JPH0622447U - ダクトの連結構造 - Google Patents

ダクトの連結構造

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JPH0622447U
JPH0622447U JP3055892U JP3055892U JPH0622447U JP H0622447 U JPH0622447 U JP H0622447U JP 3055892 U JP3055892 U JP 3055892U JP 3055892 U JP3055892 U JP 3055892U JP H0622447 U JPH0622447 U JP H0622447U
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JP
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box portion
movable
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JP3055892U
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浩二 吉田
成康 村田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクト配置の設計自由度を向上でき、かつダ
クトの連結作業を簡単に行えて作業効率を向上できるダ
クトの連結構造を提供すること。 【構成】 ダクト連結手段7を中空箱状に形成された箱
部11と箱部11内を密閉状態に保ったまま位置調整可能に
設けられた可動連結部12とを備えて構成し、可動連結部
12にダクトである異形管5を連結する。この際、異形管
5に合わせて可動連結部12を位置調整できるので、異形
管5の配置の設計自由度が向上して種々の納まりが実現
できるとともに、ダクトの連結作業が簡単になって作業
効率も向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダクトの連結構造に係り、建物内に空気調和や換気、排気用として 設けられる角ダクトやスパイラルダクトに用いられる。
【0002】
【背景技術】
従来より、建物内には、空気調和や換気、排気のためにダクトが設けられてお り、このダクトは例えば図7に示すように、ステンレス製の直管71および屈曲 された異形管72によって構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、異形管72はその屈曲角度や長さが所定の大きさに規格化されてい るため、例えば異形管72の両端に連結される直管71の配置位置等も所定の位 置に決められてしまい、ダクト配置の設計自由度が低いという問題があった。 また、ステンレス等で成形される直管71や異形管72は柔軟性が無く固いた め、各管71,72の配置位置がずれていた場合には、管71,72の端部を折 り曲げて位置合わせすることができず、各管71,72を配置し直したり、管7 1,72を取り替えたりしなければならず、ダクトの連結作業が極めて煩雑とな って作業効率が低下するという問題があった。
【0004】 本考案の目的は、ダクト配置の設計自由度を向上できるとともに、ダクトの連 結作業を簡単に行えて作業効率を向上できるダクトの連結構造を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、建物内に設けられるダクトの連結構造であって、中空箱状に形成さ れた箱部と、この箱部に対して箱部内部を密閉状態に保ったまま位置調整可能に 設けられた可動連結部とを有するダクト連結手段を設け、このダクト連結手段の 可動連結部にダクトが連結されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このような本考案においては、連結される2つのダクト間にダクト連結手段を 設け、少なくとも一方のダクトをダクト連結手段の可動連結部に連結し、箱部内 部の空間に連通する。一方、他方のダクトは、ダクト連結手段にもう1つ可動連 結部を設けて連結したり、直接箱部に連結することで箱部内部の空間に連通する 。これにより、各ダクトはダクト連結手段の箱部を介して連通される。 この際、ダクトが連結される可動連結部は、ダクトに合わせて位置調整可能な ため、種々の納まりに対応できてダクト配置の設計自由度も向上する。また、ダ クトの配置位置がずれていても可動連結部の位置を調整することで簡単にかつ確 実に連結でき、ダクトの連結作業が簡単になって作業効率も向上する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1には、本考案を適用した排気ダクト1の配管構造が示されている。排気ダ クト1は、室内2の天井裏部分に設けられた躯体であるH型鋼3を貫通して設け られる直管4と、この直管4に連結される異形管5と、耐火性の内壁6に固定さ れて異形管5に連結されるダクト連結手段7と、このダクト連結手段7と外壁8 に固定されたベントキャップ9とを連結する異形管10とを備えて構成されてい る。 各管4,5,10はステンレス製のスパイラルダクト等の規格化された管によ って構成されて所定の位置に配置されている。
【0008】 ダクト連結手段7は、図2,3にも示すように、四角箱状に形成されて内壁6 に固定された箱部11と、この箱部11の一面側に箱部11に対して位置調整可 能に設けられた可動連結部12と、箱部11の他面側に固定された固定連結部1 3とで構成されている。
【0009】 箱部11の一面側には略正方形の開口14が設けられている。また、可動連結 部12は箱部11内に配置された可動板15と、この可動板15の略中央に形成 された穴を囲むように立設されて前記開口14から外側に突出する連結パイプ1 6とで構成されている。 この可動連結部12は、連結パイプ16が開口14の範囲内で移動可能に設け られるとともに、前記可動板15が開口14が形成された面に密着されて開口1 4を箱部11内部と遮断するように構成されている。このため、連結パイプ16 に連結される異形管5から連結パイプ16及び可動板15の穴を介して箱部11 内に送られた煙が開口14から逆流することがないようにされている。
【0010】 箱部11の他面側に設けられた固定連結部13には、異形管10を介してベン トキャップ9が連結され、箱部11内に送られた煙が固定連結部13、異形管1 0およびベントキャップ9を介して室外側に排気されるように構成されている。
【0011】 このような本実施例においては、内壁6の貫通孔6Aに固定連結部13を挿入 し、箱部11を内壁6にビス止めしてダクト連結手段7を内壁6に固定する。 次に、H型鋼3を貫通して配置された直管4に異形管5の一端を連結するとと もに、異形管5の他端に合わせて可動連結部12を移動して位置調整をした後、 異形管5とダクト連結手段7の可動連結部12とを連結する。 一方、ダクト連結手段7の固定連結部13には、異形管10を介してベントキ ャップ9を連結する。これにより、異形管5,10はダクト連結手段7を介して 連結され、煙等を室外に排気できるようになる。
