JPH117724A - ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体 - Google Patents

ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体

Info

Publication number
JPH117724A
JPH117724A JP9156592A JP15659297A JPH117724A JP H117724 A JPH117724 A JP H117724A JP 9156592 A JP9156592 A JP 9156592A JP 15659297 A JP15659297 A JP 15659297A JP H117724 A JPH117724 A JP H117724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
data
recorded
recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9156592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3783338B2 (ja
Inventor
Seiji Higure
誠司 日暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP15659297A priority Critical patent/JP3783338B2/ja
Publication of JPH117724A publication Critical patent/JPH117724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3783338B2 publication Critical patent/JP3783338B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、記録する入力信号系列と再生する出
力信号系列とは全く同一であるため、何世代にわたって
ダビングを繰り返しても、画質や音質の劣化なく再生で
き、ディジタル情報の著作権の保護ができない。 【解決手段】 記録媒体には、ノーマルデータ記録領域
41、43、ヌルパケット記録領域42、44がシンク
ブロック単位で記録されている。ヌルパケットは、96
バイトのみからなり、ヌルパケットであることを示す値
「11」のS.B.Cと値「00」のD.Tと共に記録
される。MPEG2のトランスポートパケットは、S.
B.Cの値が「00」又は「01」であり、2シンクブ
ロック単位で1パケットが記録されるが、このヌルパケ
ットは1シンクブロック単位で記録される。これによ
り、記録するときには記録装置の記録可能レートより伝
送レートが大きくなり、一部が捨てられるため、ダビン
グを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル信号記録
再生方法及び記録媒体に係り、特にディジタル映像信号
及びディジタル音声信号をパケット化して記録媒体に記
録し、再生するディジタル信号記録再生方法及びその方
法により記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号及び音声信号を圧縮符号化した
ディジタル信号の形態で、特にMPEG2(Moving Pic
ture Experts Group 2)のトランスポートパケット形式
で回転ヘッドにより磁気テープに記録し、再生するディ
ジタル式磁気記録再生装置(VTR)では、入力された
時刻を示す時間情報とトランスポートパケットを192
バイトとして、例えば図3に示すように、112バイト
固定長のデータブロックであるシンクブロックの2つS
B#nとSB#n+1に、各々96バイトの情報31と
32に2分割して記録している。
【0003】一方、再生時は、まとめて再生した2シン
クブロックの情報を結合し、入力された時刻情報を使用
し、入力された時間間隔と全く同一の時間間隔でパケッ
トを再生出力するようにしている。また、記憶容量より
も小なる入力データを記録する場合は、ダミーデータを
記録し、出力時にダミーデータを棄却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のディジタル信号記録再生方法では、記録する入力信号
系列と再生する出力信号系列とは全く同一であり、しか
もディジタル信号の記録再生には誤り訂正信号をも記録
再生するため、何世代にわたってダビング(複製記録)
を繰り返しても、画質や音質の劣化なく再生でき、ディ
ジタル情報の著作権の保護ができないという問題があ
る。
【0005】また、従来、パケットに含まれるタイムス
タンプ情報の少なくとも1ビットを変更することで、ダ
ビングを防止するようにしたディジタル信号記録再生方
法も知られているが(特開平8−297922号公
報)、このものは再生データを変質させ、デコーダある
いはセットトップボックスでのデコードを妨害すること
を目的としており、記録媒体への物理的な記録自体は可
能である。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ディジタル信号のダビングを防止し得るディジタル信号
