JPH0623460Y2 - 貨物自動車の扉開閉装置 - Google Patents

貨物自動車の扉開閉装置

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JPH0623460Y2
JPH0623460Y2 JP12294189U JP12294189U JPH0623460Y2 JP H0623460 Y2 JPH0623460 Y2 JP H0623460Y2 JP 12294189 U JP12294189 U JP 12294189U JP 12294189 U JP12294189 U JP 12294189U JP H0623460 Y2 JPH0623460 Y2 JP H0623460Y2
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JP
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憲光 一箭
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Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は貨物自動車の扉開閉装置に関し、特に荷箱の後
面に開口部を開閉する扉を備えた扉開閉装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の扉開閉装置は例えば第4図で示すように
貨物自動車の荷箱1の後面に荷物を出入れする開口部2
を形成するとともに、この開口部2を開閉する観音開式
扉3が開口部2の両側に立設する支持フレーム4に連結
部材5によって回動可能に取付け固定される。また、貨
物自動車を例えば路肩等に駐車して荷役作業を行う際、
扉3で走行車輌の進路を妨害しないよう、少なくとも27
0度以上回動できるようにして支持フレーム4に取付固
定している。また、この場合、扉3を270度以上回動さ
せるめに、一般に扉3の回動中心となる連結部材5の枢
着部5Aを支持フレーム4の外面側端部に位置させて連
結部材5で扉3と支持フレーム4とを連結するようにし
ている。
[考案が解決しようとする課題] ところで近年の貨物自動車においては外観デザインの向
上を図るため、貨物自動車に装備する荷箱1には外観デ
ザインを疎外する邪魔な突起物が表われることなく連続
した平坦面で構成し、荷箱1自体をスマートに形成する
傾向にある。しかし、前記従来例においては連結部材5
が支持フレーム4の外面側に設けられ、直接外部に露出
しているため、荷箱1の外観デザイン性の悪化を招くと
いう問題があった。
そこで本考案は観音開式扉を連結する連結部材が直接外
部に表われることなく、その外観デザインを良好に保つ
ことのできる貨物自動車の扉開閉装置の提供を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は荷箱の内側に位置して扉と支持フレームとを連
結する連結部材を設け、この連結部材の両端を軸を介し
て前記扉と支持フレームとに回動可能に軸着するととも
に、前記連結部材を目隠しする化粧板を設けたものであ
る。
[作用] 扉が支持フレームに連結部材両端の軸を介して270度以
上回動可能に連結されるとともに、連結部材が化粧板に
目隠しされ連結部材が直接外部に表われることなく荷箱
の外観デザインを良好に保つことができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、同図にお
いて、11は貨物自動車12の後部に設けた荷箱であり、左
右側壁13、床14、前壁15、天井16から成り、これらを各
コーナに立設する支持フレーム17に各々取付け固定して
箱型に形成するとともに、その後面を開放して開口部18
を形成している。
19は前記開口部18を開閉する一対の観音開式扉であり、
この扉19の基端部には略L字状に形成された上下一対の
取付腕20が適宜間隔を置いて複数組取付固定されるとと
もに、前記支持フレーム17の前記取付腕20との対応位置
に同様な上下一対の取付腕20Aが取付固定されている。
21は前記扉19と支持フレーム17とを連結する連結部材で
あり、一端を扉19に設けた取付腕20の間に、他端を支持
フレーム17に設けた取付腕20Aの間に挿入配置させ、か
つ、その両端部を軸を介して前記各取付腕20,20Aに夫々
枢着することにより扉19と支持フレーム17とを回動可能
に連結している。
23は略L字状に折曲する化粧板であり、前記連結部材21
に取付固定する取付板24に両面テープ24Aによって貼着
することにより、前記左右側壁13と扉19との間に位置し
て前記連結部材21を目隠しするものである。また、前記
取付板24及び前記連結部材21の適宜位置に設けた取付孔
