JPH0342625Y2 - - Google Patents

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JPH0342625Y2
JPH0342625Y2 JP1985002646U JP264685U JPH0342625Y2 JP H0342625 Y2 JPH0342625 Y2 JP H0342625Y2 JP 1985002646 U JP1985002646 U JP 1985002646U JP 264685 U JP264685 U JP 264685U JP H0342625 Y2 JPH0342625 Y2 JP H0342625Y2
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JP
Japan
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coil spring
high voltage
connector
voltage lead
mold
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JP1985002646U
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JPS61119276U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は高圧コネクタに関し、特に電源ユニ
ツトのような高圧機器の接続に用いられる高圧コ
ネクタに関する。
(背景技術) 第4図および第5図はこの考案の背景となるか
つこの考案が適用され得る高圧機器の一例として
の電源ユニツトを示す図であり、特に第4図はそ
の表面の斜視図、第5図はその裏面の斜視図を示
す。電源ユニツト1は、回路部品を収容するため
のユニツトケース2を含む。ユニツトケース2の
両端部には、段差状にされた取付片2a,2bが
形成される。この取付片2a,2bには、電源ユ
ニツト1を取付基板9に取り付けるための取付用
孔2cが形成される。また、ユニツトケース2の
裏面には、第6図に示す高圧コネクタ3を収納す
るための円筒状突起2dが形成される。
高圧コネクタ3は、有底筒状の絶縁体からなる
コネクタ本体4を含む。コネクタ本体4は、その
底部にT字形の取付ヘツド5の先端部分を露出さ
せた状態で、取付ヘツド5の下端部と高圧リード
6とをかしめ部7で固着した後、これらの周囲部
分を覆うように一体的に形成される。取付ヘツド
5の先端には、コイルばね8が嵌合される。
取付基板9には、取付孔2cに対応する位置に
ねじ孔9cが形成され、円筒状突起2dに対応す
る位置に突起電極9dが形成される。
この取付基板9に電源ユニツト1を取り付ける
場合は、突起電極9dを対応する突起2dに嵌合
させて、突起電極9dとコイルばね8とを電気的
に接触された状態で、ユニツトケース2の取付孔
2cにねじを挿入してねじ孔9cと螺合させるこ
とによつて行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) この背景技術の高圧コネクタ3は、コネクタ本
体4の穴が小さいのでコイルばね8を後から取付
ヘツド5に取り付けるのが困難であり、作業能率
が悪く、しかも取り付けに際して余分な力が加わ
りコイルばね8が曲がつて第7図に示すように取
付ヘツド5の中心線からずれる場合が多いという
問題点があつた。このようにコイルばね8を取り
付ける際に取付ヘツド5の中心からずれが生ずる
と、突起電極9dとの接触部分が点接触となるの
で、接触不良を生じ易くなる。
また、取付ヘツド5を必要とするので、部品点
数が増え、高価となる。
この他に、たとえば実開昭51−46092号や実開
昭59−121171号等においても高圧リードにコイル
ばねが接続されたコネクタが開示されてはいる
が、これらのいずれにおいても、上記の問題点す
なわち、コイルばねのセンタずれは解消されな
い。
それゆえに、この考案の主たる目的は、コイル
ばねの曲がりやセンタずれのない、高圧コネクタ
を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、簡単にいえば、高圧リードの先端
にコイルばねが接続部で接続された高圧コネクタ
において、コイルばねの基底部が接続部および高
圧リードの一部とともに絶縁体によつて一体的に
成型されたことを特徴とする、高圧コネクタであ
る。
(作用) コイルばねの基底部が接続部や高圧リードの一
部とともに絶縁体によつて一体成型され、したが
つて、コイルが基底部において絶縁体に保持され
る。
(考案の効果) この考案によれば、コイルばねを絶縁体によつ
て一体成型するので、後から取り付ける必要がな
くしかもコイルばねの基底部が絶縁体によつて保
持されているため、コイルばねのセンタずれや曲
がりが生じず、そのために接触不良を生じること
が殆どない。また、絶縁体の成型と同時にコイル
ばねを取り付けることができるので、製造工程が
簡単になり、量産性が向上する。さらに、高圧リ
ードが絶縁体にモールドされるので、両者が密着
してその間に隙間ができることがなく、そのた
め、設計通りの絶縁性能が得られる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図および第2図はこの考案の一実施例の高
圧コネクタを示す図であり、特に第1図はその断
面図を示し、第2図はコイルばねと高圧リードと
の接続状態を示す詳細図である。
高圧コネクタ10は、第2図に示すように高圧
リード12の一方端とコイルばね14の一方端と
を圧着スリーブのようなかしめ止め部16または