記録再生方法及び記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、記録媒体への
すべてのデータの記録自体を防止し得るディジタル信号
記録再生方法及び記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のディジタル信号記録再生方法は、情報信号
が圧縮符号化された一定のパケットサイズの有効データ
のパケットを、予め定められた長さで付加情報と共に、
かつ、かつ、デコーダに入力されたときは棄却されるダ
ミーデータを適宜挿入して固定長のデータブロック単位
で記録媒体に記録し、再生するディジタル信号記録再生
方法であって、ダミーデータとしてパケットサイズより
もサイズの小なるヌルパケットを記録し、再生時は再生
したヌルパケットに所定データ長の任意のデータを付加
することにより、パケットサイズと同一長のパケットと
して再生するようにしたものである。
【0009】この発明では、ヌルパケットは有効データ
のパケットと同じデータ長の正規のパケットとして再生
されるため、その再生パケットを別の記録媒体に記録す
る場合は、その記録装置の記録可能レート以上のデータ
レートで再生される。また、再生されたヌルパケットは
デコーダ又はセットトップボックスでは棄却される。
【0010】また、本発明の記録媒体は上記の目的を達
成するため、情報信号が圧縮符号化された一定のパケッ
トサイズの有効データのパケットが、予め定められた長
さで付加情報と共に固定長のデータブロック単位で記録
された記録媒体において、パケットサイズよりもサイズ
の小なるヌルパケットが存在するデータブロックを、有
効データのパケットが存在するデータブロック間に挿入
して記録したものである。この発明では、記録パケット
が有効データのパケットのデータレート以上のデータと
して再生される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。本実施の形態では互いにアジマス角度の異
なる180度対向して回転体に設けられた2つの回転ヘ
ッドにより、回転体の外側面に約180度の角度範囲に
亘って斜めに巻回されて一定速度で走行される磁気テー
プに情報信号を記録再生する構成のヘリカルスキャン方
式磁気記録再生装置(VTR)によって形成されるトラ
ックに、所定のパケットサイズのディジタル信号を記録
するものとする。
【0012】順次に形成される各トラックは、前記デー
タブロックに相当するシンクブロックと呼ばれる一定量
のデータエリアを、回転ヘッドの走査に従って複数個配
置することにより構成される。本発明の記録媒体の一実
施の形態におけるトラックフォーマットは図1に示さ
れ、またデータブロックのフォーマットは図2に示さ
れ、これらのフォーマット自体は従来と同様である。図
1に示すように、1本のトラックは、マージン領域1
1、プリアンブル領域12、サブコード領域13、ポス
トアンブル領域14、IBG領域15、プリアンブル領
域16、データ領域17、ポストアンブル領域18及び
マージン領域19からなる。
【0013】ここで、主要データエリアを構成している
データ領域17は、シンクブロックと称されるデータブ
ロックが6の倍数の336ある固定長に設定され、その
うちの30シンクブロックは誤り訂正のための外符号
(C3符号)が記録される領域である。
【0014】上記のシンクブロックのフォーマットは、
図2に示すように、そのシンクブロック再生のための2
バイトの同期信号(Sync)の領域21と、3バイト
のアドレス情報(ID)の領域22と、様々な情報を格
納する2バイトのメインヘッダ格納領域23と、1バイ
トのデータ予備領域24と、96バイトの実質的なデー
タ格納エリア25と、このシンクブロックの情報の誤り
訂正のための8バイトのパリティの領域26とが時系列
的に合成された全部で112バイトの構成である。
【0015】本実施の形態はMPEG2(Moving Pictu
re Experts Group 2)のトランスポートパケットである
188バイトのディジタル信号を記録再生するものであ
る。このディジタル信号(TS)記録時には、本実施の
形態では上記のシンクブロックを、従来と同様に図3に
SB#n及びSB#n+1でそれぞれ示すシンクブロッ
クとし、これら2つのシンクブロックSB#n及びSB
#n+1単位で繰り返してディジタル信号を記録し、こ
れを再生する。
【0016】ここで、図3において、シンクブロックS
B#nは図2に示した96バイトのデータ格納エリア2
5の領域が、1つのパケット(188バイト)の付加情
報(例えば、パケットの到着時刻及びその他の情報)が
記録再生される4バイトのパケットヘッダ領域PHと、
188バイトの1つのパケットのうちの先頭から92バ
イトのデータが記録再生されるデータ格納エリア31と
から構成されている。また、隣接するシンクブロックS
B#n+1は、図2に示した96バイトのデータ格納エ
リア25の領域が、上記の1つのパケットのうちの残り
の96バイトのデータが記録再生されるデータ格納エリ
ア32により構成されている。
【0017】更に、3バイトのアドレス情報(ID)及
びそのパリティと、96バイトのデータ格納エリアとの
間に配置される3バイトのヘッダ領域を、図3に示すよ
うに、2バイトのメインヘッダ領域MH(図2のメイン
