JPH0622570Y2 - モールディング固定用クリップ - Google Patents

モールディング固定用クリップ

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JPH0622570Y2
JPH0622570Y2 JP1987140712U JP14071287U JPH0622570Y2 JP H0622570 Y2 JPH0622570 Y2 JP H0622570Y2 JP 1987140712 U JP1987140712 U JP 1987140712U JP 14071287 U JP14071287 U JP 14071287U JP H0622570 Y2 JPH0622570 Y2 JP H0622570Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
molding
fixing clip
rear gate
shield glass
piece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987140712U
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English (en)
Other versions
JPS6444819U (ja
Inventor
尊三 木本
三郎 坂東
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、開閉自在なリヤゲート付車両のシールドガラ
スをゲート枠体のガラス取付面に取付ける際、上記シー
ルドガラスの周囲に確実にモールディングを固定してな
るモールディング固定用クリップに関する。
〈従来の技術〉 従来、自動車のシールドガラスをボディパネルまたは窓
枠のガラス取付面に固定する手段としては種々の提案が
なされており、例えば第7図に示すように、ボディパネ
ル20のガラス取付面21に接着剤22を介して、シー
ルドガラス23を取付けた後、係合部を有するファスナ
24の固定座24aをガラス取付面21に両面接着テー
プ25で固着し、上記ファスナ24の係合部にモールデ
ィング26を装着した支持体27の保持腕27aを係合
させてなるものが一般的である。ところが、リヤゲート
付車両のように開閉自在なリヤゲート等では、開閉時の
衝撃や振動によりモールディングが浮き上がったり、横
ずれを生じたりすることから、これらの弊害を解消し、
モールディングの取付けを確実にするため、枠体のガラ
ス取付面にモールディングを保持するリテーナやモール
ディングクリップをねじ止めする手段が採られており、
例えば実開昭61−169716号公報、および実開昭
62−46号公報に開示されているものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上述した従来の実施例においても、モー
ルディングは板金製であり、成形時の誤差等のために、
モールディングを保持する樹脂製モールディングクリッ
プとの間にガタが生じてガラス端縁部に浮き上がりが生
じたり、気密性が損なわれたりする等の問題がある。
本考案は、上述した問題点を解決するために提案された
ものであり、開閉自在なリヤゲートの枠内にシールドガ
ラスを取付ける際、シールドガラスの周囲に固定するモ
ールディングのガタつきを防止し、確実にモールディン
グを固定してなるモールディング固定用クリップを提供
することを目的としてなるものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案による構成は、開閉
自在なリヤゲート付車両のシールドガラスをゲート枠体
のガラス取付面に取付けるモールディング固定用クリッ
プにおいて、上記モールディング固定用クリップは、所
定の幅を有する支持脚と、これに一体に連結されてシー
ルドガラスの端縁部を上下両面より挟持する基板および
挟持片とにより構成され、上記挟持片の先端両側には、
モールディングの前面部端部に折り曲げ形成された係止
部に弾性変形可能に弾接する角状の弾性係合突部を突設
するとともに、上記挟持片の両側部に、モールディング
の前面部の裏面に弾性変形可能に当接するよう外側に折
り曲げられた弾性支持片を一体に設け、上記モールディ
ングを構成する側面部の内側で、リヤゲート枠体の端縁
部に対応する位置には、前記支持脚の先端部が当圧、係
合する係合突部が形成されており、前記支持脚の先端部
と、前記弾性支持片とで所定のモールディング高さを保
持することを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成に基づいて、本考案によれば、支持脚の先端部
が係合突部に当圧、係合し、弾性支持片がモールディン
グの前面部の裏面に弾性変形可能に当接して誤差を吸収
しうるため、モールディングの高さがガタなく保持され
る。
また、モールディングの前面部端部に折り曲げ形成され
た係止部に、モールディング固定用クリップの弾性係合
突部が弾性変形可能に弾接して、前面部5aをモールデ
ィングの幅方向に適宜強さで常時押圧しうるため、モー
ルディング幅が一定に保持される。
よって、モールディングの形成時のバラつきがあって
も、モールディング固定用クリップの弾性係合突部及び
