JPS5931781B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents
テ−プレコ−ダInfo
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- JPS5931781B2 JPS5931781B2 JP52004593A JP459377A JPS5931781B2 JP S5931781 B2 JPS5931781 B2 JP S5931781B2 JP 52004593 A JP52004593 A JP 52004593A JP 459377 A JP459377 A JP 459377A JP S5931781 B2 JPS5931781 B2 JP S5931781B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- speed
- tape
- circuit
- running
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープの録音部分の頭位置にそれぞれ頭出
し用被検出部を設け、磁気テープを高速走行させて上記
被検出部を検出することによつて磁気テープを自動的に
停止させたり再生状態に移行させたりする頭出し機能を
有するテープレコーダに関し、その目的とするところは
磁気テープの頭出しが行なわれ、磁気テープの走行が自
動停止された場合、再度、高速走行操作を行なつた時に
、同じ頭位置で頭出し動作が行なわれることのないよう
にすることにある。
し用被検出部を設け、磁気テープを高速走行させて上記
被検出部を検出することによつて磁気テープを自動的に
停止させたり再生状態に移行させたりする頭出し機能を
有するテープレコーダに関し、その目的とするところは
磁気テープの頭出しが行なわれ、磁気テープの走行が自
動停止された場合、再度、高速走行操作を行なつた時に
、同じ頭位置で頭出し動作が行なわれることのないよう
にすることにある。
5 従来の頭出し機能を有するテープレコーダでは、ま
ず磁気テープに音声等を録音する際に予め頭出し用の特
定信号いわゆるキュー信号を録音し、各録音部分の頭位
置にそれぞれ同一長のキュー信号が配されるようになす
。
ず磁気テープに音声等を録音する際に予め頭出し用の特
定信号いわゆるキュー信号を録音し、各録音部分の頭位
置にそれぞれ同一長のキュー信号が配されるようになす
。
そしてこのようにして得10た磁気テープを高速走行さ
せて、この時に磁気テープ上のキュー信号を再生検出し
、この検出出力によつて磁気テープの録音部分の頭位置
で磁気テープの走行を自動的に停止させたり、あるいは
上記高速走行操作が再生状態を保持した上でのテー15
プ高速走行操作いわゆるキュー操作、レビュー操作であ
る場合には、高速走行操作のみを解除して再生状態に自
動的に復帰させて頭位置から再生を行なうことが行なわ
れている。ところで磁気テープを高速走行させた場合に
は、20磁気テープは巻取リールの回転力によつて走行
せしめられるため、巻取リールの磁気テープ巻径が大き
くなるにつれて、逆に言えば供給リールの磁気テープ巻
径が小さくなるにつれて磁気テープの高速走行速度は早
くなつてくる。
せて、この時に磁気テープ上のキュー信号を再生検出し
、この検出出力によつて磁気テープの録音部分の頭位置
で磁気テープの走行を自動的に停止させたり、あるいは
上記高速走行操作が再生状態を保持した上でのテー15
プ高速走行操作いわゆるキュー操作、レビュー操作であ
る場合には、高速走行操作のみを解除して再生状態に自
動的に復帰させて頭位置から再生を行なうことが行なわ
れている。ところで磁気テープを高速走行させた場合に
は、20磁気テープは巻取リールの回転力によつて走行
せしめられるため、巻取リールの磁気テープ巻径が大き
くなるにつれて、逆に言えば供給リールの磁気テープ巻
径が小さくなるにつれて磁気テープの高速走行速度は早
くなつてくる。
これを第1図を25用いて説明すると高速走行操作が開
始された直後の磁気テープ始端付近では巻取リールのテ
ープ巻径がまだ小さいので巻取リールに巻取られるテー
プ量が少なく磁気テープの走行速度は遅いが、磁気テー
プが終端に近づくにつれて巻取リールのテ30−プ巻径
が大きくなり巻取リールの回転速度をほぼ一定と考える
と該リールに巻取られるテープ量が多くなつて磁気テー
プの走行速度は早くなる。なお録音、再生等のテープ定
速走行時には磁気テープはキャプスタン、ピンチローラ