はんだ付けなどによつて電気的に接続するととも
に機械的に固着し、コイルばね14の他方側部分
をその内方に露出させかつコイルばね14の基底
部とかしめ止め部16と高圧リード12の一部と
を絶縁体で覆うように有底筒状のコネクタ本体1
8と一体的に成型される。
すなわち、コネクタ本体18は、有底筒状であ
りかつその底部は円柱状に形成される。なお、コ
ネクタ本体18の筒状部18aは、その内径がコ
イルばね14の直径よりもやや大きく、長さがコ
イルばね14の露出している部分の長さよりも長
くなるように形成される。しかしながら、この長
さは、コイルばね14より短くてもかまわない。
このような一体成型は、たとえば第3図に示す
ような金型を用いて行なわれる。すなわち第1の
金型20と抜きピンと呼ばれる第2の金型22が
準備される。第1の金型20は、コネクタ本体1
8の外径を内径とする円柱状の空洞20aが形成
され、その底部の中心に高圧リード線12を挿入
するための孔20bがあけられ、さらに樹脂材料
を注入するための注入孔20cが形成される。第
2の金型22は、その基部22aが空洞20aの
径よりわずかに小さな径に選ばれ、その先端部分
すなわち空洞20aの底部に対向する部分にコネ
クタ本体18の筒状部18aの内径とほぼ同じ径
の突起部22bが形成される。この突起部22b
の先端部分には、コイルばね14を圧縮した状態
で空洞部20aの中心位置に位置決めした状態で
保持するためのコイルばね用挿入孔22cが形成
される。
このような金型20には、第2図に示すような
コイルばね14と高圧リード線12とをかしめ止
め部16によつて固着したものが高圧リード線1
2を挿入孔20bを通して挿入される。このと
き、金型22は、コイルばね14がその挿入孔2
2cに挿入されて圧縮した状態となるまで、押し
込まれる。その後、注入孔20cから絶縁材料の
樹脂が射出されて、コネクタ本体18と高圧リー
ド線12、かしめ止め部16およびコイルばね1
4の基底部とが一体的に成型される。
その後、第2の金型22が抜き出され、さらに
一体成型されたコネクタ本体18が第2の金型2
2の抜き出し方向へ抜き出される。
このように、コイルばね14を第2の金型22
で位置決めした後、コイルばね14の基底部、か
しめ止め部16および高圧リード線12の一部を
コネクタ本体18と一体成型すれば、コイルばね
14が必ずコネクタ本体18の中心位置となるよ
うに成型できるので、コイルばね14の中心のず
れがなくなるとともに、コイルばね14を後から
挿入して取り付ける場合に比べて製作時間を大幅
に短縮でき、しかもコイルばねの付け忘れをなく
すことができ、部品点数を低減できる。
なお、この実施例の高圧コネクタ10は、電源
ユニツト1に限らず、高圧リード線を接続する必
要のある各種の電気機器に適用できることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例の高
圧コネクタを示す図であり、特に第1図はその断
面図、第2図はコイルばねと高圧リード線との接
続状態を示す詳細図である。第3図はこの実施例
の高圧コネクタの製造工程を示す図である。第4
図および第5図はこの考案の背景となる高圧コネ
クタが適用される一例の電源ユニツトを示す図で
あり、特に第4図はその表面の斜視図、第5図は
その裏面の斜視図を示す。第6図および第7図は
この考案の背景となる高圧コネクタを示す図であ
り、特に第6図はその断面図、第7図はコイルば
ねがずれた状態を示す。 図において、10は高圧コネクタ、12は高圧
リード線、14はコイルばね、16はかしめ止め
部、18はコネクタ本体を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧リードの先端にコイルばねが接続部で接続
    された高圧コネクタにおいて、 前記コイルばねの基底部が前記接続部および前
    記高圧リードの一部とともに絶縁体によつて一体
    的に成型されたことを特徴とする、高圧コネク
    タ。
JP1985002646U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0342625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985002646U JPH0342625Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP1985002646U JPH0342625Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61119276U JPS61119276U (ja) 1986-07-28
JPH0342625Y2 true JPH0342625Y2 (ja) 1991-09-06

Family

ID=30476520

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JPS5146092B2 (ja) * 1972-03-30 1976-12-07
JPS605074B2 (ja) * 1976-08-25 1985-02-08 株式会社日立製作所 半導体装置の製造方法

Family Cites Families (3)

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Publication number Publication date
JPS61119276U (ja) 1986-07-28

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