JPH06232703A - 発振装置 - Google Patents

発振装置

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Publication number
JPH06232703A
JPH06232703A JP5037314A JP3731493A JPH06232703A JP H06232703 A JPH06232703 A JP H06232703A JP 5037314 A JP5037314 A JP 5037314A JP 3731493 A JP3731493 A JP 3731493A JP H06232703 A JPH06232703 A JP H06232703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
internal
microcomputer
oscillator
stages
Prior art date
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Pending
Application number
JP5037314A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Matsui
秀夫 松井
Kota Muranaka
高大 村中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5037314A priority Critical patent/JPH06232703A/ja
Publication of JPH06232703A publication Critical patent/JPH06232703A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からのノイズの影響を受けず、コストの
高い水晶またはセラミックなどの振動子の使用を回避で
きるほか、出力パルスの周波数の設定を容易に実施可能
にする。 【構成】 マイクロコンピュータに内蔵された複数段の
インバータゲート1からなる内部発振回路Aを有し、該
内部発振回路Aに接続された接続段数セレクタ2に、上
記インバータゲート1の接続段数を任意に選択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロコンピュー
タのクロック入力に使用する発振装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の発振装置を示す回路図であ
り、図において、5は抵抗6やコンデンサ7,8ととも
に振動波を出力する水晶振動子、4はその振動波を増幅
して、外部のマイクロコンピュータ9にクロックとして
供給するインバータゲートである。
【0003】次に動作について説明する。この発振装置
では、インバータゲート4と水晶振動子5の共振で発振
し、その発振パルスが増幅されて正弦波状のパルスとし
て、上記マイクロコンピュータ9へ出力され、同期化信
号として利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発振装置は以上
のように構成されているので、これがマイクロコンピュ
ータ9とは独立に外部に設けられることで、外部からの
ノイズを受け易く、また、水晶またはセラミックの振動
子を用いたり、マイクロコンピュータ9に対する接続の
ため端子を2ピン分増加する点を考えると、コスト的に
不利になるなどの問題点があった。
【0005】特に、上記ノイズに関して言えば、ノイズ
がマイクロコンピュータ9の誤動作の原因の1つでもあ
るため、耐ノイズ性には十分な対策が必要であり、上記
の発振装置ではノイズの影響を避けられず、また、水晶
振動子を使った発振回路では、周波数の選択ないし設定
を容易に行えないなどの問題点があった。
【0006】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、外部からのノイズの
影響を受けず、コストの高い水晶またはセラミックなど
の振動子の使用を回避できるほか、出力パルスの周波数
の設定を容易に実施できる発振装置を得ることを目的と
する。
【0007】また、請求項2の発明は内部発振回路の異
常時においても、引き続き正規の出力パルスをマイクロ
コンピュータへ供給できる発振装置を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る発
振装置は、マイクロコンピュータに内蔵された複数段の
インバータゲートからなる内部発振回路を有し、該内部
発振回路に接続された段数セレクタに、上記インバータ
ゲートの接続段数を任意に選択させるようにしたもので
ある。
【0009】請求項2の発明に係る発振装置は、内部発
振回路に対して独立に外部発振回路を設け、該外部発振
回路または上記内部発振回路の各出力を、出力セレクタ
により選択的に出力させるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明における発振装置は、接続段数
セレクタによって、インバータゲートが持つ遅延時間を
利用して発振動作する発振回路の、当該インバータゲー
トの段数を選択することで、発振周波数を任意に選択で
きるようにするとともに、インバータゲートのリング回
路からなるこの発振回路部分がマイクロコンピュータの
内部、つまりチップ上に設けられることで、外部との接
続ピン数を低減可能にし、しかも外部からのノイズの影
響を受けにくくする。
【0011】請求項2の発明における外部発振回路は、
内部発振回路が発振動作しないときに出力セレクタによ
り選択されて、これが出力パルスを引き続きマイクロコ
ンピュータへ供給するように動作する。
【0012】
【実施例】実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例
を図について説明する。図1において、1は直列接続さ
れた複数段のインバータゲートで、これが図示しないマ
イクロコンピュータに内蔵されて内部発振回路Aを構成
している。2は接続段数セレクタで、これが上記内部発
振回路Aに接続されて、上記インバータゲート1の接続
段数を任意に選択できるように配線されている。
【0013】図2は上記内部発振回路Aの基本回路図で
あり、ここでは、複数段のインバータゲート1のみがリ
ング接続されている。
【0014】次に動作について説明する。まず、図2に
おいて、いずれかのインバータゲート1にハイレベルの
信号`H´が入力されると、このインバータゲート1は
ある一定時間の経過後ローレベルの信号`L´を出力す
る。そして、この信号`L´は次のインバータゲート1
に入力され、このインバータゲート1は一定時間遅れて
信号`H´を出力する。
【0015】ここで、上記各遅延時間をtとした場合に
は、1つのインバータゲート1より構成された内部発振
回路Aの周期は2tとなる。従って、インバータゲート
を3個接続した場合には、入力から出力に至る経過時間
は3tとなり、内部発振回路Aの周期は6tとなる。こ
のように、図2に示すような内部発振回路であるリング
発振回路では、インバータゲート1の遅延時間とインバ
ータゲート1の機能を利用して発振を行わせるものであ
る。
【0016】図1はインバータゲート1をリング状に接
続した図2の内部発振回路Aに、インバータゲート1の
段数の切換接続を行う接続段数セレクタ2を接続したも
のである。従って、セレクタ2の切り換えにより、各イ