弾性支持片が弾性的に対応することによって、モールデ
ィング幅と高さのガタが吸収され、モールディングのシ
ールドガラスに対する浮き上がりが防止され、また、気
密性が損なわれたりするおそれがないため、確実なモー
ルディングの固定がなされる。
〈実施例〉 以下本考案による実施例を添付した図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図ないし第3図は本考案による一実施例を示すもの
であり、第1図は本実施例に係る第2図のI−I断面
図、第2図は本考案が実施される開閉自在なリヤゲート
付車両の後部斜視図、第3図は本考案によるモールディ
ング固定用クリップの斜視図である。
しかして、図において符号1は車両、2は車体パネル、
3はリヤゲート、3aはリヤゲート枠体、4はシールド
ガラス、5はモールディング、6はモールディング固定
用クリップをそれぞれ示している。
上記リヤゲート枠体3aの周縁部には、シールドガラス
4が接着剤7を介して取付けられるとともに、このシー
ルドガラス4とリヤゲート枠体3aの端縁部には、モー
ルディング5がモールディング固定用クリップ6を介し
て固着され、さらにリヤゲート3の開閉動作によるモー
ルディング5の離脱防止のために、上記モールディング
5の後端部がリヤゲート枠体3aの適所に固定ねじ8に
より締着されている。
上記モールディング5は第4図に示すように、シールド
ガラス4の端縁部を覆う化粧用のモールディング幅Dを
有する前面部5aと、該前面部5aからほぼ直角に折り
曲げられた側面部5bと、リヤゲート枠体3に締着され
る取付部5cとからなり、ステンレス製で所定長さに一
体成形されている。また、上記モールディング5を構成
する前面部5aの先端部には、内側に折り曲げ加工され
た係止部5dが形成されており、側面部5bの一部と取
付部5cには、樹脂被膜9が一体にモールドされてい
る。
さらに、上記モールディング5を構成する側面部5bの
内側で、リヤゲート枠体3aの端縁部に対応する位置に
は樹脂被膜9と一体にモールドされて、所定のモールデ
ィング高さhを保持する係合突部9aが形成されてお
り、後述するモールディング固定用クリップ6によりモ
ールディング5の高さを一定に保持するようになってい
る。
一方、上記モールディング固定用クリップ6は、第5図
に示すようにモールディング5に組付けられて、シール
ドガラス4の端縁部を上面および下面より挟持するもの
であり、第3図および第5図に示すように、所定の幅を
有する支持脚6aと、これに一体に連結されてシールド
ガラス4の端縁部を挟持する基板6bおよび挟持片6c
とからなり、樹脂により一体成形されたものである。
上記挟持片6cの先端両側には、モールディング5の前
面部5aに折り曲げ形成された係止部5dに弾性変形可
能に弾接して、前面部5aをモールディングの幅方向に
適宜強さで常時押圧することにより、モールディング幅
Dを一定に保持する角状の弾性係合突部6dが突設され
ている。
また、上記挟持片6cの両側部には、モールディング5
の前面部5aの裏面に弾性変形可能に当接するよう外側
に折り曲げられた弾性支持片6eが設けられており、モ
ールディング固定用クリップ6の支持脚6aの先端部が
係合突部9aに当圧、係合し、弾性支持片6eが上記の
如くモールディング5の前面部5aの裏面に弾性変形可
能に当接して誤差を吸収しうるため、モールディング5
の高さhがガタつきなく一定に保持されるようになって
いる。
したがって、上述したように構成されたモールディング
固定用クリップによれば、まず第6図に示すようにモー
ルディング5とモールディング固定用クリップ6とが組
付けられる。
このとき、モールディング5の前面部5aに折り曲げ形
成された係止部5dには、モールディング固定用クリッ
プ6の弾性係合突部6dが係合するとともに、支持脚6
aの先端部がモールディング5にモールドされた樹脂被
膜9の係合突部9aに係合して、モールディング幅Dお
よびモールディング高さhが一定に保持される。
次に、リヤゲート枠体3aに固着されたシールドガラス
4の周縁部に、上記モールディング5を組付けたモール
ディング固定用クリップ6を取付けるものであるが、上
記モールディング固定用クリップ6の基板6bと挟持片
6cとの間でシールドガラス4を挟み込み、モールディ
ング5の後端部が固定ねじ8によりリヤゲート枠体3a
締着される。
しかして、上記モールディング5に成形時のバラツキが
あっても、モールディング固定用クリップ6の弾性係合
突部6dおよび弾性支持片6eと支持脚6aとにより、
モールディング幅Dと高さhのガタが吸収され、モール
ディング5のシールドガラス4に対する浮き上がりが防
止され、また、気密性が損なわれたりするおそれがない
ため、確実なモールディング5の固定がなされる。
なお、上記モールディング5の固定時に、モールディン
グ5の前面部5a先端部とシールドガラス4との接触部
に接着剤10を介在させることにより気密性を保持する
ことができる。
〈考案の効果〉 上記構成からなる本考案では以下の効果を奏し得る。
(1)支持脚の先端部が係合突部に当圧、係合し、弾性支
持片がモールディングの前面部の裏面に弾性変形可能に
当接して誤差を吸収しうるため、モールディングの高さ
がガタなく保持される。
(2)モールディングの前面部端部に折り曲げ形成された
係止部に、モールディング固定用クリップの弾性係合突
