JPH087982B2 - ディスクダビング装置 - Google Patents

ディスクダビング装置

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JPH087982B2
JPH087982B2 JP5214443A JP21444393A JPH087982B2 JP H087982 B2 JPH087982 B2 JP H087982B2 JP 5214443 A JP5214443 A JP 5214443A JP 21444393 A JP21444393 A JP 21444393A JP H087982 B2 JPH087982 B2 JP H087982B2
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一美 衣川
昭雅 小林
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクダビング装置に
係り、さらに詳しくはディスクに収録されている情報を
自動反転式テープレコーダにて磁気テープにダビングす
るに際して、情報の途中で磁気テープが終端に達するこ
とによる音切れを防止すると共に、自動反転する前の記
録情報が誤って消去されないようにしたディスクダビン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログディスクあるいはディジタルオ
ーディオディスクに収録されている曲を自動反転式テー
プレコーダにて磁気テープにダビングする場合、曲の途
中で磁気テープが終端に達するとダビングが中断されて
しまい、最後にダビングされた曲は尻切れの状態(音切
れ)となる。
【0003】この音切れを防止するため従来は、あらか
じめダビングすべきディスクの総演奏時間を確認し、こ
れに余裕を持って対応できる記録時間を有する磁気テー
プを使用する。磁気テープの記録時間は、磁気テープの
正方向走行時の記録トラック(正方向トラック)と逆方
向走行時における記録トラック(逆方向トラック)各々
の記録時間の和で表わされる(一方の記録トラックの記
録時間は磁気テープに表示されている記録時間の半分で
ある)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、記録走行時にお
いて、正方向から逆方向(又は逆方向から正方向)への
走行方向反転時には自動反転式テープレコーダ(オート
リバーステープレコーダ)であっても数秒程度の記録不
能期間が必ず存在するため、磁気テープ終端における一
方の記録トラックより他方の記録トラックへの反転切換
時に音切れが起こらないようにあらかじめ綿密なダビン
グ計画をたてなければならず、さらに、計画通りにダビ
ングされているかの確認を要する。
【0005】又、上記の如くトラックの反転切換時に音
切れを起こした場合には、一旦、ダビングを解除し、テ
ープレコーダを他方の記録トラックに対する記録状態と
なし、ディスクプレーヤのピックアップを音切れした曲
の始点に位置させてダビングのし直しをしなければなら
ず、繁雑な操作を必要とする。
【0006】本発明は上記した従来の技術の欠点を解決
するものであり、ディスクより磁気テープへのダビング
時において、一方の記録トラックの終端で他方の記録ト
ラックへの記録に切換える時、一方の記録トラックで音
切れを起こしたことを検出して、引続き記録の行なわれ
る他方の記録トラックの始端より新らためて音切れ情報
の再記録を行なうようにしたディスクダビング装置を提
供するものである。
【0007】さらに、本発明では音切れ情報に対する再
記録モードのとき、自動反転する前の記録情報が誤って
消去されないようにしたディスクダビング装置を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためこの発明では、少なくとも情報の頭出しを行うため
の頭出し手段を備えたディスクプレーヤと、少なくとも
磁気テープ端部検出手段およびテープ走行方向反転制御
手段を備えたテープレコーダを用いて、ディスクに収録
されている情報を磁気テープにダビングするためのディ
スクダビング装置において、記録途中でテープ終端が検
出されたときには、テープレコーダ側にあっては上記テ
ープ走行反転制御手段を用いて反転走行処理がなされて
再び記録状態となされ、上記ディスクプレーヤ側にあっ
ては上記磁気テープ端部検出動作若しくはテープ走行方
向反転制御動作に応答して頭出し手段が動作して直前ま