ンバータゲート1のもつ遅延時間を利用することで、上
記のようにインバータゲート1の接続段数を選択するこ
とにより、上記のように周波数の設定,選択を可能にし
ている。
【0017】この場合において、上記内部発振回路Aは
マイクロコンピュータのチップ上に設けられ、各インバ
ータゲート1を構成するトランジスタが電圧や温度の影
響を受けて特性が変化し、内部発振回路Aの発振が不安
定になる。しかし、この電圧,温度が変化してもマイク
ロコンピュータ自身がこれに追従する。
【0018】すなわち、例えば電源電圧に変動がある
と、内部発振回路Aもマイクロコンピュータと同様の影
響を受け、動作上限周波数の低下と同時に、内部発振回
路Aの発振周波数も低下し、マイクロコンピュータはそ
の周波数変化に追従し、暴走には至らない。なお、温度
が変化した場合についても同様である。
【0019】また、この発振装置はマイクロコンピュー
タのチップ上に上記のように作り込むため、外部からの
ノイズの影響を受けにくく、かつこれらの発振装置とマ
イクロコンピュータとを接続する端子(ピン)を外部に
設置する必要がなくなり、また、水晶振動子などを設け
る必要もないので、コスト的に有利となる。
【0020】なお、この内部発振回路Aの出力はマイク
ロコンピュータのクロック入力として用いるもので、例
えば電子手帳と呼ばれる、人が操作するコンピュータ機
器で、電池寿命による電圧低下により動作が遅くなって
きても、さほど気にせず使用できる用途に有効である。
【0021】実施例2.図3は請求項2の発明の実施例
を示す。これは、マイクロコンピュータのチップ上に作
り込んだ内部発振回路Aとは別に、従来利用していた外
部発振回路Bも必要に応じ取り付けるようにしたもので
ある。この場合には、内部発振回路Aと外部発振回路B
の各出力を出力セレクタ10で選択できるようにするこ
とで、内部発振回路Aが発振しない場合には、ソフトウ
ェア的に出力セレクタ10を内部発振回路Aから外部発
振回路Bに切り換えることで、引き続きマイクロコンピ
ュータにクロックを送ることができる利点が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、マイクロコンピュータに内蔵された複数段のインバ
ータゲートからなる内部発振回路を有し、該内部発振回
路に接続された段数セレクタに、上記インバータゲート
の接続段数を任意に選択させるように構成したので、従
来のようにマイクロコンピュータと発振回路とを接続す
るピンの数を少なくすることができ、水晶またはセラミ
ックの振動子の使用を省くことができ、結果的にもコス
ト的メリットが大きくなるほか、耐ノイズ性を強化でき
るとともに、接続段数セレクタの使用により、周波数の
可変,設定が容易になるものが得られる効果がある。
【0023】また、マイクロコンピュータに使用する電
源電圧が変動する(特に低電圧方向)場合に、マイクロ
コンピュータの動作上限周波数が低下するが、このとき
にもインバータゲートからなるリング発振器であれば、
自動的に発振周波数も低下するので、最適な動作周波数
が得られる効果がある。
【0024】また、請求項2の発明によれば、内部発振
回路に対して独立に外部発振回路を設け、該外部発振回
路または上記内部発振回路の各出力を、出力セレクタに
より選択的に出力させるように構成したので、内部発振
回路が発振しない場合に、引き続きマイクロコンピュー
タに外部発振回路からクロックパルスを供給できるもの
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例による発振装置を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の発振装置の基本構成を示すブロック
図である。
【図3】請求項2の発明の実施例による発振装置を示す
ブロック図である。
【図4】従来の発振装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 インバータゲート 2 接続段数セレクタ 10 出力セレクタ A 内部発振回路 B 外部発振回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータに内蔵された複数
    段のインバータゲートからなる内部発振回路と、該内部
    発振回路に接続されて、上記インバータゲートの接続段
    数を任意に選択可能にする接続段数セレクタとを備えた
    発振装置。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータに内蔵された複数
    段のインバータゲートからなる内部発振回路と、該内部
    発振回路に接続されて、上記インバータゲートの接続段
    数を任意に選択可能にする接続段数セレクタと、上記内
    部発振回路に対して独立に設けられた外部発振回路と、
    該外部発振回路または上記内部発振回路の各出力を選択
    的に出力する出力セレクタとを備えた発振装置。
JP5037314A 1993-02-03 1993-02-03 発振装置 Pending JPH06232703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037314A JPH06232703A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 発振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037314A JPH06232703A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 発振装置

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JPH06232703A true JPH06232703A (ja) 1994-08-19

Family

ID=12494227

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JP5037314A Pending JPH06232703A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 発振装置

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JP (1) JPH06232703A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09186559A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Sony Corp 発振回路及びクロック再生回路
JPH09238053A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Sony Corp リングオシレータ及びpll回路
JP2008228066A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Fujitsu Ltd 遅延回路
JP2010192976A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Nec Corp リングオシレータ及びそれを用いたpll回路

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