間に挾持さ35れて定速で走行されるため、このような
磁気テープの走行速度の変化は発生しない。このように
磁気テープを高速走行させた場合には、リールのテープ
巻径の変化に伴つて磁気テープの高速走行速度が変化す
るが、この速度変化により次のような欠点が生じる。
始された直後の磁気テープ始端付近では巻取リールのテ
ープ巻径がまだ小さいので巻取リールに巻取られるテー
プ量が少なく磁気テープの走行速度は遅いが、磁気テー
プが終端に近づくにつれて巻取リールのテ30−プ巻径
が大きくなり巻取リールの回転速度をほぼ一定と考える
と該リールに巻取られるテープ量が多くなつて磁気テー
プの走行速度は早くなる。なお録音、再生等のテープ定
速走行時には磁気テープはキャプスタン、ピンチローラ
間に挾持さ35れて定速で走行されるため、このような
磁気テープの走行速度の変化は発生しない。このように
磁気テープを高速走行させた場合には、リールのテープ
巻径の変化に伴つて磁気テープの高速走行速度が変化す
るが、この速度変化により次のような欠点が生じる。
すなわち上述したように磁気テープには同一長の頭出し
用キユ一信号が複数個録音されているが、磁気テープを
高速走行させると、磁気テープの始端に近いキユ一信号
録音部分と後端に近いキユ一信号録音部分とではキユ一
信号検出ヘツドの前を通過する時間が異なり、後端に近
いキユ一信号録音部分の方が始端に近いキユ一信号録音
部分よりも早く、検出ヘツドの前を通過してしまう。そ
れ故、後端に近いキユ一信号録音部分の通過による検出
ヘツドの出力によつて頭出し動作が行なわれるように定
数設定が行なわれているので、始端に近いキユ一信号録
音部分がその途中まで検出ヘツドの前面を走行すると頭
出し動作が行なわれて磁気テープの走行が停止されてし
まう。この時、検出ヘツドの前面にはまだキユ一信号録
音部分が対向されているので、再度高速走行操作を行な
うと同一キユ一信号録音部分が再び検出されて磁気テー
プの走行が自動停止されてしまう問題が生じる。これを
解決するにはキユ一信号を録音する際に、その録音時間
を異ならして録音しておけば良いが、録音時間をそれぞ
れ適切に異ならせることはきわめて面倒な作業であり、
そのための回路構成もきわめて複雑になり、コスト的に
好ましくない。
用キユ一信号が複数個録音されているが、磁気テープを
高速走行させると、磁気テープの始端に近いキユ一信号
録音部分と後端に近いキユ一信号録音部分とではキユ一
信号検出ヘツドの前を通過する時間が異なり、後端に近
いキユ一信号録音部分の方が始端に近いキユ一信号録音
部分よりも早く、検出ヘツドの前を通過してしまう。そ
れ故、後端に近いキユ一信号録音部分の通過による検出
ヘツドの出力によつて頭出し動作が行なわれるように定
数設定が行なわれているので、始端に近いキユ一信号録
音部分がその途中まで検出ヘツドの前面を走行すると頭
出し動作が行なわれて磁気テープの走行が停止されてし
まう。この時、検出ヘツドの前面にはまだキユ一信号録
音部分が対向されているので、再度高速走行操作を行な
うと同一キユ一信号録音部分が再び検出されて磁気テー
プの走行が自動停止されてしまう問題が生じる。これを
解決するにはキユ一信号を録音する際に、その録音時間
を異ならして録音しておけば良いが、録音時間をそれぞ
れ適切に異ならせることはきわめて面倒な作業であり、
そのための回路構成もきわめて複雑になり、コスト的に
好ましくない。
そこで本発明はこのような従来の欠点を簡単にして解消
しようとするものであり、以下にその一実施例について
第2図以降の図面と共に説明する。第2図は本実施例に
おけるテープレコーダの要部回路図であり、早送りスイ
ツチ1と停止スイツチ2は一端がアースされ、他端がそ
れぞれ早送り指令記憶回路3のセツト端子Sとりセツト
端子Rに接続されている。この早送り指令記憶回路3は
フリツプフロツプ回路で構成されており、常開型の早送
りスイツチ1を瞬時閉成してセツト端子Sに低レベル(
以下Lレベルという)入力を与えるとセツトされて第1
出力端子Qから高レベル(以下Hレベルという)出力が
、第2出力端子0からLレベル出力が得られ、常開型の
停止スイツチ2を瞬時閉成してりセツト端子RにLレベ
ル出力を与えるとりセツトされて第1、第2出力端子Q
,Oからの出力がそれぞれL,Hに反転するように動作
するものである。上記記憶回路3の第1出力端子Qは早
送り駆動回路4に接続されており、上記第1出力端子Q
からHレベル出力が出たときのみ上記駆動回路4が動作