ヘッダ格納領域23に相当)と1バイトのデータ予備領
域DA(図2のデータ予備領域24に相当)とに分割し
ている。
【0018】このようにして、MPEG2のトランスポ
ートパケットは、2シンクブロック単位で188バイト
の1パケットが記録されるから、データ領域17が30
シンクブロックの誤り訂正領域を除いて全部で306シ
ンクブロックある1本のトラックに153(=306/
2×1)パケット記録され、再生される。また、1秒間
に60トラックが形成されるから、パケットの伝送レー
トは13.8(=153×188×8×60÷106
Mbpsである。
【0019】図3において、上記の2分割データ96バ
イトのうち、隣接する2つのシンクブロックを一組とし
たとき、前の方のシンクブロック(第1シンクブロッ
ク)の96バイトには、4バイトのパケットヘッダPH
とトランスポートパケットデータの上位92バイト31
とが記録され、後の方のシンクブロック(第2シンクブ
ロック)の96バイトには、トランスポートパケットデ
ータの下位96バイト32が記録される。
【0020】この実施の形態では、トランスポートパケ
ットは従来と同じ図3に示すフォーマットで隣接する2
シンクブロックSB#nとSB#n+1に記録するが、
メインヘッダの値を表1のように割り当てて記録し、か
つ、ヌルパケットを記録する点が従来と異なる。すなわ
ち、上記メインヘッダMHの記録内容は表1に示すよう
に、第1バイトの上位4ビットにフォーマット情報が、
残りの下位4ビットと第2バイトの計12ビットにシン
クブロック情報が割り当てられている。
【0021】
【表1】 ただし、表1中、D.Tはデータタイプ、S.B.Cは
シンクブロックカウンタを示す。データタイプD.Tは
2ビットで、「00」のときノーマルデータあるいは後
述のヌル(NULL)パケットデータであることを示
し、「01」のときはダミーデータであることを示す。
また、シンクブロックカウンタS.B.Cも2ビット
で、メインヘッダMHの第1バイトの下位2ビットに配
置され、「00」のとき図3に示したシンクブロック番
号SB#nの第1パケットであることを、また「01」
のときはシンクブロック番号SB#n+1の第2パケッ
トであることを示す。更に、この実施の形態では、S.
B.Cが「11」のときヌルパケットであることを示
す。
【0022】本発明になる記録媒体の一実施の形態であ
る磁気テープ上のデータタイプD.Tとシンクブロック
カウンタS.B.Cとの関係をシンクブロック単位で示
すと、例えば図4のようになる。同図において、ディジ
タル信号は、ノーマルデータ記録領域41、ヌルパケッ
ト記録領域42、ノーマルデータ記録領域43、ヌルパ
ケット記録領域44、...の順で記録されている。
【0023】上記のヌルパケットは、従来のダミーデー
タに代えてタイムスタンプを含むパケットヘッダ(図3
のPH)と共に記録される92バイトデータである。こ
のヌルパケットと同じシンクブロックには、図3のメイ
ンヘッダ領域MHに表1に示したようにヌルパケットで
あることを示す識別信号である値「11」のS.B.C
と値「00」のD.Tが記録され、また、パケットヘッ
ダ領域PHにはそのヌルパケットの時間軸情報であるタ
イムスタンプなどが記録され、図3に31で示した92
バイトのデータ格納エリアには少なくともヌルパケット
であることを示すヘッダを含む任意のデータが配置され
て記録される。
【0024】すなわち、MPEG2のトランスポートパ
ケットは、上述したように、2シンクブロック単位で1
パケットが記録されるが、このヌルパケットは1シンク
ブロック単位で記録されることは図4に示した通りであ
る。
【0025】次に、再生時の動作について説明する。図
5は本発明になるディジタル信号記録再生方法の再生系
の要部のブロック図を示す。記録媒体である磁気テープ
から回転ヘッドにより再生されたディジタル信号は、従
来と同様の方法により復調後復号及びエラー訂正されて
MPEG2トランスポートパケットとされた後、メモリ
51に蓄積される。メモリコントローラ52は、バッフ
ァメモリ57のデータ量を監視しながらメモリ51から
のデータ読み出しを制御する。
【0026】メモリ51から読み出された99バイトの
データ(すなわち、2バイトのメインヘッダと1バイト
のデータ予備領域のデータと96バイトのデータ)は、
D.T識別回路53に供給され、ここでメインヘッダ中
のデータタイプD.Tが「00」であるか否か識別さ
れ、「00」以外の値のときは、そのD.Tを有する9
9バイトのデータが棄却される。従って、D.T識別回
路53からはデータタイプD.Tが「00」であると識
別された99バイトのデータから2バイトのメインヘッ
ダと1バイトの予備データをそれぞれ除去した、96バ
イトのパケットデータのみが取り出されて加算器56に
供給される。
【0027】一方、D.T識別回路53によりデータタ
イプD.Tが「00」であると識別された99バイトの
データは、そのメインヘッダ中のシンクブロックカウン
タS.B.Cの値がS.B.C識別回路54で識別さ
れ、S.B.Cの値が「11」のとき(ヌルパケットデ
ータのとき)にはダミーデータジェネレータ55より9
6バイトのダミーデータが出力され、S.B.Cの値が
「00」又は「01」のとき(第1パケットデータ、又
は第2パケットデータのとき)には、ダミーデータジェ
ネレータ55のダミーデータ出力が停止される。
