JP2580112B2 - 信号判別方法 - Google Patents

信号判別方法

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JP2580112B2
JP2580112B2 JP60219727A JP21972785A JP2580112B2 JP 2580112 B2 JP2580112 B2 JP 2580112B2 JP 60219727 A JP60219727 A JP 60219727A JP 21972785 A JP21972785 A JP 21972785A JP 2580112 B2 JP2580112 B2 JP 2580112B2
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signal
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recorded
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肇 井上
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば回転ヘッドを用いて符号化された音
声信号を記録再生する磁気記録再生装置に使用して好適
な信号判別方法に関する。
〔発明の概要〕 本発明は符号化信号の有無の判別を行う信号判別方法
に関し、符号化信号のエラーチェックの検出信号を計数
することにより、判別を容易かつ正確に行うことができ
るようにするものである。
〔従来の技術〕
例えば8ミリビデオテープレコーダと呼ばれる規格が
ある。この規格においては、互いに180度の角度間隔で
設けられた一対の回転ヘッドを用いて記録再生が行われ
ると共に、テープはヘッド回転周面の221度の範囲に巻
付けられる。そしてこの221度の内の180度の区間でビデ
オ信号の記録再生が行われると共に、残りの内の36度の
区間で符号(PCM)化され時間軸圧縮された音声信号の
記録再生が行われるようになっている。
すなわち第3図は上述の規格によるテープ上の記録ト
ラックのフォーマットであって、ヘッドがテープに対接
し始める右側から、まず先端部にヘッドの回転角で5度
分の突入部(51)が設けられ、この突入部(51)の後半
の2.06度(ビデオ信号の3水平期間(H)分に相当)の
期間は後続するPCMデータに同期するクロックランイン
部(52)が設けられる。このランイン部(52)に続いて
時間軸圧縮された音声信号のPCMデータ部(53)が26.32
度にわたって設けられる。このデータ部(53)に続く2.
06度(3H)の期間はアフターレコーディング時の記録位
置ずれ等に対するバックマージン部(54)とされ、この
後に2.62度のビデオ部とPCMデータ部とのガード部(5
5)が設けられる。そしてこのカード部(55)に続いて
1フィールド分のビデオ信号部(56)が180度にわたっ
て設けられる。さらにこの後に5度分の離間部(57)が
設けられている。
従ってこの規格において、1フィールドのビテオ信号
がビデオ信号部(56)にて記録再生されると共に、この
間の1/60秒分の音声信号がPCM化され、誤り訂正等の処
理が施された後、約1/6.8に時間軸圧縮されてPCMデータ
部(53)にて記録再生される。この記録トラックがテー
プの長手方向に順次斜めに設けられて、連続するビデオ
信号及び音声信号が記録再生される。
ところで上述の規格において、ビデオ信号部(56)の
180度を5等分するとそれぞれは36度になる。一方PCMデ
ータ部(53)と、突入部(51)の5度、後続のバックマ
ージン部(54)の2.06度及びガード部(55)の2.62度を
加えるとちょうど36度である。そこで上述の規格の装置
を流用して、音声信号専用の記録再生装置を形成するこ
とが提案された。
第4図はそのための記録トラックのフォーマットの一
例を示す。図においてヘッドの対接し始める側の突入部
(51)からガード部(55)までは上述の規格と同等であ
って、この区間が第1セグメントとされる。次いで従来
のビデオ信号部(56)の始端側から上述と同じ構成の突
入部(61)及びランイン部(62)、データ部(63)、マ
ージン部(64)、ガード部(65)が設けられ、この区間
が第2セグメントとされる。さらにこの第2セグメント
と同様の構成がビデオ信号部(56)の36度ごとに繰り返
し設けられ、それぞれ第3〜第6セグメントとされる。
そしてこの後に5度分の離間部(57)が設けられる。
これによって第1〜第6の6つのセグメントが設けら
れる。そしてこれらの各セグメントに対して、回転ヘッ
ドの回転角位置を検出し、それぞれヘッドの対接始端側
から36度ずつの、所望のセグメント(区間)に対応する
時間にPCMデータを出力して記録を行うと共に、再生信
号のその時間をゲートして再生を行うことにより、各セ
グメントをそれぞれ独立に記録再生することができる。
なお1度使用されたテープに再記録を行う場合には、い
わゆるフライングイレーズヘッドを用いて所望のセグメ
ントの区間にこのヘッドが対接している時間のみ駆動を
行うことにより、その区間のみを選択的に消去して再記
録を行うことができる。
こうしてテープを幅方向に6分割した各区間ごとにそ
れぞれ独立にPCM音声信号を記録再生することができ、
例えば4時間の録画の可能なテープを用いてその6倍の
24時間のPCM音声信号の記録再生を行うことができる。
ところがこのような装置において、PCM音声信号は6
つのセグメントの全てに記録されているとは限らない。
このため使用者が誤って記録されていないセグメントを
選択して再生を行うと、ノイズを復調して大レベルの騒
音を発したり、あるいはミューティングによる無音状態
が続いて故障と間違えるなどのおそれがある。
そこで再生時に、6つのセグメントのどこにPCM音声
信号が記録されているか表示することが提案された。
その場合にまず、PCM音声信号に特定の周波数、例え
ば230kHzのパイロット信号を重畳して記録しておき、再
