JPH0622709A - 無菌パックおにぎりの製造法 - Google Patents

無菌パックおにぎりの製造法

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JPH0622709A
JPH0622709A JP4049505A JP4950592A JPH0622709A JP H0622709 A JPH0622709 A JP H0622709A JP 4049505 A JP4049505 A JP 4049505A JP 4950592 A JP4950592 A JP 4950592A JP H0622709 A JPH0622709 A JP H0622709A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子レンジで数分,熱湯で十数分加熱して直
ちに食べることのできる炊飯器不要の無菌パックおにぎ
りの製造法を提供すること。 【構成】 炊飯に耐え得る材料を使用して成形した保形
性を有する上部に開口部1を形成した炊飯容器2に1乃
至複数個の所望にぎり形状の凹部2’を形成し、この凹
部2’内に浸漬水切米3と必要に応じて炊飯に適応する
量の水4とを収納し、炊飯機5に導入して炊飯を行い、
炊き上った米飯6を販売容器に移し変えずにそのままの
炊飯状態で炊飯機5より取り出して密封チャンバー7に
移入し、窒素ガスや炭酸ガス若しくはその混合ガスのよ
うな制菌ガスを炊飯容器2内に導入して炊飯容器2中の
空気を制菌ガスと置換し、炊飯容器2中に制菌ガスを充
満せしめた状態で密封チャンバー7内で炊飯容器2内の
開口部1を密封する無菌パックおにぎりの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジで数分,熱
湯で十数分加熱して直ちに食べることのできる炊飯器不
要の無菌パックおにぎりの製造法に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近、
一人前ずつパックされた加工米飯を電子レンジで2分間
加熱するか熱湯中に12分位加熱するだけでご飯が出来
上がり、あとは盛り付けて食するだけの加工米飯が登場
している。無菌パック米飯と呼ばれる商品で、独身者に
愛用されるだけでなく、飲食店から炊飯器を不用にする
可能性を秘めている。
【0003】無菌パック米飯は、炊き上げたご飯を無菌
状態のまま、一人前のパックに詰めた加工米飯で食感は
炊きたてのご飯と殆ど変わらず常温で長期間保存出来る
特徴がある。
【0004】また、炊飯の手間が省けるため、人手不足
対策に有効であり、不意のお客があってもすぐ出せる
し、閉店間際などに利用すれば米飯のロスを減らすこと
ができ、品質も一定に保てるなどのメリットがある。
【0005】長期保存可能な加工米飯には、レトルトパ
ック入りの米飯が既にあるが、無菌パック米飯と比べれ
ば品質に格段の差がある。
【0006】レトルト米飯は、炊き上げた米を更に11
0〜115°Cで数分間高温加圧殺菌する。この為、ご
飯がふっくらしなくなるほか、米中から澱粉が溶出し
て、食味が悪くなる欠点がある。
【0007】これに対し、無菌パック米飯の味は格段に
いい。その理由は次の通りである。通常、炊き上った米
飯は、米飯に付着している雑菌がデンプンを変質させた
り、米飯に空気が触れて酸化したりするため、時間が経
つにつれ劣化していく。
【0008】この品質劣化を次のような方法で克服して
いる。
【0009】 精白(玄米を白米にする)時に雑菌の
付いたヌカを極力落とす。
【0010】 炊き上った米飯を無菌室でパック詰め
にし、製品に雑菌が付着するのを防ぐ。
【0011】 炊き上げた米飯をパックする際に、窒
素ガスを充填するなどして空気を追い出し、出来上った
製品にも脱酸素剤を入れて、米粒の間に残った酸素を取
り除く。
【0012】以上のような対処を行っているが、それで
も炊き上った米飯を無菌室でパック詰めする作業中に雑
菌が付着し易い。
【0013】その理由は広い部屋を完全に無菌状態に維
持することが難しく、且つ作業者の身につけている色々
な作業衣やパック詰めに使用する色々な作業道具などに
雑菌がついていればそれだけ無菌化が難しくなる。
【0014】本発明はかかる欠点を解決したおにぎりの
製造法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0016】スチーム炊飯に耐え得る材料を使用して成
形した保形性を有する炊飯容器2に1乃至複数個の所望
にぎり形状の凹部2’を形成し、この凹部2’内に浸漬
水切米3と必要に応じて炊飯に適応する量の水4とを収
