JPH0345092A - 磁気テープに記録されているビデオ信号の再生方法及び再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求項１の上位概念に記載の磁気テープに記録
されているビデオ信号の再生方法および再生装置に関す
る。

従来の技術 磁気テープにビデオ信号をデジタルで記録するためにＳ
ＭＰＴＥ　（Ｓｏｃｉｅｔｙ　ｏｆ　Ｍｏｔｉｏｎ　Ｐ
ｉｃｔｕｒｅｓａｎｄ　Ｔｅ１ｅｖｉｓｉｏｎ　Ｅｎｇ
ｉｎｅｅｒｓ）によりＤ１標準及び公 Ｄ２標準として表された提案が発表された。提案された
Ｄ２標準に釦いては、フィールドのビデオ情報が多くの
隣接する斜め方向トラックに分散配置されて記録される
ことが定められている。各斜め方向トラックは１つのビ
デオセクタと４つのオーディオセクタとを有し、各セク
タはプレアンブルで始まる。プレアンブルの後に多数の
同期ブロックが続き、次いでデータブロック及び検査ブ
ロックが続く。セクタはそれぞれポストアンブルで終わ
る。

このように記録されたビデオ信号の再生は、ビデオ信号
の、斜め方向トラックから読出された個々のデータブロ
ックを書込み完全なテレビジョン画像の形成のために再
び読出すための緩衝メモリを必要とする。緩衝メモリに
より定速再生とスローモーション再生速度及びクイック
モーション再生速度によるテレビジョン画像の再生が可
能となる。しかしクイックモーション再生の場合には緩
衝メモリは、無限大の時定数を有する積分器として作用
する、何故ならばこの動作モードにかいては、回転する
再生磁気ヘッドは、有効なビデオ信号を有する短い部分
トラックを走査するにすぎず、従ってテレビジョン画像
の古い部分は長時間経過した後初めて実際のビデオデー
タによう置換されるからである。

古くなった画像部分に起因してテレビジョン画像は０引
裂かれた”印象を与える。

この画像障害を防止するために、画像情報を群に統合し
経時属性を付随させて、テープ送り速度の関数に依存す
る記憶持続時間でメモリに書込むことがすでに提案され
た（西独特許出願公開第３５４３５４０号公報）。記憶
されている群のうちの１つが、前もって与えられている
記憶持続時間を越えると、対応する群が消去される。従
って、画像メモリに後置接続されているエラーマスキン
グ装置は、消去された画素のデータに代わシに、エラー
のない隣接画素から置換データを導出することができる
。しかしこの公知の方法は、その都度の画像情報の記憶
持続時間を求めるために記憶持続時間管理装置が、画像
メモリの１つの書込み読出しサイクルの間に多くの演算
操作を行わなければならない欠点を有する。さらに画像
メモリの当該書込み読出しサイクルの間に、検出された
古くなった群の代わシに消去値を画像メモリに書込まな
ければならない。しかし、現在市販の論理素子は、与え
られている時間内にこれらの操作を行うには動作が緩慢
すぎる。これに加えて、再生されたデータ流の中のドロ
ップアウト障害により、画像メモリに記憶されている群
の記憶持続時間を求める際の遅延はさらに増加する。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、画像メモリに記憶されている画像情報
の記憶持続時間を実時間で求めることを可能にする冒頭
に記載の形式の方法を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記課題は、請求項１の特徴部分に記載の構成釦よび請
求項２記載の構成により解決される。

発明の効果 請求項１および請求項２に記載の構成を有する本発明の
方法釦よび装置は、画像メモリに並列に作動される時間
メモリを用いることにより、読出された画像情報に直接
に絶対的な時間情報を割当てることのできる利点を有す
る。読出された情報と、時間メモリに供給された実際の
時間情報との間の簡単な比較により、読出された情報が
古くなったか又はエラーを有するかどうかをただちに検
出することができる。

