JPH06225228A - 音響及び映像機器システム - Google Patents

音響及び映像機器システム

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JPH06225228A
JPH06225228A JP2852793A JP2852793A JPH06225228A JP H06225228 A JPH06225228 A JP H06225228A JP 2852793 A JP2852793 A JP 2852793A JP 2852793 A JP2852793 A JP 2852793A JP H06225228 A JPH06225228 A JP H06225228A
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JP2852793A
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English (en)
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Koichi Sugiyama
宏一 杉山
Yoshio Osakabe
義雄 刑部
Yasuo Kusagaya
康夫 草ヶ谷
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
Akira Katsuyama
明 勝山
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
Noriko Kotabe
典子 小田部
Makoto Sato
真 佐藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 AVシステムにおいて、システムフィーチャ
ー実行時のバスの輻輳を防ぐ。 【構成】 複数個のAV機器11、14〜16間が、適
宜、AV信号線により接続されると共に、AV機器1
1、14〜16のそれぞれが、自己のAV機器の動作制
御を行うための制御回路を備え、これら複数個のAV機
器の制御回路がバス接続されている。複数のAV機器が
連携して行うシステムフィーチャーの実行の際に、その
フィーチャーの種類の情報を含む実行開始の情報及び実
行終了の情報を、そのシステムフィーチャーに関与する
複数のAV機器のうちの当該動作を管理するAV機器1
1または14がバスを介して他のAV機器に伝送する。
各AV機器は、そのシステムフィーチャーが実行されて
いる間だけ、また、必要な自己の状態を示す情報をバス
に送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のAV機器が組
み合わされて構成されると共に、その複数のAV機器の
制御信号線がバス接続されている音響及び映像機器シス
テム(以下AVシステムという)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、単独でも使用可能な複数のA
V機器が、音声信号線及び/または映像信号線(以下A
V信号線という)を介して適宜接続されると共に、制御
線がバス接続されてセットとして構成されたAVシステ
ムが知られている。この場合、各AV機器には、システ
ム上のアドレスが設定され、システム上、識別可能とさ
れている。
【0003】この種のAVシステムにおいては、システ
ムフィーチャー(複数のAV機器が連動ないし連携して
実行が行われる動作)が可能であり、一般に、そのシス
テムフィーチャーに関与する複数のAV機器のうちの1
台のAV機器がフィーチャーマスター機器となり、他の
機器がフィーチャースレーブ機器となって、そのシステ
ムフィーチャーの実行を行う。
【0004】この場合、このシステムフィーチャーの実
行は、フィーチャーマスター機器が、各フィーチャース
レーブ機器に対してそのシステムフィーチャーを実行に
関わるコマンド(各機器のアドレスが付与されている)
を送信し、各フィーチャースレーブ機器は、その送信コ
マンドの内の自分に対するコマンドを取り込んでデコー
ドし、そのコマンドに対応する動作を実行する。
【0005】各フィーチャースレーブ機器は、また、動
作実行により状態が変化したとき、その状態を示す情報
(ステータス情報)をフィーチャーマスター機器に送信
するようにする。各フィーチャースレーブ機器が状態を
