JPH05803U - 太陽熱利用建築物 - Google Patents

太陽熱利用建築物

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JPH05803U JP023307U JP2330792U JPH05803U JP H05803 U JPH05803 U JP H05803U JP 023307 U JP023307 U JP 023307U JP 2330792 U JP2330792 U JP 2330792U JP H05803 U JPH05803 U JP H05803U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】建築物おいて、太陽熱を有効に利用する。 【構成】太陽熱集熱装置6で集熱して加熱された空気を
蓄熱蓄冷装置30に導いて蓄熱し、この熱を有効に暖房
に利用していると共に、太陽熱直接蓄熱装置60に太陽
光を直接照射して蓄熱し、この蓄熱を建築物内に放出し
ている。そのため、これらの2つの方式を協働させて、
建物全体を万遍なく均一に暖房することができる。一
方、夜間の冷気を蓄熱蓄冷装置30に導いて蓄冷し、冷
熱の放出により建物内を穏やかに冷却していると共に、
床下換気口50を開口して建物内の換気を行い昇温を防
止している。この換気により第2方式の太陽熱直接蓄熱
装置60はそれ程昇温することがなく、太陽熱直接蓄熱
装置60の過熱を防止している。これにより、冬期には
建物全体を万遍なく均一に暖房できると共に、夏季には
穏やかに冷却することができ、その結果、四季を通じて
快適な住環境を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、太陽熱を有効的に利用した建築物に関する。
【0002】
【考案の技術的背景】
建築物内部を包括的に断熱材で囲繞し、建築物の断熱性および気密性を向上さ せた建築物が開発され、特に寒冷地において好評を博している。
【0003】 このような建築物においては、建築物内が密閉空間になるため、建築物内の換 気を計画的に行う必要がある。 一方、特開昭63−165633号公報及び特開昭64−75858号公報に 記載してあるように、太陽熱を集熱装置で集熱して暖められた空気を、建築物内 に配置された蓄熱装置に供給して蓄熱し、この蓄熱を除々に放出して建築物内を 暖房することが知られている。
【0004】 ところが、このような太陽熱利用建築物においては、冬期の暖房時には快適で あるが、その他の季節にも必ずしも快適な住環境を実現できるものではなかった 。
【0005】 また、太陽光が直接照射されてその熱を蓄積するように、コンクリートなどの 蓄熱体を土間床として配置し、この蓄熱を放出させて建築物内を暖房することも 知られている(ダイレクトゲイン方式)。
【0006】 しかしながら、この方式では、第1に、南向きの部屋の暖房は可能であるが、 太陽光が照射しない北向きの部屋を暖房することはできず、建物全体の暖房を行 うことはできなかった。第2に、夏期に、蓄熱体が蓄熱・放熱すること、または オーバーヒートすることがあり、その結果、夏期にまで暖房を行うことになり、 住環境をかえって損ねるといった問題があった。
【0007】 このように、従来、太陽熱を利用して住環境を快適にしようとの試みがなされ ているが、冬季における暖房に主眼がおかれており、四季を通じて快適な住環境 を提供するものではなかった。
【0008】
【考案の目的】
本考案は、このような実情に鑑みてなされ、太陽熱を有効に利用できるのみな らず、屋外の冷気なども有効に利用でき、四季を通じて快適な住環境を実現でき る太陽熱利用建築物を提供することを目的とする。
【0009】
【考案の概要】
このような目的を達成するために、本考案に係る太陽熱利用建築物は、 屋根上に設置した集熱装置によって外気を流しながら太陽光により加熱して暖 気にし、これを屋内に吸引し屋内の流路を介して蓄熱装置に案内して蓄熱すると 共に屋内に放出して屋内の暖房を行う一方、集熱装置が太陽光を受けないときに 、所定温度以下の冷やされた外気を屋内に吸引し屋内の流路を介して蓄熱装置に 案内して蓄冷すると共に屋内に放出して屋内を穏やかに冷房する太陽熱利用建築 物において、 前記加熱された暖気の熱を蓄熱する蓄熱装置以外に、太陽光が照射されてその 熱を直接蓄熱するように建築物の床下に配置され且つ蓄熱した熱を建築物内に放 出可能な太陽熱直接蓄熱装置をさらに備えていることを特徴としている。
【0010】 このような本考案に係る太陽熱利用建築物によれば、太陽熱を利用して建築物 内の暖房を行う場合には、集熱装置で集熱して加熱された空気を蓄熱装置に導い て蓄熱し、この熱を有効に暖房に利用できる。なお、この蓄熱装置による暖房を 第1方式と呼ぶ。
【0011】 しかも、これに加えて、本考案では、太陽熱直接蓄熱装置に太陽光を直接照射 して蓄熱し、この蓄熱を建築物内に放出している。この太陽熱直接蓄熱装置によ る暖房を第2方式と呼ぶ。したがって、上記第1方式を、太陽光が照射しない建 物の北側等に配置し、第2方式を、太陽光が照射する建物の南側等に配置するこ とにより、温まり難い建物の北側等を有効に暖房することができ、建物全体を万 遍なく均一に暖房することができる。また、第1及び第2の方式を協働させてい るため、暖房効率が向上し、例えば、極寒地での暖房にも有効となる。