で再生中にあった情報の頭出し処理が行なわれると共
に、上記テープレコーダが再記録可能なタイミングにな
ったとき上記ディスクプレーヤの再生動作が開始される
と共に、反転走行時上記テープ終端検出手段によってテ
ープ終端が検出されたときには、上記テープレコーダが
停止状態となるように制御されたことを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】本発明では、図3および図4に示すように、デ
ィスクに収録されている曲を磁気テープにダビングする
に際して、ディスクプレーヤが曲の演奏状態にあるとき
で、磁気テープが終端に達することによって、自動反転
式テープレコーダが磁気テープ終端検出情報もしくはテ
ープ走行方向反転指示情報が発生したことを検出した場
合、演奏状態にあるディスクプレーヤを自動選曲動作に
切換え、演奏途中の曲の頭出しを行い、その曲の頭出し
が終了したところで所定時間再生待機状態とする。一
方、テープレコーダ側ではテープ終端検出によって自動
反転し、他方の記録トラックへの記録可能なタイミング
となったとき、自動的にディスクプレーヤ側の再生待機
状態が解除され音切れとなった曲を始めから再ダビング
する。
【0010】この再記録モードのときでテープ終端が再
び検出されたときには、テープレコーダを停止状態に制
御する。これによって、自動反転する前の記録情報が誤
消去されることはない。
【0011】
【実施例】以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明
する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す自動反転式
テープレコーダの記録系路と動作制御系のブロック図で
あり、図2はディスクプレーヤの再生系路と動作制御系
のブロック図である。
【0013】なお、本実施例に使用するディスクプレー
ヤはディジタル・オーディオディスク再生用のものとす
る。
【0014】図1において、記録系路はプリアンプ1、
記録補償回路2、記録再生切換スイッチSW1、磁気ヘ
ッドHDで構成されており、通常のテープレコーダと何
等相異するものでない。
【0015】より詳細にはバイアス信号供給系路、磁気
テープの種類に対応して記録補償特性を可変する手段等
が必要であるが、本発明には直接関係がないので説明を
省略する。
【0016】Tは磁気テープを示し、矢印FおよびRは
それぞれ磁気テープTの走行方向(F・・・正方向、R・・・
逆方向)を表わす。
【0017】次にテープレコーダの動作制御系について
説明すると、CL1はマイクロコンピュータを用いたコ
ントローラであり、記録(REC)、正方向再生(F
R)、逆方向再生(RR)等の操作釦による操作指示お
よびテープレコーダ各部の動作状態を検出する各センサ
ーからの検出情報に基づいてテープレコーダ各部に動作
指示を与える。本実施例では切換スイッチSW1を開閉
制御する制御信号Q、その他記録系の動作制御のための
制御信号S、磁気テープ駆動機構にテープ定速走行(記
録再生時)を与えるための制御信号Uおよび磁気テープ
駆動機構にテープ走行方向反転指示を与えるための制御
信号Vを少なくとも出力するように構成されている。
【0018】発明において使用されるテープレコーダは
走行方向自動反転式(オートリバース)のテープレコー
ダでDT1,DT2は磁気テープ終端検出器であり、本実
施例では光電検出方式を用い、発光素子L1(DT1),
2(DT2)からの光を磁気テープに照射してその反射
光量の違いを受光素子RC1,RC2で検出し、磁気テー
プ終端部に貼着されたリーダテープ部を検出する。
【0019】DT2は磁気テープ逆方向走行時における
磁気テープ終端検出に用いられ、DT1は磁気テープ正
方向走行時における磁気テープ終端検出に用いられる。
【0020】磁気テープ終端検出器の方式は光電式に限
ることなく、磁気テープあるいはリーダテープ終端のテ
ープテンションの増大を検出する方法(カセットテー
プ)、テープリールの回転停止を光学的もしくは磁気的
に検出する方法(カセットテープ)等すでに公知の方式
を用いることができる。
【0021】テープ終端検出器DT1,DT2からの検出
出力はオアゲートOR1を介してコントローラCL1のテ
ープ終端検出端子に供給され、この時テープレコーダが
正方向記録状態であれば、コントローラCL1よりテー
プ走行方向反転のための制御信号Vが出力される。
【0022】これと同時に、正方向記録時に走行方向反
