JPH0622679A - 表面に図柄を有するスポンジ状ケーキの製造方法 - Google Patents

表面に図柄を有するスポンジ状ケーキの製造方法

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JPH0622679A
JPH0622679A JP4111413A JP11141392A JPH0622679A JP H0622679 A JPH0622679 A JP H0622679A JP 4111413 A JP4111413 A JP 4111413A JP 11141392 A JP11141392 A JP 11141392A JP H0622679 A JPH0622679 A JP H0622679A
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JP
Japan
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pattern
food
colored
sponge
cake
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JP4111413A
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English (en)
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Masatake Hirakawa
正剛 平川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カステラの如きスポンジ状ケーキに健康食
品として有益な有色模様を施して、その付加価値を高め
ることを目的とする。 【構成】 スポンジ状ケーキ基材の表面に、ホワイト
チョコレートに有色食品粉末を混入して多色に作成した
材料を用いて、スクリーン印刷により所望図柄を形成す
ることを特徴とする方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カステラの如きスポン
ジ状ケーキに有色模様を施してその付加価値を高める方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カステラの如きスポンジ状ケーキ
の表面に図柄を施すには、焼印によったり、あるいは砂
糖と酢酸の混合液をしぼり器に入れ、しぼり出しながら
図柄を手描きしていたり、さらには型紙によって図柄を
現出したりしている。かかる従来の方法ではいずれも詳
細な図柄を描くことは困難であった。特に型紙を用いる
方法では、抜図柄を現出することはできない。又、複数
色の着色模様を付すことも可能ではあるが、その場合に
は、食用赤色3号、食用赤色3号アルミニウムキレー
ト、食用赤色102、同105、同106、食用黄色4
号、食用黄色4号アルミニウムキレート、食用黄色5
号、食用黄色5号アルミニウムキレート、食用緑色3
号、食用緑色3号アルミニウムキレート、食用青色1
号、食用青色1号アルミニウムキレート、食用青色2
号、食用青色2号アルミニウムキレートなどの合成着色
料が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、さきに当
業界においてはじめて、スポンジ状ケーキの表面にスク
リーン印刷による精密模様を多色に現出することに成功
した。(特開平3−58747号公報参照)一方、その
着色についても検討したところ、いわゆる最近の自然食
ブームもさることながら、合成着色料は、その使用が厳
しく制限され、中には他の食品添加剤とともに使用禁止
になっているものもある位で、その多用は好ましいこと
とはいえない。ところで、本出願人は永年カステラ等の
スポンジ状ケーキ類の製造販売に携わっており、その自
然食品としての品質管理には充分な配慮をしてきた。こ
のたびスポンジケーキの表面にスクリーン印刷による精
密図案を研究開発するにつれて、その精密図柄も自然食
品にふさわしいものとすることを研究課題とするに至っ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたもので、スポンジ状ケーキ基材の表面
に、ホワイトチョコレートに有色自然食品粉末を混入し
て多色に作成した材料を用いて、スクリーン印刷により
所望図柄を形成することを特徴とする表面に図柄を有す
るスポンジ状ケーキの製造方法である。
【0005】すなわち、本発明は、スポンジ状ケーキの
表面にスクリーン印刷を用いて精密多色模様を形成する
に当たり、従来の合成着色料を排し、自然食品である有
色野菜、印黄等の有色自然食品の真空乾燥粉末を用いる
ものである。例えば、緑色は抹茶、ほうれん草、ピーマ
ン、黄色はカボチャ、印黄、人参、赤、紫は種子島さつ
まいも、茶はシナモン、コーヒー等を用いる。これらは
天然に存在し、従来から食用に供されていたものであ
り、正に自然食品そのものであるから、人の健康に対す
る懸念は全くなく使用することができる。そして色その
ものは天然自然の色であるから、どぎつい不自然な色に
着色されることはなく、柔らかい自然界の色をソフトに
表現することができる。
【0006】このような着色料は食用に適したホワイト
チョコレート材料にそれぞれ混合して各色に着色し、ス
ポンジ状ケーキ基材の表面にスクリーン印刷により印刷
して図柄を形成する。ホワイトチョコレート材料は季節
の気温に応じて、例えば夏期は融点の高いもの、冬は融
点の低いものを用いる。したがって、スクリーン印刷版
は例えば遠赤外線等によってそれぞれの融点に応じて加
熱しておき、模様形成時にホワイトチョコレート材料に
適当な流動性を与えて、スクリーンに目詰りを生じさせ
ないようにする。
【0007】
【実施例】ホワイトチョコレートに、ホウレン草の真空
乾燥粉末を混合して緑色の着色料をつくり、又、カボチ
ャの真空乾燥粉末を混合して黄色の着色料をつくり、さ
らに種子島さつまいもの真空乾燥粉末を混合して赤、紫
の着色料をつくった。
【0008】焼成したカステラ基材の表面に、スクリー
ン印刷技法により、上記各着色料を用いて逐次着色模様
を形成した。この際、着色料に流動性を与えるために、
スクリーン面を遠赤外線ヒーターをもって加熱しながら
模様を形成する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、合成着色料を使うこと
なく、天然の食材により得られた人体に対して無害であ
るばかりでなく、むしろ有益な着色料を使用してスポン
ジ状ケーキの表面に模様を形成するものであるから、ス
ポンジ状ケーキをデザインによって付加価値を高めると
ともにその着色模様は自然界に存在するソフトな色彩感
覚をそのまま有し、健康食品としても一層価値あるもの
となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポンジ状ケーキ基材の表面に、ホワイ
    トチョコレートに有色自然食品粉末を混入して多色に作
    成した材料を用いて、スクリーン印刷により所望図柄を
    形成することを特徴とする表面に図柄を有するスポンジ
    状ケーキの製造方法。
JP4111413A 1992-04-30 1992-04-30 表面に図柄を有するスポンジ状ケーキの製造方法 Pending JPH0622679A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125184A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Junko Kato スポンジケーキ、ロールケーキ及びスポンジケーキの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564739A (en) * 1978-11-10 1980-05-15 Ezaki Glico Co Biscuit dough with pattern
JPS646884B2 (ja) * 1980-05-12 1989-02-06 Fuji Tetsukosho Kk

Patent Citations (2)

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