JP2590617B2 - 電圧制御圧電発振器 - Google Patents
電圧制御圧電発振器Info
- Publication number
- JP2590617B2 JP2590617B2 JP2502391A JP2502391A JP2590617B2 JP 2590617 B2 JP2590617 B2 JP 2590617B2 JP 2502391 A JP2502391 A JP 2502391A JP 2502391 A JP2502391 A JP 2502391A JP 2590617 B2 JP2590617 B2 JP 2590617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- controlled piezoelectric
- piezoelectric oscillator
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電発振器に関し、特に
外部からの制御電圧により周波数を可変できる電圧制御
圧電発振器に関する。
外部からの制御電圧により周波数を可変できる電圧制御
圧電発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧制御圧電発振器は図2に示す
ように、電圧制御圧電発振回路1を備え、この電圧制御
圧電発振回路1は、発振回路7と、圧電発振子8と、可
変容量ダイオード9と、抵抗器10〜13とから構成さ
れ、出力端子2を有し、また周波数制御端子として、外
部制御電圧入力端子6および内部制御電圧入力端子(バ
イアス電圧入力端子)5を有している。
ように、電圧制御圧電発振回路1を備え、この電圧制御
圧電発振回路1は、発振回路7と、圧電発振子8と、可
変容量ダイオード9と、抵抗器10〜13とから構成さ
れ、出力端子2を有し、また周波数制御端子として、外
部制御電圧入力端子6および内部制御電圧入力端子(バ
イアス電圧入力端子)5を有している。
【0003】この従来の電圧制御圧電発振器は、2電源
方式であり、電源電圧端子3と電源電圧端子4を有して
おり、電源電圧端子3の電源電圧+5Vと、電源電圧端
子4の電源電圧−5Vとの2つの電源電圧を使用し、電
位差(5+5=10V)を利用して、図3に示す可変容
量ダイオード9の容量を変化させて、図4に示す周波数
変化を得ていた。なお図4において、VINは外部制御
電圧入力端子6の電圧を示している。
方式であり、電源電圧端子3と電源電圧端子4を有して
おり、電源電圧端子3の電源電圧+5Vと、電源電圧端
子4の電源電圧−5Vとの2つの電源電圧を使用し、電
位差(5+5=10V)を利用して、図3に示す可変容
量ダイオード9の容量を変化させて、図4に示す周波数
変化を得ていた。なお図4において、VINは外部制御
電圧入力端子6の電圧を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電圧制御圧
電発振器では、+5Vと−5Vとの2つの電源電圧が必
要であるという問題点があった。また+5Vと−5Vと
が同時に印加されるため、図2の圧電発振子8の動作点
が発振起動しにくいところから始まり、圧電発振子のク
リスタル・インピーダンスが劣化していると発振しない
場合があるという問題点もあった。
電発振器では、+5Vと−5Vとの2つの電源電圧が必
要であるという問題点があった。また+5Vと−5Vと
が同時に印加されるため、図2の圧電発振子8の動作点
が発振起動しにくいところから始まり、圧電発振子のク
リスタル・インピーダンスが劣化していると発振しない
場合があるという問題点もあった。
【0005】さらに今後は、単電源で低電圧化(例えば
+3Vのみ)された電源電圧のため、可変容量ダイオー
ド9への印加電圧幅が小さくなり、周波数可変幅が狭く
なるという問題点が予想される。
+3Vのみ)された電源電圧のため、可変容量ダイオー
ド9への印加電圧幅が小さくなり、周波数可変幅が狭く
なるという問題点が予想される。
【0006】本発明の目的は、このような問題点を解決
した単電源・低電圧動作でも充分な周波数可変範囲を有
する電圧制御圧電発振器を提供することにある。
した単電源・低電圧動作でも充分な周波数可変範囲を有
する電圧制御圧電発振器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧制御圧電発
振器は、周波数制御端子として外部制御電圧入力端子
と、内部制御電圧入力端子(バイアス電圧入力端子)の
2端子を有する電圧制御圧電発振回路と、この電圧制御
圧電発振回路の出力が入力に接続された可変分周回路
と、この可変分周回路の出力がクロック入力に接続され
たスイッチ・キャパシタ変成回路とを備え、前記スイッ
チ・キャパシタ変成回路の出力を前記電圧制御圧電発振
回路のバイアス電圧入力端子に接続し、前記電圧制御圧
電発振回路とスイッチ・キャパシタ変成回路に、外部よ
