JPH0828079B2 - ディスクのトラッキング制御装置 - Google Patents

ディスクのトラッキング制御装置

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JPH0828079B2
JPH0828079B2 JP59174362A JP17436284A JPH0828079B2 JP H0828079 B2 JPH0828079 B2 JP H0828079B2 JP 59174362 A JP59174362 A JP 59174362A JP 17436284 A JP17436284 A JP 17436284A JP H0828079 B2 JPH0828079 B2 JP H0828079B2
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track
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signal
block
head
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば電子スチルカメラ用のフレキシブ
ルディスクカートリッジ(ビデオスチルフロッピーディ
スク)を、コンピュータなどにおけるデジタルデータを
ストアするメディアとしても使用する場合に好適な技術
に関する。
〔従来の技術〕
従来から使用されている8インチあるいは5インチの
フロッピーディスクはそのフォーマットが規定され、ま
た、その規定されたフォーマットの下で、ほとんどすべ
ての機器が動作している。このため、高密度記録再生の
ための先端技術を取り入れることができず、しかも、フ
ロッピーディスクに収納されている回転磁気ディスクの
回転速度が、300rpmまたは600rpmと遅いので、アナログ
の映像信号をリアルタイムで記録再生することはできな
い。また、映像信号をデジタル化すれば、記録再生はで
きるが、ジャケットサイズが8インチあるいは5インチ
と大きいにもかかわらず、1枚のフロッピーディスクで
1枚程度の画像しか記録できない。しかも、そのデジタ
ル映像信号をリアルタイムで記録再生することは不可能
であり、従って、A/Dコンバータ及びD/Aコンバータに加
えてフレームメモリも必要になるので、ドライブ装置が
非常に高価になり、また、大型になってしまう。
従って、従来のフロッピーディスクで映像信号を記録
再生することは、実用的ではない。
そこで、電子スチルカメラ懇談会では、電子スチルカ
メラ用の記録媒体として、いわゆる2インチサイズのフ
ロッピーディスクを提案している。
すなわち、第6図において、(1)はその提案されて
いるフロッピーディスクを全体として示し、(2)はそ
の回転磁気ディスクである。このディスク(2)は、直
径47mm、厚さ40μmの大きさであり、その中心には、ド
ライブメカ(図示せず)のスピンドルが嵌合するセンタ
コア(3)が設けられると共に、コア(3)には、ディ
スク(2)が回転したときの基準角位置を与えるための
磁性片(4)が設けられている。
そして、(5)はその収納ジャケットで、これは60×
54×3.6mmの大きさであり、これにディスク(2)が回
転自在に収納されていると共に、コア(3)及び磁性片
(4)が、ジャケット(5)の中央の開口(5A)から外
部に臨まされている。さらに、ジャケット(5)には書
き込み、読み出し時に、磁気ヘッドがディスク(2)に
対接するときの開口(5B)が形成されていると友に、デ
ィスク(1)の不使用時には、この開口(5B)はスライ
ド式の防塵シャッタ(6)で被われている。また、
(7)は撮像済み枚数を表示するカウンタダイアル,
(8)は誤記録防止用の爪で、記録禁止のときには爪
(8)は除去される。
そして、ディスク(2)には、その片面に50本の磁気
トラックが同心円状に形成できるようにされ、最外周ト
ラックが第1トラック,最内周トラックが第50トラック
である。なお、そのトラックの幅は60μm、ガードバン
ド幅は40μmである。
そして、撮影時には、ディスク(2)が3600rpm(フ
ィールド周波数)で回転させられると共に、1フィール
ドのカラー映像信号が1本の磁気トラックとしてスチル
記録される。この場合、記録される信号は第7図に示す
