JP2581671B2 - デイスクダビング装置 - Google Patents

デイスクダビング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はディスクダビング装置に係り、さらに詳しく
はデジタルオーディオディスクのようにオーディオ情報
とともに曲のナンバー、タイムコード等のインデックス
情報を含むディスクのオーディオ情報を磁気テープにダ
ビングするディスクダビング装置に関する。
[従来の技術] アナログディスクあるいはデジタルオーディオディス
ク等に収録されている曲を磁気テープにダビングするに
際し、磁気テープの一方の記録トラック(磁気テープの
正方向もしくは逆方向走行により形成されるトラック)
に対してダビングを行い、磁気テープ端部の到来によっ
ていままで記録を行っていた記録トラックより他方の記
録トラックに切換えてダビングを継続する場合、曲の再
生途中で磁気テープ端部が到来すると、記録すべき曲の
一部が欠落してしまい、いわゆる尻切れ記録となってし
まう。
尻切れ記録となった場合には、ディスクプレーヤを頭
出し動作に切換え、尻切れとなった曲の頭出しを行なっ
た後、停止もしくは再生待機状態となし、かつテープレ
コーダ側では他方の記録トラックに対する記録の準備を
行ない、再度、尻切れ曲の始めからダビングを行なわな
ければならない。
又、尻切れ記録の防止方法としてはあらかじめ綿密な
ダビング計画を立てる必要がある。
すなわち、ディスクの総演奏時間に対して十分余裕の
ある総記録時間を有する磁気テープを用いること、しか
も磁気テープの記録時間は磁気テープの正方向走行時に
おける記録時間(正方向記録トラックでの記録時間)と
逆方向走行時における記録時間(逆方向記録トラックで
の記録時間)との和であり、正方向もしくは逆方向いず
れか一方の記録トラックへの記録を終えて引続き他方の
記録トラックへの記録を行う場合、自動往復式テープレ
コーダ(オートリバース式テープレコーダ)であっても
数秒の記録不能期間が存在するため、各記録トラックで
尻切れ記録とならないようにダビング計画を立て、ダビ
ング時には計画通り行われているかどうか監視する必要
がある。
(発明の目的) 本発明では上記した従来技術の欠点を解決するもので
あり、特にデジタルオーディオディスクのように、収録
内容を表すインデックス(索引)情報を含むディスクを
用いて好適なディスクダビング装置であって、尻切れダ
ビングを防止すると共に、そのときの無録音時間を短く
できるようにしたディスクダビング装置を提供するもの
である。
(発明の概要) 本発明では、ディスクに収録されている情報を磁気テ
ープにダビングするに際してディスクプレーヤがディス
ク上の各情報を再生し終えるごとにディスクプレーヤに
記録されているディスクのインデックス情報により次に
再生すべき情報の再生時間をあらかじめ演算し、その時
点でテープレコーダより供給される記録残り時間(磁気
テープ残量)情報と比較して磁気テープ残量が情報の再
生時間より小さい場合には、ディスクプレーヤを再生待
機状態もしくは停止状態となし、かつテープレコーダ
を、録音ミューティング状態若しくは録音信号を遮断し
た状態で磁気テープを走行させ、磁気テープ端部にてそ
れまで記録を行っていた記録トラックに代わって他方の
記録トラックに記録を行うべく制御し、他方の記録トラ
ックへの記録が可能となったことに応答してディスクプ
レーヤを再生状態にしてダビングを継続する。
[実施例] 以下図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図A,Bは本発明の一実施例を示すテープレコーダ
の動作制御系、信号記録系のブロック図およびディスク
プレーヤの動作制御系、信号再生系のブロック図であ
り、第1図Aに示すテープレコーダはオートリバース式
である。
第1図Aにおいて、信号記録系は、プリアンプ1、ミ
ューティング回路2、記録補償回路3、記録再生切換ス
イッチSW1、磁気ヘッドHDで構成され、さらに本実施例
では交流バイアス記録方式を用いる関係上、記録バイア
ス発振器4を備え、記録補償回路3を経た記録信号に記
録バイアスを付加する。又、この記録バイアス信号は消
去ヘッドEHにも供給される。
記録バイアス発振器4の電源供給系路には切換スイッ
チSW2が設けられており、記録動作時にバイアス発振器
