JPH0233304Y2 - - Google Patents

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JPH0233304Y2
JPH0233304Y2 JP12378382U JP12378382U JPH0233304Y2 JP H0233304 Y2 JPH0233304 Y2 JP H0233304Y2 JP 12378382 U JP12378382 U JP 12378382U JP 12378382 U JP12378382 U JP 12378382U JP H0233304 Y2 JPH0233304 Y2 JP H0233304Y2
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speed
playback
speed playback
audio signal
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JP12378382U
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JPS5927678U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気録画再生装置(以下VTRという)
の高速再生装置に関する。
背景技術とその問題点 一般にVTRに於ては録画テープを録画速度即
ち通常再生速度よりも早い速度例えば2倍速、3
倍速で再生し、短時間で録画テープの録画内容を
知る様にした高速ピクチヤーサーチが行われてい
る。斯る高速再生にあつては映像画面は比較的良
好に認識することができるが、音声信号は周波数
が高くなり、また速度が早すぎるので理解が不可
能であつた。この為従来のVTRの高速再生にあ
つてはピクチヤーサーチして頭出し等を行うこと
はできたが、録画内容を理解しながら高速再生
(短時間で内容を理解)することは不可能であつ
た。
考案の目的 本考案は斯る点に鑑み短時間で録画テープの録
画内容を十分理解できるようにしたVTRの高速
再生装置を提供せんとするものである。
考案の概要 本考案は、磁気テープ上に記録された音声及び
画像信号を高速で再生する高速再生機構を有する
VTRにおいて、定速再生モードが設定されたこ
とを検出する第1の検出手段と、磁気テープ上の
音声信号の有無を検出する第2の検出手段と、そ
れら第1及び第2の検出手段の出力に基づいて高
速再生モード又は定速再生モードに選択的に切換
え設定する選択制御手段とを備え、その第1の検
出手段で定速再生モードが設定されたことが検出
され且つその第2の検出手段で音声信号の無いこ
とが検出されたときのみ、その選択制御手段の出
力により高速再生モードに設定することにより、
録画テープの音声信号の無い部分では高速再生と
し、録画テープの音声信号の有る部分では略定常
速再生として短時間で録画テープの内容を十分理
解することができる様にしたものである。
実施例 以下第1図及び第2図を参照しながら本考案
VTRの高速再生装置の一実施例につき説明しよ
う。
第1図に於いて、1は録画済みの磁気テープ1
aが装填されているビデオカセツトを示し、この
ビデオカセツト1の磁気テープ1aは周知の如く
供給リール1sより全幅消去ヘツド2、回転ヘツ
ドドラム3、音声消去ヘツド4、音声・コントロ
ール信号再生磁気ヘツド5、キヤプスタン6及び
ピンチローラ7間、回転ガイド8a,8b,8
c,8dを巡つて巻取リール1Tに導びかれる如
くなされる。この場合第2図に示す如く再生釦
9、記録釦10等を操作することによりシステム
コントロール回路11の働きにより、再生、記録
等を従来同様に行うことができる如くなす。
又第2図に於いて12は高速ピクチヤーサーチ
用の早送り釦を示し、この高速ピクチヤーサーチ
用の早送り釦12を操作し続けている間は再生状
態を保持すると共にシステムコントロール回路1
1によりプランジヤー13を動作させてキヤプス
タン6及びピンチローラ7を離間し、更にプラン
ジヤー14を動作させて巻取りリール1Tを高速
回転する如くし、この早送り釦12を操作するこ
とにより従来同様に高速ピクチヤーサーチができ
る如くし、頭出しができる如くする。又15は巻
戻し高速ピクチヤーサーチ用の巻戻し釦を示し、
この巻戻し釦15を操作している間は従来同様に
巻戻し高速ピクチヤーサーチがなされる如くな
す。
本例に於いては第1図に示す如く音声信号検出
用の磁気ヘツド16を回転ヘツドドラム3と音声
消去ヘツド4との間に磁気テープ1aに接触する
如く設ける。この音声信号検出用の磁気ヘツド1
6の出力信号を増幅回路17を介して音声信号検
出回路18に供給する。この音声信号検出回路1
8は音声信号があるときにはその出力信号がハイ
レベル信号“1”となる如くすると共に音声信号
がないときにはその出力信号がローレベル信号
“0”となる如くなす。この音声信号検出回路1
8の出力信号をインバータ回路19を介して選択
制御手段としてのアンド回路20の一方の入力端
子に接続する。又11pはVTRが再生状態のと
きにおハイレベル信号“1”が得られ、その他の
ときはローレベル信号“0”が得られる定速再生
モードが設定されたことを検出する手段としての
システムコントロール回路11より導出される再
生状態検知信号出力端子を示し、この再生状態検
知信号出力端子11pをアンド回路20の他方の
入力端子に接続する。この場合このアンド回路2
0の出力側はVTRが再生状態で且つ磁気テープ
1aに音声信号が記録されていないときにハイレ
ベル信号“1”となる。VTRがその他の状態の
ときはローレベル信号“0”である。
このアンド回路20の出力端子をスイツチング
