JPH062286Y2 - 大電流配線板 - Google Patents
大電流配線板Info
- Publication number
- JPH062286Y2 JPH062286Y2 JP1989030265U JP3026589U JPH062286Y2 JP H062286 Y2 JPH062286 Y2 JP H062286Y2 JP 1989030265 U JP1989030265 U JP 1989030265U JP 3026589 U JP3026589 U JP 3026589U JP H062286 Y2 JPH062286 Y2 JP H062286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- current wiring
- copper bar
- insulating plate
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、大電流電力回路を有する大電流配線板に関
する。
する。
[従来の技術] 電気機器内部の電気器具接続用大電流電力回路には、こ
れまで絶縁電線または電気器具接続用の穴を開けた銅バ
ーが一般に使用されている。
れまで絶縁電線または電気器具接続用の穴を開けた銅バ
ーが一般に使用されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、最近電気機器の配線の合理化,自動組立てお
よび電気機器のコンパクト化が要求されているが、絶縁
電線や銅バーを使用したものでは、このような要求を、
満足することは不可能である。
よび電気機器のコンパクト化が要求されているが、絶縁
電線や銅バーを使用したものでは、このような要求を、
満足することは不可能である。
特に、電線の場合には絶縁性に優れているが、柔かく可
撓性があるために位置決めが困難で、電気部品との自動
組立ては不可能となっている。
撓性があるために位置決めが困難で、電気部品との自動
組立ては不可能となっている。
一方、銅バー単体では、単純な回路には実用化されてい
るが、複雑な回路では絶縁特性および強度が弱く、コン
パクト化や自動組立てに難点があった。
るが、複雑な回路では絶縁特性および強度が弱く、コン
パクト化や自動組立てに難点があった。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもので、上記
従来技術の欠点を解消し、電気機器の配線の合理化,自
動組立ておよび電気機器のコンパクト化を可能とする大
電流配線板を提供することを目的とする。
従来技術の欠点を解消し、電気機器の配線の合理化,自
動組立ておよび電気機器のコンパクト化を可能とする大
電流配線板を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案の大電流配線板は、絶縁板に電力回路を設けた
ことにあり、これによって自動組立ておよび無配線化を
可能にしたものである。
ことにあり、これによって自動組立ておよび無配線化を
可能にしたものである。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。第
1図および第2図は、大電流配線板の一実施例の外観を
示す斜視図で、第1図は絶縁板のみを示し、第2図は電
力回路を構成する銅バー5を嵌め込んだ状態と嵌め込む
前の状態を示している。
1図および第2図は、大電流配線板の一実施例の外観を
示す斜視図で、第1図は絶縁板のみを示し、第2図は電
力回路を構成する銅バー5を嵌め込んだ状態と嵌め込む
前の状態を示している。
プラスチックの絶縁板1は、銅バー5を嵌めこむための
銅バーの形状を有し銅バーの厚さとほぼ同じ深さを有す
る溝2が設けられ、この溝部には銅バー5の厚さよりも
長いピン3とともに、電気部品との接続穴4が設けら
れ、一体的に射出成形等により作られる。この接続穴4
は、大電流配線板の下側に配置された図示しない電気器
具端子と銅バー5とを接続するために設けられた穴であ
る。
銅バーの形状を有し銅バーの厚さとほぼ同じ深さを有す
る溝2が設けられ、この溝部には銅バー5の厚さよりも
長いピン3とともに、電気部品との接続穴4が設けら
れ、一体的に射出成形等により作られる。この接続穴4
は、大電流配線板の下側に配置された図示しない電気器
具端子と銅バー5とを接続するために設けられた穴であ
る。
第2図に示すように、電力回路を構成する銅バー5には
予め絶縁板1のピン2と係合する貫通孔8と、上記接続
穴4と対応する位置に設けられた電気接続用端子穴7が
穿設して形成されている。そして、この銅バー5をピン
3に挿込んで溝2に嵌め込み、ピン3の上部を熱により
溶かして頭6を貫通孔8より大きくなるように潰して固
定し、絶縁板1と銅バー5とを一体化させ、大電流配線
板を構成している。
予め絶縁板1のピン2と係合する貫通孔8と、上記接続
穴4と対応する位置に設けられた電気接続用端子穴7が
穿設して形成されている。そして、この銅バー5をピン
3に挿込んで溝2に嵌め込み、ピン3の上部を熱により
溶かして頭6を貫通孔8より大きくなるように潰して固
定し、絶縁板1と銅バー5とを一体化させ、大電流配線
板を構成している。
[考案の効果] 以上説明したとおり、この考案の大電流配線板は、従来
電気部品間の接続を電線または銅バーによって行なって
いたのを、一枚の絶縁板上に集約統合するようにしたも
のである。
電気部品間の接続を電線または銅バーによって行なって
いたのを、一枚の絶縁板上に集約統合するようにしたも
のである。
したがって、銅バーと絶縁板との固定方法が簡単で、し
かも固定部がプラスチックピンなので、金属ボルト締め
のように表裏に露出するものと異なり信頼性が一段と向
上する。
かも固定部がプラスチックピンなので、金属ボルト締め
のように表裏に露出するものと異なり信頼性が一段と向
上する。
また、この大電流配線板を用いることにより、部品組立
てがワンタッチで合理化することができ、機器のコンパ
クト化および無配線化が可能となる。
てがワンタッチで合理化することができ、機器のコンパ
クト化および無配線化が可能となる。
第1図は、本考案の大電流配線板を構成する絶縁板の斜
視図、 第2図は、上記第1図に示す絶縁板に銅板を一体化する
状態を説明するための斜視図である。 1・・・プラスチック絶縁板 2・・・溝 3・・・ピン 4・・・接続穴 5・・・銅バー 7・・・ピン貫通孔
視図、 第2図は、上記第1図に示す絶縁板に銅板を一体化する
状態を説明するための斜視図である。 1・・・プラスチック絶縁板 2・・・溝 3・・・ピン 4・・・接続穴 5・・・銅バー 7・・・ピン貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 久 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (72)考案者 斉藤 力夫 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (72)考案者 青井 純一 東京都千代田区丸の内2丁目1番2号 日 立電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−244696(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック絶縁板に銅板からなる大電流
電力回路とほぼ同じ形状の溝を設け、この溝に上記プラ
スチック絶縁板と一体化したピンを立て、このピンを上
記銅板に設けた孔に差し込み、ピンを潰して上記プラス
チック絶縁板と銅板を固定させたことを特徴とする大電
流配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989030265U JPH062286Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 大電流配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989030265U JPH062286Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 大電流配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120860U JPH02120860U (ja) | 1990-09-28 |
JPH062286Y2 true JPH062286Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31255184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989030265U Expired - Lifetime JPH062286Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 大電流配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062286Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828419U (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | 三菱電機株式会社 | 音声増幅器の出力保護回路 |
JPH051940Y2 (ja) * | 1986-12-12 | 1993-01-19 |
-
1989
- 1989-03-16 JP JP1989030265U patent/JPH062286Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02120860U (ja) | 1990-09-28 |
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