JPH0321044Y2 - - Google Patents

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JPH0321044Y2
JPH0321044Y2 JP905081U JP905081U JPH0321044Y2 JP H0321044 Y2 JPH0321044 Y2 JP H0321044Y2 JP 905081 U JP905081 U JP 905081U JP 905081 U JP905081 U JP 905081U JP H0321044 Y2 JPH0321044 Y2 JP H0321044Y2
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dielectric resonator
electronic circuit
circuit board
coupling
printed circuit
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は誘電体共振器を用いた電子回路装置
に関し、特に、誘電体同軸TEM共振器内に発振
回路ユニツトを収納したような誘電体共振器を用
いた電子回路装置に関する。
第1図はこの考案の背景となる発振回路の概略
ブロツク図であり、第2図および第3図は第1図
に示す発振回路を具体化した装置の平面図であ
る。
まず、第1図ないし第3図を参照して従来の発
振回路装置について説明する。バンドパスフイル
タ1は誘電体同軸TEM共振器を含み、アンプ2
に接続される。アンプ2の出力信号はバンドパス
フイルタ1に帰還され、それによつて発振動作を
行なう。アンプ2はたとえばトランジスタや抵抗
などのデイスクリート部品をプリント基板3上に
配置して構成される。プリント基板3にはアンプ
2から延びた導体31,32が形成される。そし
て、第2図に示すように、導体31と32との間
のプリント基板が削除され、その部分に誘電体共
振器11が配置される。誘電体共振器11の内導
体と導通する中心棒12が設けられ、この中心棒
12の両端がそれぞれ導体31と32とに接続さ
れる。あるいは第3図に示すように、プリント基
板3の導体31と32との間に、その軸方向がプ
リント基板3に直交するように誘電体共振器11
が配置され、誘電体共振器11と導体31,32
が結合される。
上述のごとく、従来の誘電体共振器11を用い
た発振回路装置は、プリント基板3上にアンプ2
と誘電体共振器11とを配置していた。このため
に、全体の形状が大きくならざるを得なかつた。
ところが、最近では、電子機器の小型化により、
発振回路装置も小型化されたものが要求されるに
致つた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、誘電体
共振器内に電子回路ユニツトを装着したユニツト
基板を収納して全体を小型化し得る誘電体共振器
を用いた電子回路装置を提供することである。
この考案は、要約すれば、中空円筒状の誘電体
共振器内に、一端を結合部を、他端に接続端子を
有する電子回路ユニツトを装着したユニツト基板
を収納し、上記誘電体共振器の一端、他端からそ
れぞれ上記結合部、接続端子を突出させるととも
に、上記結合部によつて電子回路ユニツトと誘電
体共振器とを電気的に結合し、上記接続端子によ
つて該電子回路装置と実装基板とを電気的に接続
したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第4図はこの考案の一実施例の分解斜視図であ
り、第5図は同じく組立てた状態を示す外観斜視
図であり、第6図は同じく組立てた状態の縦断面
図であり、第7図はケースを示す外観斜視図であ
る。
次に、第4図ないし第7図を参照してこの考案
の一実施例について具体的に説明する。誘電体共
振器4はたとえば酸化チタン系の誘電体を用いて
孔41を含む中空円筒状に形成される。この孔4
1内には、電子回路ユニツト5が装着されたプリ
ント基板(ユニツト基板)51が収納される。こ
の電子回路ユニツト5は前述の第1図で説明した
アンプ部分2を構成する。すなわち、プリント基
板51はその幅が誘電体共振器4の孔41の内径
とほぼ等しく選ばれ、その長さが誘電体共振器4
の軸方向長さよりも長くなるように選ばれる。
プリント基板51上にはたとえばアンプなどの
電子回路部分52が配置される。この電子回路部
分52はたとえば集積回路などによつて構成さ
れ、小型化されている。さらに、プリント基板5
1上には、電子回路部分52から延びる導体53
と54とが形成される。この導体53と54とに
は、結合部58と59とが接続される。
