JP2676185B2 - 選曲装置 - Google Patents

選曲装置

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JP2676185B2
JP2676185B2 JP6173379A JP17337994A JP2676185B2 JP 2676185 B2 JP2676185 B2 JP 2676185B2 JP 6173379 A JP6173379 A JP 6173379A JP 17337994 A JP17337994 A JP 17337994A JP 2676185 B2 JP2676185 B2 JP 2676185B2
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弘行 福間
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Onkyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダにおい
て、頭出しを行うための選曲装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の選曲方式では、選
曲動作が開始されると、高速再生される音声信号の信号
レベルが検出され、この検出信号の信号レベルが一定レ
ベル以下となることが確認されて、前記音声信号の無信
号部が検出される。そして、この無信号部である時間が
一定時間以上であると、この無信号部は曲間と判定さ
れ、この曲間後の音声信号レベルが一定レベルを越える
ことが確認されると、前記曲間は曲頭と判定される。更
に、この曲頭判定後、テープの回転駆動が停止され、テ
ープが高速反転再生される。その後、再度、音声信号の
信号レベルを検出して、信号レベルが一定レベル以下と
なり、その時間が一定時間以上である曲間(つまり、当
該曲頭)の再検出後、テープの回転駆動を停止して、通
常再生することにより、頭出し操作が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような選
曲方式では、曲頭を検出して反転した後、再度音声信号
の信号レベルを検出し、信号レベルが一定レベル以下で
あり、且つその時間が一定時間以上である曲間を再検出
してから、テープの回転駆動を停止して、通常再生する
ことにより頭出し操作を行っているため、反転後、テー
プの巻取位置によってリール台の回転速度が速くなる場
合、順方向では検出できた曲間(曲頭)が、逆方向では
その検出する時間が短くなって検出できなくなることが
あった。
【0004】更に、反転後、テープの巻取位置によって
リール台の回転速度が遅くなる場合、順方向では曲間と
判定しない短い時間を有する曲中の無信号部分を、逆方
向では曲間(曲頭)と判定してしまい、曲の途中から再
生してしまうことがあった。
【0005】そこで本発明は、上記従来例に付する欠点
を解消し、曲頭検出後、この曲頭検出時から停止するま
でのリール台の回転を係数し、反転後、この計数結果に
応じて停止して再生することにより、テープの巻取位置
によって誤動作してしまうことのない選曲装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る選曲装置は、高速再生される音声信号の
信号レベルを検出する信号レベル検出手段と、リール台
の回転を検出する回転検出手段と、信号レベル検出手段
の出力から前記音声信号の無信号部を判定する信号判定
手段と、信号判定手段で判定された無信号部をその時間
により曲間と判定する曲間判定手段と、信号レベル検出
手段の出力から前記曲間を曲頭と判定する曲頭判定手段
と、曲頭判定手段と回転検出手段との出力からリール台
の回転を計数する回転計数手段と、曲頭判定手段の出力
からリール台の回転を停止して、リール台を反転駆動さ
せ、回転計数手段の計数結果に応じて前記リール台の反
転を停止し、音声信号の再生を行う制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】そして、このような選曲装置では、信号判定手
段によって、信号レベル検出手段の出力信号レベルと予
め設定されている無信号レベルとが比較され、音声信号
の無信号部が判定される。無信号部と判定されると、曲
間判定手段によって、この判定された無信号部の時間と
予め設定されている曲間時間とが比較され、曲間が判定
される。曲間と判断された後、この曲間後の音声信号レ
ベルが一定レベルを越えるかどうかが確認され、前記曲
間が曲頭であるかが判定される。曲頭が判定されると、
制御手段は、リール台の回転駆動を停止する。この時、
回転係数手段は、回転検出手段の出力から、曲頭判定時
からリール台が停止するまでのリール台の回転を計数す