転のための制御信号Vが出力され、若しくはテープ終端
が検出されたことを示す制御信号PがコントローラCL
1より出力される。制御信号Pは出力端子P・OUTよ
り後に説明するディスクプレーヤの入力端子P・INに
供給される。
【0023】次に、図2に示すディスクプレーヤについ
て説明する。
【0024】Dはディジタル・オーディオディスク、1
1は光学レンズ12を含む光学式ピックアップを示す。
ピックアップ11より得られるディジタル信号はディジ
タル信号処理回路13に供給されて、誤り訂正、時間軸
補正、復調をうけるとともにディジタル信号中に含まれ
るディスクに記録された内容を表わすインデックス、曲
の番号(何曲目の曲か、を表わす情報)および演奏位置
に対応するタイムコード等を表わすサブコードの分離が
行なわれ、得られたディジタルオーディオ信号はD/A
コンバータ14にてアナログ信号に変換され、プリアン
プ15を経てオーディオ出力端子AUDIO・OUTよ
り出力される。
【0025】CL2はディスクプレーヤの動作制御を行
うためのマイクロコンピュータを用いたコントローラで
あり、ディスクのピックアップリターン方向における頭
出し[選曲](B・MS)、ピックアップ演奏方向にお
ける頭出し(F・MS)、および再生(PLAY)等の
各操作釦による操作指令、およびディスクプレーヤ各部
の動作状態を検出する各センサからの検出情報に基づ
き、プレーヤ各部に動作指示を与える。
【0026】本実施例において、コントローラCL2
ピックアップ11からのディジタル信号よりクロックを
検出し、このクロックをディジタル信号処理回路13に
供給するとともにディスク回転制御指示のための制御信
号DS、各選曲操作釦(F・MS,B・MS)の操作に
より得られる選曲動作指示のための制御信号MSを出力
する。
【0027】本実施例における選曲機構は、演奏途中に
おいて選曲釦B・MSを操作すると演奏中の曲の頭出し
を行い、選曲釦F・MSを操作すれば次の曲の頭出しを
行うように構成されている。
【0028】次に、制御信号入力端子P・INには、上
記図1に示すテープレコーダより得られる制御信号Pが
入力される。この制御信号PはオアゲートOR2の一方
の入力に供給され、他方の入力には選曲操作釦B・MS
による操作指令が供給され、そのオア出力がコントロー
ラCL2に供給される。したがって、制御信号Pの入力
によって選曲操作釦B・MSを操作したのと同じ動作
(頭出し動作)が行なわれる。
【0029】16はピックアップ11のフォーカスを制
御するためのフォーカス制御回路、17はピックアップ
11のトラッキング制御回路、18はディスク回転速度
制御回路であり、コントローラCL2の指示により、デ
ィスクDを回転させるモータMを常に最適回転数に制御
する。
【0030】構成は以上のようであり、次に図3および
図4に示すフローチャートを用いて動作説明する。
【0031】先ず、ディスクダビングのために、再生釦
(PLAY)を操作してディスクプレーヤを演奏状態に
する。テープレコーダ側では記録釦(REC)と正方向
もしくは逆方向再生釦(FR,RR)とを操作して記録
状態にする。この一連のダビング操作でディスクプレー
ヤの出力端子AUDIO・OUT(図2)より直接ある
いはアンプ等の記録信号出力端子(図示されていない)
を介してテープレコーダの記録信号入力端子REC・I
N(図1)に再生オーディオ信号が供給されて、これが
磁気テープTに記録(ダビング)される。
【0032】図3はダビング時におけるテープレコーダ
の動作フローチャートを示し、ダビング時において、先
ずコントローラCL1にて磁気テープ走行方向が正方向
あるいは逆方向かを確認する(ステップ31,32)。
【0033】磁気テープの走行方向が正方向であると
き、磁気テープがその終端に達し、光電検出器DT1
終端検出がなされると(ステップ33)、得られた終端
検出情報はコントローラCL1に供給され、コントロー
ラCL1はこの情報到来に基づいてテープ走行方向反転
指示を表す制御信号Vを出力するとともに、テープ終端
検出もしくはテープ走行方向反転指示が与えられたこと
を表す制御信号Pを出力する(ステップ34)。
【0034】この制御信号Pは制御信号出力端子P・O
UTを経てディスクプレーヤの制御入力端子P・INに
入力される。
【0035】磁気テープの走行方向が逆方向と判定され
た場合で磁気テープの終端を検出したときには、記録動
作を解除して磁気テープ走行を停止する(ステップ3
5,36)。