【0028】これにより、ヌルパケットデータのときに
は、D.T識別回路53よりの4バイトのパケットヘッ
ダと92バイトのヌルパケットデータに、ダミーデータ
ジェネレータ55よりの96バイトのダミーデータが加
算器56において付加されて、4バイトのパケットヘッ
ダに続いて188バイトの正規のパケット長のパケット
データとして出力されてバッファメモリ57に入力され
て蓄積される。
【0029】また、D.T識別回路53より出力される
データが、図3に示した第1パケット31の92バイト
のデータ及び第2パケット32の96バイトのデータの
ときには、加算器56をそのまま通して4バイトのパケ
ットヘッダに続いて188バイトのトランスポートパケ
ットがバッファメモリ57に順次に入力されて蓄積され
る。
【0030】バッファメモリ57では、まずパケットヘ
ッダ(図3のPH)内のタイムスタンプ(時間軸情報)
が、タイムスタンプ比較回路58においてローカルタイ
ムスタンプジェネレータ59からのローカルタイムスタ
ンプと一致するかどうか比較され、一致する場合はバッ
ファメモリ57が読み出し制御されて、その4バイトの
パケットヘッダに続く92バイトの第1パケットデータ
と98バイトの第2パケットデータからなる188バイ
トのデータがMPEG2トランスポートパケットデータ
として順次にタイムスタンプ比較回路58を経由して出
力端子60へ出力される。
【0031】この出力端子60に出力された188バイ
トのパケットデータをモニタに表示するためのデコーダ
あるいはセットトップボックスは、188バイトのパケ
ットデータの上位92バイトに含まれるヘッダ情報を識
別し、識別したヘッダ情報により、そのパケットデータ
がヌルパケットであると判別した場合は、その188バ
イトのパケットを廃棄し、一方、そのパケットデータが
有効データパケットであると判別した場合は、その18
8バイトのデータに対して通常の復号動作を行う構成と
されているので、何ら支障なくモニタ表示させることが
できる。
【0032】これに対し、ディジタル信号記録再生用V
TRは188バイトのパケットデータの上位92バイト
に含まれるヘッダ情報を識別する機能は有しておらず、
入力された188バイトのパケットを到来順にそのまま
記録する。このため、出力端子60に出力された188
バイトのパケットデータを、別のディジタル信号記録再
生用VTRで別の記録媒体にダビング記録しようとした
場合は、ヌルパケットの存在により、出力端子60より
出力されて別のディジタル信号記録再生用VTRの記録
系に入力されるデータのデータレートが(記録可能レー
ト+m×96×8)bps(mは単位時間当りのヌルパ
ケットの数)となり、別のディジタル信号記録再生用V
TRの記録可能レートである前記13.8Mbps以上
となる。
【0033】これにより、出力端子60から出力された
再生パケットは、別のディジタル信号記録再生用VTR
において到来順に記録されるが、容量(記録可能レー
ト)を超えた分だけ記録できないパケットが生じ、本来
の情報再生に必要なパケットも捨てられてしまう。この
ため、この実施の形態によれば、正規データのダビング
を防止できるのである。
【0034】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えばMPEG2トランスポートパ
ケットと比べてパケットサイズの異なるパケット(例え
ば、パケットサイズが最大140バイトのパケット)な
ども、例えば3シンクブロック単位で2パケット記録す
るような方式にも同様に適用できる。
【0035】また、上記の実施の形態では、磁気テープ
にディジタル信号を記録再生するものとして説明した
が、本発明は磁気ディスク、光ディスクなどのディスク
状記録媒体に、複数のセクタで構成されるトラックを形
成して記録再生する方式にも適用でき、この場合には1
つのトラック上のセクタ数を記録再生単位のデータブロ
ック数の最小公倍数の倍数に設定する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヌルパケットは有効データのパケットと同じデータ長の
正規のパケットとして再生され、その再生パケットを別
の記録媒体に記録する場合は、その記録装置の記録可能
レート以上のデータレートで再生されるようにしたた
め、記録装置で記録できないパケットが存在するので、
正規のパケットデータのダビングを防止することがで
き、著作権を保護することができる。一方、上記のヌル
パケットはデコーダ又はセットトップボックス等の再生
装置では棄却されるため、正規のパケットのみが復号さ
れるので、本発明の記録媒体の記録パケットは、再生装
置の動作に支障をもたらすことなく、正常に再生される
ことができる。また、本発明によれば、記録媒体上のパ
ケットデータの一部は他の記録媒体に物理的に記録され
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により記録再生されるトラックフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図2】本発明により記録再生されるシンクブロックの
フォーマットの一例を示す図である。
【図3】本発明により記録再生されるパケットの記録フ
ォーマットの一例を示す図である。
【図4】本発明になる記録媒体の一実施の形態における
