JPH0623019Y2 - 大電流配線板ユニット - Google Patents

大電流配線板ユニット

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JPH0623019Y2
JPH0623019Y2 JP3839089U JP3839089U JPH0623019Y2 JP H0623019 Y2 JPH0623019 Y2 JP H0623019Y2 JP 3839089 U JP3839089 U JP 3839089U JP 3839089 U JP3839089 U JP 3839089U JP H0623019 Y2 JPH0623019 Y2 JP H0623019Y2
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JP
Japan
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wiring board
current wiring
control signal
control circuit
board unit
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JP3839089U
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English (en)
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JPH02129763U (ja
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勝明 大内
敏明 市毛
英夫 松尾
久 高橋
力夫 斉藤
純一 青井
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電気部品を搭載し、大電流配線板と制御信
号用基板を重ね合わせ一体化した大電流配線板ユニット
に関する。
[従来の技術] 電気機器の内部配線においては、パワー回路は22mm2
度の絶縁電線あるいは銅バーが使用されている。また、
信号回路には小サイズの数多くの絶縁電線によって配線
が行われている。
[考案が解決しようとする課題] 最近、電気機器の配線の合理化、自動組立ておよび電気
機器のコンパクト化が強く要望されている。ところが、
絶縁電線や銅バーを使用したものでは、このような要求
を満足することは不可能である。
特に、電線の場合には絶縁性に優れているが、柔らかく
可撓性があるために位置決めが困難で、電気部品との自
動組立ては不可能である。
一方銅バー単体では、単純な回路においては実用化され
ているが、複雑な回路では絶縁特性およに強度が弱く、
コンパクト化、自動組立てに難点がある。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもので、電気
機器の無配線化、配線合理化(自動組立)および電気機
器のコンパクト化を可能にした制御基板付大電流配線板
ユニットの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案の大電流配線板ユニットは、プラスチック絶縁
板に設けた溝に銅板を固定して電力回路を形成した大電
流配線板と、制御回路パターンを有する制御信号用基板
とを重ね合わせると共に、電気部品を搭載してなり、必
要箇所において上記電力回路と上記制御回路パターンと
の接続がなされており、かつ上記電気部品の電力用端子
および制御信号用端子は各々上記大電流配線板の大電流
回路および上記制御信号用基板の制御回路パターンと接
続されていることを特徴とするものである。
[実施例] 以下添付図面に基づいてこの考案の一実施例について説
明する。第1図および第2図ともに大電流配線板ユニッ
トの組立て前の状態を示す斜視図である。
大電流配線板11を構成するプラスチック絶縁板1には、
電力回路を構成する銅板5の厚さとほぼ同じ深さの溝2
が形成され、この溝2には銅板5の厚さより長い固定用
ピン3が所定数配置される。また、このプラスチック絶
縁板1には、この上に重ねられる制御用基板18をネジ止
めするためのナット穴4および電気部品の搭載を容易に
するための窓9が設けられている。
銅板5には、固定用ピン3が挿入される孔6および電気
部品の電力端子が接続される接続穴8が設けられ、さら
に、制御回路パターン12のスルーホール13に挿入される
接続棒7が半田あるいは銀ローにより固定されている。
銅板5の孔6にプラスチック絶縁板1の固定用ピン3を
挿入し、固定用ピン3の頭部を熱により潰して孔6より
も大きくすることにより、銅板5はプラスチック絶縁板
1の溝2内に固定され、電力回路10を有する大電流配線
板11が形成される。
制御信号用基板18の表面には複数本の制御回路パターン
12が形成され、この制御回路パターン12には必要に応じ
スルーホール13、14が設けられている。スルーホール13
に接続棒7が挿入されることにより電力回路10との接続
がなされ、またスルーホール14に電気部品の制御信号端
子21が挿入されることにより電気部品との接続がなされ
る。制御回路パターン12は、絶縁基板表面に貼り付けた
銅箔をパターンエッチングすること等により形成され
る。制御信号用基板18にはネジ止め用の穴15および電気
部品の搭載を容易とするための窓16、17が設けられてい
る。