して磁気テープを高速走行駆動する。
しようとするものであり、以下にその一実施例について
第2図以降の図面と共に説明する。第2図は本実施例に
おけるテープレコーダの要部回路図であり、早送りスイ
ツチ1と停止スイツチ2は一端がアースされ、他端がそ
れぞれ早送り指令記憶回路3のセツト端子Sとりセツト
端子Rに接続されている。この早送り指令記憶回路3は
フリツプフロツプ回路で構成されており、常開型の早送
りスイツチ1を瞬時閉成してセツト端子Sに低レベル(
以下Lレベルという)入力を与えるとセツトされて第1
出力端子Qから高レベル(以下Hレベルという)出力が
、第2出力端子0からLレベル出力が得られ、常開型の
停止スイツチ2を瞬時閉成してりセツト端子RにLレベ
ル出力を与えるとりセツトされて第1、第2出力端子Q
,Oからの出力がそれぞれL,Hに反転するように動作
するものである。上記記憶回路3の第1出力端子Qは早
送り駆動回路4に接続されており、上記第1出力端子Q
からHレベル出力が出たときのみ上記駆動回路4が動作
して磁気テープを高速走行駆動する。
すなわち供給リール5,6取リール6間に掛け渡された
磁気テープ7が巻取リール6の回転力を受けて矢印方向
に引張られ走行せしめられるものであり、この時には磁
気テープ定速走行駆動用のキヤプスタン8、ピンチロー
ラ9は互に離反されている。なお上記磁気テープ7は第
3図に示すような音声等が録音された録音部分10の各
頭位置に同一長の頭出し用キユ一信号録音部分11が設
けられている。次に12はテープ高速走行時に磁気テー
プ7に当接して磁気テープ7に録音されているキユ一信
号を再生検出するキユ一信号検出ヘツドであり、このヘ
ッド12の出力は増幅器13で増幅されスイツチングト
ランジスタ14のベースに印加されるよう構成されてい
る。
磁気テープ7が巻取リール6の回転力を受けて矢印方向
に引張られ走行せしめられるものであり、この時には磁
気テープ定速走行駆動用のキヤプスタン8、ピンチロー
ラ9は互に離反されている。なお上記磁気テープ7は第
3図に示すような音声等が録音された録音部分10の各
頭位置に同一長の頭出し用キユ一信号録音部分11が設
けられている。次に12はテープ高速走行時に磁気テー
プ7に当接して磁気テープ7に録音されているキユ一信
号を再生検出するキユ一信号検出ヘツドであり、このヘ
ッド12の出力は増幅器13で増幅されスイツチングト
ランジスタ14のベースに印加されるよう構成されてい
る。
このトランジスタ14のエミツタはアースされ、コレク
タは抵抗15を介して電源電圧+が印加されている電源
端子16に接続されているので、上記ヘツド12からキ
ュ一信号検出出力があつた時には、上記トランジスタ1
4が導通し、そのコレクタ電位がLレベルになるも、ヘ
ツド12でキユ一信号が検出されていない時にはトラン
ジスタ14は非導通状態にあり、このコレクタ電位はH
レベルにある。なお上記キユ一信号検出ヘツド12は、
再生状態を保持しつつ磁気テープを高速走行させるキユ
一操作、レビュ一操作の場合には再生ヘツドを兼用して
代用させることも可能である。上記トランジスタ14の
コレクタはナンドゲート回路16を介して別個に設けた
ナンドゲート回路17の3つの入力端子a−cのうちの
1つaに接続される。
タは抵抗15を介して電源電圧+が印加されている電源
端子16に接続されているので、上記ヘツド12からキ
ュ一信号検出出力があつた時には、上記トランジスタ1
4が導通し、そのコレクタ電位がLレベルになるも、ヘ
ツド12でキユ一信号が検出されていない時にはトラン
ジスタ14は非導通状態にあり、このコレクタ電位はH
レベルにある。なお上記キユ一信号検出ヘツド12は、
再生状態を保持しつつ磁気テープを高速走行させるキユ
一操作、レビュ一操作の場合には再生ヘツドを兼用して
代用させることも可能である。上記トランジスタ14の
コレクタはナンドゲート回路16を介して別個に設けた
ナンドゲート回路17の3つの入力端子a−cのうちの
1つaに接続される。
上記ナンドゲート回路17の残りの2つの入力端子のう
ちの1方bは抵抗18を介してアースされると共に頭出
し操作スイツチ19を介して電源端子16に接続され、
他方の入力端子cには上述した早送り指令記憶回路3の
第1出力端子Qがダイオード20とコンデンサ21より
なる遅延回路22を介して接続されている。さらに上記
ナンドゲート回路17の出力端子は早送り指令記憶回路
3のりセツト端子Rに接続されている。上記実施例にお