識別信号の値の変化をシンクブロック単位で示す図であ
る。
【図5】本発明方法における再生系の要部の一実施の形
態のブロック図である。
【符号の説明】
17 データ領域 23、MH メインヘッダ記録領域 25 データ記録領域 31、32 データ格納エリア 41、43 ノーマルデータ記録領域 42、44 ヌルパケット記録領域 51 メモリ 52 メモリコントローラ 53 D.T識別回路 54 S.B.C識別回路 55 ダミーデータジェネレータ 56 加算器 57 バッファメモリ 58 タイムスタンプ比較回路 59 ローカルタイムスタンプジェネレータ 60 出力端子 PH パケットヘッダ記録領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が圧縮符号化された一定のパケ
    ットサイズの有効データのパケットを、予め定められた
    長さで付加情報と共に、かつ、デコーダに入力されたと
    きは棄却されるダミーデータを適宜挿入して、固定長の
    データブロック単位で記録媒体に記録し、再生するディ
    ジタル信号記録再生方法であって、 前記ダミーデータとして前記パケットサイズよりもサイ
    ズが小なるヌルパケットを記録媒体に記録し、再生時は
    再生した前記ヌルパケットに所定データ長の任意のデー
    タを付加することにより、前記パケットサイズと同一長
    のパケットとして再生することを特徴とするディジタル
    信号記録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記有効データのパケットと前記ヌルパ
    ケットとを識別するための識別信号を、前記データブロ
    ック単位で記録し、再生時は前記識別信号に基づいて前
    記有効データのパケットと前記ヌルパケットを識別再生
    すると共に、前記識別信号を再生パケットと共に出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    再生方法。
  3. 【請求項3】 前記有効データのパケット及び前記ヌル
    パケットの出力時間を示すタイムスタンプを、前記デー
    タブロック単位で記録し、再生時は前記タイムスタンプ
    に基づいたタイミングでパケットを再生出力することを
    特徴とする請求項1又は2記載のディジタル信号記録再
    生方法。
  4. 【請求項4】 前記有効データのパケットは、複数のデ
    ータブロック単位で分割して記録再生され、前記ヌルパ
    ケットは、1データブロック単位で記録再生されること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録再生方
    法。
  5. 【請求項5】 情報信号が圧縮符号化された一定のパケ
    ットサイズの有効データのパケットが、予め定められた
    長さで付加情報と共に固定長のデータブロック単位で記
    録された記録媒体において、 前記パケットサイズよりもサイズの小なるヌルパケット
    が存在するデータブロックを、前記有効データのパケッ
    トが存在するデータブロック間に挿入して記録してなる
    ことを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記有効データのパケットは、複数のデ
    ータブロック単位で分割して記録され、前記ヌルパケッ
    トは、1データブロック単位で記録されていることを特
    徴とする請求項5記載の記録媒体。
JP15659297A 1997-06-13 1997-06-13 ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体の記録方法 Expired - Lifetime JP3783338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15659297A JP3783338B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体の記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15659297A JP3783338B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体の記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH117724A true JPH117724A (ja) 1999-01-12
JP3783338B2 JP3783338B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=15631137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15659297A Expired - Lifetime JP3783338B2 (ja) 1997-06-13 1997-06-13 ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体の記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3783338B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0933949A1 (en) * 1998-01-23 1999-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmitting system, transmitting apparatus, recording and reproducing apparatus