4を作動させるべく後に説明するコントローラCL1の記
録指示によって閉じられる。
又、使用するテープレコーダはオートリバース式テー
プレコーダであるから消去ヘッドは図示のEHの他に逆方
向走行時に用いられるもう1つの消去ヘッド(図示され
ていない)を必要とする。本実施例ではバイアス発振器
4と消去ヘッドとの間に切換スイッチSW3を設け、テー
プレコーダの走行方向に応じていずれか一方の消去ヘッ
ドを作動させる。切換スイッチSW3はコントローラCL1よ
り出力される磁気テープ走行方向指示用の制御信号V1,V
2により切換制御する。
なお、ミューティング回路2は、通常機能しておら
ず、コントローラCL1の指示に応じて作動(例えば記録
ミューティング釦REC・MUTを操作したときや尻切れダビ
ングとなるようなとき)する。
次に、DT1,DT2は磁気テープ端部検出器であり、DT1は
磁気テープTの正方向(矢印F)走行時においてテープ
端部(終端)の到来を検出し、DT2は逆方向(矢印R)
走行時におけるテープ端部(終端)の到来を検出するも
ので、本実施例では光電式検出手段を用い、磁気テープ
がその終端で磁性体部分よりリーダテープ部分が到来し
たことを検出する。
なお、このテープ端部検出器は光電式だけでなく、例
えばテープテンションの大幅増加あるいはリール台の回
転停止を検出する方式等周知のテープ端部検出器を用い
ることができる。DT1,DT2からの検出出力はオアゲートO
R1を介してコントローラCL1のテープ端部検出端子に供
給される。
次にCL1はテープレコーダの動作制御を司るコントロ
ーラであり、記録釦REC、正方向再生釦FR、逆方向再生
釦RR等の操作釦による操作指令およびテープレコーダ各
部の動作状態を検出する各センサ(例えば上記した磁気
テープ端部検出器等)からの検出情報に基づいてテープ
レコーダに動作指令を与えるマイクロコンピュータを用
いた制御機構である。本実施例ではミューティング回路
2を作動させる制御信号RU、記録再生切換スイッチSW1
を開閉制御する制御信号Q、記録指示のための制御信号
S、記録再生作動時において磁気テープ駆動機構(図示
されていない)を制御して磁気テープを定速走行させる
ための制御信号U、正方向再生釦FRもしくは逆方向再生
釦RRの操作で正方向もしくは逆方向にテープを走行させ
るべく磁気テープ駆動機構を制御する制御信号V1,V2、
ディスクプレーヤに対して記録が可能になったことを通
知して再生状態となすための制御信号Pを少なくとも出
力する。
なお、記録時におけるオートリバース動作は一往復の
テープ走行に限られる。すなわち、最初のテープ端部検
出信号の到来時にのみコントローラCL1より制御信号V
を出力して磁気テープ走行方向を反転し、それまで記録
を行っていた記録トラックに代わって他方の記録トラッ
クへ記録を行い、再びテープ端部検出信号が到来したと
きには(一往復)記録動作を停止する。これは先にダビ
ングした曲が不用意に消去されないようにするためであ
る。
次に、磁気テープ走行量および磁気テープ残量計数手
段(テープカウンタ)について説明する。
先ず、5は記録再生時におけるリール台RL1,RL2の回
転状況を検出する回転検出器である。CL2はテープカウ
ンタのコントローラを表し、中央処理装置(CPU)6、R
AM7、ROM8で構成される。
回転検出器5からの供給リール台回転情報はコントロ
ーラCL2のCPU6に供給され、リール台の回転周期を演算
する。得られた回転周期とRAM7に格納されていた磁気テ
ープ走行速度、使用磁気テープのテープ厚等の各値とを
用いてCPUで演算を行い、時間単位(分、秒)の磁気テ
ープ走行量および磁気テープ残量を算出する。9は得ら
れた磁気テープ走行量もしくは磁気テープ残量を表示す
るための表示装置であり、選択スイッチSW4で選択的に
走行量もしくは残量を表示する。
又、磁気テープ残量データはデータ出力端子DAT・OUT
より後述するディスクプレーヤのデータ入力端子DAT・I
Nに供給される。
このテープカウンタでは記録再生作動時においてコン
トローラCL1より出力されるテープ定速走行指示制御信
号UをCPU6に加えてカウント・スタートし、磁気テープ
定速走行動作停止によりカウント停止する。
なお、RESETスイッチはこのカウンタのリセット釦で
ある。
次に、第1図(B)に示すブロック図を用いて本発明
装置におけるディスク(デジタルオーディオディスク)