【0036】このように逆方向走行時にはテープ終端を
検出したときでも反転記録しないようにしているのは、
既に記録されている情報を誤って消去しないようにする
ためである。
【0037】一方、図4に示すようにディスクプレーヤ
側では、演奏状態(再生状態)の途中であるときに(曲
の演奏中か否かはディジタル信号処理回路13より得ら
れるサブコードに含まれるインデックスをコントローラ
CL2にて演算処理することにより判断する。ステップ
41,42)、この制御信号PがオアゲートOR2を介
してコントローラCL2のB・MS入力端子(リターン
方向の選曲指令を受ける端子)に入力されると(ステッ
プ43)、コントローラCL2よりリターン方向の選曲
を指示する制御信号MSが出力され、トラッキング制御
回路17によってピックアップ11が演奏途中の曲の頭
位置(曲の開始位置)に戻るような選曲動作が行なわれ
る(ステップ44)。
【0038】すなわち、ディスクプレーヤが曲の途中を
演奏しているときに、ダビング記録中のテープレコーダ
より、正方向のテープ走行時における磁気テープ終端検
出情報もしくは磁気テープ終端におけるテープ走行方向
反転情報が発せられた場合には、ディスクプレーヤは演
奏曲に対する頭出しが自動的に行なわれる。
【0039】曲の頭出しを終えた後のディスクプレーヤ
は再び演奏状態に復帰するが、この再演奏タイミングは
テープレコーダの再記録可能なタイミングに合わせら
れ、そのタイミング経過後に逆方向への再記録が実行さ
れる。
【0040】ステップ42において曲の演奏中でないと
判断されたときには、全ての曲の演奏が終了したかを判
断し(ステップ45)、全ての曲の演奏が終了したとき
には演奏動作が解除され、オートリターン動作となる
(ステップ46)。
【0041】ディジタルオーディオディスクプレーヤに
おける頭出し動作はほとんど瞬時に行なわれる。
【0042】一方、テープレコーダ側では例えば本実施
例のように磁気テープの記録可能な部分(磁性体部)よ
りリーダテープ部(記録不可)に移動したことを検出し
て磁気テープ終端と判断することによって反転動作を行
うものであればリーダテープ部の検出とほぼ同時に反転
動作するので、反転動作終了時点からテープを僅かに巻
き取るだけで磁気ヘッドを磁性体部に対接させることが
できる。つまり反転動作から再記録できるまでの時間は
極く僅かである。
【0043】これに対して、テープ終端検出手段として
テープテンションの増加を検出する方法やリールの回転
停止を検出する方法を採用するときには、リーダテープ
を全て巻き取ってからでないと反転動作が開始しないた
め、反転動作後にはこのリーダテープを巻き取らなけれ
ばならないので再び磁性体部が現われるまでにはある程
度の時間(ほぼリーダテープ巻き取り時間)を要する。
【0044】したがって、ディスクプレーヤの頭出し後
における再生開始タイミングと、テープレコーダの再記
録の開始タイミングとを一致させるため、ディスクプレ
ーヤの再生開始を所定時間遅らせる、つまり制御信号P
により頭出し後所定時間再生待機信号(ポーズ信号)を
出すことによりディスクプレーヤを再生待機状態とし、
所定時間後再び演奏状態に自動的に復帰させる。
【0045】テープレコーダは自動反転動作によって逆
方向への記録が継続されているため、所定時間経過後に
はその方向の記録トラックに曲の始めから再度記録を行
なうことができる。ここでいう所定時間とは、製品に使
われているテープレコーダのメカニズムの走行方向反転
制御手段の特性や製品の電気的特性等によって定められ
る。
【0046】再生開始の手段としては上記ポーズ信号の
他に、制御信号Pそのものを用い、この制御信号Pのコ
ントローラCL2への到来を所定時間だけ遅延しても良
い。
【0047】アナログディスクプレーヤでは選曲に時間
を要するため逆にテープレコーダの逆方向記録開始を遅
らせる場合も考えられる。
【0048】いずれにしても、ダビング開始時の情報欠
落が生じないように、ディスクプレーヤの頭出し再生開
始時期とテープレコーダの記録可能時期とは少なくとも
一致させるべきであり、より確実性を増すためにはテー
プレコーダの記録可能時期をディスクプレーヤの頭出し
再生開始時期より多少早めればよい。
【0049】このようなダビング処理を行うとテープ終
端側には曲の一部がそのまま記録されたままとなるの
で、テープの無音区間がなくなる。1曲全体を記録でき
ないとき、その曲の部分を消去してテープ終端側に無音
区間をつくることも考えられるがこうするとユーザにと