【0012】 このような構成の本実施例によれば、ダクト連結手段7の箱部11に対して連 結パイプ16を位置調整可能に構成しているので、異形管5に合わせて連結パイ プ16を位置調整して連結することができる。このため、ダクト連結手段7の固 定連結部13に連結される異形管10の位置に関係なく異形管5と連結パイプ1 6とを自由な位置で連結でき、ダクト1の配置設計を自由に行えて種々の納まり に対応できる。
【0013】 また、連結パイプ16を異形管5に合わせて位置調整できるので、異形管5の 設置位置がずれていても異形管5を連結パイプ16に確実にかつ簡単に連結する ことができる。このため、排気ダクト1の設置作業を簡単に行えて作業能率を向 上できる。
【0014】 さらに、ダクト連結手段7の連結パイプ16は箱部11の開口14の範囲内で あればどの位置にも移動できるので、連結パイプ16を微妙に位置調整すること ができて異形管5に対して極めて正確に位置合わせすることができる。このため 、僅かにずれている異形管5および連結パイプ16を無理に接合することによっ て生じる変形等も防止することができる。
【0015】 また、ダクト連結手段7を内壁6に固定した後でも可動連結部12により連結 パイプ16を位置調整することができるので、ダクト連結手段7を固定する際に は位置精度があまり要求されず、このためダクト連結手段7の取付作業も簡単に 行えて作業能率をより向上できる。
【0016】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成 できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。 例えば、前記実施例では、異形管5に連結される連結パイプ16のみを位置調 整可能としていたが、異形管10に連結される側も位置調整可能に構成してもよ い。この場合、図4に示すように、内壁6を挟んで両側に箱部11を配置し、各 箱部11間をパイプ21で連結するとともに、各箱部11に可動連結部12を設 けてもよいし、図5に示すように、内壁6を貫通するように箱部11を設け、こ の箱部11の両側面にそれぞれ可動連結部12を設けてもよい。 このように箱部11の両側に可動連結部12を設ければ、異形管5だけでなく 異形管10に対しても位置調整でき、ダクトの連結作業をより簡単にできて作業 性を向上できるという利点がある。
【0017】 また、ダクト連結手段7の可動連結部12の構成も前記実施例のものに限らず 、他の構成でもよい。例えば、図6に示すように、箱部11の一側面に円形の開 口22を設け、この開口22に円板状の可動板23を回転可能に嵌合し、この可 動板23にクランク状に折曲された連結パイプ24を回転可能に立設して構成さ れるダクト連結手段25を用いてもよい。このような構成のダクト連結手段25 によれば前記実施例と同様の効果を奏するほか、連結パイプ24がクランク状に 折曲されているため、開口22の外側まで連結パイプ24の端部を移動すること も可能となって調整範囲が広いという利点もある。 なお、図6において連結パイプ24の代わりに折曲されていない直線状の連結 パイプを用いてもよいが、この際は位置調整範囲が可動板23の中心から連結パ イプが配置された位置を半径とする円周上に限られることになるため、図6に示 すもののほうが調整範囲が広い点で有利である。
【0018】 さらに、箱部11の可動連結部12を前記実施例の固定連結部13のように内 壁6の貫通孔6A内に配置することで、箱部11の内壁6に対する取付位置を調 整して異形管5に対する連結位置を調整してもよい。この際、異形管5が連結さ れる側も可動連結部12とすれば、箱部11自体の位置調整に加えて可動連結部 12の位置調整も行えるので、調整範囲が広がるという利点もある。
【0019】 また、本考案は、前記実施例のような排気ダクト1に用いられる場合に限らず 、冷暖房等の空気調和用や換気用等のダクトにも利用できる。
【0020】
【考案の効果】
このような本考案によれば、ダクト配置の設計自由度を向上できるとともに、 ダクトの連結作業を簡単に行えて作業効率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本実施例のダクト連結手段を示す斜視図であ
る。
【図3】本実施例のダクト連結手段を示す正面図であ
る。
【図4】本考案の変形例を示す概略構成図である。
【図5】本考案の他の変形例を示す概略構成図である。
【図6】本考案のその他の変形例を示す斜視図である。
【図7】本考案の従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 排気ダクト 4 直管 5,10 異形管 6 内壁 7,25 ダクト連結手段 11 箱部 12 可動連結部 14,22 開口 15,23 可動板 16,24 連結パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内に設けられるダクトの連結構造で
    あって、中空箱状に形成された箱部と、この箱部に対し
    て箱部内部を密閉状態に保ったまま位置調整可能に設け
    られた可動連結部とを有するダクト連結手段を設け、こ
    のダクト連結手段の前記可動連結部にダクトが連結され
    ていることを特徴とするダクトの連結構造。
JP1992030558U 1992-05-11 1992-05-11 ダクトの連結構造 Expired - Lifetime JP2514468Y2 (ja)

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JP2514468Y2 JP2514468Y2 (ja) 1996-10-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300080A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Tigers Polymer Corp 吸音構造体

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JPH05803U (ja) * 1991-04-12 1993-01-08 鐘淵化学工業株式会社 太陽熱利用建築物

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JP2514468Y2 (ja) 1996-10-16

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