納し、スチーム炊飯器5に導入してスチーム炊飯を行
い、炊き上った米飯6を移し変えずにそのままの炊飯状
態で炊飯容器2ごと真空チャンバー7に導入し、空気を
抜き代わりに窒素ガスや炭酸ガスのような制菌ガスを導
入し、炊飯容器2中に制菌ガスを充満せしめた状態で真
空チャンバー7内で密封包装することを特徴とする無菌
パックおにぎりの製造法に係るものである。
【0017】
【実施例】第1図は従来例を示すもので、炊飯容器に浸
漬水切米を入れ、続いて水4を注入し、トンネル式の長
い(70m程度)炊飯機aに導入し、ゆっくりとトンネ
ル内を移送させる間に炊飯を完了し、無菌室b内で市販
容器cに詰め代えし、トップシールし、商品とする。
【0018】これに対し、第2図の本発明は、例えば多
段積み上げ可能な受枠8に6個の炊飯容器2を載置し、
この炊飯容器2に浸漬水切米3を収納し、続いて炊飯に
最適な量の水4を注水し、スチーム炊飯器5(若しくは
加圧鑵)内に受枠8を20〜30枚位多段に積み上げた
ものを数列位並べて収納し、炊飯後真空チャンバー7内
で脱気と制菌ガス導入を行い、炊飯容器2の開放部1上
に合成樹脂フィルム9を貼着してトップシールする。
【0019】本発明の一実施例について説明する。
【0020】第1工程 スチーム炊飯に耐え得る材料を使用して成形した保形性
を有する炊飯容器に1乃至複数個の所望にぎり形状の凹
部2’を形成し、この凹部2’内にスチーム炊飯に耐え
得る材料を使用して成形した保形性を有する上部に開放
部1を設けた皿状の炊飯容器2に浸漬水切米3とその炊
飯に適応する量の水4を収納する。この際,炊飯容器2
は耐熱耐水性のバリヤ性(酸素を通過させない性能)を
有する合成樹脂例えば120°Cに耐え得る塩化ビニリ
デンをラミネートしたポリプロピレンを使用することが
望ましい。
【0021】例えば一人前の弁当箱状の炊飯容器2内に
良く精白したうるち米(固めのご飯にするため少量のも
ち米を混合しても良い)を洗米後水に1時間程浸漬水し
水切りした一人前適量の浸漬水切米3を炊飯容器2の凹
部2’に収納し、この炊飯に最適な量の水4を必要に応
じて注水する。
【0022】第2工程 このスチーム炊飯器5に導入してスチーム炊飯を行う。
【0023】沢山の炊飯容器2を多数に並べて多数個を
同時に炊飯することができる。
【0024】大体102°Cのスチームを回りに充満せ
しめて20分間位加熱する。
【0025】また、スチーム炊飯器5の代わりに加圧鑵
を採用し、この加圧鑵内に105°Cのスチームを導入
し、加圧罐内温度を102〜105°Cに設定し、20
分間位加熱する。この場合加圧度を所定時間高くし、続
いて所定時間低くし、この高低を繰り返して加熱加圧炊
飯すると一層おいしく炊き上げられることが確認され
た。
【0026】第3工程 炊き上った米飯6を移し変えずにそのままの炊飯状態で
炊飯容器2ごと真空チャンバー7に導入し、空気を抜き
代わりに窒素ガスや炭酸ガスのような制菌ガスを導入
し、炊飯容器2中に制菌ガスを充満せしめた状態で真空
チャンバー7内で密封包装する。このガスは窒素ガス2
0%程度,炭酸ガス80%程度の混合ガスが望ましい。
この際、自動的に上部の開放部1に耐熱耐水性のバリヤ
性を有する合成樹脂製フィルム9を貼着するパック包装
が望ましい。
【0027】市販に当たっては、取り出したおにぎりに
巻く海苔や味付け物をセットにして包装しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように、炊き上げたご飯
を無菌室において作業者が容器に詰入し、窒素ガスを導
入し、脱酸素剤を封入してパック包装する従来法に比
し、所望のおにぎり形状に炊き上げたご飯を移し変えを
せずに、そのまま真空チャンバー内に導入して強制的に
空気を脱気し、代わりに酸素のない制菌ガスを導入し、
炊飯容器内に強制的に制菌ガスを充満せしめた状態のま
ま真空チャンバー内で密封包装するから、下表のように
雑菌に侵されずに長持ちする無菌パック状態のおにぎり
が極めてコスト安に量産され、この無菌パックおにぎり
を電子レンジで加熱し、既ににぎり状態に出来上がって
いるおにぎりに海苔を巻きつければそのままおいしいお
にぎりとなる秀れた特長を発揮する無菌パックおにぎり
の製造法となる。
【0029】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本発明の説明図である。
【図3】無菌パックおにぎりの斜視図である。
【符号の説明】
1 開放部 2 炊飯容器 2’凹部 3 浸漬水切米 4 水 5 スチーム炊飯器 6 米飯 7 真空チャンバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 無菌パックおにぎりの製造法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジで数分,熱
