JPS62138279A - 多色模様付き菓子の製法 - Google Patents

多色模様付き菓子の製法

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JPS62138279A
JPS62138279A JP60278184A JP27818485A JPS62138279A JP S62138279 A JPS62138279 A JP S62138279A JP 60278184 A JP60278184 A JP 60278184A JP 27818485 A JP27818485 A JP 27818485A JP S62138279 A JPS62138279 A JP S62138279A
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D13/00Finished or partly finished bakery products
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    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷によって各色が混シ合つfc9、滲んだ
りすることなく鮮明な多色模様を付は得た多食模様付き
菓子の製法に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
従来からビスケット類の表面に動・植物類その他の形状
を刻印して模様・図形等(本発明では模様と称す)を設
けることが行なわれてお9、近時には、刻印の代シにビ
スケット類の生地表面に直接印刷することに工って模様
を設けることが行なわれている。しかしながら、友とえ
ば、特公昭55−42517号記載の方法は、1色の模
様全印刷するものであって、多色模様を形成することは
できないという問題があ夛、又、静電印刷法(たとえば
特許第548326号)によって焙焼後のビスケット表
面に粉体可食性インキを使って非接触で多色印刷する方
法が知られているが、この方法は、ビスケットと印刷版
とは非接触であるために印刷が不鮮明となシがちであシ
、かつ、設備が非常に大きく経済的にも実用性に乏しい
という問題があった。
さらに、チョコレートの平坦面に謄写印刷法によって多
色印刷する方法(特公昭60−5250号)が知られて
いるが、この方法では、1色印刷するごとに乾燥定着処
理を行なわねばならず煩雑であるという問題があった。
その他、多色の場合、色の混p合い、滲み等も問題でめ
った。
〔問題点tl−解決するための手段〕
本発明者は、これらの問題全解決し、色の混p合いや滲
みもなく多色模様を比較的簡単な設備で経済的に得べく
研究を重ねた粕来、印刷インキとして油性可食性インキ
と水性可食性インキとを並用シ、ロータリースクリーン
印刷法による食品生地表面への直接印刷によって目的を
達し得ることを見出して不発明をなしたものである。す
なわち、本発明は、表面が比較的平坦な食品生地類を移
送するコンベア上に、少なくとも2つ以上のロータリー
スクリーン印刷機t−縦列に配置して、各ロータリース
クリ−7印刷機のスクリーンが1回転したとき前記食品
生地類の表面と線接触するようにコンベアとスクリーン
の回転速度を同期制御し、前記スクリーンの一方では可
食性油性インキで、又、他方では可食性水性インキで食
品生地類の表面に多色模様を印刷した後、焙焼又は乾燥
してなる多色模様付き菓子の製法である。
本発明全適用し得る食品生地類としては、ビスケット、
チューインガム、スナック類あるいはチョコレート類、
食パン、チーズ、高野豆腐、モチ等の食品及びその生地
類を含み、すでに公知の方法で作られるものであシ、特
別な制約はない。
次に、本発明において使用される可食性油性インキとし
ては、食用色素類を食用油脂類中に溶解又は分散させた
インキが用いられる。しかして、食用色素類としては、
油浴性、水溶性を問わず、油、水両方に溶けないもので
もよく、公知の合成色素及び天然色素から任意に使用し
得、又、食用色素と同様の着色効果を有する、たとえば
、有色野菜粉末、エビ殻粉末、クロレラ粉末、抹茶粉末
、コーヒー粉末、ココア粉末等のような有色動植物体粉
末、及び、たとえば炭酸カルシウム、酸化チタニウム、
リン酸カルシウム、ベンガラ等のような有色可食性無機
物粉末も随時便用することができる。又、食用油脂類と
しては、動植物油脂又はそれらの硬化油脂あるいは食用
ワックス、食用乳化剤等のいずれもが用法により随時使
用される。
一般的には常温で液状を呈するもの全使用する方が好ま
しいが、特殊な温度条件下あるいは用法によっては必ず
しも絶対的なものではない。
これらの色素類と油脂類との配合比は、組成物であるイ
ンキが印刷に適した流動性を失なわない範囲で実験的に
定められる。この際、必要に応じて、乳化剤、粉糖、水
飴、リルビトール、グリセリン、プロピレングリコール
等の物性改善剤を適宜添加する。
次に、可食性油性インキの処方例全挙げる。
処方例1  赤色可食性油性インキ 米ヌカ白紋油    50部 大豆レシチン     l〃 粉      糖      30 〃100部 処方例2  黄色可食性油性インキ 綿    実    油     55  部シヨ糖脂
肪酸エステル     1  〃粉         