前記結合部58,59は電子回路部分52と誘
電体共振器4の一方側端面側とを電気的に結合さ
せるものである。
さらに、プリント基板51の電子回路部分52
から下方に延びて電源接続用とか出力取り出し用
等に用いられる接続端子55ないし57が設けら
れる。このようにして構成された電子回路ユニツ
ト5が装着されたプリント基板51が誘電体共振
器4の孔41内に収納される。このとき、結合部
58,59と誘電体共振器4の一方側端面との間
にはわずかな間〓が設けられる。そして、この間
〓を介して結合部58,59と誘電体共振器4と
が電気的に結合される。この状態を第5図に示
す。さらに、誘電体共振器4および電子回路ユニ
ツト5を覆うようにケース6が設けられる。この
ケース6は上部が閉塞されかつ下部が開口された
中空円筒状に形成される。そして、ケース6の下
部には、第7図に示すように、プリント基板7に
取り付けるための取付部分61ないし64が下方
に延びて形成される。
このようにして構成された電子回路装置をプリ
ント基板(実装基板)7に取り付けるために、プ
リント基板7にはケース6の取付部61ないし6
4に対応した孔71ないし74が形成される。そ
して、この孔71ないし74にケース6の取付部
61ないし64が挿入され、プリント基板7の裏
面で折り曲げられ、必要に応じて孔71ないし7
4のまわりの導体(たとえばアース回路)にはん
だ付けされる。なお、図示しないが、電子回路ユ
ニツト5の接続端子55ないし57もこれらに対
応した孔がプリント基板7に形成されている。そ
して、それらの孔に接続端子55ないし57が挿
入され、プリント基板7の裏面で折り曲げられて
はんだ付けされる。
上述のごとく、この実施例によれば、誘電体共
振器4の孔41内に電子回路ユニツト5を挿入し
たことによつて、前述の第2図および第3図に示
したように、プリント基板上にアンプ部分と誘電
体共振器とを個別的に配置したものに比べて全体
の形状を小型化することができる。
第8図はこの考案の他の実施例を示す外観斜視
図である。この第8図は前述の実施例のように結
合棒58および59を用いることなく、誘電体共
振器4の一方端面にたとえば内導体に導通する電
極42と43とを形成しておき、この電極42と
43とをプリント基板51の導体53と54とに
それぞれ直接はんだ付けするようにしたものであ
る。すなわち、この第8図では電子回路ユニツト
5が誘電体共振器4に直接電気的に接続される。
以上のように、この考案によれば、中空円筒状
の誘電体共振器の内部に電子回路ユニツトを収納
するとともに電気的に結合したことによつて、全
体の形状を極めて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の背景となる発振回路装置の
概略ブロツク図である。第2図および第3図は第
1図に示す発振回路装置を具体化した平面図であ
る。第4図はこの考案の一実施例の分解斜視図で
ある。第5図は同じく組立てた状態を示す外観斜
視図である。第6図は同じく縦断面図である。第
7図はケースの一例を示す外観斜視図である。第
8図はこの考案の他の実施例の外観斜視図であ
る。 図において、4は誘電体共振器、5は電子回路
ユニツト、7はプリント基板(実装基板)、42,
43は電極(結合部)、51はプリント基板(ユ
ニツト基板)、55ないし57は接続端子、58,
59は結合導体(結合部)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空円筒状の誘電体共振器内に、一端に結合部
    を、他端に接続端子を有する電子回路ユニツトを
    装着したユニツト基板を収納し、上記誘電体共振
    器の一端、他端からそれぞれ上記結合部、接続端
    子を突出させるとともに、上記結合部によつて電
    子回路ユニツトと誘電体共振器とを電気的に結合
    し、上記接続端子によつて該電子回路装置と実装
    基板とを電気的に接続したことを特徴とする誘電
    体共振器を用いた電子回路装置。
JP905081U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPH0321044Y2 (ja)

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JPS57122908U JPS57122908U (ja) 1982-07-31
JPH0321044Y2 true JPH0321044Y2 (ja) 1991-05-08

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