JPH0623292U - 基板ケース - Google Patents

基板ケース

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JPH0623292U
JPH0623292U JP6437892U JP6437892U JPH0623292U JP H0623292 U JPH0623292 U JP H0623292U JP 6437892 U JP6437892 U JP 6437892U JP 6437892 U JP6437892 U JP 6437892U JP H0623292 U JPH0623292 U JP H0623292U
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
case
board
groove
wall surface
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Pending
Application number
JP6437892U
Other languages
English (en)
Inventor
智樹 駅場
Original Assignee
株式会社長府製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機,石油ファンヒーター等に使用す
る基板ケースにおいて、基板の出し入れを容易にし、さ
らに基板の抜け止めを確実にする。 【構成】 基板ケース1は合成樹脂にて成形され、基板
ケース1上面,下面の内側には基板ケース1と一体にそ
れぞれ基板保持用溝2,3が設けてある。下側の基板保
持用溝3はケース壁面と固着しておらず可とう性があ
り、また基板保持用溝3の先端には基板の抜け止めとし
て作用する突起部5が設けてある。 【効果】 ビスや固定具など特別な部材を用いず容易に
基板を抜き差しでき、抜け止めも確実にできた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和機,石油ファンヒーター等に使用する基板ケースの構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
この考案に技術的に最も近い従来例としては、例えば、基板を収納するケース の上,下面に、基板の大きさに合わせた溝を設け、その溝に基板を差し込み、横 方向からのバネあるいはビス等により基板を固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例にあってバネ式の場合は、横方向からの引っ 掛けという構造となっていたため、基板の組付,取り外しの際、基板のパターン 側に飛び出た抵抗,コンデンサ,IC等の足にツメが当たり、基板の出し入れが しづらい、及び上述の足が曲がって隣のパターンに接触する。又ビス止めの場合 は作業時間がかかり、コストアップになるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、基板ケース に設けた溝の差し込み側を、基板ケースから突出させ弾性を持たせ、その先端部 に基板の抜け止めとなる突起部を設けることにより、上記問題点を解決すること を目的としている。
【0005】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜5は、この考案の 一実施例を示す図である。まず構成を説明すると、1は基板を収納する基板ケー スで、通常合成樹脂で射出成形により作られる。基板ケース1上面の内側と下面 の内側には、基板ケース1と一体にそれぞれ基板保持用溝2,3が設けてある。 (以後単に溝という。)
【0006】 上側の溝2はケース壁面4aに固着しているが、下側の溝3の前端からある一 定の長さlは、ケース壁面4bと固着しておらず、可とう性がある。又下側の溝 3の先端には、内側に突出した突起部5を設けてある。6はこの基板ケース1に 収納させる基板である。溝2,3の溝部の幅は基板6の厚みよりもわずかに広く する。
【0007】
【作用】
先ず基板6を基板ケース1に収納する場合について説明する。基板ケース1の 下側の溝3の先端を下側に押すと、溝3はケース壁面4bより一定の長さlだけ 離れているので可とう性があり、たわませることができる。そうしておいて基板 6を溝2,3に合わせ押し込む。
【0008】 基板6を完全に押し込むと、下側の溝3の先端部に設けた突起部5は弾性によ り元に戻り、基板6の端面を押さえ、もって基板6の抜け止めとして作用する。 次に修理等で基板6を外す場合であるが、基板6を収納する場合と同様、下側の 溝3の先端を下側にたわませ、基板6を引き抜けばよい。
【0009】 通常基板6の周囲の3〜5mmくらいは、抵抗その他の部品は実装していないの で、溝の深さをそれよりも浅くしておけば、基板6の出し入れによって部品が変 形することもない。溝3のケース壁面4bからの突出長さlは、使用する合成樹 脂の材質にもよるが、溝3の全長Lの1/3〜2/3くらいが適当である。
【0010】 つまりlが短くなれば剛性が増し、基板6の出し入れの際溝3をたわませるこ とが難しくなり、無理に行うと溝3が折れることもある。反面基板6を定位置ま で収納した後の抜け止めは確実となる。又lが長くなった場合には逆に柔軟性が 増し、基板6の出し入れは容易になるが、抜け止めが不確実となるわけである。
【0011】 なお本考案では、下側の溝3をケース壁面4bより一定の長さ離した構造とし 、可とう性を持たせたが、上側の溝2と下側の溝3の両方に可とう性を持たせた 構造としても、同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、基板ケースと溝を合成樹脂にて一体成形し 、さらに溝そのものをケース壁面から所定長さ突出した固定用の弾性構造とした ため、ビスや固定具など特別な部材を用いず容易に基板を抜き差しでき、しかも 基板を定位置まで収納した後は抜け止めが確実にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案基板ケースの正面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本考案基板ケースの斜視図である。
【図4】基板収納途中の溝の要部状態図である。
【図5】基板を収納した後の溝の要部状態図である。
【図6】従来例の基板ケースに基板を収納した例であ
る。
【図7】第2の従来例で基板をビスで固定した例であ
る。
【符号の説明】
1 基板ケース 2,3 基板保持用溝 4 ケース壁面 5 突起部 6 基板 7 バネ式の抜け止め 8 足 9 ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を収納する合成樹脂製ケースの対向
    する2つの面に、基板を挿入する際のガイドとなる溝を
    設け、一方又は両方の溝に弾力性を持たせ、かつ先端部
    には、突起部を設けたことを特徴とする基板ケース。
JP6437892U 1992-08-21 1992-08-21 基板ケース Pending JPH0623292U (ja)

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JP6437892U JPH0623292U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 基板ケース

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JP6437892U JPH0623292U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 基板ケース

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JPH0623292U true JPH0623292U (ja) 1994-03-25

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