湯で十数分加熱して直ちに食べることのできる炊飯器不
要の無菌パックおにぎりの製造法に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近、
一人前ずつパックされた加工米飯を電子レンジで2分間
加熱するか熱湯中に12分位加熱するだけでご飯が出来
上がり、あとは盛り付けて食するだけの加工米飯が登場
している。無菌パック米飯と呼ばれる商品で、独身者に
愛用されるだけでなく、飲食店から炊飯器を不用にする
可能性を秘めている。
【0003】無菌パック米飯は、炊き上げたご飯を無菌
状態のまま、一人前のパックに詰めた加工米飯で食感は
炊きたてのご飯と殆ど変わらず常温で長期間保存出来る
特徴がある。
【0004】また、炊飯の手間が省けるため、人手不足
対策に有効であり、不意のお客があってもすぐご飯が出
せるし、閉店間際などに利用すれば米飯のロスを減らす
ことができ、品質も一定に保てるなどのメリットがあ
る。
【0005】長期保存可能な加工米飯には、レトルトパ
ック入りの米飯が既にあるが、無菌パック米飯と比べれ
ば品質に格段の差がある。
【0006】レトルト米飯は、炊き上げた米を更に11
0〜115°Cで数分間高温加圧殺菌する。この為、ご
飯がふっくらしなくなるほか、米中から澱粉が溶出し
て、食味が悪くなる欠点がある。
【0007】これに対し、無菌パック米飯の味は格段に
いい。その理由は次の通りである。
【0008】通常、炊き上った米飯は、米飯に付着して
いる雑菌がデンプンを変質させたり、米飯に空気が触れ
て酸化したりするため、時間が経つにつれ劣化してい
く。この品質劣化を次のような方法で克服している。
【0009】 精白(玄米を白米にする)時に雑菌の
付いたヌカを極力落とす。
【0010】 炊き上った米飯を無菌室でパック詰め
にし、製品に雑菌が付着するのを防ぐ。
【0011】 炊き上げた米飯をパックする際に、制
菌ガスを充填するなどして空気を追い出し、出来上った
製品にも脱酸素剤を入れて、米粒の間に残った酸素を取
り除く。
【0012】以上のような対処を行っているが、それで
も炊き上った米飯を無菌室でパック詰めする作業中に雑
菌が付着し易い。
【0013】その理由は広い部屋を完全に無菌状態に維
持することが難しく、且つ作業者の身につけている色々
な作業衣やパック詰めに使用する色々な作業道具などに
雑菌がついていればそれだけ無菌化が難しくなる。ま
た、容器内に入れた脱酸素剤はレージ加熱する際トップ
シールを剥いで必ず取り出さなければならず、その作業
が厄介である。
【0014】本発明はかかる欠点を解決したおにぎりの
製造法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明すると、炊飯に耐え得る材料を使用して
成形した保形性を有する上部に開口部1を形成した炊飯
容器2に1乃至複数個の所望にぎり形状の凹部2’を形
成し、この凹部2’内に浸漬水切米3と必要に応じて炊
飯に適応する量の水4とを収納し、炊飯機5に導入して
炊飯を行い、炊き上った米飯6を販売容器に移し変えず
にそのままの炊飯状態で炊飯機5より取り出して密封チ
ャンバー7に移入し、窒素ガスや炭酸ガス若しくはその
混合ガスのような制菌ガスを炊飯容器2内に導入して炊
飯容器2中の空気を制菌ガスと置換し、炊飯容器2中に
制菌ガスを充満せしめた状態で密封チャンバー7内で炊
飯容器2内の開口部1を密封することを特徴とする無菌
パックおにぎりの製造法に係るものである。
【0016】
【実施例】第1図は従来例を示すもので、炊飯容器に浸
漬水切米を入れ、続いて水4を注入し、トンネル式の長
い(70m程度)炊飯機aに導入し、ゆっくりとトンネ
ル内を移送させる間に炊飯と蒸らしを完了し、続いて無
菌室b内で市販容器cに詰め代えし、トップシールし、
商品とする。
【0017】これに対し、第2図の本発明は、例えば多
段積み上げ可能な受枠8に多数個の炊飯容器2を載置
し、この炊飯容器2の凹部2’に浸漬水切米3を収納
し、続いて炊飯に最適な量の水4を注水し、スチーム炊
飯機5(若しくは加圧鑵)内に受枠8を20〜30枚位
多段に積み上げたものを数列位並べて収納し、炊飯後炊
飯機5から取り出して密封チャンバー7に移入し、密封
チャンバー7内で炊飯容器2内に制菌ガスを導入して炊
飯容器2内の空気を制菌ガスと置換し、炊飯容器2に制
菌ガスを充満せしめた状態で密封チャンバー内で炊飯容
器2の開口部1を密封する。
