JP2645020B2 - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JP2645020B2
JP2645020B2 JP62205048A JP20504887A JP2645020B2 JP 2645020 B2 JP2645020 B2 JP 2645020B2 JP 62205048 A JP62205048 A JP 62205048A JP 20504887 A JP20504887 A JP 20504887A JP 2645020 B2 JP2645020 B2 JP 2645020B2
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signal
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digital signal
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正三郎 坂口
憲一郎 河崎
雅文 中村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、R−DAT(回転ヘッド式ディジタル・オー
ディオ・テープレコーダ)等のディジタル信号再生装置
に係り、特に再生時における各種のタイミング信号を生
成するに際して、回転ドラムの回転角度に対応したウィ
ンドウを生成し、該ウィンドウ内において再生RF信号の
有無やPLLのロック状態等を的確に検出するようにした
ディジタル信号再生装置に関するものである。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕
R−DATにおいては、磁気記録媒体としての磁気テー
プが例えば毎分2000回転する回転ドラムの周面に沿って
90゜の角範囲区間に巻付けられて所定のテープスピード
で走行し、該磁気テープ上には回転ドラムに180゜の角
間隔で搭載された互いにアジマスを異にする2個のヘッ
ドにより、交互に単位時間分毎に1本ずつ斜めのトラッ
クが形成され、各トラック上にはヘッドの走行方向にサ
ブコード領域、ATF領域、PCM領域、ATF領域およびサブ
コード領域の順に信号領域が配置されて、それぞれの信
号がエリアを分割して記録される。
そして、オーディオPCM信号とサブコード信号が、こ
れらの信号を再生するために必要なクロックとともにデ
ィジタル的に記録され、再生時には変調された信号から
上記クロックが抽出可能なセルフクロック方式となって
おり、該クロックに基づいてオーディオPCM信号やサブ
コード信号が再生される。
而して、回転ヘッドを用いたディジタル信号再生装置
において、ヘッドが搭載された回転ドラムの回転に同期
した各種のタイミング信号を得るための構成として、第
3図に示すものが知られている。なお、ここで必要とす
るタイミング信号とは、例えば再生時における再生RF信
号の有無をチェックする場合等に信号の記録エリア以外
でのノイズ等による再生RF信号の誤検出を防止するため
に、該信号の記録エリアを示すウィンドウ等を意味して
いる。
図において、1はPG信号入力端子であり、ここには回
転ドラムに配設された位相検出器(PG:パルスジェネレ
ータ)で得られた該回転ドラムの回転位相を検出して得
たすなわちヘッド位置を示すPG信号が供給される。この
PG信号は、回転ドラムの回転に同期して得られる信号で
あり、該回転ドラムの位相制御用として使用され、通常
は回転ドラムの1回転に対して1個のパルスが発生され
る。
2はPGエッジ検出回路であり、上記のPG信号のエッジ
を検出し、ここで検出して得たエッジパルスをカウンタ
3のリセット端子(R)に検出する。また、上記のカウ
ンタ3のクロック端子(CK)には、クロック入力端子4
より固定のクロックが入力される。5はデコーダであ
り、上記のカウンタ3からのカウント値をデコードし、
ここからのデコード出力はウィンドウ生成ラッチ回路6
のセット、リセット信号として使用され、該ウィンドウ
生成ラッチ回路6からはヘッド切換信号HSWP、RFゲート
信号、PCMゲート信号等のウィンドウが生成され出力さ
れる。
次に、上記した構成からなる装置の動作を、第4図に
示すタイミングチャートを参照して説明する。
回転ドラムに配設された位相検出器からの、該回転ド
ラムの1回転に対して1個発生される第4図(a)に示
すPG信号が、PG信号入力端子1を介してPGエッジ検出回
路2に供給される。このPGエッジ検出回路2で同図
(b)に示すPG信号の立ち上がりエッジが検出され、こ
のエッジパルスがカウンタ3のリセット端子(R)に供
給されて、該カウンタ3がリセット状態となる。そし
て、カウンタ3はクロック入力端子4を介して供給され
る同図(c)に示すクロックのカウントを開始し、これ
を順次インクリメントしていく。
なお、上記のカウンタ3に供給されるクロックは、ウ
ィンドウの精度に応じてその周波数を変える必要があ
り、例えば高精度でウィンドウを生成したい場合には、
該クロックの周波数を高い周波数にしてなるべく精度よ
くウィンドウを生成すべきであり、クロック自体の周波
数は任意に選択できるものである。
上記のカウンタ3におけるカウント値がデコーダ5の
デコード値と一致すると、該デコーダ5からのデコード
出力によってR−Sフリップフロップ等で構成されるウ
ィンドウ生成ラッチ回路6がセットもしくはリセットさ
