JP3043168B2 - 磁気録音再生装置 - Google Patents

磁気録音再生装置

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JP3043168B2
JP3043168B2 JP4012116A JP1211692A JP3043168B2 JP 3043168 B2 JP3043168 B2 JP 3043168B2 JP 4012116 A JP4012116 A JP 4012116A JP 1211692 A JP1211692 A JP 1211692A JP 3043168 B2 JP3043168 B2 JP 3043168B2
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JP
Japan
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magnetic recording
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JP4012116A
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JPH05205350A (ja
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己喜男 隅
公明 浜谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭出し機能を有する磁
気録音再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気録音再生装置にあっては、所
謂頭出し機能が付加されている。このような、頭出し機
能については、例えば特公昭56−17740号公報に
開示されているように、曲間の無音部分を検出するよう
にしている。
【0003】ところで、例えば、高速巻戻しモードにあ
って頭出しをする場合、無音部分の検出に応じてモータ
に停止の指令をしてもモータの惰性によりテープが行き
過ぎ、次の曲の終り部分から再生するような不都合があ
るため、最近はモータの停止からミュート状態で再生モ
ードに移行させ、そしてその間に所定時間継続して無音
部分を検出するとミュートを解除するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にあ
っては、高速巻戻しモードと再生モードではその出力レ
ベルが異なるため、高速巻戻しモードのときの出力を減
衰させ、夫々の出力レベルを一致させる必要があるが、
テープスピードのバラツキ、音楽ソースの違い等により
完全に一致させることはできない。
【0005】この場合、例えばクラシック等のように曲
の始まりにおいて低いレベルで長時間続くような曲の頭
出しをするには次のような問題点があった。
【0006】つまり、図5に示すように、高速巻戻しモ
ードにおいて、a点で無音部分と判定してb点でテープ
の走行が停止し、そこから再生モードに移行した場合、
再生モードにおけるb点では音楽部分と判断されるため
に、その曲すべてについてミュートがかけられることに
なった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気録音再生装
置は、高速巻戻しモードによる無音部分の検出からテー
プ走行が停止されるまでの走行長さを検出する手段と、
再生モードにおいて前記検出手段により検出された長さ
分のテープが走行するまでに無音部分が検出されないと
き、その長さ分のテープが走行したときにミュートを解
除する手段を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記のように構成したものであり、
例えばクラシック等のような曲の頭出しを行なう場合に
あっても、再生モードが開始された時点から、高速巻戻
しモードにおいて無音部分を検出した時点までの間に確
実にミュートを解除することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の磁気録音再生装置のブロック図を示し、
(1)はカセットテープ(2)を走査する磁気ヘッド、
(3)は該磁気ヘッドに接続したプリアンプ、(4)は
ミュート回路、(5)はオーディオアンプ、(6)はス
ピーカである。(7)はカセットテープ(2)に対して
再生モード、高速巻戻しモード、高速早送りモードを実
行するためのメカ装置、(8)はカセットテープ(2)
が装着されるリール軸に同軸的に設けられた回転板で、
図示したように白黒が交互に塗られている。(9)は前
記回転板(8)に照射した光の反射光を検出するフォト
カプラで、これによりリール軸の回転数、ひいてはテー
プの走行長さを検出する。(10)は制御回路(13)
の制御の下、前記プリアンプ(3)からの出力を減衰す
るアッテネータ、(11)はアッテネータ(10)から
の出力が所定レベル以上か否かを判定し、無音部分を検
出する検出回路、(12)は再生キー、高速巻戻しキ
ー、高速早送りキー、頭出しキー等を含むキー回路であ
る。(13)はマイクロプロセッサからなり、磁気録音
再生装置全体を制御する制御回路である。
【0010】次に上記構成において、頭出しキー、高速
巻戻しキーの操作による高速巻戻しでの頭出しについて
説明する。ところで、制御回路(13)は高速巻戻しモ
ードの時はアッテネータ(10)を作動させ、又再生モ
ード時はアッテネータ(10)を不動作にして両者のレ
ベルを合致させようとするが、種々の要因により図2の
如く少許ズレている。このような状況において、ミュー
ト回路(4)を作動させた高速巻戻しモード中、a点で
