のドラックでATFエリアのトラック幅が変
化することもないためアフターレコーディング後の再生
時にも良好なトラッキングサーボ動作が可能となる。
また、従来とは異なりA T F信号を記録/再イ1ヘ
ッド4により再生しているので再生ヘッド2と記録/再
生ヘッド4の相対的位置の取り付は誤差がトラッキング
サーボ動作に影響することはない。
第4図(D)はモード切換信号aを同図(C)とは異な
るタイミングで発生させる例で、この信号をa2とする
。即ち、記録/再生ヘッド4がサブコードエリア28を
走査する期間中に記録アンプ20をオンとして記録/再
生ヘッド4を記録モードとし、それ以外の期間中は記録
アンプ20をオフとして記録/再生ヘッド4を再生モー
ドとしている。これはPCMエリア24に記録された信
号に関する種々の情報が記録されたサブコードエリア2
8の信号のみを記録し直したいという場合に行なわれる
操作であり、この場合にも記録/再生ヘッド4により再
生されるATF信号を用いるため上記と同様に良好なト
ラッキングサーボ動作が行なわれる。
ATF検出回路22はアフターレコーディング時に磁気
テープ上の既記緑信号中のATF信号を検知することに
より、既記録信号検出手段を構成する。このような手段
を設けずにアフターレコーディング中に既記緑信号が終
了した後も記録/再生ヘッド4による再記録を続けると
、磁気テープ上にはATF信号が記録されないこととな
り、このように記録された部分の再生は不可能となる。
このような事態を防ぐために、本実施例ではAT・F検
出回路22によって既記緑信号のATF信号を検知する
ことによって既記緑信号の有無を判断している。
ATF検出回路22は再生ヘッド2によって再生された
信号中にATF信号が存在しないことを検出すると、そ
の結果をエンコーダ18に送る。
エンコーダ18はこれを受けて記録アンプ20に供給す
るモード切換信号aを第4図(E)に示すa3のように
変更する。これによって記録アンプ20は、記録/再生
ヘッド4が磁気テープ上の所定のトラックを走査する全
期間に亘ってオンとされ記録/再生ヘッド4は記録モー
ドとされ、磁気テープ上には既記緑信号が終了した後も
、これに続けてPCMエリアだけでなくATFエリア、
サブコードエリアの信号が新たに記録される。
既記録信号検出手段は、既記緑信号の有無の検出を目的
とすることから、上記ATF検出回路22に限られるも
のではない。例えば再生ヘッド2より供給される信号の
エンベロープ(包絡線)を検出する構成とすることもで
きる。更に、既記緑信号の有無を検出するかわりに、P
CMエリアの再記録時にはサブコードエリアに記録され
るタイムコードの連続性を検出し、又サブコードエリア
の再記録時にはPCMエリアの中のIDコードとして記
録されているフレームアドレスの連続性を検出する構成
も可能である。この構成によれば、例えば全く無関係な
信号が磁気テープ上の既記緑信号の後に連続して記録さ
れている場合であっても、その無関係な信号の開始時点
でモード切換信号aを第4図(C)又は(D)に示すa
t * 82から同図(E)に示すa3に切換えること
によって既記緑信号に続けて必要な信号を全て(サブコ
ードエリア、ATFエリアを含めて)記録することがで
きる。
更に、例えばATF検出回路22と上記タイムコードや
フレームアドレスの連続性を検出する手段を両方設け、
いずれか一方又は両方が検出された場合にモード切換信
号を変更する構成としてもよい。
また、ATFトラッキングは記録/再生ヘッド4よりの
出力のみを用いて行なったが、記録/再生ヘッド4と再
生ヘッド2の相対的な取付位置精度が悪くてヘッド4の
みだと、再生信号が良好に拾えない場合、又は、何らか
の原因でキャプスタンサーボが乱れトラック幅が不揃い
な状態で記録されたトラックを走査するときに、両ヘッ
ドのA丁F信号出力を用いて、総合的にトラッキングを
かけてもよい。
発明の効果 上述の如く本発明によれば、アフタレコーディングによ
って再記録を行なった場合にも再記録信号トラックの開
始位置及び終了位置において、ATFエリアのトラック
幅が変化しないので、これらの位置においてトラッキン
グサーボ動作に乱れが生じることはなく、またアフター
レコーディング時におけるATF信号の再生を再生ヘッ
ドによらず記録/再生ヘッドによって行うので、再生ヘ
ッドと記録/再生ヘッドの取り付は位置の相対的な誤差
がトラッキングサーボ動作に影響を与えることなく、良
好なトラッキングサーボ動作が可能になるという特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図。第2図及び第
3図は本発明における再生ヘッドと記録/再生ヘッドの
回転シリンダ上での配置を示す図、第4図は本発明の一
実施例のタンミングチャート、第5図はRDATの磁気
テープ上におけるトラックの配置を示す図、第6図及び
第7図はアフターレコーディング後の既記緑信号トラッ
クと再記録信号トラックとの関係を示す図である。 2・・・再生ヘッド、3・・・回転シリンダ、4・・・
記録/再生ヘッド、6,12・・・再生アンプ、8・・
・デコーダ、10・・・信号処理回路、14・・・AT
F検出及びサーボ制御回路、16・・・キャプスタンモ
ータ、18・・・エンコーダ、20・・・記録アンプ、
22・・・△TF検出回路、24・・・PCMエリア、
26・・・ATFエリア、28・・・ザブコードエリア
。 特許出願人 日本ビクター株式会社 ″′2図      第3図 FAl           +Al 第6図 (B) 第7 図 (B)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録/再生ヘッドによつてPCMエリア、トラッ
    キング信号が記録されるATFエリア、サブコードエリ
    アよりなる所定のトラックを形成してディジタル信号を
    記録し又は再生するディジタル信号記録再生装置におい
    て、 アフターレコーディング時に該記録/再生ヘッドに先行
    して任意のトラックを通過し該ディジタル信号を再生す
    る再生ヘッドと、 該再生ヘッドにより再生されたディジタル信号と外部よ
    り供給されるディジタル信号とを混合する混合手段と、 該混合手段の出力が供給される該記録/再生ヘッドが該
    トラック上でATFエリアを通過する期間中は該記録/
    再生ヘッドを再生モードとし、該記録/再生ヘッドがP
    CMエリア又はサブコードエリアを通過する期間中は該
    記録/再生ヘッドを記録モードとするモード切換手段と
    を有し、 アフターレコーディング時に該ATFエリアから該記録
    /再生ヘッドにより再生されるトラッキング信号を用い
    てトラッキングサーボを行なうとともに、PCMエリア
    又はサブコードエリアに該再生ヘッドによつて同じトラ
    ックから再生された信号と外部より供給された信号とが
    混合された信号を記録することを特徴とするディジタル
    信号記録再生装置。
  2. (2)請求項1記載のディジタル信号記録再生装置に、
    再生ヘッドにより再生される既記録信号の有無を検出す
    るとともにこの出力を請求項1記載のモード切換手段に
    供給する既記録信号検出手段を設け、アフターレコーデ
    ィング時に該既記録信号の終了が検出されたときは該記
    録/再生ヘッドが該トラック上のPCMエリア、ATF
    エリア、サブコードエリアを通過するときに該モード切
    換手段によつて該記録/再生ヘッドを記録モードとする
    ことを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
JP23089388A 1988-09-14 1988-09-14 ディジタル信号記録再生装置 Pending JPH0279261A (ja)

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