側について説明する。
先ず、Dはデジタルオーディオディスク、12は対物レ
ンズ11を備えた光学式ピクアップ、13はデジタル信号処
理回路であり、ピックアップ12より得られたデジタル信
号に対して誤り訂正、時間軸補正、復調処理を施すとと
もにデジタル信号中に含まれる曲番号、演奏位置を表す
タイムコード等のインデックスを表すサブコードを分離
する。
14はデジタル/アナログコンバータ(D/Aコンバー
タ)であり、デジタル信号処理回路13より得られるデジ
タルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換す
る。得られたアナログオーディオ信号はプリアンプ15を
介してオーディオ出力端子よりテープレコーダの記録入
力端子REC・INに向けて出力される(ディスクプレーヤ
よりテープレコーダへのオーディオ信号供給はアンプの
記録入出力端子を介して行ってもよい)。次に、16はピ
ックアップ12のフォーカス制御装置、17はピックアップ
12のトラッキング制御装置、18はディスクの回転速度を
制御するためのディスク回転制御装置で、ディスク回転
用のモータMの回転を制御する。
次にこのディスクプレーヤにおける動作制御系につい
て説明する。
本実施例に示されている動作制御系はマイクロコンピ
ュータを用いた方式であり、中央処理装置(CPU)19、R
AM20およびROM21で構成されたコントローラCL3で行われ
る。
CPU19には再生(PLAY)、待機(PAUSE)等の各操作釦
による操作指示、デジタル信号処理回路13より得られる
サブコードおよびディスクプレーヤ各部の動作状態を検
出する各センサ(図示されていない)からの検出情報が
供給され、これらの情報に基づき、プレーヤ各部に動作
制御指令を与える。又、ピックアップ12からのデジタル
信号を入力してこれよりクロックを抽出し、得られたク
ロックはデジタル信号処理回路13に供給される。なお制
御信号PSは待機用制御信号であり、トラッキング制御装
置17に供給され、ピックアップ12をそれまでの再生位置
にロックし、ディスクプレーヤを再生待機情報とする。
又、制御信号DSはディスク回転制御指令信号である。
本実施例のテープレコーダおよびディスクプレーヤの
構成は以上のようであり、次にその動作について第2
図、第3図に示すテープレコーダ、ディスクレコーダ各
々の動作フローチャートを用いて説明する。
先ずディスクプレーヤを再生釦PLAYの操作によりディ
スクの演奏状態となすとともにテープレコーダ側では記
録釦RECと正方向再生釦FRとの操作によって正方向走行
時における記録トラックへの記録動作を開始し、ディス
クプレーヤのオーディオ出力端子AUDIO・OUTより出力さ
れた再生オーディオ信号はテープレコーダの記録信号入
力端子REC・INより入力され、プリアンプ1、記録補償
回路3を経て記録バイアス信号を付加された後、磁気ヘ
ッドHDを介して磁気テープに記録される。
このダビング開始時において、ディスクプレーヤでは
ディスクのプログラム領域(曲の収録されている領域)
を再生するに先立ってプログラムの内容を表すインデッ
クス情報が収録されているインデックス領域を再生し、
サブコードのかたちでCPU19を介してRAM20に格納する。
格納されるインデックス情報としては、 (1)ディスクに収録されている全ての曲に対して、プ
ログラム領域の開始点を基準とした曲の開始点のタイム
コード(プログラム領域開始点より曲の開始点までの演
奏時間をもってタイムコードとする)。
(2)ディスクに収録されている最初の曲と最後の曲の
ナンバ(例えば1曲目から始まって6曲目が最後の
曲)。
(3)ディスクに収録されている最後の曲の終端のタイ
ムコード。
が含まれている。
一方、テープレコーダ側では正方向記録動作指示に伴
って出力されるテープ定速走行制御信号UをカウンタCL
2のCPU6に供給してカウンタを作動させる。磁気テープ
の走行が開始されると供給リールRL2の回転を回転検出
器5で検出し、その回転情報をCPU6に供給する。作動状
態となったカウンタでは回転検出器5からの検出情報に
基づき磁気テープ走行量および磁気テープ残量を算出
し、時間換算の各データを出力する。両データは選択ス
イッチSW4を介していずれか一方のデータを表示装置9
に供給するとともに磁気テープ残量データをデータ出力