糖     43.5  p100部 処方例3  白色可食性油性インキ ナタネ白絞油    6o部 大豆レシチン     l〃 100部 処方例4  茶色可食性油性インキ ナタネ白紋油    55部 大豆レシチン     1〃 100部 又、本発明に使用される可食性水性インキとしては、食
用色素類を水又は水と相溶性のある可食性溶剤の中に溶
解又は分散させたインキが用いられる。しかして、食用
色素類としては、油溶性、水溶性全問わず、油、水両方
に溶けないものでもよく、水又は水と相溶性のある可食
性溶剤中に溶解又は分散せしめ得る限シあらゆるものが
利用可能であシ、可食性油性インキの場合と同様な公知
の合成色素及び天然色素あるいは食用色素と同様の着色
効果を有する有色動植物体粉末及び有色可食性無機物粉
末等が随時使用できる。
これら食用色素類を、水、又は、たとえばエチルアルコ
ール、クリセリン、フロピレンゲリコール等のような水
と相溶性のある可食性溶剤中に溶解又は分散させてイン
キ組成物とされる。この際、必要に応じて公知の食用増
粘剤、食用油脂、食用乳化剤、可食性樹脂等の物性改善
剤が適宜添加される。
次に、可食性水性インキの処方例を挙げる。
処方例5  茶色可食性水性インキ 水               28部カラメル色素
    30〃 水      飴       30 〃グリセリン 
  10〃 100部 処方例6  黄色可食性水性インキ 水              25部クりナシ黄色素
  2ON プロピレングリコール    15 〃D−ンルビット
  10部 水         飴    30 〃100部 処方例7  赤色可食性水性インキ 水              30部紅  麹  色
  累    20 〃シヨ糖脂肪酸エステル    
2〃 100部 本発明における印刷法としては、ロータリースクリーン
印刷法であって、印刷物の特殊性から最適である。しか
して、この方法は、材料をミキサーで攪拌後、ゲージロ
ーラーで連続圧延し表面が平坦な食品生地に、2色の絵
模様を印刷する場合について例示すれば、連続してコン
ベアによって移動する食品生地の平坦面に線接触する位
置に、縦列に、それぞれ2a1類の色別に分解され之絵
模様の開孔部金持つロータリーメタルスクリーン印刷機
を、移動す生地と同期する速度で回転する機構を設け、
2つのスクリーンの絵模様が合致し、2色の印刷が完全
に合成されるように配置するものである。この場合、最
初に印刷するスクリーンと、次に印刷するスクリーンと
の間隔は、短かいほどよいものである。
次に、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
第1図に示すように、コンベア(4)の上にのって移動
する食品生地(3)と線接触する位置に2つのロータリ
ースクリーン(11と(2)と全縦列に置き、スクリー
ン(1)の中には赤色可食性油性インキ(71e 、ス
クリーン(2)の中には茶色可食性水性インキ(8) 
e入れ、それぞれのスキージ−(51、(6)に印圧を
加えるとスクリーン(1)、 (2)の開孔部からイン
キ(71,(8)が押圧され食品生地(3)の表面に絵
模様を印刷することができる。すなわち、第2図及び第
3図に示すように、スクリーン(1)によって食品生地
(3)に印刷され念油性インキ(力による花弁部は、イ
ンキ表面を乾燥定着処理金することなく、そのまま直ち
にスクリーン(2)と線接触し、油性インキ(7)の周
囲を縁取りする水性インキ(8)による輪かく部その他
の部分が印刷される。非乾燥の油性インキ(7)は、ス
クリーン(2)の下を通過する際、油性インキ(7)の
表面部分が食品生地(3)から離れ、スクリーン(2)
にインキ層(9)として付着し、第3図に示すように、
スクリーン(2)とともに一回転し、ふたたびスクリー
ン(1)によって印刷された同一絵模様の油性インキ(
7)と同一位置で再接触する。スクリーン(2)は連続
回転しているので、油性インキ(7)は、ふたたびスク
リーン(2)の下を通過する際、同じ現象を繰返す。
この場合、2回転目にスクリーン(1)から移動して来
た油性インキ(7)は、すぐに1回転目でスクIJ−ン
(2)に付着したインキ層(9)と接触してもインキ(
9)の表面に累積して付着したり、印圧によシ拡散する
ことがないことを認めた。油性インキ(7)は、スクリ
ーン(2)の常に同じ場所に繰返し付着するが、一定量
以上は付着しないことも認められた。次に、第4図に示
すように、スクリーン(2)によって印刷された水性イ
ンキ(8)は、スクリーン(1)によって印刷され次油
性インキ(7)と重なったり隣接して印刷されるが油性
インキ(7)と水性インキ(8)とは互に混り合うこと
がなく、色の区分をはつきシ保ったまま食品生地(3)
は焙焼され、鮮明な2色の絵模様が印刷されたビスケッ
トが完成するものである。
不発明においてとくに重要なのは、インキとして油性イ
ンキと水性インキとを必ず使用することとともに、スク
リーン(II、 (2+及び食品生地(3)全移動させ
るコンベア(41との連結運動であって、この三者は、
常に同期するような速度で動く機構を設ける必快がある
が、公知の機械的方法を適用すればよく、必要に応じて
コンピュータ制御を適用することもできる。
この方法は、第5図に示すような2色以上の複数色の印
刷、たとえば3色の印刷にも勿論応用できる。この場合
、赤色可食性油性インキ(7)と黄色可食性油性インキ
0αとを隣接して使用すると、同性質の油性インキであ