る。その後、制御手段は、リール台を反転駆動し、前記
回転計数手段の計数結果に基いてリール台の回転を停止
し、音声信号の再生を行う。
【0008】
【実施例】図1、図2により、本発明の実施例を詳述す
ると、図1は実施例の選曲装置を説明するブロック図で
あり、図2は同実施例の選曲装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0009】図において、1 は再生ヘッドであり、2 は
再生ヘッド1 からの信号を増幅する再生アンプ、3 は再
生アンプ2 から出力される音声信号の信号レベルを調整
するレベル調整回路であり、4 はミュート回路である。
5 はリール台、キャプスタン、ソレノイドを備える回転
メカ、6 は回転メカ5 の駆動を制御するメカ制御回路で
あり、7 はリール台の回転を検出する回転検出センサで
ある。この回転検出センサー7 は、発光ダイオードとフ
ォトトランジスタとにより構成され、リール台に設けら
れた、円を頭角に等分して交互に配置される、反射部及
び非反射部を用いて回転を検出する公知の回転センサで
ある。8 はレベル調整回路3 から出力される音声信号の
信号レベルを検出するレベルメータ回路であり、9 はレ
ベルメータ回路8 の検出信号をA/D変換するA/D変
換回路である。10は、A/D変換回路9 のデジタルデー
タから再生される音声信号の曲頭を判定すると共に、回
転センサ7 のパルスを計数し、メカ制御回路6 及びミュ
ート回路4 を制御する選曲制御回路である。
【0010】次に、実施例の選曲装置の動作を図2によ
り説明する。
【0011】まず、選曲操作キー(図示せず)の入力に
より選曲動作が開始されと、ステップ201 により、ミュ
ート回路4 をONし、テープに録音された音声信号が高
速再生される。次に、ステップ202 により、レベルメー
タ回路8 の出力電圧がA/D変換され、ステップ203
で、このデータADLMを基準電圧V1と比較して、無音部分
かどうかの判定を行う。基準電圧V1は、予め設定されて
いる無音の基準となる電圧である。従って、ステップ20
3 では、データADLMが基準電圧V1より小さいかどうかが
判定される。データADLMが基準電圧V1より大きい場合
は、ステップ204 で、カウントしている時間t1をクリア
して、ステップ202 に戻る。データADLMが基準電圧V1よ
り小さい場合は、ステップ205 に進む。
【0012】ステップ205 では、カウントしているデー
タADLM(無音部分)の時間t1と基準時間T とを比較す
る。基準時間T は、予め設定されている曲間の基準とな
る時間である。従って、ステップ205 では、データADLM
の時間t1が基準時間T 以上であるかどうかの判定が行わ
れることで、曲間が判定される。データADLMの時間t1が
基準時間T を越えていない場合は、ステップ206 でこの
時間t1を更にカウントアップして、ステップ202 に戻
る。時間t1が基準時間T 以上である場合は、ステップ20
7 に進む。
【0013】ステップ207 では、更にレベルメータ回路
8 の出力電圧をA/D変換する。このレベルメータ回路
8 の出力電圧は、曲間と判定された部分以降の音声信号
に関するものである。次に、ステップ208 で、このデー
タADLMと基準電圧V1とを比較して、曲頭かどうかの判定
を行う。データADLMが基準電圧V1を越えない場合は、曲
頭と判定されず、ステップ207 に戻る。データADLMが基
準電圧V1以上となる場合は、曲頭と判定され、ステップ
209 で回転センサ6 から出力されるパルスのカウンタを
記憶(カウント値CONT1 )した後、ステップ210 で更に
前記カウンタをカウントアップする。その後、ステップ
211 で回転メカ5 を停止させる。
【0014】ステップ212 では、回転センサ6 から出力
されるパルスの変化があるかどうかを判定する。パルス
の変化がなくなると、つまり、リール台の回転が完全に
停止すると、ステップ213 で回転センサ6 から出力され
るパルスのカウンタをカウントダウンし、ステップ214
により回転メカ5 を反転させてテープの巻戻しを行う。
【0015】ステップ215 では、カウンタが、記憶した
カウント値CONT1 と一定値C1との合計値以下であるかが
判定される。ここで、一定値C1は、メカによって変わる
微調整用の第1のデータであり、予め設定されている。
カウンタがこの合計値より、小さい場合は、ステップ21
6 で回転メカ5 を停止させ、ステップ217 に進む。
【0016】ステップ217 では、回転センサ6 から出力
されるパルスの変化があるかどうかが判定される。パル
スの変化がなくなると、つまり、リール台の回転が完全
に停止すると、ステップ218 で回転センサ6 から出力さ
