JPH0686289U - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用コネクタ

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JPH0686289U
JPH0686289U JP3169593U JP3169593U JPH0686289U JP H0686289 U JPH0686289 U JP H0686289U JP 3169593 U JP3169593 U JP 3169593U JP 3169593 U JP3169593 U JP 3169593U JP H0686289 U JPH0686289 U JP H0686289U
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JP
Japan
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contact
board
fpc
piece
slider
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Pending
Application number
JP3169593U
Other languages
English (en)
Inventor
浅井  清
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無挿抜力式のフレキシブル基板用コネクタに
おける基板着脱操作の作業性を良くする。 【構成】 コンタクト21にバネ性のある接触片22と
基板挾持片23とを設け、モールドケース10の基板挿
入部13にFPC26を挿入することにより基板挾持片
23によって仮止めされ、スライダー11の差し込みに
よりFPC26と接触片22との接触圧が与えられるよ
うにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフレキシブル基板(以下FPCと記す)の挿抜操作が無負荷で行える 無挿抜力式(zero inforce type)のFPC用コネクタに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、無挿抜力式のFPC用コネクタは、図5に示すようにモールドケース1 の基板挿入部2の両側に、これを挟む配置に連続させて接触片収容部3とスライ ダー挿入部4とが形成され、接触片収容部3内に接点部5aを基板挿入部2内に 突出させてバネ性のある接触片5を収容し、スライダー挿入部4にはナイフ型の スライダー6を挿抜自在とした構造のものが使用されている。
【0003】 この種のFPC用コネクタは、スライダー6を抜き取った状態では無負荷でF PC7の挿入、抜き取りができ、FPC7を挿入後スライダー6を差し込むこと によりFPC7とコンタクト5との接触圧が与えられ、これによってFPC7が 抜け止めされるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この種の従来のFPCコネクタは、FPCの挿抜が無負荷でなされるため、腰 の弱いFPCであっても容易に挿抜ができ、しかもプリント配線されたコンタク ト接触面を傷付けないという利点があるが、無挿抜式であるために特にFPCの 挿入作業及びスライダーによるロック作業の際にFPCが抜け落ち易くなり、そ の作業は必ず挿入したFPCを手で持った状態でスライダーの差し込みを行わな ければならず、作業性が悪いという問題があった。
【0005】 本考案はこのような従来の問題にかんがみ、コネクタが基板等に固定されてい る場合には片手でもFPCの挿入,固定作業ができるようにした無挿抜力式のF PC用コネクタを提供せんとしてなされたものである。
【0006】
【課題を達成するための手段】
上述の如き従来の問題を解決するための本考案の特徴は、ケーシングに設けた 基板挿入部にコンタクトに一体成形したバネ性のある接触片を突出させるととも に、前記基板挿入部に連続させて前記接触片に対向する配置にスライダー挿入部 を備え、該スライダー挿入部にナイフ状のスライダーを差し込むことにより前記 基板挿入部に挿入されたフレキシブル基板と接触片との接触圧が与えられるよう にしてなるフレキシブル基板用コネクタにおいて、前記基板挿入部の奥部に該基 板挿入部に挿入されたフレキシブル基板の先端部を挾持する基板挾持片を設けた ことにある。なお、基板用挾持片はコンタクトと一体成形することが好ましいが 、コンタクトとは別に成形したものをモールドケース内に取り付けてもよく、ま たモールドケースと一体成形してもよい。
【0007】
【作用】
このFPC用コネクタは、スライダーを引き抜いた状態でFPCを挿入すると 接触片位置は無負荷状態で通過し、最奥部に達すると、その先端が基板挾持片に よって軽く挾持される。これによってFPCが基板挿入部内で仮止めされる。次 いでスライダーを差し込むことによりスライダーによってFPCが接触片側に押 され、電気接続に必要な接触圧が与えられるとともに抜け止めされる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施の一例を図1〜図4について説明する。
【0009】 図において、10は合成樹脂製のモールドケースであり、11は同材料のスラ イダーである。モールドケース10には、頂面に長手方向に向けて連続開口させ た基板挿入部12が設けられ、その基板挿入部12の幅方向の一方側に一定間隔 毎に接触片収容部13,13……が所要数だけ形成されている。基板挿入部12 の幅方向の他方側には、その開口側上半部に連続してスライダー挿入部14が形 成されている。スライダー挿入部14の奥側には前記各接触片収容部13,13 ……に対向する位置に基板挾持片収容部15,15……が形成されている。更に 各基板挾持片収容部15,15……の背部に反力受片収容部16,16……が連 続して成形されている。
【0010】 スライダー11はスライダー挿入部の奥側にはナイフ状部17が一体に成形さ れ、両端には係止片18,18が一体成形されている。各係止片18には外面側 に突起19が成形され、その突起19がモールドケース10に一体成形したばね 片20の窓20aにスライド自在に嵌め合わされて抜け止めされている。
【0011】 モールドケース10には底面側からコンタクト21が圧入されている。コンタ クト21は導電性の金属板材を打ち抜いて成形され、底部の板状部と一体に接触 片22,基板挾持片23,反力受片24がそれぞれ上向きに、回路接続端子25 が下向きに成形されている。接触片22は、モールドケース10の接触収容部1 2に挿入され、その先端部に接触突部22aが形成され、その接触突部22aが 基板挿入部12内に突出されている。
【0012】 基板挾持片23は、基板挾持片収容部15内に挿入されている。この基板挾持 片23には、先端の接触片22の根元部分と対向する側に挾持突部23aが一体 に成形され、これが基板挿入部12内に突出されている。
【0013】 また反力受片24は、モールドケースの反力受片収容部15内に圧入されてい る。
【0014】 このFPC用コネクタは基板挿入部12の幅aが、使用するFPC26がスム ーズに挿入される程度に広く成形され、スライダー11が差し込まれた状態にお けるスライダー11の表面と接触片の接触突部22aとの間隔cがFPC26の 厚さbより狭く形成されている。更に基板挿入部12の奥部の接触片22側面と 基板挾持片23の挾持突部23aとの間隔dがFPC26の厚さbより狭く形成 されている。また寸法dはcより小さく形成されている。
【0015】 このように構成されるFPC用コネクタは、スライダー11を引き抜いた状態 でFPC26を挿入すると、その先端が基板挾持片23によって基板挿入部12 の片側に軽く挾持され、FPC26が仮止めされる。
【0016】 この状態でスライダー11を押し込むことによりFPC26の接触部が接触片 22の接触突部22aに圧接され、接触圧が与えられるとともに抜け止めされる 。
【0017】 なお上述の実施例では、コンタクトと一体に基板挾持片23を設けて挿入され たFPCを仮止めしているが、この他、基板挾持片23をコンタクトとは別に成 形したものをモールドケース内に挿入してもよく、またモールドケースの一部に 一又は複数の基板挾持片を一体成形してもよい。
【0018】
【考案の効果】
上述したように本考案のFPC用コネクタは、モールドケースに形成した基板 挿入部の奥部に基板挾持片を設け、挿入されるFPCを仮止めするようにしたこ とによりFPC挿入後に手を離してもFPCが脱落しなくなり、従って片手でも FPC接続作業が可能になり、作業性が著しく向上することとなったものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のコネクタのスライダーを取
り除いた状態の平面図である。
【図2】本考案の一実施例のコネクタの一部縦断側面図
である。
【図3】同上のスライダーを引き抜いた状態の断面図で
ある。
【図4】同上のスライダーを差し込んだ状態の断面図で
ある。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 モールドケース 11 スライダー 12 基板挿入部 13 接触片収容部 14 スライダー挿入部 15 基板挾持片収容部 16 反力受片収容部 17 ナイフ状部 18 係止片 19 突起 20 ばね片 20a 窓 21 コンタクト 22 接触片 22a 接触突部 23 基板挾持片 23a 挾持突部 24 反力受片 25 回路接続端子 26 FPC