るために互に混り合い、印K11が滲んでしまうが、距
離ヲおいて使用すれば全く問題がなく、水性インキ(8
)によって、油性インキ+71. QO)の輪かく部金
印刷すれば、鮮明な3色印刷菓子が裂遺し得るものであ
る。
なお、本発明において使用するインキは、前述のように
、油性インキ、水性インキの両方を必ず用いるのである
が、2色の場合に、どちらのインキを先に使用してもよ
く、又、3色以上の場合には、油性、水性のいずれかを
必ず1種類使用すればよく、たとえば3色の場合、油性
−水性−油性、油性−油性−水性、水性−水性−油性、
水性−泊性一水性のいずれの順序組合せであってもよい
〔発明の効果〕
本発明は、食品生地を移動させるコンベアやスクリーン
を同期制御するようにし、ロータリースクリーン印刷機
ヲ使用して食品生地表面に直接多色印刷し、インキとし
て可食性油性インキと可食性水性インキとを必らず並用
するようにしたので、多色印刷の場合、一般的には、イ
ンキの吸収性のよい特殊な紙や布(捺染)等以外では、
印刷後インキの乾燥定着処理が必要であるのにかかわら
ず油脂分を多く含んだインキの吸収性が皆無にひとしい
食品生地に、乾燥定着処理を施行することなく連続多色
印刷を可能となし得、色の混り合いや滲みもなく、容易
に鮮明な多色模様を付した菓子類が得られたものであっ
て優れた効果が認められる。
次に、本発明の実施例を述べる。
〔実施例〕
実施例 1)ビスケット生地の調製 薄   力   粉     450  ?上   白
   糖     225  Iショートニング   
 73I 重炭酸ナトリウム     41 酒   石   酸       21食      
  塩       4.5を水          
      60   ゴの割合で各材料全配合し、ミ
キサーで攪拌後、ゲージローラーで連続圧延成形して表
面が平坦なビスケット生地金調製した。
2)印刷用インキの調製 下記の配合割合で各材料ラミキサ−でよく混合して、各
種のインキを調製した。
ピ)赤色可食性インキの調製 米ヌカ白紋油    50部 大豆レシチン     1〃 粉      糖      30  N100部 (ロ)黄色可食性油性インキのyJ@裂綿   実  
  油    55  部シヨ糖脂肪酸エステル   
  1  〃粉      −糖    43.5 1
100部 (ハ)茶色可食性水性インキの調製 水              28部カラメル色素 
    30〃 水      飴       30 〃グリセリン 
  101 100部 3)模様の印刷 第1図に示す例に、さらにスクリーン(2’)’を増設
したロータリースクリーン印刷機全使用し、スクリーン
(1)には、(2+ −fi)で調製した赤色可食性油
性インキ(7)ヲいれ、スクリーン(2)には、同様に
調製した黄色可食性油性インキαQltいれ、スクリー
ン(2つには、同様に調製した茶色可食性水性インキ(
8,iをいれ、それぞれのスキージ−(51、[;J 
、 (6つに印圧全顎えると、まず、スクリーン(II
の開孔部から赤色のインキ(7)が押出されて、コンベ
ア(4)上に乗って移動して来た1)で調製したビスケ
ット生地(3)の表面に第5図に(7)として示される
部分が印刷され、乾燥定着処理することなく、直ちにス
クリーン(2)によって、黄色インキαωが押出されて
第5因にaQとして示される部分が印刷され、ついで乾
燥定着処理することなく、直ちにスクリーン(2つによ
って、茶色インキ(8)が押出さnて第5図に(8)と
して示される輪かく部が印刷され、ビスケット生地(3
)上に3色の花模様が印刷された。この模様は、色の混
り合いや滲み等は全く認められなかった。
り焙焼 多色模様を印刷したビスケット生地(3)は、直ちに焙
焼炉において200℃で7分間焙焼して多色模様を付し
たビスケットを得た。この多色模様も色の混シあいゃ滲
みのない鮮明な多色模様を維持していた。
3)、4)の操作全連続的に繰シ返し行なったがいずれ
も色の混9合いも滲みもなく鮮明な多色模様を付したビ
スケットが得られ念。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における2色印刷の場合の例を示す説
明図、第2図は、第2スクリーンにおけるインキ層形成
例を示す説明図、第3図は、第2スクリーンに形成され
たインキ層が次の生地上の模様と重なる状況例を示す説
明図、第4図は、2色模様例を示す説明図、第5図は、
3色模様ツリを示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)表面が比較的平坦な食品生地類を移送するコンベア
    上に、少なくとも2つ以上のロータリースクリーン印刷
    機を縦列に配置して、各ロータリースクリーン印刷機の
    スクリーンが1回転したとき前記食品生地類の表面と線
    接触するようにコンベアとスクリーンの回転速度を同期
    制御し、前記スクリーンの一方では可食性油性インキで
    、又、他方では可食性水性インキで食品生地類の表面に
    多色模様を印刷した後、焙焼又は乾燥してなることを特
    徴とする多色模様付き菓子の製法。
JP60278184A 1985-12-11 1985-12-11 多色模様付き菓子の製法 Granted JPS62138279A (ja)

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