って無音区間の長さがどの程度あるのか判然としないの
で、いつ反転するかが全くつかめない。これはユーザに
不安感を与える基となり、あまり好ましくない。また無
音区間をつくるためには消去処理が必要になり、ダビン
グ時間も長くかかってしまうなどの問題がある。
【0050】この発明では無音区間はリーダテープに相
当するから、磁気テープとリーダテープの境を検出して
直ちに反転制御する場合、無音区間になると直ちに反転
処理されて最後の曲を最初から聞くことができる。これ
によって無音を聞き続けることによるユーザのイライ
ラ、不快感を一掃できる。ダビング時間も短縮できる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクに収録されて
いる情報を磁気テープにダビングするに際して、磁気テ
ープの正方向、逆方向いずれか一方の記録トラックに記
録を行ない、磁気テープ終端に到達した時、ディスクプ
レーヤが情報演奏の途中にある場合には、ディスクプレ
ーヤの選曲装置を作動させて再生途中の情報の頭出しを
行ない、改めて他方の記録トラックに前記情報の頭から
記録できるようにしたので、音切れによる情報の一部欠
落のないダビングが可能となる。
【0052】また、この発明のようなダビングを行うと
きには、テープ終端側には曲の一部がそのまま残るの
で、無音区間(リーダテープ部)になると直ちに反転さ
れて曲を最初から聞くことができる。上述した曲の一部
を消去するように構成するときはこの無音区間があるた
めにいつテープ終端となるかを確認できない。そのた
め、ユーザはイライラや不快感がつのったりする。ま
た、無音区間をつくるということは無音にするための消
去処理が必要になって、いたずらにダビング時間を費や
すことになるなどの問題がある。この発明はこれらの問
題を一掃できる。
【0053】テープテンションなどを検出してテープ終
端を検出する場合であっても、リーダテープの巻き取り
が終了すると直ちに走行が反転されるので、無音区間は
このリーダテープを再生する区間だけとなり、無音区間
を最小限に抑えることができる。
【0054】さらに、本発明では自動反転後にテープ終
端が検出されたときにはテープレコーダが停止するよう
に制御しているので、再反転による記録動作は行なわれ
ない。その結果、自動反転する前に記録した情報を誤っ
て消去したりすることがない。これでダビング精度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテープレコーダの記録
系および動作制御系を示すブロック図である。
【図2】ディスクプレーヤの再生系及び動作制御系を示
すブロック図である。
【図3】図1に示すテープレコーダの動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図4】図2に示すディスクプレーヤの動作を説明する
ためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 プリアンプ 2 記録補償回路 CL1,CL2 コントローラ RC1,RC2 磁気テープ終端検出器 REC 記録釦 FR 正方向再生釦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報の頭出しを行うための頭
    出し手段を備えたディスクプレーヤと、少なくとも磁気
    テープ端部検出手段およびテープ走行方向反転制御手段
    を備えたテープレコーダを用いて、ディスクに収録され
    ている情報を磁気テープにダビングするためのディスク
    ダビング装置において、 記録途中でテープ終端が検出されたときには、 テープレコーダ側にあっては上記テープ走行反転制御手
    段を用いて反転走行処理がなされて再び記録状態となさ
    れ、 上記ディスクプレーヤ側にあっては上記磁気テープ端部
    検出動作若しくはテープ走行方向反転制御動作に応答し
    て頭出し手段が動作して直前まで再生中にあった情報の
    頭出し処理が行なわれ、上記テープレコーダが再記録可
    能なタイミングになったとき上記ディスクプレーヤの再
    生動作が開始されると共に、 反転走行時上記テープ終端検出手段によってテープ終端
    が検出されたときには、上記テープレコーダが停止状態
    となるように制御されたことを特徴とするディスクダビ
    ング装置。
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