ようにされているもので、すなわち、輝度信号Syは、シ
ンクチップが6MHz,ホワイトピークが7.5MHzのFM信号Sf
に変換される。一方、色信号は、赤の色差信号によりFM
変調されたFM信号(中心周波数1.2MHz)と、青の色差信
号によりFM変調されたFM信号(中心周波数1.3MHz)との
線順次信号Scが形成される。そして、このFMカラー信号
ScとFM輝度信号Syとの加算信号Saが記録される。
こうして、第6図に示すフロッピーディスク(1)は
カラー映像信号の記録媒体として適切な大きな、機能あ
るいは特性を有している。
しかし、このフロッピーディスク(1)は、上述のよ
うにアナログのカラー映像信号を記録再生できるように
規格化されているので、デジタルデータを扱うことがで
きない。例えば、従来のオーディオPCMプロセッサ及びV
TRの組み合わせのようにデジタルデータを疑似映像信号
に変換してから記録しても、原デジタルデータから見た
記憶容量が小さく、また、従来の8インチあるいは5イ
ンチのフロッピーディスクとの互換性,放送方式の違
い、回路規模の肥大化などの問題がある。
フロッピーディスク(1)にカラー映像信号を記録再
生するときには、上述のフォーマットで行い、デジタル
データを記録再生するときには、従来のフロッピーディ
スクのフォーマットで行うことも考えられるが、そのよ
うにすると、ディスク(1)を映像信号から見たときに
は、かなりの高密度記録用であるのに、デジタルデータ
から見たときには低密度となり、無駄が多くなってしま
う。
さらに、1枚のディスク(1)に映像信号とデジタル
データとを混在して記録再生する場合、両信号の占有帯
域及び性格が大幅に異なるので、電磁変換特性やヘッド
の当りなどに対して最適な条件で記録再生することが困
難になる。また、混在して記録再生する場合、ディスク
(1)を回転駆動するドライブユニットは、300rpm(60
0rpm)及び3600rpmで回転する必要があり、その切り換
え時、サーボ回路が安定するまでの数秒間、ディスク
(1)をアクセスできなかったり、コストアップなどの
問題も生じてしまう。
そこで、フロッピーディスク(1)に対して以下に述
べるようなフォーマットを採用することによりデジタル
データをも適切に記録再生できるようにすることが考え
られている。
すなわち、第8図Aにおいて、(2T)は磁気ディスク
(2)上における任意の1トラックを示し、このトラッ
ク(2T)は磁性片(4)を基準としてその長さ方向に90
°区間づつ4等分され、その分割された区間の各々はブ
ロックBLCKと呼ばれる。また、磁性片(4)を含む区間
のブロックBLCKが第0ブロックであり、順に第1,第2,第
3ブロックである。
そして、第8図Cに示すように、ブロックBLCKは、そ
の始端から4°の区間が、リード・ライト時のマージン
を得るためのギャップ区間GAPとされ、続く1°の区間
がバースト信号BRSTの区間とされている。この場合、第
0ブロックでは、ギャップ区間GAPの中央が磁性片
(4)の位置に対応する。また、バースト信号BRSTは、 i,プリアンブル信号 ii,信号の記録密度を示す信号 iii,記録されている信号がデジタルデータであることを
示すフラグ信号 を兼ねた信号である。
さらに、バースト信号BRSTの区間に続く区間は、イン
デックス信号INDXの区間である。この場合、そのインデ
ックス信号INDXは、第8図Bに示すように、8ビットの
ブロック同期信号SYNCと、8ビットのブロックアドレス
信号IADRと,8ビットのフラグ信号FLAGと,32ビットの未
定義の信号RSVDと,8ビットのチェック信号ICRCとから構
成される。アドレス信号IADRは、トラック(2T)の番号
〔1〜50〕と、ブロックBLCKの番号〔0〜3〕とを示す
信号であり、フラグ信号FLAGは、そのブロックBLCKが属
するトラック(2T)が不良トラックであるかどうか、消
去済みであるかどうかなどの状態ないし属性を示す信号
である。また、チェック信号ICRCは、信号FLAG,IADR,RS
VDに対するCRCCである。
さらに、この区間INDXに続く残りの区間は128等分さ
れ、その各々はフレームFRMと呼ばれる信号が記録再生
される区間とされている。
すなわち、第8図Dに示すように、1フレームFRM