れ、該ウィンドウ生成ラッチ回路6からは各種のウィン
ドウが生成されて出力される。ここでは、R−DATにお
ける例を示しており、第4図(d)に示す再生RF信号に
対して、ヘッド切換用の制御信号であるヘッド切換信号
HSWP(同図(e)参照)、再生RF信号の記録エリアを示
すウィンドウであるRFゲート信号(同図(f)参照)、
再生RF信号中のPCMエリアを示すウィンドウであるPCMゲ
ート信号(同図(g)参照)等を例として示している。
上記した構成のものにおいて、通常の再生時のように
回転ドラムの回転数が毎分2000回転といった固定回転数
の場合は、ウィンドウのタイミングが固定されているの
で何らの問題も生じない。
しかしながら、テープスピードに回転ドラムの回転数
を追従させなければならない高速サーチの場合は、従来
は固定のクロックでウィンドウが生成される構成である
ので、該ウィンドウの位置が回転ドラムの回転数の変化
に対応できないといった問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来における問題点を除去するた
めになされたもので、回転ドラムの回転周波数を検出す
る回転数検出器(FG:周波数ジェネレータ)により得たF
G信号に基づいて各種のウィンドウを生成する構成と
し、回転ドラムの回転数が通常の再生時と大幅に変化す
る高速サーチ時においても、該回転ドラムの回転角度に
追従した位置に的確なウィンドウを生成できるようにし
たディジタル信号再生装置を提供することを目的として
いる。
〔発明の概要〕
回転ドラムの回転位相を検出する位相検出器と、回転
ドラムの回転周波数を検出する回転数検出器と、回転数
検出器の出力する回転数信号をカウントするとともに、
前記位相検出器の位相信号によってリセットされるカウ
ンタと、前記カウンタのカウント出力に基づいてヘッド
切換信号を含む各種のウィンドウを生成するウィンドウ
生成回路とを備えるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、本発明による一実施例を示すタイミング信
号生成部のブロック構成図であり、従来例として示した
第3図と同等部分には同一符号を付して、その詳細な説
明は省略する。
本発明においては、カウンタ3へのクロックとして、
FG信号入力端子7より回転ドラムに配設された回転数検
出器(FG:周波数ジェネレータ)で得られた該回転ドラ
ムの回転周波数を検出して得た速度制御用のFG信号が、
FGエッジ検出回路8を介して供給される構成となってい
る。
以下に、本発明の一実施例の動作を、第2図に示すタ
イミングチャートを参照して説明する。
PG信号入力端子1には前述したと同様に、回転ドラム
に配設された位相検出器により該回転ドラムの1回転に
対して1個発生される第2図(a)に示すPG信号が供給
され、PGエッジ検出回路2で同図(b)に示すPG信号の
立ち上がりエッジを検出し、このエッジパルスによりカ
ウンタ3がリセット状態となる。
一方、カウンタ3へのクロックは、FG信号入力端子7
に供給される回転ドラムに配設された回転数検出器によ
り得た第2図(c)に示すFG信号が、FGエッジ検出回路
8により該FG信号の立ち上がりならびに立ち下がりの両
エッジを検出して得た同図(d)に示すエッジパルスと
して供給される。
そして、上記のカウンタ3はPGエッジ検出出力により
リセットされた後、FG信号の両エッジを検出して得たエ
ッジパルスのタイミングでカウントを開始し、これを順
次インクリメントしていく。
なお、第2図(e)に示す再生RF信号に対する同図
(f)に示すヘッド切換信号HSWP、同図(g)に示すRF
ゲート信号、同図(h)に示すPCMゲート信号の各信号
は、前述したと同様にカウンタ3のカウント値をデコー
ダ5によりデコードして得たデコード出力により、ウィ
ンドウ生成ラッチ回路6がセットもしくはリセットされ
てそれぞれ生成される。
上記のヘッド切換信号HSWPは、回転ドラムに搭載され
た複数のヘッド(実施例では2個の場合)の切換用の制
御信号である。また、RFゲート信号は、再生RF信号のエ
リアを示すウィンドウであり、該ウィンドウ内において
再生RF信号の有無をチェックすることにより、ヘッドが
磁気テープにタッチしていない区間でのノイズによる誤
検出を防止することができる。特に、ヘッド切換信号HS
WPに基づいてヘッド出力を切換えた場合に再生RFアンプ
の出力に切換ノイズが発生するが、該ノイズによる誤検
出を防止することができる。
すなわち、通常の再生時における磁気テープ上の記録
・無記録の識別、高速サーチ時において回転ドラム追従
形のサーボで再生RF信号がなくなったときに該回転ドラ
ムの回転数を一時期ホールドする場合の識別信号とし
て、RFゲート信号の中で再生RF信号のチェックを行なう
ようにしている。上記の再生RF信号は90゜のエリアで間
欠的に再生されるが、ヘッドタッチしていない部分はノ
イズとして再生されるので、ただ単に再生RF信号のみを
みていると該ノイズを拾ってこれをあたかも再生RF信号
として識別してしまうことがあるため、走査中のヘッド
に対応したウィンドウを設けてその中でチェックを行な
うものである。
特に問題となるのは、上記したようにヘッド切換信号
HSWPに基づいてヘッドを切換えた場合に、回路的には再
生RFアンプの入力段を切換えることになるので、レベル
的にばたつきが生じてこれがノイズとして後段側に出て
くるため、該ノイズを誤検出する可能性が非常に高くな