が 時間メモリの記憶容量曳画像メモリの記憶容量よシ大幅
に小さいと特に有利である。別の１つの利点は、本発明
は、記録速度が再生速度に等しい通常の再生動作の間に
も用いることができることにある。

実施例　　　　　　　　　　第、 次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳しく説明する
。

本図に示されているブロック回路図にかいて、冒頭に記
載の提案でＤ２標準として記載のデジタル記録フォーマ
ットから出発している。次いで、ＮＴＳＣ（全米テレビ
方式委員会）規格のカラーテレビジョン信号を記録する
ために個々のフィールドのデータがそれぞれ６つの順次
の斜め方向トラックに所定のアジマス角で記録される。

この場合に各斜め方向トラックはビデオチャネルとオー
ディオチャネルからのデータを有する。この場合に、オ
ーディオデータは１トラツク当ｂ４つのオーディオセク
タに格納される。

オーディオセクタのうちの２つはトラック始端に位置し
、他の２つのオーディオセクタはトラック終端に位置す
る。ビデオデータはトラック中央のビデオセクタに記録
される。編集を容易にするために個々のセクタの間に間
隙が設けられている。

ビデオセクタは、２８ｂｙｔｅのワード長のプレアンブ
ルで始する。これに、それぞれ１９０ｂｙｔｅのワード
長の２０４の同期ブロックが後続する。この１９０　ｂ
ｙｔｅの中にそれぞれ２ｂｙｔｅが同期パターンのため
と同期番号のためとに設けられている。さらにこの１９
０　ｂｙｔｅの中で８５　ｂｙｔｅは第１のデータブロ
ックのために、８ｂｙｔｅは第１の検査ブロックのため
に、８５ｂｙｔｅは第２のデータブロックのために、８
ｂｙｔｅは第２の検査ブロックのために設けられている
。

ビデオセクタは６ｂｙｔｅの長さのポストアンブルで終
わる。

回転する再生磁気ヘッド装置２により、Ｄ２標準に従っ
て磁気テープ１に記録されているデータを再生する場合
に再生信号は段３で先ず初めに前置増幅され等化されビ
ット並列形に変換される。さらにデータ信号の基礎とな
っているクロック信号は再生され、１９０ｂｙｔ、ｅの
間隔で存在する同期ブロックの番号が検出される。

さらにビデオセクタのデータからそれぞれ６本の斜め方
向トラックの後に、ビデオデータに対応する垂直同期信
号が導出される。段３の出力側から８ｂｌｔのワード幅
のビデオデータがアドレスに依存して画像メモリ４に書
込まれる。アドレスの導出はアドレス発生器５で、段３
で検出された同期番号に基づいて行われる。アドレス発
生器５から送出されるアドレスは時間メモリ６のための
書込みアドレスとしても用いられる。同期番号は１９０
　ｂｙｔｅの間隔でしか供給されないので、画像メモリ
４のための書込みアドレスの最下位のビットはカウンタ
７により、段３で再生されたクロック信号に基づいて発
生される。時間メモリ６に、時間カウンタ８から送出さ
れた時間情報が書込まれる。時間カウンタ８は、段３か
ら送出された垂直同期信号によう制御される。

時間メモリ６のメモリ容量は画像メモリ４のメモリ容量
に比して大幅に小さい、何故ならば１フィールド当りの
同期ブロックの数のアドレスしか必要でないからである
。１同期ブロック当’）　１９０　ｂｙｔｅのワード長
において時間メモリ６と画像メモリ４との間のメモリ容
量は１９０の低減係数を有する。時間メモリ６に供給さ
れる時間情報のフード長が８　ｂｉｔであると仮定し時
間カウンタ８から送出される時間情報のクロック期間が
０．１８と仮定すると、最後の２５ｓの間に磁気テープ
１から読出したその都度のデータに対して書込み時点を
決め、画像メモリ４に格納されるビデオデータにこの書
込み時点を対応させることによりこの書込み時点を有効
に使用することができる。