は、先頭から順に、8ビットのフレーム同期信号SYNC,1
6ビットのフレームアドレス信号FADRと,8ビットのチェ
ック信号FCRCと,16シンボル(1シンボル=8ビット)
のデータDATAと,4シンボルの冗長データPRTYと,別の16
シンボルのデジタルデータDATAと,別の4シンボルの冗
長データPRTYとを有する。この場合、チェック信号FCRC
は、フレームアドレス信号FADRに対するCRCCである。ま
た、データDATAは、ホストの機器がアクセスする本来の
デジタルデータであるが、このデータDATAは、1つのブ
ロックBLCKのデジタルデータ内で完結するインターリー
ブが行われたものであり、冗長データPRTYは、その1ブ
ロック分(32シンボル×128フレーム)のデジタルデー
タに対して最小距離5のリードソロモン符号化法により
生成されたパリティデータC1,C2である。
従って、1つのブロックBLCK,トラック(2T)及びデ
ィスク(1)におけるデジタルデータの容量は、 1ブロック:4096バイト (=32シンボル×128フレーム) 1トラック:16Kバイト (4096バイト×4ブロック) 1ディスク:800Kバイト (=16Kバイト×50本) となる。
また、1つのフレームFRM及びブロックBLCKのビット
数は、 1フレーム:352ビット (8+16+8ビット+(16+4シンボ
ル) ×8ビット×2個) 1ブロック(インデックス区間及びフレーム区間の
み):45120ビット (=352ビット×128フレーム) であるが、実際には、デジタル信号をディスク(1)に
記録再生する場合、DSVが小さいことが要求され、ま
た、Tmax/Tminが小さく、Twが大きいことが必要なの
で、上述したすべてのデジタル信号は、Tmax=3.2Tの8
−10変換が行われてからディスク(1)に記録され、再
生時には、その逆変換が行われてから本来の信号処理が
行われる。
従って、上述のデータ密度の場合、ディスク(1)に
おける実際のビット数は、10/8倍され、 1フレーム:440チャンネルビット 1ブロック(インデックス区間及びフレーム区間の
み):56400チャンネルビット となる。また、これにより1ブロックの全区間は、5971
9チャンネルビット(56400チャンネルビット×90°/8
5°) に相当する(実際には、このチャンネルビット数から上
述のように各区間の長さが割り当てられているので、フ
レーム区間の総延長は、85°よりもわずかに短い)。
従って、ディスク(1)にデジタル信号(8−10変換
後の信号)をアクセスするときのビットレイトは、 14.32Mビット/秒(59719ビット×4ブロック×フ
ィールド周波数) となり、1ビットは、 69.8n秒(1/14.32Mビット) に相当する。
こうして、第8図のフォーマットによれば、2インチ
サイズのフロッピーディスク(1)で800Kバイトのデジ
タルデータのリード・ライトができ、これは従来の5イ
ンチのフロッピーディスクの容量(320Kバイト)の2倍
以上であり、小型にもかかわらず大容量である。
また、ディスクの(2)の回転数は、カラー映像信号
の場合と同じなので、カラー映像信号とデジタルデータ
とを混在して記録再生する場合、ディスク(2)に記録
再生される両信号の周波数スペクトルなどが似たものと
なり、電磁変換特性やヘッドの当りなどに対して最適な
条件で記録再生をすることができる。さらに、2つの信
号を混在して記録再生する場合でも、ディスク(2)の
回転数は切り換えないので、サーボ回路の切り換えに要
する時間を考慮する必要がなく、2つの信号を即時に使
い分けることができる。また、回転数が単一であり、電
磁変換系などの機構も単一の特性ないし機能でよいの
で、コストの面でも有利である。
このように、第6図のフロッピーディスク(1)はア
ナログ信号用であっても、これに第8図のフォーマット
を適用することにより、次世代のフロッピーディスクと
して新たな効果を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、一般にビデオ信号の再生におけるトラッキ
ング制御は、再生時画質が最良となるようにクローズド
ループの山登りサーボを1トラック単位でかけ、ヘッド
出力であるRF出力が最大となる位置でジャストトラッキ