るが、これを上記したウィンドウの生成により防止して
いる。
なお、上記した一実施例においてはR−DATに適用し
た場合を例にとり説明したが、回転ヘッドを有するディ
ジタル信号再生装置において、回転ドラムの回転数に応
じて位相検出器(PG)からの回転角度に対応した制御信
号を必要とする場合にも適用できるものである。
また、通常の再生時のように回転ドラムの固定回転数
時に高精度のウィンドウを必要とする場合においては、
従来構成のものと本発明による構成のものを切換えて併
用する構成としてもよい。
〔効 果〕
本発明によれば、R−DATにおける高速サーチ時のよ
うに、ヘッドを搭載した回転ドラムの回転数が連続的に
変化する場合においても、回転ドラムに配設された回転
数検出器により得られるFG信号に基づいてウィンドウの
位置を決定するようにしたので、高速サーチなどのため
に回転ドラムの回転数が変わったような場合でも、常に
回転ドラムの回転角度に正確に対応した位置でウィンド
ウを生成することができ、再生RF信号の検出やパリティ
チェックを上記ウィンドウ内で行なうことにより、各種
の検出信号を正確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例におけるタイミング信号
生成部のブロック構成図、 第2図は本発明の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャート、 第3図は従来の装置におけるタイミング信号生成部のブ
ロック構成図、 第4図は従来例の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。 3……カウンタ 5……デコーダ 6……ウィンドウ生成ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河崎 憲一郎 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 中村 雅文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292 株式 会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−148609(JP,A) 特開 昭60−40521(JP,A) 特開 昭61−30846(JP,A) 特開 昭60−101763(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムに搭載された複数のヘッドによ
    ってテープ上に記録されたディジタル信号を読み出して
    再生するディジタル信号再生装置において、 前記回転ドラムの回転位相を検出する位相検出器と、 前記回転ドラムの回転周波数を検出する回転数検出器
    と、 前記回転数検出器の出力する回転数信号をカウントする
    とともに,前記位相検出器の位相信号によってリセット
    されるカウンタと、 前記カウンタのカウント出力に基づいてヘッド切換信号
    を含む各種のウィンドウを生成するウィンドウ生成回路
    と、 を備えたことを特徴とするディジタル信号再生装置。
JP62205048A 1987-08-20 1987-08-20 ディジタル信号再生装置 Expired - Lifetime JP2645020B2 (ja)

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JP62205048A JP2645020B2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20 ディジタル信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP62205048A JP2645020B2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20 ディジタル信号再生装置

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JPS6449172A JPS6449172A (en) 1989-02-23
JP2645020B2 true JP2645020B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=16500585

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040521A (ja) * 1983-08-12 1985-03-02 Hitachi Ltd トラツキング制御装置
JPS60101763A (ja) * 1983-11-07 1985-06-05 Tokyo Electric Co Ltd 磁気デイスク記録装置
JPS6130846A (ja) * 1984-07-24 1986-02-13 Sony Corp 自動等化方式
JPH0782709B2 (ja) * 1984-12-21 1995-09-06 キヤノン株式会社 情報抽出装置

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JPS6449172A (en) 1989-02-23

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