フィーチャーマスター機器に報告する代わりに、フィー
チャーマスター機器が、各フィーチャースレーブ機器の
状態を尋ねるシステムもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のAVシステムにおいては、フィーチャーマスター
機器のみが実行されているシステムフィーチャーを認識
し、フィーチャースレーブ機器は、マスター機器からの
コマンドに従った動作を行うようにしており、スレーブ
機器は、自己がどのようなシステムフィーチャーを実行
しているかは認識していない。このため、システムフィ
ーチャーの実行には不必要なステータスデータまで、制
御バスに乗せられることになり、バスの輻輳を招くおそ
れがあった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、システムフ
ィーチャーの実行時には、システムフィーチャーの実行
に必要なステータスデータのみが、制御バス上に乗せら
れるようにしたAVシステムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるAVシステムは、後述の実施例の参
照符号を対応させると、複数個のAV機器間が、適宜、
AV信号線により接続されると共に、前記AV機器のそ
れぞれが、自己のAV機器の動作制御を行うための制御
回路を備え、これら複数個のAV機器の制御回路がバス
接続されている音響及び映像機器システムにおいて、複
数のAV機器が連携して動作を行うシステムフィーチャ
ーの実行の際に、そのシステムフィーチャーの実行開始
の情報及び実行終了の情報を、そのシステムフィーチャ
ーに関与する複数のAV機器のうちの当該システムフィ
ーチャーを管理するAV機器が前記バスを介して他のA
V機器に伝送し、当該システムフィーチャーが実行され
ている間だけ、当該システムフィーチャーに関与するA
V機器は、前記バスに自己の状態を示す情報を送り出す
ようにしたことを特徴とする。
【0009】また、前記実行開始の情報及び実行終了の
情報を伝送する際に、システムフィーチャーの種類に関
する情報を同時に伝送することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成のこの発明によれば、システムフィ
ーチャーの実行開始の情報と終了の情報が、システムフ
ィーチャー管理機器から送出される。システムフィーチ
ャーに関与する各AV機器は、この実行開始及び終了の
情報からシステムフィーチャーが実行されている間だ
け、バスにステータス情報の送出を行う。
【0011】実行開始の情報及び実行終了の情報に、シ
ステムフィーチャーの種類に関する情報が付加されてい
る時には、各AV機器は、その種類に関する情報から、
実行するシステムフィーチャーを判別し、そのシステム
フィーチャーの実行に必要なステータス情報のみをバス
に送出するようにする。
【0012】
【実施例】以下、この発明によるAVシステムの一実施
例を、図を参照しながら説明する。図2は、この発明に
よるAVシステムの一実施例のブロック図を示すもの
で、この例は、いわゆる集中制御型AVシステムにこの
発明を適用したものである。この例において、11はA
Vセンター機器となるAV機器、例えばテレビ受像機で
ある。このAVセンター機器11は、これに接続される
AV信号線間の接続制御やディスプレイに表示する信号
の選択などを行ういわゆるAVセレクタとしての機能を
有している。
【0013】このAVセンター機器11には、AV信号
線L11、L12、L13によりAV機器12、13、
14が接続される。AV機器12及び13は、例えばV
TRとされる。AV機器14は、例えばAVセレクタと
され、AVセンター機器となる機能を備えている。
【0014】AV機器14には、AV信号線L14、L
15によりAV機器15、16が接続される。これらA
V機器15、16は、AVセンター機器11から見て第
2世代のAV機器であり、例えばVTRと、レーザディ
スクプレーヤとされる。AV機器14は、この第2世代
の機器15、16によるシステムフィーチャーを制御す
る機能を備えるサブAVセンター機器とされる。
【0015】そして、各機器11〜16は、1または複
数個のマイクロコンピュータを備える制御回路11C〜
16Cを備え、これらの制御回路11C〜16C間は、
制御バスBにより接続されている。この例においては、