ングできるようにしている。
これに対してデジタルデータの場合は高速アクセスの
ため、ヘッドのトラック走査位置の位置ぎめはヘッド送
りのためのステップモータに対するオープンループの制
御としている。すなわち、トラッキング位置は機械精度
で定まる。そして、互換性をとるため、データのディス
クへの書き込み時、データトラックの両側の所定幅を消
去するサイドイレーズを行い、トラックの両側に必ず少
なくとも所定幅のガードバンドを形成するよにしてい
る。
すなわち、例えば第9図に示すように、書き込み読み
出し用ヘッドHとギャップの幅方向の中心位置は一致す
るもこの書き込み読み出し用ヘッドよりもギャップ幅の
広い消去用ヘッドEにより先行消去を行い、その消去幅
の中央部を書き込み読み出し用ヘッドHが走査するよう
にして、記録トラックTの両側に斜線を付して示す一定
の幅のガードバンドGBが必ず形成されるようにする。
フロッピーディスクの場合、一般に上記と同様にトラ
ックを複数のブロックに分割して、そのブロック単位で
書き込み読み出しができるようにされている。このた
め、デジタルデータのディスク上の1トラックは同一円
周上にならず、第10図に示すようにブロックBLCK毎に、
ヘッドのディスク半径方向の送り精度分や温度、湿度の
影響分だけずれて形成されることになる。したがって、
読み出し時、オープンループにより、すなわち、機械的
な送りにより、その機械精度で定まる位置で、円周を描
いてヘッドが走査するとき、ブロック毎にみるとオフト
ラックとなる部分が生じることになる。しかし、デジタ
ルデータの場合は、アナログビデオ信号と異なり、
「0」「1」の状態を判別できれば良く、隣りのトラッ
クからのデータが混入しなければデータはほぼ正しく再
生できる。したがって、上記のようにサイドイレーズに
よって各トラックの両側に所定幅以上のガードバンドが
必ず存在するようにしておけば、隣りのトラックからの
データがクロストークとして混入することはなく、再生
に支承はないのである。
ところが、上記ビデオスチルフロッピーのようにビデ
オトラックとデジタルデータトラックとが混在するよう
なディスクの場合は上記のサイドイレーズを行うと次の
ような欠点を生じる。
すなわち、デジタルデータのトラックに対して書き込
みを行うとき、あるいはビデオトラックを書き換えると
き、そのトラックの隣りに既にビデオトラックが記録さ
れている場合、サイドイレーズを行うと、そのビデオト
ラックの一部を消去してその部分のトラック幅を狭くし
てしまうことになる。このようにトラック幅が狭くなる
と、デジタルデータの場合にはそれほど影響はないが、
アナログビデオ信号の場合にはS/Nの劣化が著しくな
り、再生画質が劣化する。このため、デジタルデータト
ラックと、ビデオ信号トラックとが混在するディスクの
場合には、記録時(書き込み時)サイドイレーズは行わ
ず、再生時にクローズドループのトラッキング制御を行
ってトラッキングをとる必要がある。
この場合、従来のビデオディスクに対するクローズト
ループのトラッキング制御をかけようとすると、1トラ
ックのある特定の時点が最良になるように、あるいは1
トラック全体の平均でトラッキングをとるような制御に
なる。したがって、デジタルデータの読み出し時に、最
悪の場合、ヘッドが隣りのトラックにまでまたがるよう
になり、その隣接トラックの情報がクロストークとして
混入し、データのエラーレートを著しく悪化させる原因
になる。
以上のようなことは、デジタルデータのみを1枚のデ
ィスクに1トラック複数ブロック分割の状態で記録し、
これを再生する場合でも、ディスク1枚当りのトラック
数を増やして高密度化した場合には、データ読み取り
時、ヘッドが隣りのトラックにまたがらないようにトラ
ッキングサーボをかける必要があり、同様に生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は1トラックを複数ブロックに分割し、ブロ
ック単位で、デジタルデータの書き込み読み出しができ
るようにしたものにおいて、デジタルデータの読み出し
時、読み出したいブロックのデータのトラック部分に対
してのみクローズドループのトラッキング制御をかける
ようにする。つまり、1トラック単位でサーボをかける
のではなく、ブロック単位でトラッキングサーボをかけ
る。