画像メモリ４に格納されているビデオデータは、その都
度に供給される読出しアドレスに依存してワード毎に読
出され、エラーマスキング装置ないしエラーカバー装置
９に供給される。

読出しアドレスは、スタジオ基準信号Ｓヤ、からクロッ
ク信号発生器１１において導出されたクロック信号によ
り制御されるカウンタ１０により発生される。時間メモ
リ６をアドレス指定するために、カウンタ１０から送出
される読出しアドレスは最上位のビットしか必要としな
い。

画像メモリ４からビデオデータを読出す際に同時に、対
応する時間情報が時間メモリ６から読出され、比較段１
２で、その別の入力側に供給される実際の時間情報と比
較される。比較段１２はエラーフラグ信号を送出し、エ
ラーフラグ信号は、エラーフラグが存在する場合にはエ
ラーマスキング装置９を作動する。エラーマスキング装
置の構成及び装置は公知である（西独脣許出願公開第３
１２１５９９号公報）ので、本明細書においては詳しく
説明しない。端子１３からは、ビット並列形でスタジオ
基準信号５ＲＥＦとスタジオ結合されエラーマスキング
されたビデオ信号が取出される。

再生動作の場合に磁気テープ１の送シ速度はサーボ回路
１４により決まシ、サーボ回路１４は、送シ速度を選択
する調整素子１５を介して制御することができる。サー
ボ回路１４は、図示されていないモータを介してキャプ
スタン軸１６に作用し、キャプスタン軸１６はゴム製の
ピンチローラ１７と共働して摩擦結合により磁気テープ
１を送る。磁気テープ１の送シ速度が記録動作の際のテ
ープ送シ速度よシ大きいクイックモーション再生動作の
間は、回転する再生磁気ヘッド装置２の読取りヘッドは
、記録されている斜め方向トラックに正確に沿っては案
内されない。記録されている斜め方向トラックが正確に
制御されずに走査されるのでビデオデータは、磁気テー
プ１から関連するブロックの中で読取られない。それに
もかかわらずクイックモーション再生にふ・いて画像再
生を可能にするために、磁気テープ１から読取られた有
効なデータが画像メモリ４に書込渣れる。この場合に、
到来同期ブロックのブロック番号から書込みアドレスが
形成され、従って画像メモリ４の読出しの際には、スタ
ジオ基準信号と結合されている読出しアドレスにより再
び画素の元の配置が形成される。しかし冒頭に記載のよ
うに、回転する磁気ヘッド装置２の読出しヘッドが磁気
テープ１の斜め方向トラックを走査する期間に、その時
に走査されたフィールドのすべての画像データが画像メ
モリ４に書込まれるわけではない。磁気テープ１の送り
速度が増加するとともに、有効な同期ブロックの数とひ
いては有効なビデオデータの数が減少する。この理由か
ら、多数の順次のフィールドのビデオデータは、時間的
な分解能の不足という犠牲を拡ってでも完全なフィール
ドに統合される。しかし本発明の方法に釦いてはビデオ
データは、磁気テープ１からの新ビデオデータにより更
新される１で画像メモリ４に格納されているのではない
。この措置により、磁気テープ１の送シ速度が高く、ひ
いては更新率が小さい場合には、画像メモリ内の長い間
更新されないビデオデータの群が、障害となる゛古くな
った”画素から解放される。

画像メモリ４に書込まれたビデオデータの経時に関する
時間情報の割当ては、画像メモリ４に並列に作動される
時間メモリ６と比較段１２とを用いて行われる。時間メ
モリ６に時間カウンタ８の実際の時間情報が、磁気テー
プ１からその時に読出された同期ブロックの同期番号に
対応するアドレスで書込まれる。画像メモリ６からビデ
オ信号が読出される際に実際の時間情報は、時間メモリ
６から読出された時間情報と比較され、前もって与えら
れている時間限界を越えた場合にはエラーマスキング装
置９にエラーフラグを送出することにより誤時間情報と
して識別される。時間カウンタ８に供給された垂直同期
信号のパルス繰返し周波数は磁気テープ１の送シ速度と
結合されるので、実時間情報も、調整素子１５により選
択されたクイックモーション再生速度に関連付けられる
。