それぞれの機器11〜16は、複数個のシステム内アド
レスを有する。
【0016】すなわち、AVセンター機器11には、自
分自身を示すと共に、どのようなAV機器であるか(こ
れをカテゴリーという。この例ではテレビ受像機)を示
す自己アドレス[100](16進表示;以下同じ)
と、AVセンター機器としてのアドレス[1C8]と、
同報通信用アドレス[3F8]との3つのアドレスが与
えられる。
【0017】AV機器12及び13には、自分自身及び
そのカテゴリー(この例では共にVTR)を示すアドレ
ス[120]及び[121]と、同報通信用アドレス
[3F8]との2つのアドレスがそれぞれ与えられる。
AV機器15及び16にも同様に、それぞれ自分自身及
びそのカテゴリー(この例ではVTRとレーザディスク
プレーヤ)としての自己アドレス[122]及び[13
0]と、同報通信用アドレス[3F8]との2つのアド
レスが与えられる。
【0018】さらに、サブAVセンター機器14には、
自分自身及びそのカテゴリー(この例ではAVセレク
タ)を示す自己アドレス[140]と、サブAVセンタ
ー機器としてのアドレス[1C9]と、同報通信用アド
レス[3F8]との3つのアドレスが与えられる。
【0019】この場合、バスBを通って伝送される情報
(シリアルデータ)は、図3に示すような形態となって
いる。すなわち、伝送情報は、その先頭であることを示
すスタートビットで始まる。そして、次にモード情報が
続き、その後に情報の送り手の機器のアドレス(ソース
アドレス)が挿入される。次に、情報の送り先の機器の
アドレス(ディストネーションアドレス)が挿入され、
続いて、制御の種類などを示すコントロールフィールド
が送られる。そして、その後に具体的な制御内容のデー
タあるいはステータス情報からなるメインデータが送ら
れる。そして、メインデータの後に伝送情報の最後であ
ることを示すエンドビットが最後に付加されて、伝送情
報の終了となる。
【0020】AVセンター機器11またはサブAVセン
ター機器14がシステムフィーチャーの実行を行うとき
に、制御コマンドをそのシステムフィーチャーに関与す
る機器に伝送する場合には、ソースアドレスは[1C
8]または[1C9]、ディストネーションアドレス
は、伝送相手先の機器の自己アドレスされ、メインデー
タとして制御コマンドが伝送される。
【0021】そして、各機器からは、状態が変化したと
きにステータス情報がAVセンター機器11またはサブ
AVセンター機器14に送られるが、その場合には、伝
送情報のソースアドレスは、自己アドレスとされ、ディ
ストネーションアドレスは、AVセンター機器11のA
Vセンターとしてのアドレス[1C8]または[1C
9]とされる。
【0022】また、同じ内容の情報を複数台のAV機器
に伝送するようにする同報通信の場合には、ディストネ
ーションアドレスが同報通信用アドレス[3F8]とさ
れる。これにより、この例の場合には、1台のAV機器
から他のすべてのAV機器に同じ内容の情報が伝送され
る。
【0023】この例においては、AVセンター機器11
が対応していないため、AVセンター機器11が管理で
きないシステムフィーチャーの起動コマンドがAVセン
ター機器11に入力されたときには、そのシステムフィ
ーチャーの実行/制御権をサブAVセンター機器に引き
渡すようにする。ただし、その引き渡しに先立ち、AV
センター機器11は、サブAVセンター機器に、そのシ
ステムフィーチャーの実行が可能か否かを尋ね、実行可
能であれば、そのシステムフィーチャーの実行/制御権
をサブAVセンター機器に引き渡すようにする。
【0024】この場合に、AVセンター機器11及びサ
ブAVセンター機器14は、それぞれ自分が実行できる
システムフィーチャーのコマンド(起動コマンド)の一
覧テーブルを有する。このテーブルには、予め、実行可
能なシステムフィーチャーの起動コマンドが登録されて
いる。ただし、実際に実行できるか否かは、AVセンタ
ー機器11及びサブAVセンター機器14に、どのよう
なAV機器が接続されているかを、合わせて勘案して決
定される。
【0025】以上のように構成されたAVシステムにお
いて、システムフィーチャーの実行を管理するマスター
機器、すなわち、AVセンター機器11あるいはサブA
Vセンター機器14は、システムフィーチャーの実行開
始時に、そのシステムフィーチャーの実行に必要な各ス
レーブ機器に、バスBを通じてシステムフィーチャーの