〔作用〕
読み取りヘッドは読み出したいブロックデータの部分
に対してトラッキング位置が最適となるようにトラッキ
ングサーボがかかり、デジタルデータはブロック単位で
クロストークの混入のない状態で読み出しができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例で、上述したビデオスチ
ルフロッピーの再生装置の場合の例である。
(11)は読み取りヘッドで、このヘッド(11)よりの
RF出力はアンプ(12)を通じてビデオ処理回路(13)及
びデジタルデータプロセッサー(14)に供給される。そ
して、ビデオ信号処理回路(13)においてヘッド出力が
復調され、その復調信号より水平同期信号が検出された
ときヘッド(11)よりの再生出力がビデオ信号であると
判別され、ビデオ信号が復調され、その復調信号がモニ
ター受像機に供給され、ビデオ画像が再生される。
一方、ヘッド(11)からの出力がデジタルデータであ
るときは、ヘッド(11)よりのRF出力は、ブロック毎に
4°分のギャップ部GAPがあるため第2図Cのように信
号欠如区間が生じる。そこで、このRF出力の立ち上がり
よりバーストゲートパルスBGP(同図B)が得られる。
そして、ごのバーストゲートパルスBGPがマイクロコン
ピュータ(15)に供給されて、これによりそのトラック
よりの再生信号がデジタルデータであると判別されデジ
タルデータプロセッサ(14)において、ブロックデータ
がストアされ、エラー訂正その他の所定のデータ処理が
なされる。
そして、このプロセッサ(14)でのデータの取り込み
は、以下のようにマイクロコンピュータ(15)の処理に
従って、クローズドループのトラッキングサーボがかけ
られて再生デジタルデータが安定に得られるようになっ
た後なされる。
例えば、今、ディスク上のあるデジタルデータトラッ
クにおいて、その第1ブロックのデータを読み出す命令
DMがマイクロコンピュータ(15)に供給されていると
き、この第1ブロックの部分に対してのみ最適となるト
ラッキングサーボが次のようにしてかかる。
すなわち、第1図で(16)はディスクの回転位相を示
す信号を得るパルス発生器で、ディスクが1回転する毎
にこれが磁性片(4)上を通ることにより1個のパルス
PG(第2図A)が得られる。磁性片(4)の位置は、各
トラックの第0ブロックのギャップ部GAPの部分となる
ようにデジタルデータトラックは形成されているから、
このパルスPGにより各トラックの第0ブロックの頭の位
置がわかる。このパルスPGはアンプ(17)を介してマイ
クロコンピュータ(15)に供給される。そして、マイク
ロコンピュータ(15)ではこのパルスPGとバーストゲー
トパルスBGPとからヘッド(11)が1トラックの第0ブ
ロック〜第3ブロックのどの部分を走査しているかが検
出できる。
また、このマイクロコンピュータ(15)には、アンプ
(12)からのRF出力が検波回路(18)にてエンベロープ
検波され、その検波出力がA/Dコンバータ(19)におい
てデジタル信号に変換され、マイクロコンピュータ(1
5)に供給される。そして、このマイクロコンピュータ
(15)においては、ヘッド(11)からのRF出力のうち要
求されている第1ブロックのRF出力のエンベローブ検波
出力のみがサンプリングされ、この第1ブロックのRF出
力のエンベロープ検波出力が最大となるようにトラッキ
ングサーボがかかる。
すなわち、マイクロコンピュータ(15)からのモータ
ドライブパルスはモータドライブ回路(20)を介して、
ヘッド(11)のディスクの半径方向への送り用のステッ
プモータ(21)に供給される。ここで、このモータ(2
1)に供給されるパルスのn個分によってヘッドは1ト
ラック分送られるようにされている。したがって1パル
スではその1/nの微少距離半径方向に動く。もちろん、
送りの方向もマイクロコンピュータ(15)からのドライ
ブ信号によって決められる。したがって、ヘッドはディ
スクの中心方向と周縁方向のいずれにもパルス送りによ
って微少距離ずつ動くようになっている。
マイクロコンピュータ(15)では次のようにして、ヘ
ッドの半径方向の位置、つまりトラッキング位置を徐々
に変え、第1ブロックのRF出力のエンベロープ検波出力
が最大となるトラッキング位置を見つけ出し、その位置