素子を構成するnpn形トランジスタ21のベース
に接続し、このトランジスタ21のエミツタを接
地し、このトランジスタ21のコレクタを短時間
再生スイツチ22を介して高速ピクチヤーサーチ
用早送り釦12とシステムコントロール回路11
との間に接続する。この場合スイツチ22がオン
状態でかつトランジスタ21が導通状態のときは
高速ピクチヤーサーチ状態となる。その他は従来
VTRと同様に構成する。
本例は上述の如く構成されているので再生釦
9、記録釦10、高送ピクチヤーサーチ用早送り
釦12、巻戻し釦15等を操作することにより従
来同様にビデオカセツト1の磁気テープ1aの再
生、記録早送り高速ピクチヤーサーチ、巻き戻し
高速ピクチヤーサーチ等を行うことができる。又
本例に於いて短時間再生をしたいときには短時間
再生スイツチ22をオンとすると共に再生釦9を
操作する。このときは再生状態検知信号出力端子
11pはハイレベル信号“1”となるので、磁気
テープ1aより音声信号検出用の磁気ヘツド16
が音声信号を検出しないときにはアンド回路20
の出力側がハイレベル信号“1”となりトランジ
スタ21が導通状態となり高速ピクチヤーサーチ
状態となり画像の高速再生を行い、又磁気テープ
1aより音声信号検出用の磁気ヘツド6が音声信
号を検出したときにはアンド回路20の出力側が
ローレベル信号“0”となりトランジスタ21が
非導通状態となり定常速度の再生を行うこととな
り、画像及び音声信号を理解することができる。
即ち本例に於いては音声信号のある部分では定常
速度(1倍速)即ち音声内容の理解にさまたげと
ならない速度で再生し、無音部分では増速して映
像内容の理解をさまたげない速度例えば2倍速3
倍速で再生し、これを自動的に繰り返すので、磁
気テープ1の記録内容を十分理解しながら短時間
再生ができる。例えばドラマ番組等は無音部分が
意外に多く、この部分をドラマの展開の理解にさ
またげとならない程度まで再生速度を上げること
によりかなり短時間で記録内容を十分理解しなが
ら再生することができる。
尚上述実施例に於いては音声信号があるときは
定常速度(1倍速)としたが、このときに音声内
容が理解できる範囲で増速する様にしても良いこ
とは勿論である。又本考案は上述実施例に限らず
その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
考案の効果 本考案に依れば高速再生するのに音声信号があ
る部分は音声内容が理解できる速度としているの
で記録内容を十分理解しながら短時間再生ができ
る利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案VTRの高速再生装置の一実施
例を示す略線的平面図、第2図は本考案VTRの
高速再生装置の一実施例を示す構成図である。 9は再生釦、11はシステムコントロール回
路、11pは再生状態検知信号出力端子、12は
高速ピクチヤーサーチ用早送り釦、16は音声信
号検出用磁気ヘツド、20はアンド回路、21は
トランジスタ、22は短時間再生用スイツチであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープ上に記録された音声及び画像信号を
    高速で再生する高速再生機構を有するVTRにお
    いて、 定速再生モードが設定されたことを検出する第
    1の検出手段と、磁気テープ上の音声信号の有無
    を検出する第2の検出手段と、上記第1及び第2
    の検出手段の出力に基づいて高速再生モード又は
    定速再生モードに選択的に切換え設定する選択制
    御手段とを備え、 上記第1の検出手段で定速再生モードが設定さ
    れたことが検出され且つ上記第2の検出手段で音
    声信号の無いことが検出されたときのみ、上記選
    択制御手段の出力により高速再生モードに設定す
    るようにしたことを特徴とするVTRの高速再生
    装置。
JP12378382U 1982-08-16 1982-08-16 Vtrの高速再生装置 Granted JPS5927678U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12378382U JPS5927678U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 Vtrの高速再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12378382U JPS5927678U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 Vtrの高速再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927678U JPS5927678U (ja) 1984-02-21
JPH0233304Y2 true JPH0233304Y2 (ja) 1990-09-07

Family

ID=30282429

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12378382U Granted JPS5927678U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 Vtrの高速再生装置

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JPS5927678U (ja) 1984-02-21

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