生時にこれを検出してPCM音声信号の有無を判別する方
法が考えられた。しかしこの方法では、記録時パイロッ
ト信号を重畳する特別な回路が必要であり、またこのよ
うな回路の設置は任意であるためにパイロット信号の重
畳されていないテープを再生した場合には判別が不能に
なるおそれがあり、さらにパイロット信号として使用可
能な周波数は上述の230kHzのように映像信号のクロマ成
分に近接しており第2〜第6セグメントの部分に映像信
号が記録されていた場合にこれを誤検出するおそれがあ
った。
ところで上述の8ミリビデオテープレコーダの規格に
おいては、PCM音声信号中のデータの所定量ごとにエラ
ー訂正コードが付加され、さらにこのエラーを検出する
例えばCRCコードが設けられている、本願はこの点に着
目したものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術では、符号化信号の有無の判別を容易に行
うことができない問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、符号化信号を含む信号を所定のエラーチェ
ック回路(5)に供給し、前記エラーチェックの検出信
号を所定期間計数(カウンタ(6))し、上記所定期間
のエラーチェックコードの数よりも小さい第1の値と上
記所定期間のエラーチェックコードの数よりも大きい第
2の値との間に上記計数値があるか否かにより上記符号
化信号の有無を判別(比較回路(7))するようにした
信号判別方法である。
〔作用〕
これによれば、符号化信号のエラーチェックを行い、
この検出信号を所定期間計数して符号化信号の有無の判
別を行うようにしたので、簡単な構成で容易かつ正確に
符号化信号の有無を判別することができる。
〔実施例〕
第1図は方法を実現するための構成の一例を示す。こ
の図において、テープ(1)から磁気ヘッド(2)で再
生された信号は再生アンプ(3)を通じてPLL(4)に
供給される。このPLL(4)にて再生データとセルフク
ロックが取出され、これらの信号がエラーチェック回路
(5)に供給される。
ここでPCM音声信号においては、復調時のエラー訂正
のためのエラー訂正コードと、さらにこのエラーを検出
するためのエラーチェックコードが設けられており、こ
のエラーチェックコードはPCM音声信号のデータの所定
量のブロックごとに、例えばCRCコードで付加されてい
る。
従って再生データを、このCRCコードの生成多項式で
割算することによって、余りが“0"であればエラー無し
の検出を行なうことができる。
この検出信号がカウンタ(6)に供給される。そして
所定期間検出出力のパルスがカウントされ、このカウン
ト値が比較回路(7)に供給され、この値が所定の範囲
になったときに判別出力が端子(8)に取出される。
すなわち第2図に示すタイムチャートにおいて、Aに
示すような例えば1フィールドごとの1セグメントの期
間に対応するタイミングパルスがカウンタ(6)及び比
較回路(7)に供給され、カウンタ(6)のリセット及
び比較回路(7)での比較が行われる。そして例えば同
図Bのような再生データの各ブロックごとにその終端部
で同図Cのような例えばエラー無しの検出信号が得られ
ていると、初めのタイミングパルスの後からカウンタ
(6)でカウントが行われ、次のタイミングパルスでそ
のカウント値が比較回路(7)で比較され、値が所定の
範囲に入っているときに同図Dに示すような判別出力が
端子(8)に取出される。
こうしてPCM音声信号の判別が行われるわけである
が、上述の方法によればエラーチェックを行い、この検
出信号を計数して判別を行うので、PCM音声信号以外の
映像信号や無記録部分では、エラーチェックがエラーで
なくなる可能性は極めて小さく、極めて正確に判別を行
うことができる。
また記録時にパイロット信号等を記録しておく必要も
なく極めて容易に実施することができる。
なお検出信号のカウント値は、例えば8ミリビデオテ
ープレコーダの規格ではブロックが1セグメントに132
存在し、この132が正規の値であるが、実際はノイズ等
による欠落や、高速サーチモードにおける信号の圧縮伸
長効果等を考慮する必要があり、比較回路(7)では13
2±10%程度を判別の範囲とするのがよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、符号化信号のエラーチェックを行
い、この検出信号を所定期間計数して符号化信号の有無
の判別を行うようにしたので、簡単な構成で容易かつ正
確に符号化信号の有無を判別することができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するための一例の構成図、第2図
はその説明のための図、第3図,第4図は従来の技術の
説明のための図である。 (5)はエラーチェック回路、(6)はカウンタ、
(7)は比較回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−169306(JP,A) 特開 昭55−157114(JP,A) 特開 昭59−218613(JP,A) 特開 昭61−196472(JP,A) 実開 昭58−190818(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化信号を含む信号を所定のエラーチェ
    ック回路に供給し、 前記エラーチェックの検出信号を所定期間計数し、 上記所定期間のエラーチェックコードの数よりも小さい
    第1の値と上記所定期間のエラーチェックコードの数よ
    りも大きい第2の値との間に上記計数値があるか否かに
    より上記符号化信号の有無を判別するようにした信号判
    別方法。
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JPH0778969B2 (ja) * 1987-05-15 1995-08-23 パイオニア株式会社 最終記録セクタ検出方法
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