電気部品22の本体19には、電力用端子20および制御信号
用端子21が設けられている。
大電流配線板11、制御信号用基板18および電気部品22と
は次のようにして一体化され大電流配線板ユニットが構
成される。
すなわち、電力回路10に固定された接続棒7を制御回路
パターン12のスルーホール13に挿入すると共にボルト23
を順次穴15およびナット穴4に挿通してネジ止めするこ
とにより、大電流配線板11と制御信号用基板18とが一体
化される。この場合、接続棒7はスルーホール13内に半
田付けすることが好ましい。
次いで、電気部品22の制御信号用端子21を制御回路パタ
ーン12のスルーホール14に挿入すると共にボルト24を窓
16、17の上部から順次穴8および電力端子20に挿通させ
てネジ止めすることにより大電流配線板11、制御信号用
基板18および電気部品22が一体化される。この場合、制
御信号用端子21はスルーホール14内に半田付けすること
が好ましい。
なお、接続棒7および制御信号端子21は、ラッピングポ
スト形状あるいはファストン端子形状とすることによ
り、これらに電線を接続する場合の接続作業を簡易化す
ることができる。
また、制御信号用基板18の制御回路パターン12面とは反
対面をシールド構造とすることにより、電力回路10から
制御回路12への雑音信号の流入を防止できる。
[考案の効果] 以上説明した通り、この考案の大電流配線板ユニット
は、従来電気部品間の接続を電線または銅バーにより行
っていたのを、電力回路と制御回路とをユニット化した
ものに、電気部品を搭載してこれらを一体化したもので
あり、電気機器の無配線化、配線合理化(自動組立)お
よび電気機器のコンパクト化が可能となる。また、電気
部品の着脱を簡単に行うことができ、メンテナンス上も
有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図ともに本考案の一実施例の説明図で
あり、大電流配線板ユニットの組立て前の状態を示す斜
視図である。 1:プラスチック絶縁板 2:溝 3:銅板固定用ピン 5:銅板 6:孔 7:接続棒 10:電力回路 11:大電流配線板 12:制御回路パターン 13、14:スルーホール 18:制御信号用基板 19:電気部品本体 20電力端子 21:制御信号端子 22:電気部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 久 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (72)考案者 斉藤 力夫 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (72)考案者 青井 純一 東京都千代田区丸の内2丁目1番2号 日 立電線株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック絶縁板に設けた溝に銅板を固
    定して電力回路を形成した大電流配線板と、制御回路パ
    ターンを有する制御信号用基板とを重ね合わせると共
    に、電気部品を搭載してなり、必要箇所において上記電
    力回路と上記制御回路パターンとの接続がなされてお
    り、かつ上記電気部品の電力用端子および制御信号用端
    子は各々上記大電流配線板の大電流回路および上記制御
    信号用基板の制御回路パターンと接続されていることを
    特徴とする大電流配線板ユニット。
  2. 【請求項2】上記接続棒はラッピングポスト状もしくは
    ファストン端子状である請求項1記載の大電流配線板ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】上記制御信号基板の制御回路パターン面と
    は反対面にシールドを設けてなる請求項1記載の大電流
    配線板ユニット。
  4. 【請求項4】制御回路信号基板に窓を設けてなる請求項
    1記載の大電流配線板ユニット。
JP3839089U 1989-03-31 1989-03-31 大電流配線板ユニット Expired - Lifetime JPH0623019Y2 (ja)

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JPH02129763U JPH02129763U (ja) 1990-10-25
JPH0623019Y2 true JPH0623019Y2 (ja) 1994-06-15

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ID=31546351

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JP3055302B2 (ja) * 1992-04-24 2000-06-26 三菱電機株式会社 半導体装置
JP3969403B2 (ja) * 2004-06-08 2007-09-05 株式会社デンソー 電子部品実装構造
JP6669789B2 (ja) 2018-01-19 2020-03-18 ファナック株式会社 電気装置およびモータ駆動装置

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JPH02129763U (ja) 1990-10-25

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