JP2009112056A (ja) * 2007-04-17 2009-05-21 Panasonic Corp 通信システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0933949A1 (en) * 1998-01-23 1999-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmitting system, transmitting apparatus, recording and reproducing apparatus
US6577813B1 (en) 1998-01-23 2003-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmitting system and transmitting apparatus
JP2009112056A (ja) * 2007-04-17 2009-05-21 Panasonic Corp 通信システム
US7983304B2 (en) 2007-04-17 2011-07-19 Panasonic Corporation Communication system provided with transmitter for transmitting audio contents using packet frame of audio data

Also Published As

Publication number Publication date
JP3783338B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0180544B1 (ko) 디지탈신호의 기록재생 방법 및 장치
US6556590B1 (en) Apparatus and methods for transmitting an MPEG-information signal and a method for reproducing that signal
US7103069B2 (en) Block forming method and apparatus of digital bit steam
KR100255096B1 (ko) 디지탈 신호 기록 및 재생 방법과 이를 위한 기록 매체
US20020061180A1 (en) Transmitting and recording method, reproducing method, and reproducing apparatus of information and its recording medium
JPH09261593A (ja) パケットデータ記録再生方法及び記録再生装置
JP3783338B2 (ja) ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体の記録方法
JP3719602B2 (ja) ビデオテープレコーダ及び記録方法
JP3399620B2 (ja) データパケットの記憶または再生方法
KR100208665B1 (ko) 디지털-vhs 디코딩 방법 및 디코더
JP3807283B2 (ja) ディジタル情報記録方法及び装置
JPH04255187A (ja) 情報記録装置
JP3944255B2 (ja) ディジタル信号記録再生方法及び記録再生装置
JP3982457B2 (ja) ディジタル信号記録装置、記録方法及び記録媒体
JP3740917B2 (ja) 記録方法及び記録媒体
JP3022827B2 (ja) ビデオcd再生装置およびビデオcd再生制御方法
KR100367593B1 (ko) 디지털 브이씨알의 기록/재생신호 처리 방법 및 장치
KR100271058B1 (ko) D-vhs에서의 손상된 시간 스탬프 감지 방법(method for detecting damaged timestamp in a digital vhs)
KR19980080330A (ko) 기록/재생 장치, 기록 방법 및 기록/재생 방법
KR19980061499A (ko) 디지털-vhs 코덱
JP2002528972A (ja) サーチ−再生モードをもつ再生装置
JP2001069447A (ja) ディジタル信号記録装置及び再生装置
GB2322757A (en) Digital VTR having variable speed playback facility(trick-play) facility
JP2001291336A (ja) ディジタル信号記録再生方法及び記録媒体
JPH07303238A (ja) 蓄積型記録媒体の書き換え方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term