JP2531840Y2 - 導線の固定構造 - Google Patents

導線の固定構造

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JP2531840Y2
JP2531840Y2 JP1990084397U JP8439790U JP2531840Y2 JP 2531840 Y2 JP2531840 Y2 JP 2531840Y2 JP 1990084397 U JP1990084397 U JP 1990084397U JP 8439790 U JP8439790 U JP 8439790U JP 2531840 Y2 JP2531840 Y2 JP 2531840Y2
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flexible conductive
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博司 上野
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 概要 本考案は、ワイアハーネスなどの導線を、配線基板に
固定するための構造に関し、本考案は、第1可撓性導線
の途中を、第2可撓性導線で縛り、第2可撓性導線を配
線基板に電気的に接続し、第1可撓性導線を、配線基板
に固定するための部材を用いることなしに、配線基板に
固定することが可能になり、しかもその作業性が良好で
あり、第1可撓性導線を固定するために繁雑な作業を必
要とすることがない。
産業上の利用分野 本考案は、導線を配線基板に固定するための構造に関
する。
従来の技術 典型的な先行技術は、第8図に示されている。一方の
配線基板1と他方の配線基板2との間には、複数の可撓
性導線3が接続され、この可撓性導線3の両端部は、コ
ネクタ4,5によって配線基板1,2に電気的に接続される。
コネクタ4にはまた、複数の可撓性導線6が接続され、
この導線6はコネクタ7によつて配線基板1に接続され
る。配線基板1において、可撓性導線3,6を配線基板1
に固定したり、配線経路を規制するために、固定部材8
が用いられる。
第9図は、固定部材8付近の断面図である。この固定
部材8は合成樹脂材料などから成り、可撓性導線3,6を
弾発的に把持する凹所9を有し、その係止突部10は配線
基板1の挿通孔11を挿通し、大径の溶着突部12が形成さ
れ、こうして固定部材8が配線基板1に固定される。
考案が解決しようとする課題 このような第8図および第9図に示される先行技術で
は、固定部材8を必要とし、部品点数が増大するととも
に、この固定部材8を配線基板1に固定するために取付
孔11を配線基板1に形成する必要があり、電子部品の実
装密度を向上することができなくなる。
さらにこの先行技術では、可撓性導線3は、粘着性を
有するテープ13によつて配線基板1の表面に取付けられ
る。このような粘着テープ13を用いると、可撓性導線3
を配線基板1に取付ける位置にばらつきを生じ、また粘
着テープ13を用いるので、部品点数が増加し、さらにま
たこの粘着テープ13によつて可撓性導線3を固定するた
めの作業性が悪く、生産性が劣る。
本考案の目的は、可撓性導線を配線基板に、部品点数
を増加することなく、簡単な作業で、固定することがで
きる導線の固定構造を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、回路の所定部分間を接続する第1可撓性導
線の途中を、回路の所定部分間を接続する導線であつ
て、少なくとも一端が配線基板に接続された第2可撓性
導線で縛り、第1可撓性導線を該配線基板に固定するこ
とを特徴とする導線の固定構造である。
作用 本考案に従えば、第1可撓性導線の途中を、第2可撓
性導線で縛り、第2可撓性導線を配線基板に接続する。
たとえばその縛つた位置付近で、第2可撓性導線の端部
を配線基板に電気的に接続し、こうして第1可撓性導線
を配線基板に固定することができる。このような構成に
よれば、第1可撓性導線を配線基板に固定するために必
要な部材を準備する必要がなく、したがつて部品点数が
増加することがなく、また配線基板を、可撓性導線の固
定のために、取付孔などを形成する必要がなく、したが
つて実装密度が低下することはなく、さらにまた作業性
が良好であり、生産性に優れている。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の斜視図である。一対の
電気配線基板15,16間には、第1の可撓性導線17が、コ
ネクタ18,19によつて電気的に接続される。第1可撓性
導線17は、心線が電気絶縁性被覆層で被覆されて構成さ
れ、単一本または複数本であつてもよく、この実施例で
は、複数本である。コネクタ18にはまた、第2可撓性導
線20の端部が接続され、それは、コネクタ21によつて配
線基板15に接続される。さらにまた、コネクタ19にはも
う1つの可撓性導線22が接続され、この可撓性導線22
は、コネクタ23によつて配線基板15に接続される。可撓
性導線20,22は、前述の可撓性導線17と同様に、心線の
外周に電気絶縁性被覆層が被覆されて構成される。
第2図はコネクタ18の斜視図であり、第3図はそのコ