【0018】本発明の一実施例について説明する。 第1工程 スチーム炊飯に耐え得る材料を使用して成形した保形性
を有する上部に開口部1を形成した炊飯容器2に1乃至
複数個の所望にぎり形状の凹部2’を形成し、この凹部
2’内に浸漬水切米3とその炊飯に適応する量の水4を
収納する。この際,炊飯容器2は耐熱耐水性のバリヤ性
(酸素を通過させない性能)を有する合成樹脂例えば1
20°Cに耐え得る塩化ビニリデンをラミネートしたポ
リプロピレンを採用して成形した炊飯容器2を使用する
ことが望ましい。
【0019】例えば一人前の弁当箱状の炊飯容器2内に
良く精白したうるち米(固めのご飯にするため少量のも
ち米を混合しても良い)を洗米後水に1時間程浸漬し水
切りした一人前適量の浸漬水切米3を炊飯容器2の凹部
2’に収納し、この炊飯に最適な量の水4を必要に応じ
て注水する。 第2工程 このスチーム炊飯機5に導入してスチーム炊飯を行う。
沢山の炊飯容器2を多数に並べて多数個を同時に炊飯す
ることが望ましい。大体102°Cのスチームを回りに
充満せしめて20分間位加熱する。また、スチーム炊飯
機5の代わりに加圧鑵を採用して炊飯を行う場合にはこ
の加圧鑵内に105°Cのスチームを導入し、加圧罐内
温度を102〜105°Cに設定し、20分間位加熱す
る。この場合加圧度を所定時間高くし、続いて所定時間
低くし、この高低を繰り返して加熱加圧炊飯すると一層
おいしく炊き上げられることが確認された。 第3工程 炊き上った米飯6を販売容器に移し変えずにそのままの
炊飯状態で炊飯機5より取り出して炊飯容器2ごと密封
チャンバー7に導入し、窒素ガスや炭酸ガス若しくはそ
の混合ガスのような制菌ガスを炊飯容器2内に導入して
炊飯容器2内の空気を制菌ガスと置換し、炊飯容器2中
に制菌ガスを充満せしめた状態で密封チャンバー7内で
炊飯容器2の開口部1の上部に合成樹脂フィルム9を貼
着して密封する。制菌ガスは窒素ガス20%程度,炭酸
ガス80%程度の混合ガスが望ましい。この際、自動的
に上部の開口部1に耐熱耐水性のバリヤ性を有する合成
樹脂製フィルム9をトップシールしてパック包装が望ま
しい。
【0020】市販に当たっては、取り出したおにぎりに
巻く海苔や味付け物をセットにして包装しても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、炊き上げたご飯
を無菌室において作業者が容器に詰入し、制菌ガスを導
入し、脱酸素剤を封入してパック包装する従来法に比
し、所望のおにぎり形状に炊き上げたご飯を販売容器に
移し変えずに、炊飯機から取り出した炊飯容器をそのま
ま密封チャンバー内に移入し、炊飯容器内に制菌ガスを
導入して炊飯容器内の空気を制菌ガスと置換し、炊飯容
器内に強制的に制菌ガスを充満せしめた状態のまま密封
チャンバー内で密封するから、下表のように雑菌に侵さ
れずに長持ちする無菌パック状態のおにぎりが極めてコ
スト安に量産され、この無菌パックおにぎりを電子レン
ジで加熱し、既ににぎり状態に出来上がっている所望形
状の米飯塊に海苔を巻きつければそのままおいしいおに
ぎりとなる秀れた特長を発揮する無菌パックおにぎりの
製造法となる。
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本発明の説明図である。
【図3】無菌パックおにぎりのトップシールの一部を開
いた状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 開口部 2 炊飯容器 2’凹部 3 浸漬水切米 4 水 5 炊飯機 6 米飯 7 密封チャンバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチーム炊飯に耐え得る材料を使用して
    成形した保形性を有する炊飯容器に1乃至複数個の所望
    にぎり形状の凹部を形成し、この凹部内に浸漬水切米と
    必要に応じて炊飯に適応する量の水とを収納し、スチー
    ム炊飯器に導入してスチーム炊飯を行い、炊き上った米
    飯を移し変えずにそのままの炊飯状態で炊飯容器ごと真
    空チャンバーに導入し、空気を抜き代わりに窒素ガスや
    炭酸ガスのような制菌ガスを導入し、炊飯容器中に制菌
    ガスを充満せしめた状態で真空チャンバー内で密封包装
    することを特徴とする無菌パックおにぎりの製造法。
JP4049505A 1992-03-06 1992-03-06 無菌パックおにぎりの製造法 Expired - Lifetime JPH07100003B2 (ja)

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