で常にトラッキングするようにサーボがかかる。
この場合のトラッキングサーボは、いわゆる山登りサ
ーボで、希望の読み出しトラック位置が現在のトラック
位置からディスクの半径方向において中心側(内側)か
外周側(外側)かによりトラックの幅方向の都合のよい
端部側からヘッド(11)のトラッキング位置を第3図に
おいて→→→→で示すように徐々に変える。
すると、第1ブロックのRF出力のエンベロープ検波出力
は第4図のようになり、のトラッキング位置において
検波出力が最大となる。マイクロコンピュータ(15)に
おいてはこの最大になる位置が検出され、こののトラ
ッキング位置にヘッド(11)がくるように送られる。
以上のトラッキング制御の一例のフローチャートを第
5図に示す。
すなわち、先ず、ステップ〔101〕において、現在の
ヘッド位置が希望する読み出しトラックの外側にあるか
否か判別される。そして、例えば外側にあって、Nトラ
ックずれているときは、ステップモータ(21)によりヘ
ッド(11)は(N−1/2)トラック分送られ、目的トラ
ックの外周側の端部位置に持ち来たされる(ステップ
〔102〕)。また、現在のヘッド位置が目的トラックの
内側にあるときもヘッド(11)は(N−1/2)トラック
分送られ、このときは目的トラックの内側の端部位置に
持ち来される。(ステップ〔201〕)。
このようにするのは、Nトラック分送ったときはメカ
精度のずれのため目的トラックにおいてジャストトラッ
キング位置からどちらの方向にずれているか不明になる
ため、故意にジャストトラッキング位置からどちらか定
めた方向にずらした位置とするためであり、しかも、ヘ
ッドの送り量をできるだけ小さくするためである。
ステップ〔102〕及び〔201〕の後はそれぞれステップ
〔103〕〜〔109〕及びステップ〔202〕〜〔208〕におい
て第1ブロックのRF出力のエンベロープ検波出力が最大
となるトラッキング位置が検索される。
すなわち、先ず、そのトラッキング位置においてパル
スPGが得られたか否か検出され(ステップ〔103〕,〔2
02〕)、パルスPGが得られたら、そんパルスPGの位置か
らバーストゲートパルスBGPがカウントされて第1ブロ
ックの頭の位置が検出される(ステップ〔104〕,〔20
3〕)。この第1ブロックの頭の位置が検出されたら第
1ブロックのRF検波出力をA/D変換し(ステップ〔10
5〕,{204〕)、そのデジタル検波信号を1ブロックの
データについて4回の割合でサンプリングする(ステッ
プ〔106〕,〔205〕)。そして、その4回のサンプリン
グ値の平均を求め、これをストアする(ステップ〔10
7〕,〔206〕)。このように4点サンプリングしてその
平均値を求めるのは次のような理由による。
ディスクのセンタースピンドル穴の偏心により、ヘッ
ド(11)からのRF出力のエンベロープはうねるが、その
うねりは最大1回転に2周期、通常1周期である。した
がって、1トラックの1/4である1ブロックはうねりの
半周期の中に入る。よって、4個所をサンプリングし
て、その平均をとれば、所定のトラッキング評価値は得
られるものである。
平均値をストアしたらヘッド(11)をパルス1個分移
動したトラッキング位置に移す(ステップ〔108〕,〔2
07〕)。この場合、ステップ〔108〕ではヘッド(11)
をディスクの中心方向に移動させ、ステップ〔109〕で
はヘッド(11)をディスクの外周方向側に移動させるこ
とになる。
次に、ストアされた平均値から最大値が検出されたか
どうか判別され(ステップ〔109〕,〔208〕)、最大値
がみつかるまで、このステップ〔103〕〜〔109〕あるい
はステップ〔202〕〜〔208〕がくり返される。
複数回のヘッド移送により、各トラッキング位置での
RFエンベロープ検波出力のサンプリング値の平均値から
その最大値となるトラッキング位置が検出されると、そ
のトラッキング位置にヘッド(11)が送られる(ステッ
プ〔110〕)。そして、ステップ〔111〕とステップ〔11
2〕において、パルスPGとパルスBGPとから第2ブロック
の先頭位置が検出されると、データ抽出用クロックを形
成するPLLがバースト信号BRSTによりロックされ(ステ
ップ〔113〕)、デジタルデータが読み出され、バッフ
ァメモリにデータがストアされる(ステップ〔11