いて頭出し操作スイツチ19を閉成してナンドゲート回
路17の入力端子eをHレベルにし、早送りスイツチ1
を閉成してナンドゲート回路17の入力端子bをHレベ
ルにし、磁気テープ7を高速走行させて、キユ一信号が
ヘツド12で検出されるとトランジスタ14が導通し、
ナンドゲート回路16からHレベル出力がナンドゲート
回路17の入力端子aに印加され、この時点でナンドゲ
ート回路17の入力端子が全てHレベルとなつてその出
力がLレベルになり、このLレベル出力が早送り指令記
憶回路3のりセツト端子Rに印加されて該記憶回路3が
りセツトされ早送り駆動回路4が非動作状態となり、磁
気テープ7が自動停止されるか、あるいはキユ一、レビ
ユ一動作時であれば再生状態に復帰させることもできる
。上記磁気テープ7が頭出しされて自動停止された場合
、再生早送りスイッチ1を閉成すると早送り指令記憶回
路3がセツトされて早送り1駆動回路4が動作し磁気テ
ープ7が高速走行されるが、早送りスイツチ1の閉成に
伴う記憶回路3のセツト出力すなわち第1出力端子Qか
らのHレベル出力は遅延回路22を介してナンドゲート
回路17の人力端子BK印加されるので、早送りスイツ
チ1の閉成時点から時間Tの遅れでもつて頭出し回路系
の動作が開始される。
ちの1方bは抵抗18を介してアースされると共に頭出
し操作スイツチ19を介して電源端子16に接続され、
他方の入力端子cには上述した早送り指令記憶回路3の
第1出力端子Qがダイオード20とコンデンサ21より
なる遅延回路22を介して接続されている。さらに上記
ナンドゲート回路17の出力端子は早送り指令記憶回路
3のりセツト端子Rに接続されている。上記実施例にお
いて頭出し操作スイツチ19を閉成してナンドゲート回
路17の入力端子eをHレベルにし、早送りスイツチ1
を閉成してナンドゲート回路17の入力端子bをHレベ
ルにし、磁気テープ7を高速走行させて、キユ一信号が
ヘツド12で検出されるとトランジスタ14が導通し、
ナンドゲート回路16からHレベル出力がナンドゲート
回路17の入力端子aに印加され、この時点でナンドゲ
ート回路17の入力端子が全てHレベルとなつてその出
力がLレベルになり、このLレベル出力が早送り指令記
憶回路3のりセツト端子Rに印加されて該記憶回路3が
りセツトされ早送り駆動回路4が非動作状態となり、磁
気テープ7が自動停止されるか、あるいはキユ一、レビ
ユ一動作時であれば再生状態に復帰させることもできる
。上記磁気テープ7が頭出しされて自動停止された場合
、再生早送りスイッチ1を閉成すると早送り指令記憶回
路3がセツトされて早送り1駆動回路4が動作し磁気テ
ープ7が高速走行されるが、早送りスイツチ1の閉成に
伴う記憶回路3のセツト出力すなわち第1出力端子Qか
らのHレベル出力は遅延回路22を介してナンドゲート
回路17の人力端子BK印加されるので、早送りスイツ
チ1の閉成時点から時間Tの遅れでもつて頭出し回路系
の動作が開始される。
したがつて先述したように磁気テープ7の走行停止時に
キユ一信号検出ヘツド12の前面にキユ一信号録音部分
11が対向されており、この状態で再度頭出しを行なう
べく早送り操作を行なつたとしても上記キユ一信号録音
部分11が検出ヘツド12の前面を通過して始めてナン
ドゲート17の入力端子bにHレベル入力が印加される
ように遅延回路22の定数を設定しておけば、同じキユ
一信号録音部分11が早送り操作の直後に再検出されて
磁気テープ7が停止されてしまうことは全く無くなる。
なおスイツチングトランジスタ14は、磁気テープ7が
高速送りされて終端に近づいた時、すなわち最も高速に
なつた時でも、検出ヘツド12からのキユ一信号検出出
力によつて確実に導通状態になりナンドゲート回路17
の入力端子aに充分なHレベル入力を与えるように構成
されていることは言うまでもない。
キユ一信号検出ヘツド12の前面にキユ一信号録音部分
11が対向されており、この状態で再度頭出しを行なう
べく早送り操作を行なつたとしても上記キユ一信号録音
部分11が検出ヘツド12の前面を通過して始めてナン
ドゲート17の入力端子bにHレベル入力が印加される
ように遅延回路22の定数を設定しておけば、同じキユ
一信号録音部分11が早送り操作の直後に再検出されて
磁気テープ7が停止されてしまうことは全く無くなる。
なおスイツチングトランジスタ14は、磁気テープ7が
高速送りされて終端に近づいた時、すなわち最も高速に
なつた時でも、検出ヘツド12からのキユ一信号検出出
力によつて確実に導通状態になりナンドゲート回路17