所定レベルに以下になると、検出回路(11)から制御
回路(13)に無音部分を指示する信号が送出され、こ
れにより制御回路(13)はメカ装置(7)の巻戻しモ
ードの停止を指示すると共にフォトカプラ(9)からの
出力パルスをカウントする。而して、モータの惰性によ
り、磁気ヘッド(1)がb点に接触した状態でテープの
走行が停止したとすると、制御回路(11)はb点から
再生モードとなるようにメカ装置(7)に指示し、且
つ、アッテネータ(10)を不動作にして検出回路(1
1)からの出力を監視すると共にフォトカプラ(9)か
らのパルスをカウントする。ここで、図2においては、
a点からb点までの間でカウントしたパルス数をカウン
トするまでに所定時間無音部分が継続するので、その所
定時間経過した時点、即ちc点からミュート回路(4)
を不動作にして、スピーカ(6)より音楽を再生する。
【0011】しかし、図3のように曲の始まりにおいて
低レベルで長時間続くような曲(例えばクラシック)に
あっては、b点で既に音楽部分に達しているので、a点
からb点までの間でカウントしたパルス数をカウントす
るまでに所定時間の無音部分を検出することは不可能で
あるが、この場合、制御回路(13)はそのパルス数を
カウントした時点、即ちa点においてミュート回路
(4)を不動作にすることになる。
【0012】次に、頭出しキー、高速早送りキーの操作
による高速早送りでの頭出しについて説明する。図4の
如き曲において、ミュート回路(4)を作動させた高速
早送りモード中、a点で所定レベル以上になると、検出
回路(11)から制御回路(13)に無音部分から音楽
部分に変わったことを指示する信号が送出され、これに
より制御回路(13)は所定時間後、高速早送りを停止
する。そしてモータの惰性により、磁気ヘッド(1)が
b点に接触した時点でテープの走行が停止したとする
と、そのb点から高速巻戻しモードを行なう。以後は前
述した高速巻戻しでの頭出しの場合と同様であるが、こ
の場合、制御回路(13)は高速早送りモードのときa
点からb点までのフォトカプラ(9)からのパルス数を
カウントし、そしてb点からの高速巻戻しモードにおい
て、そのパルス数+αのパルスをカウントするまでに検
出回路(11)から無音部分を示す信号を入力できなけ
れば、そのパルスをカウントした時点(図4ではc点)
で高速巻戻しモードを停止する点のみ異なる。尚、この
場合もc点からd点までのパルス数はカウントしてお
り、以後は前述した高速巻戻しでの頭出しの場合と同様
である。これは、高速巻戻しモードと、高速早送りモー
ドではプリアンプ(3)からの出力レベルは同レベルと
考えられるが、両者においては多少テープスピードが異
なるため、レベルが変動することがあり、例えば高速巻
戻しモードの時の方がレベルが高いと、高速巻戻しモー
ドを終了する時点が遅れることになるため、高速巻戻し
モードの最大限終了点を定めるようにしたのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あり、例えばクラシック等のように曲の始まりにおいて
低レベルで長時間続くような曲の頭出しを行なう場合で
あっても、再生モードが開始された時点から、高速巻戻
しモードにおいて無音部分を検出した時点までの間に確
実にミュートを解除することができ、頭出しについての
誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気録音再生装置のブロック図であ
る。
【図2】同じく、高速巻戻しでの頭出しの動作を説明す
るための説明図である。
【図3】同じく、高速巻戻しでの頭出しの動作を説明す
るための説明図である。
【図4】同じく、高速早送りでの頭出しの動作を説明す
るための説明図である。
【図5】従来の磁気録音再生装置において、高速巻戻し
での頭出しの動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 4 ミュート回路 7 メカ装置 8 回転板 9 フォトカプラ 10 アッテネータ 11 検出回路 13 制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−74139(JP,A) 特開 昭57−113439(JP,A) 実開 平3−84926(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/087 102 G11B 27/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速巻戻しモードのとき、無音部分を検
    出すると、高速巻戻しモードを停止してミュート状態で
    の再生モードに移行し、且つこの再生モードのとき無音
    部分を検出すると、ミュートを解除するようにしたもの
    において、高速巻戻しモードによる無音部分の検出から
    テープ走行が停止するまでの走行長さを検出する手段
    と、再生モードにおいて前記検出手段により検出された
    長さ分のテープが走行するまでに無音部分が検出されな
    いとき、その長さ分のテープが走行したときにミュート
    を解除する手段を設けたことを特徴とする磁気録音再生
    装置。
JP4012116A 1992-01-27 1992-01-27 磁気録音再生装置 Expired - Lifetime JP3043168B2 (ja)

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JPH05205350A JPH05205350A (ja) 1993-08-13
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