4〕)。
以上の例は、現在のヘッド位置から目的のトラック位
置までのヘッドの移送距離をできるだけ短くできるよう
にした場合で、そのため山のぼりりサーボのヘッドの移
動方向がステップ〔108〕と〔207〕とで逆向きとなる
が、現在のヘッドの位置が目的とするトラックの内側に
位置しているときステップ〔201〕において(N+1/2)
トラック分移送すればその目的トラックの外周側の端部
にヘッドが持ち来たされるので、ステップ〔207〕では
ステップ〔108〕と同じ方向にヘッドを移送することで
山のぼりサーボができることになる。また、逆にステッ
プ〔102〕で(N+1/2)トラック分ヘッドを送っても同
様に、ステップ〔108〕と〔207〕とでは同じ方向にヘッ
ドをステップ送りすることで山のぼりサーボがなされる
がその場合は送りの方向が前述の場合と逆である。
こうして、第1ブロックのRF出力のエンベロープ検波
出力が最大となる状態でトラッキングがかかった状態で
はヘッド(11)のRF出力は第2図Cに示すようになる。
〔発明の効果〕
以上のようにして、この発明においては1トラックを
複数に分割して、その分割した1ブロック毎にデジタル
データの読み出し、書き込みができるものにおいて、温
度や湿度、ディスクのチャッキング精度等で各ブロック
のトラック部分が同一円周上になくしても、各ブロック
単位でトラッキングサーボがかかるので他のトラックか
らのクロストークが問題となることは殆どない。
したがって、データの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一例の系統図、第2図はその説
明のための波形図、第3図及び第4図はその要部の説明
のための図、第5図はこの発明の要部を説明するための
フローチャート、第6図はこの発明が適用されるビデオ
スチルフロッピーのカートリッジの一例を示す図、第7
図及び第8図はそのフロッピーに書き込まれるデータを
説明するための図、第9図は従来の技術の説明のための
図、第10図はディスク上の記録トラックパターンの一例
を示す図である。 (2)は磁気ディスク、(2T)は記録トラック、BLCKは
ブロック、(11)はヘッド、(21)はヘッド送り用のス
テップモータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラックがディスク上に同心円状に
    形成され、これらのトラックに対してアナログデータ又
    はデジタルデータがそれぞれ各トラック毎に任意の位置
    に記録されるとともに、 上記デジタルデータは、上記各トラックにそれぞれディ
    スクの周方向に分割されて形成される複数のブロックに
    分割されるとともに、各ブロックにはアドレス信号が記
    録され、このブロック単位で上記デジタルデータの書き
    込みや読み出しを行うようになされ、 上記デジタルデータの読み出し時に、上記ディスク上の
    デジタルデータトラックを検出するとともに、このデジ
    タルデータトラックに記録されたデジタルデータのうち
    の読み出すべき1ブロックを検出した後、この検出され
    たブロックに対してのみ再生出力が最適となるようにト
    ラッキング制御を行ってこのブロックのデジタルデータ
    を読み出すようになされたディスクのトラッキング制御
    装置。
JP59174362A 1984-08-22 1984-08-22 ディスクのトラッキング制御装置 Expired - Lifetime JPH0828079B2 (ja)

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DK379585A DK164678C (da) 1984-08-22 1985-08-21 Sporingsstyreapparat, navnlig til ind- og udlaesning af information paa magnetskiver
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KR860002086A (ko) 1986-03-26
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