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに設けた基板挿入部にコンタ
    クトに一体成形したバネ性のある接触片を突出させると
    ともに、前記基板挿入部に連続させて前記接触片に対向
    する配置にスライダー挿入部を備え、該スライダー挿入
    部にナイフ状のスライダーを差し込むことにより前記基
    板挿入部に挿入されたフレキシブル基板と接触片との接
    触圧が与えられるようにしてなるフレキシブル基板用コ
    ネクタにおいて、 前記基板挿入部の奥部に該基板挿入部に挿入されたフレ
    キシブル基板の先端部を挾持する基板挾持片を設けたこ
    とを特徴としてなるフレキシブル基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 基板用挾持片をコンタクトと一体に成形
    してなる請求項1に記載のフレキシブル基板用コネク
    タ。
JP3169593U 1993-05-20 1993-05-20 フレキシブル基板用コネクタ Pending JPH0686289U (ja)

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JP3169593U JPH0686289U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 フレキシブル基板用コネクタ

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JP3169593U JPH0686289U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 フレキシブル基板用コネクタ

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JPH0686289U true JPH0686289U (ja) 1994-12-13

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ID=12338217

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JP3169593U Pending JPH0686289U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 フレキシブル基板用コネクタ

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JP (1) JPH0686289U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068646A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Iriso Electronics Co., Ltd. コネクタ
US7044773B2 (en) 2002-08-01 2006-05-16 Ddk Ltd. Connector
US7311542B2 (en) 2004-08-10 2007-12-25 Ddk Ltd. Connector

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