り電源電圧を接続したことを特徴とする。
振器は、周波数制御端子として外部制御電圧入力端子
と、内部制御電圧入力端子(バイアス電圧入力端子)の
2端子を有する電圧制御圧電発振回路と、この電圧制御
圧電発振回路の出力が入力に接続された可変分周回路
と、この可変分周回路の出力がクロック入力に接続され
たスイッチ・キャパシタ変成回路とを備え、前記スイッ
チ・キャパシタ変成回路の出力を前記電圧制御圧電発振
回路のバイアス電圧入力端子に接続し、前記電圧制御圧
電発振回路とスイッチ・キャパシタ変成回路に、外部よ
り電源電圧を接続したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例の電圧制御圧電発振
器のブロック図である。
説明する。図1は本発明の一実施例の電圧制御圧電発振
器のブロック図である。
【0009】電圧制御圧電発振回路1の構成は、図2と
同様である。したがって、同一の構成要素には同一の参
照番号を付して示している。本実施例の電圧制御圧電発
振器は、さらに、可変分周回路14とスイッチ・キャパ
シタ変成回路15とを備えている。ただし、電源は単電
源とし+3.3Vの電源電圧端子3を備えている。
同様である。したがって、同一の構成要素には同一の参
照番号を付して示している。本実施例の電圧制御圧電発
振器は、さらに、可変分周回路14とスイッチ・キャパ
シタ変成回路15とを備えている。ただし、電源は単電
源とし+3.3Vの電源電圧端子3を備えている。
【0010】発振回路7の出力を可変分周回路14の入
力に接続し、可変分周回路14の出力を、電源電圧端子
3の電源電圧+3.3Vを入力とするスイッチ・キャパ
シタ変成回路15のクロック入力に接続し、スイッチ・
キャパシタ変成回路15の出力を電圧制御圧電発振回路
1のバイアス電圧入力端子5に接続する。
力に接続し、可変分周回路14の出力を、電源電圧端子
3の電源電圧+3.3Vを入力とするスイッチ・キャパ
シタ変成回路15のクロック入力に接続し、スイッチ・
キャパシタ変成回路15の出力を電圧制御圧電発振回路
1のバイアス電圧入力端子5に接続する。
【0011】以上のような構成の電圧制御圧電発振器に
おいて、発振回路1の出力を可変分周回路14に入力
し、低周波に分周してスイッチ・キャパシタ変成回路1
5のクロック入力として使用する。スイッチ・キャパシ
タ変成回路15により電源電圧+3.3Vを2倍に昇圧
し、極性変換することにより−6.6Vとしてバイアス
電圧入力端子5に印加する。電源電圧+3.3Vとスイ
ッチ・キャパシタ変成回路15の出力電圧−6.6Vに
より従来の2電源電圧制御圧電発振器(+5Vと−5
V、電位差10V)と同等の電位差(3.3+6.6=
9.9V)を得ることができる。
おいて、発振回路1の出力を可変分周回路14に入力
し、低周波に分周してスイッチ・キャパシタ変成回路1
5のクロック入力として使用する。スイッチ・キャパシ
タ変成回路15により電源電圧+3.3Vを2倍に昇圧
し、極性変換することにより−6.6Vとしてバイアス
電圧入力端子5に印加する。電源電圧+3.3Vとスイ
ッチ・キャパシタ変成回路15の出力電圧−6.6Vに
より従来の2電源電圧制御圧電発振器(+5Vと−5
V、電位差10V)と同等の電位差(3.3+6.6=
9.9V)を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は従来の電圧
制御圧電発振器に可変分周回路とスイッチ・キャパシタ
変成回路を追加したので、単電源・低電圧動作でも充分
な周波数可変範囲を有する電圧制御圧電発振器を実現で
きるという効果がある。
制御圧電発振器に可変分周回路とスイッチ・キャパシタ
変成回路を追加したので、単電源・低電圧動作でも充分
な周波数可変範囲を有する電圧制御圧電発振器を実現で
きるという効果がある。
【0013】また発振開始後、分周してからバイアス電
圧を入力することになるため、発振開始点での圧電発振
子の動作点が発振しやすいところにあるという効果も有
する。
圧を入力することになるため、発振開始点での圧電発振
子の動作点が発振しやすいところにあるという効果も有
する。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の電圧制御圧電発振器のブロック図であ
る。
る。
【図3】可変容量ダイオードの容量・電位差特性例を示
す図である。
す図である。
【図4】電圧制御圧電発振器の制御電圧・周波数変化特
性例を示す図である。
性例を示す図である。
1 電圧制御圧電発振回路 2 出力端子 3,4 電源電圧端子 5 内部制御電圧入力端子(バイアス電圧入力端子) 6 外部制御電圧入力端子 7 発振回路 8 圧電発振子 9 可変容量ダイオード 10〜13 抵抗器 14 可変分周回路 15 スイッチ・キャパシタ変成回路
Claims (1)
- 【請求項1】周波数制御端子として外部制御電圧入力端