実行開始を伝える。このシステムフィーチャー実行開始
コマンドは、システムフィーチャーの種類、つまり、ど
のシステムフィーチャーであるかを示す情報をも有す
る。
【0026】フィーチャーの実行開始コマンドを受けた
スレーブ機器は、その後にフィーチャー実行終了のコマ
ンドを受けるまで、自分の状態(ステータス)が変化し
たら、その情報をマスター機器にバスBを介して送信す
るが、その際に、各スレーブ機器は、フィーチャー実行
開始コマンドに含まれるシステムフィーチャーの種類の
情報を判別して、実行するシステムフィーチャーが何で
あるかを認識し、そのフィーチャーの実行に必要なステ
ータス情報のみを送信するようにする。
【0027】スレーブ機器が、システムフィーチャーの
種類の判別能力を有しない場合には、そのスレーブ機器
は、すべてのステータス情報を送信するようにする。ま
た、スレーブ機器がシステムフィーチャーの種類の判別
能力を有していても、そのシステムフィーチャーが例え
ば新規のものである場合のように、フィーチャー実行開
始コマンドに含まれるシステムフィーチャーの種類の情
報を判別できなかったときにも、同様にして、スレーブ
機器は、すべてのステータス情報を送信するようにす
る。
【0028】そして、マスター機器は、システムフィー
チャーの実行終了時に、各スレーブ機器に対して、その
システムフィーチャーの種類の情報を有するシステムフ
ィーチャー実行終了コマンドを送信して、そのフィーチ
ャーを終了する。
【0029】なお、システムフィーチャー実行開始/実
行終了コマンドに、システムフィーチャーの種類の情報
を含ませない場合もある。この場合には、各スレーブ機
器は、このシステムフィーチャー実行期間中、すべての
ステータス情報をマスター機器に送信するようにする。
【0030】次に、以上のように構成されたAVシステ
ムにおいて実行されるシステムフィーチャーの一例及び
その際にバスに通じて送受されるコマンド及びステータ
ス情報について、図1を参照しながら説明する。
【0031】以下に説明するシステムフィーチャーは、
AV機器(レーザディスクプレーヤ)16の再生信号
を、AV機器(VTR)15で記録(ダビング)し(第
1のシステムフィーチャー)、このダビングの最中にV
TR15に内蔵のBSチューナで受信した画像をAVセ
ンター機器であるテレビ受像機11で視聴する(第2の
システムフィーチャー)場合である。なお、VTR15
に接続されるAV信号線L14には、VTR部の入出力
信号線のほかに、BSチューナからの出力信号線が存在
する。
【0032】この場合、第1のシステムフィーチャー
は、サブAVセンター機器であるAVセレクタ14が管
理し、第2のシステムフィーチャーは、AVセンター機
器であるテレビ受像機11が管理する。
【0033】すなわち、図1に示すように、先ず、サブ
AVセンター機器であるAVセレクタ14は、システム
フィーチャーの実行開始コマンドを、VTR15及びレ
ーザディスクプレーヤ(LDPという)16に送信す
る。この実行開始コマンドには、フィーチャーの種類の
情報としてダビングを示す情報が含まれる。この実行開
始コマンドを受けて、VTR15及びLDP16は、ス
テータス情報の送信許可を認識する。そして、システム
フィーチャーの種類を判別してダビングであることを認
識し、このダビングのフィーチャーに必要なステータス
情報のみをAVセレクタ14に送信するようにする。
【0034】AVセレクタ14は、次に、LDP16に
再生コマンドを送る。LDP16は、この再生コマンド
を受けて、再生状態に立ち上がるが、その際、再生出力
信号をAV信号線に送出する前に、基準信号に同期する
ようにされ、その同期準備状態を示すステータスが現れ
るが、そのステータス情報は、この第1のシステムフィ
ーチャーには不要であるので、バスBには送出されな
い。そして、同期が完了して、再生状態に立ち上がる
と、LDP16は、再生ステータス情報をAVセレクタ
14に送出する。
【0035】次に、AVセレクタ14は、記録コマンド
をVTR15に送る。VTR15は、この記録コマンド
を受けて記録状態に立ち上がるが、その際、記録サーボ
が立ち上がってから実際の記録状態になる。VTR15
は、この場合、第1のシステムフィーチャーには不要で
ある記録サーボの立ち上げ中のステータスは、送信せ
ず、記録状態に立ち上がった時、記録ステータス情報を
AVセレクタ14に送信する。以上により、VTR15