ネクタ18の断面図である。このコネクタ18は、電気絶縁
性材料である合成樹脂から成るコネクタ本体24内に、接
続端子25が突出して設けられ、この端子25は、配線基板
15に形成された取付孔26を挿通し、半田27によつてラン
ド28に接続される。コネクタ18の本体24において、端子
25とは、圧着端子29によつて電気的に接続される。
第4図は、第2可撓性導線20のコネクタ21付近の斜視
図である。コネクタ21は、真鍮、鉄または銅などの金属
材料から成り、可撓性導線20の被覆層20aを把持する一
対の把持部31と、その心線20bを把持する一対の把持部3
2とを有し、さらに、第5図に示されるように配線基板1
5の挿通孔36に弾発的に挿通する接続端部33とを有す
る。この接続端部33は周方向に間隙34が形成されてお
り、取付孔33を弾発的に挿通し、配線基板15のランド35
に、半田37によつて電気的に接続される。
特にこの実施例では、第2可撓性導線20で、第1可撓
性導線17の途中を、外囲して、参照符38で示されるよう
に縛り、その縛つた位置付近で、可撓性導線20を、コネ
クタ21を用いて、配線基板15に固定して取付ける。した
がつて、複数の第1可撓性導線17を配線基板15に取付け
るために、固定部材を別途、準備する必要がなく、その
取付けのために必要な作業が極めて簡単であり、生産性
に優れている。
本考案の他の実施例として、第6図に示されるよう
に、第1可撓性導線17を束ねて第2可撓性導線20によつ
て縛つた後、その心線29bを、配線基板15の取付孔36に
挿通し、ランド35に半田37を用いて半田付けして固定す
るようにしてもよい。このようにすれば、コネクタ21が
必要でなくなり、部品点数をさらに減少することができ
る。
第7図は、本考案の他の実施例の簡略化した斜視図で
ある。この実施例は、前述の実施例に類似し、対応する
部分には同一の参照符を付す。特にこの実施例では、第
1可撓性導線17は複数本であり、コネクタ18ともう1つ
のコネクタ40とによつて、それらの両端部が配線基板15
に電気的に接続されている。特にこの実施例では、単一
または複数本の第2可撓性導線41が用いられ、この可撓
性導線41の一端部はコネクタ42によつて配線基板15に接
続され、さらにこの導線41の他端部は、コネクタ43によ
つて配線基板15に電気的に接続されて固定される。この
コネクタ43付近で可撓性導線41によつて可撓性導線17を
束ねた状態で参照符44で示されるように縛る。こうし
て、可撓性導線17を配線基板15に固定することができ
る。コネクタ42,43は、前述のコネクタ21と同様な構成
を有する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、第1可撓性導線の途中
を、第2可撓性導線で縛り、第2可撓性導線を配線基板
に電気的に接続するようにしたので、部品点数を増加す
ることなく、また配線基板に取付孔などを加工して形成
する必要がなく、簡便な作業で、可撓性導線を配線基板
に固定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は第1図に
示される実施例のコネクタ18の斜視図、第3図はコネク
タ18の断面図、第4図はコネクタ21の斜視図、第5図は
コネクタ21を用いて配線基板15に電気的に接続する構造
を示す断面図、第6図は本考案の他の実施例の一部の断
面図、第7図は本考案のさらに他の実施例の斜視図、第
8図は先行技術の斜視図、第9図は第8図に示される先
行技術の固定部材8の断面図である。 15,16……配線基板、17……第1可撓性導線、18,19,40
……第1可撓性導線用コネクタ、20,22,41……第2可撓
性導線、21,23,42,43……第2可撓性導線用コネクタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路の所定部分間を接続する第1可撓性導
    線の途中を、回路の所定部分間を接続する導線であつ
    て、少なくとも一端が配線基板に接続された第2可撓性
    導線で縛り、第1可撓性導線を該配線基板に固定するこ
    とを特徴とする導線の固定構造。
JP1990084397U 1990-08-08 1990-08-08 導線の固定構造 Expired - Lifetime JP2531840Y2 (ja)

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JP1990084397U JP2531840Y2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 導線の固定構造

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JPH0442783U JPH0442783U (ja) 1992-04-10
JP2531840Y2 true JP2531840Y2 (ja) 1997-04-09

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JPH0442783U (ja) 1992-04-10

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