JPH047580Y2 - - Google Patents

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JPH047580Y2
JPH047580Y2 JP388986U JP388986U JPH047580Y2 JP H047580 Y2 JPH047580 Y2 JP H047580Y2 JP 388986 U JP388986 U JP 388986U JP 388986 U JP388986 U JP 388986U JP H047580 Y2 JPH047580 Y2 JP H047580Y2
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housing
capacitor
circuit board
printed circuit
conductive pattern
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は入力のノイズフイルターとして使用さ
れるY型コンデンサのアース端子を筺体に接続す
る構造に関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 従来、電源装置等の商用交流電源を入力する回
路においては、交流入力に発生するノイズを除去
するためにコンデンサをフイルターとして使用し
ている。すなわち、第3図及び第4図に示すよう
に、交流電源1の両端に接続するライン2,3間
にX形コンデンサ4を接続し、ライン2,3間に
生ずるノイズをコンデンサ4により除去するよう
にしている。また、ライン2,3と地面との間に
生ずるノイズは、コイル5及びライン2,3間に
Y形を構成する2個のコンデンサ6を接続し、こ
れらコンデンサ6の中点7をこの回路を収納して
いる筺体8に接続し、筺体8に設けられる外部結
線のためのアースピン9に接続してアースするよ
うにしている。
また、電子、電気機器には感電防止の為のアー
ス端子も必要となる。通常、ノイズ用のアースと
感電防止用のアースは接続されており、接続方法
は、コンデンサ6の中点7と筺体8との接続は補
助リード線10を介して半田付けあるいはかしめ
などにより行つている。しかし、筺体8がアルミ
ニウム等の半田付けが難しい材質で形成されてい
る場合には、筺体8内面にかしめ等により半田付
けしやすい端子11を設ける作業と、補助リード
線10を中点7とかしめによる端子11に半田付
けする作業と、前記ピン9をコンデンサ6等の電
気部品を実装しているプリント基板12に通しか
つプリント基板12のアースラインに半田付けす
る作業とを必要とし、全体を通じて作業性が極め
て悪く、特に補助リード線10を用いる中点7と
筺体8との接続は手作業による半田付けで行われ
るため信頼性に欠けるという欠点を有している。
[考案の目的] 本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、Y型コンデンサのアース用端子を筺体に容易
にかつ強固に取り付けることのできるコンデンサ
のアース構造を提供することを目的とするもので
ある。
[考案の構成] 前記目的を達成するための本考案の構成は、Y
型コンデンサを保持するプリント基板を筺体に収
納し、前記Y型コンデンサのアース端子と接続す
る導電パターン内に穿孔している前記プリント基
板の孔にアース用の外部端子を挿通して前記導電
パターンと接続すると共に、前記外部端子を前記
筺体の少なくとも一部を構成する導電部に連結し
てアースすることを特徴とするものである。
[考案の実施例] 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を詳述
する。第1図〜第2図に示す実施例は電源装置を
内蔵する筺体を示しており、筺体13は前記導電
部を構成する導電性の金属製上ケース14と、絶
縁性の合成樹脂製下ケース15とから成る。上ケ
ース14内には電源装置を構成する種々の電気部
品及び後述するY形を構成する2個のコンデンサ
16,17を実装しているプリント基板18が取
り付け固定されている。
前記Y型コンデンサ16,17はプリント基板
18の所定位置における孔19にその一端子部1
6A,17Aを貫通し、半田付け固着されてい
る。また、コンデンサ16,17のY形を形成す
るために接続される他端子部16B,17Bはプ
リント基板18のアースラインとなる導電パター
ン20内に位置する孔21を貫通し、半田付け固
着されている。
そして、このアースライン上の導電パターン2
0における孔21にはアース用の半田付け可能な
銅等の金属製から成る導電性の棒状の外部端子2
2が下ケース15の挿通孔15Aを通して挿通さ
れている。また、この外部端子22の上端は上ケ
ース14の挿通孔14Aを貫通して上ケース14
にかしめ又はネジ止め等により電気的に導通され
るよう固着していると共に、その下端は下ケース
15の挿通孔15Aから外部に突出して、他の外
部機器のアースラインに接続自在になつている。
さらに外部端子22はプリント基板18の孔21
の挿通された後、導電パターン20と半田付け固
着される。
以上のようにY形コンデンサを構成する2個の
コンデンサ16,17の中点は導電パターン20
の半田付けされてプリント基板18のアースライ
ンに接続されると共に、これらコンデンサ16,
17の中点付近における導電パターン20内の孔
21を挿通する外部端子22の上端が導電性の上
ケース14に連結されることによつて筺体13に
接続される。従つて、外部機器と接続されるアー
ス用の外部端子22を利用してY形コンデンサの
中点を直接筺体13にアースできるため、従来の
ように補助リード線やかしめ等の端子を用いてY
形コンデンサの中点と筺体とを接続する作業を省
略でき、作業の効率化を図れると共に、信頼性が
向上する。
以上、本考案の一実施例について詳述したが本
考案の要旨の範囲内で種々変形可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、Y型コン
デンサを保持するプリント基板を筺体に収納し、
前記Y型コンデンサのアース端子と接続する導電
パターン内に穿孔している前記プリント基板の孔
にアース用の外部端子を挿通して前記導電パター
ンと接続すると共に、前記外部端子を前記筺体の
少なくとも一部を構成する導電部に連結してアー
スすることにより、Y型コンデンサのアース用端
子を筺体に容易にかつ強固に結線固着できるた
め、従来と比較して作業能率が向上しかつ信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はプリント基板における要部の平面図、第3図
はY型コンデンサのアースを示す回路図、第4図
は従来例を示す筺体の断面図である。 13……筺体、14……上ケース(導電部)、
15……下ケース、16,17……コンデンサ、
18……プリント基板、20……導電パターン、
21……孔、22……外部端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. Y型コンデンサを保持するプリント基板を筺体
    に収納し、前記Y型コンデンサのアース端子と接
    続する導電パターン内に穿孔している前記プリン
    ト基板の孔にアース用の外部端子を挿通して前記
    導電パターンと接続すると共に、前記外部端子を
    前記筺体の少なくとも一部を構成する導電部に連
    結してアースすることを特徴とするY型コンデン
    サのアース構造。
JP388986U 1986-01-14 1986-01-14 Expired JPH047580Y2 (ja)

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JP388986U JPH047580Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JPS62116534U JPS62116534U (ja) 1987-07-24
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JP5884698B2 (ja) * 2012-09-28 2016-03-15 トヨタ自動車株式会社 非接触受電装置

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JPS62116534U (ja) 1987-07-24

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