部が弾性変形可能に弾接して、前面部5aをモールディ
ングの幅方向に適宜強さで常時押圧しうるため、モール
ディング幅が一定に保持される。
(3)よって、モールディングの形成時のバラつきがあっ
ても、モールディング固定用クリップの弾性係合突部及
び弾性支持片が弾性的に対応することによって、モール
ディング幅と高さのガタが吸収され、モールディングの
シールドガラスに対する浮き上がりが防止され、また、
気密性が損なわれたりするおそれがないため、確実なモ
ールディングの固定がなされ、開閉時の衝撃や振動によ
ってモールディングが離脱することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案による実施例であり、第1
図は第2図のI−I断面図、第2図は本考案によるリヤ
ゲート付車両の後部斜視図、第3図は本考案によるモー
ルディング固定用クリップの斜視図、第4図は本考案に
よるモールディングの断面図、第5図は本考案によるモ
ールディング固定用クリップの断面図、第6図はモール
ディングとモールディング固定用クリップの組付状態を
示す断面図、第7図は従来の実施例を示す要部の断面図
である。 3……リヤゲート、3a……リヤゲート枠体、 4……シールドガラス、5……モールディング、 5a……前面部、5b……側面部、 5c……取付部、5d……係止部、 6……モールディング固定用クリップ、 6a……支持脚、6b……基板、 6c……挟持片、6d……弾性係合突部、 6e……弾性支持片、7……接着剤、 8……固定ねじ、9……樹脂被膜、 9a……係合突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在なリヤゲート3付車両のシールド
    ガラス4をゲート枠体3aのガラス取付面に取付けるモ
    ールディング固定用クリップ6において、上記モールデ
    ィング固定用クリップ6は、所定の幅を有する支持脚6
    aと、これに一体に連結されてシールドガラス4の端縁
    部を上下両面より挟持する基板6bおよび挟持片6cと
    により構成され、上記挟持片6cの先端両側には、モー
    ルディング5の前面部5a端部に折り曲げ形成された係
    止部5dに弾性変形可能に弾接する角状の弾性係合突部
    6dを突設するとともに、上記挟持片6cの両側部に、
    モールディング5の前面部5aの裏面に弾性変形可能に
    当接するよう外側に折り曲げられた弾性支持片6eを一
    体に設け、上記モールディング5を構成する側面部5b
    の内側で、リヤゲート枠体3aの端縁部に対応する位置
    には、前記支持脚6aの先端部が当圧、係合する係合突
    部9aが形成されており、前記支持脚6aの先端部と、
    前記弾性支持片6eとで所定のモールディング高さを保
    持することを特徴とするモールディング固定用クリッ
    プ。
JP1987140712U 1987-09-14 1987-09-14 モールディング固定用クリップ Expired - Lifetime JPH0622570Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987140712U JPH0622570Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 モールディング固定用クリップ

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JP1987140712U JPH0622570Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 モールディング固定用クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6444819U JPS6444819U (ja) 1989-03-17
JPH0622570Y2 true JPH0622570Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31405133

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JP1987140712U Expired - Lifetime JPH0622570Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 モールディング固定用クリップ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2328351A1 (fr) * 1973-03-02 1977-05-13 Thomson Csf Circuit d'interconnexion, multicouche et son procede de fabrication
JPS5135614U (ja) * 1974-09-10 1976-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6444819U (ja) 1989-03-17

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