によりLDP16の再生信号のダビングが開始される。
【0036】このダビング実行中に、テレビ受像機11
をマスター機器とする第2のシステムフィーチャーが次
のようにして行われる。
【0037】すなわち、BS番組視聴というシステムフ
ィーチャー種類を示す情報を含むシステムフィーチャー
実行開始コマンドを、テレビ受像機11は、AVセレク
タ14及びVTR15に送信する。AVセレクタ14及
びVTR15は、このコマンドを受けて、システムフィ
ーチャー種類を示す情報を判別し、システムフィーチャ
ーの種類としてBS番組視聴を認識し、このフィーチャ
ーに関係のあるステータス情報のみをバスBに送出する
ようにする。なお、VTR15は、VTR部を制御する
マイクロコンピュータと、BSチューナを制御するマイ
クロコンピュータとを別個に有している。
【0038】次に、テレビ受像機11は、AVセレクタ
14に、VTR15のBSチューナからの出力信号線を
テレビ受像機11のAV信号線に接続するように依頼す
る接続依頼コマンドを送信する。AVセレクタ14は、
その依頼通りの接続を行い、接続ステータス情報をテレ
ビ受像機11に送信する。
【0039】次に、テレビ受像機11は、VTR15
に、その内蔵BSチューナで選択すべきチャンネル切り
換えコマンドを送信する。VTR15は、その内蔵BS
チューナを指示通りのチャンネルを受信できる状態に切
り換え、そのチャンネルステータス情報をテレビ受像機
11に送信する。
【0040】BS番組の視聴が終了すると、テレビ受像
機11は、AVセレクタ14及びVTR15にBS番組
視聴というシステムフィーチャー種類を示す情報を含む
システムフィーチャー実行終了コマンドを送信する。V
TR15及びAVセレクタ14は、システムフィーチャ
ーの種類を示す情報を判別し、その判別したシステムフ
ィーチャーの終了を認識し、そのフィーチャーに関する
ステータスの送信を終了する。この場合、VTR15
は、ダビング中であるので、ダビングのフィーチャーは
実行され、このダビングに必要なステータス情報の送信
は続行される。
【0041】バスBの輻輳を防ぐために、システムフィ
ーチャーの実行開始の際に、スレーブ機器に対してステ
ータス送信の許可コマンドを送り、実行終了の際に、ス
テータス送信の不許可コマンドを送るようにすることも
考えられるが、その場合に、システムフィーチャーの種
類を示す情報を含まないと、上述のように、1台のAV
機器がシステム上2種類のシステムフィーチャーを実行
しているとき、一方のシステムフィーチャーの終了の際
のステータス送信の不許可コマンドにより、未だ実行中
の他のシステムフィーチャーに必要なステータス情報の
送信も行われなくなってしまう。
【0042】しかし、上述のように、この例の場合に
は、システムフィーチャーの種類を示す情報がシステム
フィーチャー実行開始/終了のコマンドに含まれている
ので、ステータス送信を終了するシステムフィーチャー
を認識することができ、上記のような不都合は生じな
い。
【0043】そして、第1のシステムフィーチャーのダ
ビングにおいて、LDP16でディスクの最後まで再生
が終了すると、LDP16はストップステータス情報を
AVセレクタ14に送信する。AVセレクタ14は、こ
れを受けて、VTR15にストップコマンドを送信す
る。VTR15は、これを受けて、記録停止とし、停止
ステータス情報をAVセレクタ14に送信する。AVセ
レクタ14は、その後、このダビングのシステムフィー
チャーを終了する終了コマンドを、VTR15及びLD
P16に送信する。前述もしたように、終了コマンドに
は、ダビングを示す情報が含まれている。
【0044】なお、以上の実施例は、この発明を集中制
御型AVシステムに適用した場合であるが、この発明
は、マスター機器と1ないし複数のスレーブ機器との連
携あるいは連動によりフィーチャーを行う装置のすべて
に適用できることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のAV機器による連携/連動により実行される
システムフィーチャーの実行中だけ、必要なステータス
情報がバス上に乗るので、無用なステータス情報の発信
によるバスの輻輳を防ぐことができる。さらに、システ
ムフィーチャーの種類を判別して、そのフィーチャーに
必要なステータス情報のみを発信するので、よりバスの
輻輳を防ぐ効果がある。