の入力端子aに充分なHレベル入力を与えるように構成
されていることは言うまでもない。
第4図は本発明の他の実施例におけるテープレコーダの
要部回路図であり、第2図と同一構成部フ分には同一番
号を付して示している。
要部回路図であり、第2図と同一構成部フ分には同一番
号を付して示している。
この回路は、キユ一信号増幅用の増幅回路13に遅延回
路を設けたもので、キユ一信号の再生検出出力自体を早
送り操作時点から一定時間Tだけナンドゲート回路17
に印加させないようにしたものであつて、その動作は磁
気テープ7の停止時には早送り指令記憶回路3の第2出
力端子QからのHレベル出力をトランジスタ23,24
のベース、エミツタに加えて、両トランジスタをカツト
オフにしておき、早送りスイツチ1の閉成に伴つて上記
第2出力端子oからの出力がLレベル(零電位)になる
も、コンデンサ25の充電電荷により上記トランジスタ
23,24のベース、エミツタは一定時間T、すなわち
充電電荷がある程度放電するまでの間、Hレベルに保持
されるので、一定時間Tの間はナンドゲート回路17の
入力端子bはHレベルにならず、よつて頭出し機能の動
作開始を遅らせることができる。
路を設けたもので、キユ一信号の再生検出出力自体を早
送り操作時点から一定時間Tだけナンドゲート回路17
に印加させないようにしたものであつて、その動作は磁
気テープ7の停止時には早送り指令記憶回路3の第2出
力端子QからのHレベル出力をトランジスタ23,24
のベース、エミツタに加えて、両トランジスタをカツト
オフにしておき、早送りスイツチ1の閉成に伴つて上記
第2出力端子oからの出力がLレベル(零電位)になる
も、コンデンサ25の充電電荷により上記トランジスタ
23,24のベース、エミツタは一定時間T、すなわち
充電電荷がある程度放電するまでの間、Hレベルに保持
されるので、一定時間Tの間はナンドゲート回路17の
入力端子bはHレベルにならず、よつて頭出し機能の動
作開始を遅らせることができる。
なお上記2実施例ではいずれもキユ一信号を再生検出し
て頭出しを行なうものとしたが、磁気テープにキユ一信
号を録音する代わりに導電箔を貼付け、この導電箔でも
つて一対の検出接片を短絡させて頭出しをする等の構成
を採用することも可能である。
て頭出しを行なうものとしたが、磁気テープにキユ一信
号を録音する代わりに導電箔を貼付け、この導電箔でも
つて一対の検出接片を短絡させて頭出しをする等の構成
を採用することも可能である。
以上説明したように本発明のテープレコーダは磁気テー
プを高速走行させた状態で磁気テープ上の頭出し用被検
出部を検出し、磁気テープを自動的に停止させたり、再
生状態に復帰させたりすることができるものであつて、
高速走行操作時にその操作時点から一定時間だけ遅らせ
て頭出し動作を開始させるようにしたものであり、頭出
しにより磁気テープが自動停止された時、磁気テープ上
の被検出部がテープレコーダ側の検出部に対向していた
場合、この状態で再び頭出しを行なうべく高速走行操作
をしても操作直後に同じ被検出部が再度検出されて磁気
テープが停止されてしまうような不都合は全くなくすこ
とができるものであり、しかもこれを実現するには簡単
な遅延回路系の付加のみで可能となるのでコスト的にも
有利なものである。
プを高速走行させた状態で磁気テープ上の頭出し用被検
出部を検出し、磁気テープを自動的に停止させたり、再
生状態に復帰させたりすることができるものであつて、
高速走行操作時にその操作時点から一定時間だけ遅らせ
て頭出し動作を開始させるようにしたものであり、頭出
しにより磁気テープが自動停止された時、磁気テープ上
の被検出部がテープレコーダ側の検出部に対向していた
場合、この状態で再び頭出しを行なうべく高速走行操作
をしても操作直後に同じ被検出部が再度検出されて磁気
テープが停止されてしまうような不都合は全くなくすこ
とができるものであり、しかもこれを実現するには簡単
な遅延回路系の付加のみで可能となるのでコスト的にも
有利なものである。
第1図はテープ走行位置と磁気テープの高速走行速度と
の関係を示す図、第2図は本発明の一実施例におけるテ
ープレコーダの要部回路図、第3図は同テープレコーダ
に用いる磁気テープの録音状態を示す図、第4図は本発
明の他の実施例におけるテープレコーダの要部回路図で
ある。 1・・・・・・早送りスイツチ、2・・・・・・停止ス
イツチ、3・・・・・・早送り指令記憶回路、4・・・
・・・早送り駆動回路、5,6・・・・・・リール、7