25には前記連結部材21の回動を規制する第1及び第2の
規制部材26,27が各々螺着され、その規制部材26,27には
内部に設けた図示しないバネによって弾発的に付勢され
た突起28が出没可能に設けられ、さらに、前記扉19側の
取付腕20と支持フレーム17側を軸支する軸22Aには前記
突起28と係合する係合凹部29及び係合突部30が各々形成
されている。尚、扉19にはハンドル31の操作によって床
14と天井16とに設けたカム受けにカムを係合してロック
するロック装置(図示しない)が設けられている。
以上のように構成される本考案は、扉19を閉じた状態で
は連結部材21に設けた第1の規制部材26の突起28と扉19
側の取付腕20に設けた係合凹部29とが係合し連結部材21
と取付腕20とが一体的に保持され、この状態で図示しな
いロック装置を解除して扉19を開くと、前記突起28と係
合凹部29との係合により扉19は支持フレーム17に固定さ
れた取付腕20Aと連結部材21とを枢着する軸22Aを中心と
して取付板24に設けた第2の規制部材27の突起28と軸22
Aの係合突部30とが係合するまで連結部材21と一体的に
回動する。そして第2の規制部材27の突起28が係合突部
30に係合すると、第2の規制部材27側の突起28のバネ圧
が強く設定されているため第1の規制部材26の突起28と
係合凹部29との係合が外れ、扉19は19側に設けた軸22を
中心として回動し、扉19をほぼ270度回動して左右側壁1
3を間隔を置いて平行に開くことができる。尚、扉19が
全開状態では前記第2の規制部材27の突起28はバネに抗
して軸22Aに設けた係合突起30を乗り越えて保持され、
扉19を閉める際、係合突起30と第2の規制部材27の突起
28とが係合して扉19は開く時には逆に扉19側の軸22を中
心として回動し、次に支持フレーム17側の軸22Aを中心
として順次回動して閉めるようにしている。
従って、本考案は支持フレーム17と扉19とを回動可能に
連結する連結部材21を荷箱1の内側に位置させ、かつ、
その連結部材21を化粧板23によって目隠しするため荷箱
1の表面に直接連結部材21が表われることなく、荷箱1
の外観デザインを良好に保つことができ、また、扉19を
各軸22,22Aを介して略270度回動することによって、荷
役作業を容易に行えるとともに交通渋滞の原因となると
いった虞れもない。
尚、本考案は前記第1実施例に限定されるものではな
く、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
り、例えば連結部材を扉及び支持フレームに固定する取
付腕に各々軸支したものを示したが直接扉と支持フレー
ムとに軸支してもよく、また、連結部材の形状及びその
数などは適宜選定すればよい。
[考案の効果] 本考案は荷箱の少なくとも後面を開放して開口部を形成
し、この開口部の両側に立設する支持フレームに扉を回
動可能に設けた扉開閉装置において、前記荷箱の内側に
位置して前記扉と支持フレームとを連結する連結部材を
設け、この連結部材の両端を軸を介して前記扉と支持フ
レームとに回動可能に軸着するとともに前記連結部材を
目隠しする化粧板を設けたことにより扉の連結部材が直
接外部に表われることなく、荷箱の外観デザインを良好
に保つことのできる貨物自動車の扉開閉装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
動作状態を示す断面図、第2図は要部の透視斜視図、第
3図は全体斜視図、第4図は従来例を示す断面図であ
る。 11……荷箱 18……開口部 19……扉 21……連結部材 22,22A……軸 23……化粧板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷箱の少なくとも後面を開放して開口部を
    形成し、この開口部の両側に立設する支持フレームに扉
    を回動可能に設けた扉開閉装置において、前記荷箱の内
    側に位置して前記扉と支持フレームとを連結する連結部
    材を設け、この連結部材の両端を軸を介して前記扉と支
    持フレームとに回動可能に軸着するとともに前記連結部
    材を目隠しする化粧板を設けたことを特徴とする貨物自
    動車の扉開閉装置。
JP12294189U 1989-10-19 1989-10-19 貨物自動車の扉開閉装置 Expired - Fee Related JPH0623460Y2 (ja)

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JPH0361489U JPH0361489U (ja) 1991-06-17
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