子と、内部制御電圧入力端子(バイアス電圧入力端子)
の2端子を有する電圧制御圧電発振回路と、この電圧制
御圧電発振回路の出力が入力に接続された可変分周回路
と、この可変分周回路の出力がクロック入力に接続され
たスイッチ・キャパシタ変成回路とを備え、前記スイッ
チ・キャパシタ変成回路の出力を前記電圧制御圧電発振
回路のバイアス電圧入力端子に接続し、前記電圧制御圧
電発振回路とスイッチ・キャパシタ変成回路に、外部よ
り電源電圧を接続したことを特徴とする電圧制御圧電発
振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2502391A JP2590617B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 電圧制御圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2502391A JP2590617B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 電圧制御圧電発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04252502A JPH04252502A (ja) | 1992-09-08 |
JP2590617B2 true JP2590617B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12154318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2502391A Expired - Lifetime JP2590617B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 電圧制御圧電発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590617B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5262901B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-08-14 | セイコーエプソン株式会社 | 発振器 |
JP2011035755A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | New Japan Radio Co Ltd | 高周波帯電圧制御発振器 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP2502391A patent/JP2590617B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04252502A (ja) | 1992-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004079895A1 (ja) | 水晶発振回路 | |
JPS59139708A (ja) | 圧電振動発振器 | |
JPH01161906A (ja) | 発振回路 | |
JP2590617B2 (ja) | 電圧制御圧電発振器 | |
KR20010021705A (ko) | 오실레이터를 포함한 집적 회로 | |
US5721515A (en) | High stability single-port saw resonator oscillator | |
JPS6230410A (ja) | 電圧制御発振回路 | |
JPH06152244A (ja) | 圧電発振回路 | |
JPH06177646A (ja) | 水晶発振回路 | |
JP2002237722A (ja) | 電圧制御発振回路 | |
JPH0279603A (ja) | 発振回路 | |
JPH056363B2 (ja) | ||
JPS6143274Y2 (ja) | ||
JP2002325018A (ja) | 発振回路 | |
JPS6326009A (ja) | 発振回路 | |
JPH07154146A (ja) | 発振用集積回路および発振回路 | |
JPH1056328A (ja) | 変調器 | |
JP2768013B2 (ja) | 分周器 | |
JP2507488B2 (ja) | 温度補償機能を有するパルス幅制御型圧電発振器 | |
JPH08102620A (ja) | 圧電発振回路 | |
JPH03155205A (ja) | 発振回路 | |
JP2000353918A (ja) | 圧電発振器 | |
JPH02113606A (ja) | 発振回路 | |
JP2004328533A (ja) | 周波数切替水晶発振器 | |
JPH04192803A (ja) | 圧電発振器 |