JPH0622998Y2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0622998Y2
JPH0622998Y2 JP1987176777U JP17677787U JPH0622998Y2 JP H0622998 Y2 JPH0622998 Y2 JP H0622998Y2 JP 1987176777 U JP1987176777 U JP 1987176777U JP 17677787 U JP17677787 U JP 17677787U JP H0622998 Y2 JPH0622998 Y2 JP H0622998Y2
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JP
Japan
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region
isolation region
semiconductor substrate
epitaxial layer
conductivity type
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JP1987176777U
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雅晴 西井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は半導体装置に関し、特に大電流容量のダイオー
ドに関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に、サージに対する保護対策としてダイオードが良
く使われる。
この保護対策用のダイオードは、例えば特公昭62−3
0703号公報に詳しく述べられている。
この公報で説明している構成は、第3図に示す如く、先
ずP型のシリコン半導体基板(21)と、この半導体基板(2
1)上に形成されるN-型のエピタキシャル層(22)と、この
エピタキシャル層(22)と前記半導体基板(21)間に形成さ
れる埋込み層(23)と、前記半導体基板の表面より前記埋
込み層(23)まで到達する閉環状のアイソレーション領域
(24)と、このアイソレーション領域(24)で囲まれたN-
の島領域(25)内に形成されるコレクタ、ベースおよびエ
ミッタ領域とより構成されている。
ここでダイオードは、前記半導体基板(21)およびアイソ
レーション領域(24)がアノード領域と対応し、更に埋込
み層(23)およびコレクタ領域(22)がカソード領域と対応
している。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前述の如き構成に於いて、ダイオードに流れる電流容量
は、第3図の破線で囲むPN接合で決まるため、大電流
容量向きでない問題点を有していた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、前述の問題点に鑑みてなされ、一導電型の半
導体基板(2)と、この半導体基板(2)上に形成された逆導
電型のエピタキシャル層(3)と、このエピタキシャル層
(3)内に前記半導体基板(2)まで到達する一導電型で閉環
状の第1のアイソレーション領域(4)と、この第1のア
イソレーション領域(4)の中央部に形成された一導電型
の第2のアイソレーション領域(5)と、前記第1および
第2のアイソレーション領域(4),(5)間に閉環状に深く
形成された逆導電型のコンタクト領域(6)と、このコン
タクト領域(6)にオーミックコンタクトしたカソード電
極(7)と、前記第2のアイソレーション領域(5)にオーミ
ックコンタクトしたアノード電極(8)とを具備すること
で解決するものである。
(ホ)作用 本考案の構成によると、ダイオードに流れる電流容量
は、前記第2のアイソレーション領域(5)と前記島領域
内のエピタキシャル層(3)とのPN接合で決められ、こ
のPN接合面積が広く形成できるので電流容量を拡大で
きる。
(ヘ)実施例 以下に本考案の半導体装置(1)の実施例を第1図および
第2図を参照しながら説明する。
先ず第2図に示す如くP型半導体基板(2)と、この半導
体基板(2)上に形成されたN型のエピタキシャル層(3)
と、このエピタキシャル層(3)内に前記半導体基板(2)ま
で到達するP+型で閉環状の第1のアイソレーション領域
(4)とがある。
ここでこの第1のアイソレーション領域(4)は、第1図
の2点鎖線で示す如く、四角形で示してあるが円等の他
の形状で良く、またこの領域(4)は熱拡散により形成さ
れている。
次に、この第1のアイソレーション領域(4)の中央部に
形成されたP+型の第2のアイソレーション領域(5)と、
前記第1および第2のアイソレーション領域(4),(5)間
に閉環状に深く形成されたN+型のコンタクト領域(6)と
がある。
ここで前記第2のアイソレーション領域(5)は、第1図
に於いて2点鎖線で示し、前記第1のアイソレーション
領域(4)と同時に形成され、第1のアイソレーション領
域(4)の中央部に形成されている。また別の言い方をす
れば、第2のアイソレーション領域(5)の周りを第1の
アイソレーション領域(4)が囲んでいる。一方、前記コ
ンタクト領域(6)は、第1図に於いて破線で示され、本
考案で構成されるダイオードの動作抵抗を低下させるも
のであり、深く形成することで動作抵抗を小さくしてい
る。
本考案の特徴とする所は、前記P+型の第2のアイソレー
ション領域(5)と前記島領域内に形成されるN型のエピ
タキシャル層(3)とにある。
つまりアイソレーション領域(5)をダイオードのアノー
ド領域として活用するため、IC内に組み込んだ際、チ
ップ面積に対するダイオードの占有率を小さくできる。
しかもダイオードの電流容量は、前記アイソレーション
領域(5)とエピタキシャル層(3)のPN接合面積で決めら
れ、この面積を大きくできるので大電流を流すことがで
きる。
最後に、このコンタクト領域(6)にオーミックコンタク
トしたカソード電極(7)と、前記第2のアイソレーショ
ン領域(5)にオーミックコンタクトしたアノード電極(8)
とがある。
ここでコンタクト領域(6)と重畳して形成されているN+
型の拡散領域(9)は、他の領域に形成されるエミッタ領
域と同時に形成され、前記コンタクト領域(6)とオーミ
ックコンタクトする際に、コンタクトホールに対応する
絶縁膜の厚さを薄くするために形成している。
(ト)考案の効果 以上説明した如く、IC内でのダイオードの占める面積
を小さく、しかも大電流容量のダイオードが実現でき
る。
従って大電流のサージに対し良好に保護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の半導体装置の平面図、第2図は第1図
のA−A′線における断面図、第3図は従来の半導体装
置の断面図である。 (1)……半導体装置、(2)……半導体基板、(3)……エピ
タキシャル層、(4)……第1のアイソレーション領域、
(5)……第2のアイソレーション領域、(6)……コンタク
ト領域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板と、この半導体基板
    上に形成された逆導電型のエピタキシャル層と、このエ
    ピタキシャル層内に前記半導体基板まで到達する一導電
    型で閉環状の第1のアイソレーション領域と、この第1
    のアイソレーション領域の中央部に形成された前記エピ
    タキシャル層の表面から前記半導体基板にまで達する一
    導電型の第2のアイソレーション領域と、前記第1およ
    び第2のアイソレーション領域間に閉環状に深く形成さ
    れた逆導電型のコンタクト領域と、このコンタクト領域
    にオーミックコンタクトしたカソード電極と、前記第2
    のアイソレーション領域にオーミックコンタクトしたア
    ノード電極とを具備することを特徴とした半導体装置。
JP1987176777U 1987-11-19 1987-11-19 半導体装置 Expired - Lifetime JPH0622998Y2 (ja)

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JP1987176777U JPH0622998Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 半導体装置

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JPH0180960U JPH0180960U (ja) 1989-05-30
JPH0622998Y2 true JPH0622998Y2 (ja) 1994-06-15

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JP2001148484A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Rohm Co Ltd アノードコモンツェナーダイオード

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JPH0180960U (ja) 1989-05-30

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