磁気テープ１の記録速度と再生速度とが同一である定速
の再生動作の間と、再生速度が記録速度よシ小さいスロ
ーモーション再生動作の間に比較段１２は、読出された
時間情報と実時間情報が異なる場合には常にエラーフラ
グをエラーマスキング装置９に供給する。従って本発明
の方法は、この再生動作モードの間に、画像メモリ４に
格納されているビデオデータのためのエラー検出を行う
のに適している。

本発明の方法は、図示のブロック回路図に制限されてい
ない。従って例えば本発明の範囲内で、画像メモリに後
置接続されているエラーマスキング装置９を別の手段に
より応動させることも可能である。

図は、本発明の方法を示すブロック回路図である。

１・・・磁気テープ、２・・・磁気ヘッド装置、３・・
・段、４・・・画像メモリ、５・・・アドレス発生器、
６・・・時間メモリ、７・・・カウンタ、８・・・時間
カウンタ、９・・・エラーマスキング装置、１０・・・
カウンタ、１１・・・クロック信号発生器、１２・・・
比較段、１３・・・端子、１４・・・サーボ回路、１５
・・・調整素子、１６・・・キャプスタン軸、１７・・
・ゴム製ピンチローラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、再生の場合の磁気テープの送り速度が記録の場合に
   対して変化可能であり、 磁気テープから読出された画像情報が画像メモリに書込
   まれ、 画像メモリから読出された画像情報がエラーマスキング
   処理にかけられる、磁気テープに記録されているビデオ
   信号の再生方法において、 画像メモリ（４）に画像情報を書込むのと平行して時間
   メモリ（６）に実時間情報を書込み、 画像メモリ（４）から画像情報を読出すのと平行して時
   間メモリ（６）から時間情報を読出し、 時間メモリ（６）から読出された時間情報を、時間メモ
   リ（６）に供給された実時間情報と比較し、このように
   して求められた時間差と磁気テープ（１）のその時の速
   度とに依存して、読出された画像情報のエラーマスキン
   グを行うことを特徴とする磁気テープに記録されている
   ビデオ信号の再生方法。 ２、磁気テープから読取られた垂直同期信号のパルスを
   計数するためのカウンタ（８）と、再生されたブロック
   番号に基づいて書込みアドレス信号を導出する第１のア
   ドレス発生器（５）と、 基準信号に基づいて読出しアドレス信号を導出する第２
   のアドレス発生器（１０）と、 データ入力側がカウンタ（８）の出力側に接続され書込
   みアドレス入力側が第１のアドレス発生器（５）の出力
   側と接続され読出しアドレス入力側が第２のアドレス発
   生器（１０）の出力側と接続されている時間メモリとし
   てのランダムアクセスの第１のメモリ（６）と、第１の
   メモリ（６）に書込まれるデータ信号と第１のメモリ（
   ６）から読出されたデータ信号とに基づいて時間差を求
   める場合にエラーフラグ信号を発生する段（１２）と、
   データ入力側がデジタルビデオ信号を受取り書込みアド
   レス入力側が第１のアドレス発生器（５）の出力側と接
   続され読出しアドレス入力側が第２のアドレス発生器（
   １０）の出力側と接続されているランダムアクセスの第
   ２のメモリ（４）と、 入力側が第２のメモリのデータ出力側と接続され、エラ
   ーフラグ信号を発生する段（１２）から送出されるエラ
   ーマスキング信号により制御することのできるエラーマ
   スキング装置とを有することを特徴とする請求項１記載
   の方法を実施する回路装置。