端子DAT・OUTより出力し、ディスクプレーヤ(第1図
B)のデータ入力端子DAT・INを介してディスクプレー
ヤのコントローラCL3のCPU19に供給される。
以上説明したテープレコーダ側の記録動作は第2図に
示すフローチャートのスタートからテープ残量演算まで
に該当する。
さて、ダビングが始まるとディスクプレーヤでは曲の
再生が終了するごとに次の曲の再生が始まるまでの間
に、次の曲の演奏時間を演算し、テープレコーダより逐
次送られてくるテープ残量と比較してテープ残量の値が
大きければ、すなわち次の曲全てを中断することなく磁
気テープに記録できることが確認された場合には、ディ
スクプレーヤをそのまま再生状態に維持し、逆に次曲の
演奏時間が長く曲の途中で磁気テープが終端に達してし
まいダビングを中断しなければならないような場合に
は、ディスクプレーヤを再生待機状態となす。この場
合、次の曲の演奏時間演算は、プログラム領域再生に先
立ってRAM20に格納されたインデックス情報のうち上記
(1)に示した隣接曲の各開始点におけるタイムコード
により演算する。すなわち、次曲の開始点タイムコード
t1とさらに次の曲の開始点タイムコードt2とをRAM20よ
り読み出しCPU19でt2−t1の減算処理を行うことによっ
て次曲の演奏時間を算出する(実際には曲間部分も含ま
れるが、これは2秒程度である)。上記した曲の終端か
ら再生待機状態に至るディスクプレーヤの一連の動作は
第3図のフローチャートに示される。
さて、再生待機状態となると同時にディスクプレーヤ
のCPU19より制御信号TOが出力され、TO出力端子TO・OUT
よりテープレコーダのTO入力端子TO・INに供給され、オ
アゲートOR2を介して記録ミューティング動作指令とし
てテープレコーダのコントローラCL1に与えられる。こ
れによって、コントローラCL1より制御信号RUが出力さ
れ、ミューティング回路2を作動させて記録信号系をミ
ューティングする。
この時、テープレコーダは定速走行動作を継続してお
り、かつ消去ヘッドEHも動作しているため、特にすでに
記録済の磁気テープを用いて新たな記録(ダビング)を
行う場合には磁気テープ終端に至るまで残存する不用記
録を消去できる。つまり、尻切れダビングと判断された
ときには消去モードでの記録ミューティング状態とな
る。
なお、この場合のテープ走行速度は、速やかにダビン
グを再開させるために、通常の記録再生時のテープ走行
速度よりできるだけ早い方が望ましい。記録ミューティ
ング状態で磁気テープ終端に達すると、このことを磁気
テープ端部検出器DT1で検出し、得られた検出信号をオ
アゲートOR1を介してコントローラCL1に供給する。
従って、コントローラCL1より逆方向走行指示制御信
号V2が出力されてテープ走行方向が反転し、記録トラッ
クを切換えるとともに制御信号Pを出力し、これを制御
信号出力端子P・OUTより出力してディスクプレーヤの
制御信号入力端子P・INを介して再生動作指令としてコ
ントローラCL3のCPU19に供給される。
したがって、それまで再生待機状態にあったディスク
プレーヤは再生状態に復帰し、次の曲の再生を開始す
る。
磁気テープ走行方向を反転したテープレコーダは記録
ミューティング状態が解除されて再び記録状態となり、
ダビングを再開する。
このように尻切れダビングと判断されたときには、テ
ープレコーダ側にあっては消去モードでの記録ミューテ
ィングにしながらテープ終端まで走行させ、テープ終端
検出後は自動反転して記録状態を再開するようにしたか
らダビングされたテープはテープ終端近傍に片側だけ無
録音部分があるだけであるから、ユーザはテープの回動
反転後直ちに再生音を聞くことができる。これによっ
て、ユーザのイライラを解消できる。
なお、このダビング再開時には少なくともテープレコ
ーダの記録再開すなわち磁気テープの走行方向を反転し
て記録可能な状態となる時点とディスクプレーヤの再生
再開時点とを一致させる必要がある。そうでないと曲の
頭が欠落してダビングされてしまう危険性がある。
例えば、磁気テープ端部検出手段として磁気テープの
テンション増大を検出する方式を用いた場合には磁気テ
ープが完全に巻取られた状態でテープ走行方向を反転し
てリーダテープ部を巻取った後に実質的に記録可能状態
となるため、磁気テープ端部検出時あるいは走行反転に
応答してディスクプレーヤを再生状態にすると曲の頭が