【0046】また、フィーチャーの種類をシステムフィ
ーチャー実行開始/実行終了のコマンドに付加して送信
するので、このフィーチャーの種類を判別することによ
り、システム内の同一機器が、複数のフィーチャーを実
行しているとき、あるフィーチャーの実行終了のとき
に、他のフィーチャーの実行で必要なステータス情報の
発信までが停止してしまう事態を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるAVシステムの一実施例の動作
を説明するための図である。
【図2】この発明によるAVシステムの一実施例のブロ
ック図である。
【図3】この発明によるAVシステムの一実施例で、バ
スに乗る情報を説明するための図である。
【符号の説明】
11 AVセンター機器 12〜16 AV機器 B バス L11〜L15 AV信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 繁雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 勝山 明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山崎 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小田部 典子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の音響及び/または映像(以下A
    Vという)機器間が、適宜、AV信号線により接続され
    ると共に、前記AV機器のそれぞれが、自己のAV機器
    の動作制御を行うための制御回路を備え、これら複数個
    のAV機器の制御回路がバス接続されている音響及び映
    像機器システムにおいて、 複数のAV機器が連携して所定の動作を行う場合に、そ
    の動作の実行開始の情報及び実行終了の情報を、前記動
    作に関与する複数のAV機器のうちの当該動作を管理す
    るAV機器が前記バスを介して他のAV機器に伝送し、 当該動作が実行されている間だけ、当該動作に関与する
    AV機器は、前記バスに自己の状態を示す情報を送り出
    すようにした音響及び映像機器システム。
  2. 【請求項2】 複数個のAV機器間が、適宜、AV信号
    線により接続されると共に、前記AV機器のそれぞれ
    が、自己のAV機器の動作制御を行うための制御回路を
    備え、これら複数個のAV機器の制御回路がバス接続さ
    れている音響及び映像機器システムにおいて、 複数のAV機器が連携して所定の動作を行う場合に、そ
    の動作の実行開始の情報及び実行終了の情報を、前記動
    作に関与する複数のAV機器のうちの当該動作を管理す
    るAV機器が前記バスを介して他のAV機器に伝送する
    と共に、 前記実行開始の情報及び実行終了の情報を伝送する際
    に、実行動作の種類に関する情報を同時に伝送するよう
    にした音響及び映像機器システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の音響及び映像機器シス
    テムにおいて、 前記所定の動作に関与するAV機器の各々は、前記実行
    開始の際に伝送されてくる実行する動作の種類に関する
    情報を判別し、 前記判別した動作を実行するためにのみ必要な前記AV
    機器の状態を示す情報を、前記バスを通じて他のAV機
    器に伝送するようにした音響及び映像機器システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の音響及び映像機器シス
    テムにおいて、 前記AV機器が前記実行開始の際に伝送されてくる実行
    する動作の種類に関する情報を受信して判別したとき、
    当該AV機器が対応できない動作である時に、当該AV
    機器は、状態が変化したときに必ず自己の状態を示す情
    報を他のAV機器に伝送するようにした音響及び映像機
    器システム。
JP2852793A 1993-01-25 1993-01-25 音響及び映像機器システム Pending JPH06225228A (ja)

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