・・・・・・磁気テープ、10・・・・・・音声録音部
分、11・・・・・・キユ一信号録音部分、12・・・
・・・キユ一信号検出ヘツド、14・・・・・・スイッ
チングトランジスタ、16,17・・・・・・ナンドゲ
ート回路、19・・・・・・頭出し操作スイツチ。
の関係を示す図、第2図は本発明の一実施例におけるテ
ープレコーダの要部回路図、第3図は同テープレコーダ
に用いる磁気テープの録音状態を示す図、第4図は本発
明の他の実施例におけるテープレコーダの要部回路図で
ある。 1・・・・・・早送りスイツチ、2・・・・・・停止ス
イツチ、3・・・・・・早送り指令記憶回路、4・・・
・・・早送り駆動回路、5,6・・・・・・リール、7
・・・・・・磁気テープ、10・・・・・・音声録音部
分、11・・・・・・キユ一信号録音部分、12・・・
・・・キユ一信号検出ヘツド、14・・・・・・スイッ
チングトランジスタ、16,17・・・・・・ナンドゲ
ート回路、19・・・・・・頭出し操作スイツチ。
Claims (1)
- 1 2つのリール間に掛け渡した磁気テープを用い、こ
の磁気テープを高速走行させた場合、磁気テープの走行
速度が上記リールの磁気テープの巻径の変化に伴つて変
化するようになつており、上記磁気テープに同一長の頭
出し用被検出部を複数個設け、上記磁気テープの走行速
度が最も早くなつた時において上記被検出部を検出可能
に設定され、この検出出力によつて上記磁気テープの高
速走行動作状態を自動的に解除するように構成された頭
出し装置を有するテープレコーダにおいて、磁気テープ
を高速走行させる操作と同時に動作し上記頭出し装置の
動作開始を所定時間遅延させる遅延回路を設けてなるテ
ープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004593A JPS5931781B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004593A JPS5931781B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5389710A JPS5389710A (en) | 1978-08-07 |
JPS5931781B2 true JPS5931781B2 (ja) | 1984-08-04 |
Family
ID=11588331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52004593A Expired JPS5931781B2 (ja) | 1977-01-18 | 1977-01-18 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931781B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578936A (en) * | 1980-06-18 | 1982-01-18 | Sanyo Electric Co Ltd | Tape run controlling circuit of tape recorder |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4890511A (ja) * | 1972-03-01 | 1973-11-26 | ||
JPS4946417A (ja) * | 1972-09-05 | 1974-05-04 | ||
JPS50137513A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-31 |
-
1977
- 1977-01-18 JP JP52004593A patent/JPS5931781B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4890511A (ja) * | 1972-03-01 | 1973-11-26 | ||
JPS4946417A (ja) * | 1972-09-05 | 1974-05-04 | ||
JPS50137513A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5389710A (en) | 1978-08-07 |
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