欠落してしまう。したがってこのような場合には、テー
プレコーダが走行方向を反転し、実質的に記録可能とな
るまでの時間をあらかじめ見越しておき、制御信号Pの
出力時期を遅らせるかあるいは制御信号Pが到来してか
ら一定時間後に再生を再開させるようにする。
つまり、実質的にはテープレコーダ側の動作再開をデ
ィスクプレーヤの動作再開より早くする方がよい。
上記実施例では、ディスクプレーヤ側で磁気テープ残
量と次曲演奏時間とを比較し、ダビングの尻切れが発生
するか否かについて判定を行ったが、逆に次曲の演奏時
間データをテープレコーダのコントローラCL1に供給
し、コントローラCL1内でテープレコーダのカウンタコ
ントローラCL2より得られる磁気テープ残量データと比
較演奏を行い、尻切れか否かを判定し、これに基づく制
御信号でディスクプレーヤを再生待機状態となすととも
にテープレコーダを記録ミューティング状態となし、磁
気テープ終端でテープ走行方向を反転し、記録状態に復
帰した後、記録可能となった時点でディスクプレーヤを
再生状態とするようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、デジタルオーディオディスクのよう
にインデックスを含むディスクに収録されている曲等の
情報を磁気テープにダビングするに際して、ディスクプ
レーヤがディスクに収録されている各曲を再生し終える
ごとに次に再生すべき曲の演奏時間を、ディスクのイン
デックス情報より演算し、その時点でテープレコーダよ
り供給される磁気テープ残量と比較し、磁気テープ残量
値が小さい場合にはディスクプレーヤを再生待機状態に
切換え、テープレコーダが磁気テープ端部にて磁気テー
プ走行方向を切換えそれまで記録を行っていた記録トラ
ックに代えて他方の記録トラックへの記録が可能となっ
たことに応答してディスクプレーヤを再生状態に復帰さ
せるようにしたので、ディスクに収録されている曲の再
生途中で磁気テープがテープ端部に達して記録を中断さ
れることによって発生する曲の一部欠落(尻切れ)を未
然に防止することができる。
さらに、この発明では尻切れダビングを判断されたと
きはテープレコーダを記録ミューティング状態としてテ
ープ走行させ、テープが自動反転されたときには直ちに
ダビングを再開させるようにしたものであるから、以前
に記録された不用部分を消去できることに加え、無録音
期間を最小限に抑えることができる。無録音時間が少な
くなることによって、ユーザのイライラも解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本発明の一実施例を示すブロック図であ
り、第1図Aはテープレコーダの記録信号系および動作
制御系、第1図Bはディスクプレーヤの再生信号系およ
び動作制御系を示し、第2図は第1図Aに示すテープレ
コーダの動作を説明するためのフローチャート図、第3
図は第1図Bに示すディスクプレーヤの動作を説明する
ためのフローチャート図である。 [符号の説明] CL1,CL2,CL3……コントローラ DT1,DT2……磁気テープ端部検出器 5……回転検出器 6,19……中央処理回路 9……表示装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクプレーヤより再生された信号を自
    動往復式テープレコーダにダビングするディスクダビン
    グ装置において、 上記テープレコーダより生成されたテープ残量時間とデ
    ィスクのインデックス情報より演算された次曲再生時間
    とを比較し、テープ残量時間が次曲再生時間より短いと
    判断されたときには、上記テープレコーダ側にあって
    は、記録ミューティングにした状態若しくは記録信号を
    遮断した状態でテープを走行させ、テープ終端が検出さ
    れたとき上記テープレコーダを自動反転させると共に、
    記録可能状態までテープが走行されたときに記録状態に
    セットされ、 上記ディスクプレーヤ側にあっては、再生待機状態若し
    くは停止状態となされ、上記テープレコーダが記録可能
    な状態となったタイミングに再生状態に制御されること
    によって、無録音時間を少なくするようにしたディスク
    ダビング装置。
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