れるパルスのカウンタをカウントアップし、ステップ21
9 により回転メカ5 を反転させてテープの再生(通常再
生)を行い、ステップ220 に進む。
【0017】ステップ220 では、カウンタが、記憶した
カウント値CONT1 から一定値C2減算した減算値以上であ
るかが判定される。ここで、一定値C2は、メカによって
変わる微調整用の第2のデータであり、予め設定されて
いる。カウンタがこの減算値より大きい場合は、ステッ
プ221 でミュート回路をOFFし、終了する。すなわ
ち、頭出し操作が終了して、曲頭から再生されることに
なる。
【0018】この実施例では、より確実な頭出し操作を
行うため、曲頭検出して、回転メカ5 を反転させて、こ
れを停止した後、すぐに再生を行わずに、曲頭前の状態
まで巻き戻して再生し、その後のカウントを判定して、
ミュート回路をOFFすることで、曲頭から再生するよ
うにしたが、ミュート回路を用いずに、曲頭時のカウン
タ値まで巻戻して、直ちに再生するようにしてもよい。
【0019】また、この実施例では、一定値CI及びC2が
用いられているため、各メカに応じた微調整を行うこと
ができ、より正確な頭出しを行うことができる。
【0020】以上、本発明に係る選曲装置について代表
的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明による選
曲装置の実施態様は、上記実施例に限定されるものでは
なく、前記した特許請求の範囲に記載の構成要件を具備
し、本発明にいう作用を呈し、以下に述べる効果を有す
る限りにおいて、適宜改変して実施しうるものである。
【0021】
【効果】本発明に係る選曲装置は、高速再生される音声
信号の信号レベルを検出する信号レベル検出手段と、リ
ール台の回転を検出する回転検出手段と、信号レベル検
出手段の出力から前記音声信号の無信号部を判定する信
号判定手段と、信号判定手段で判定された無信号部をそ
の時間により曲間と判定する曲間判定手段と、信号レベ
ル検出手段の出力から前記曲間を曲頭と判定する曲頭判
定手段と、曲頭判定手段と回転検出手段との出力からリ
ール台の回転を計数する回転計数手段と、曲頭判定手段
の出力からリール台の回転を停止して、リール台を反転
駆動させ、回転計数手段の計数結果に応じて前記リール
台の反転を停止し、音声信号の再生を行う制御手段とを
備えることを特徴とするものであり、曲頭判定して、リ
ール台の回転駆動を停止した後、回転係数手段が回転検
出手段の出力から曲頭判定時からリール台が停止するま
でのリール台の回転を計数し、制御手段がリール台を反
転駆動して前記回転計数手段の計数結果に基いてリール
台の回転を停止し、音声信号の再生を行うものであるた
め、テープの巻取位置によるリール台の回転速度の違い
により、誤動作してしまうことがなく、正確な頭出し操
作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の選曲装置を説明するブロック図。
【図2】同実施例の選曲装置の動作を説明するフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 再生ヘッド 2 再生アンプ 3 レベル調整回路 4 ミュート回路 5 回転メカ 6 メカ制御回路 7 回転センサ 8 レベルメータ回路 9 A/D変換回路 10 選曲制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速再生される音声信号の信号レベルを
    検出する信号レベル検出手段と、リール台の回転を検出
    する回転検出手段と、信号レベル検出手段の出力から前
    記音声信号の無信号部を判定する信号判定手段と、信号
    判定手段で判定された無信号部をその時間により曲間と
    判定する曲間判定手段と、信号レベル検出手段の出力か
    ら前記曲間を曲頭と判定する曲頭判定手段と、曲頭判定
    手段と回転検出手段との出力からリール台の回転を計数
    する回転計数手段と、曲頭判定手段の出力からリール台
    の回転駆動を停止して、リール台を反転駆動させ、回転
    計数手段の計数結果に応じて前記リール台の反転駆動を
    停止し、音声信号の再生を行う制御手段とを備えること
    を特徴とする選曲装置。
JP6173379A 1994-07-01 1994-07-01 選曲装置 Expired - Lifetime JP2676185B2 (ja)

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JPH0822656A JPH0822656A (ja) 1996-01-23
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