【0012】 一方、建築物内を穏やかに冷却する場合には、所定温度以下の冷やされた外気 (例えば、夜間冷気)を蓄熱装置に案内して蓄冷すると共に屋内に放出している 。そのため、冷熱の放出により建物内を穏やかに冷却できる。
【0013】 この際、請求項2に記載のように、床下換気口を開口し、建物内の換気を行う ことができる。この換気により第2方式の太陽熱直接蓄熱装置はそれ程昇温され ることがなく、太陽熱直接蓄熱装置の過熱を効果的に防止できる。したがって、 従来のように、夏期にまで暖房を行い住環境をかえって損ねるといったことが有 効に防止できる。
【0014】 以上から、本考案では、冬期には建物全体を万遍なく均一に暖房できると共に 、夏季には穏やかに冷却することができ、その結果、四季を通じて快適な住環境 を提供することができる。
【0015】 また、請求項3に記載のように、集熱装置により加熱された暖気を太陽熱直接 蓄熱装置に導くための連通路と、この連通路の空気の流通を開閉するための仕切 板とを設けるように構成し、床下換気口から屋外空気(夜間冷気)を吸引して、 第2方式の太陽熱直接蓄熱装置に夜間冷気を蓄冷することも可能である。
【0016】
【考案の具体的説明】
以下、本考案の3つの実施例に係る太陽熱利用建築物を図面を参照しつつ説明 する。
【0017】 図1乃至図7に、本考案の第1の実施例を示す。 図1に示すように、第1の実施例に係る太陽熱利用建築物2では、屋根4の上 に集熱装置6が設置してある。集熱装置6は、屋外の空気を取り入れることが可 能な取入れ口8と、ここから取り入れられた空気が流通する内部流路10とを有 する。内部流路10には、ガラス等の透明部材を通して太陽光が照射され、ここ に取り入れられた屋外空気が加熱されるようになっている。内部空気との熱交換 効率を高めるため及び補強効果を高めるために、内部流路10には、図3に示す ように、凹凸形状の波板12を設置するようにしても良く、また、この集熱装置 6と屋根4との間には、断熱材14を装着することが好ましい。さらに、図1に 示すように、上記集熱装置6の太陽光照射側の一面には、太陽電池16を設置す ることが好ましい。
【0018】 このように設置された集熱装置6には、内部流路10内の加熱空気を屋内に導 くための屋内ダクト18の一端が連結してある。屋内ダクト18の他の一端は、 後述する蓄熱装置30に連結してあり、屋内ダクト18の途中には、流路切換え ボックス20が設置してある。この流路切換えボックス20には、排出ダクト2 2及び排出/吸引ダクト24が連結してある。排出ダクト22は、屋内ダクト1 8内の空気を屋外に排出することが可能になっている。排出/吸引ダクト24は 、屋内ダクト18内の空気を屋外に排出すると共に、屋外空気を屋内ダクト18 に導くことが可能になっている。屋内ダクト18と排出ダクト22及び排出/吸 引ダクト24とのとの分岐部である流路切換えボックス20内には、排出流路切 換えダンパ26と吸引流路切換えダンパ28が装着してある。これら切換えダン パ26,28は、集熱装置6と蓄熱装置30とを連通する場合と、集熱装置6と 排出ダクト22とを連通すると共に排出/吸引ダクト24と蓄熱装置30とを連 通する場合とに、選択的に制御されるようになっている。これらの切換えダンパ 26,28は、断熱性、耐熱性に優れた材質、例えば耐熱性発泡ポリスチレン( 例えば鐘淵化学工業(株)の商品名:ヒートマックス)やシリコーン樹脂などで 構成することが好ましい。
【0019】 このような流路切換えボックス20と集熱装置6側との間の屋内ダクト18内 には、集熱装置6内の空気を屋内ダクト18内に強制的に適宜送風可能な第1フ ァン32が装着してある。また、排出/吸引ダクト24内には、屋内ダクト内の 空気を吸引/排出ダクト24を通して屋外に強制的に排出可能である一方、又は 、逆に駆動して、吸引/排出ダクト24から屋外空気を屋内ダクト18内に強制 的に吸引可能な第2ファン34が装着してある。第1ファン32は、集熱装置6 に配置された太陽電池16により駆動され、第2ファン34は、この太陽電池1 6による起電力が蓄電された蓄電池(図示略)により駆動される また、本実施例では、集熱装置6が太陽光を受けないときに、所定温度以下の 冷やされた外気(例えば、夜間冷気)を屋内に導入するように、第2ファン34 を駆動すると共に、この外気を蓄熱装置30に案内して蓄冷すると共に屋内に放 出するように切換えダンパ28を切り換える制御を行う制御手段(図示略)が設 けてある。
【0020】 屋内ダクト18の他端が連結される蓄熱装置30は、太陽光があまり照射しな い建物の北側の床下に配置され、屋内ダクト18内の空気が装置の内部に導かれ 、内部を流通する空気と熱交換して、流通する空気の冷熱ないしは温熱を蓄熱し 、熱交換された空気を建築物内に排出することが可能になっている。蓄熱装置3 0としては、特に限定されないが、図2に示すように、内部に通気口を有するコ ンクリートブロック32を複数個配置したもの等が用いられる。この蓄熱装置3 0による暖房(冷房)を第1方式と呼ぶ。
【0021】 この蓄熱装置30の上方の部屋は、この装置30と床との間に空間をとって床 仕上げをしても良く、逆に、この空間をとらずに床仕上げをしても良く、さらに 、畳を設置しても良い。
【0022】 このような建築物2における基礎34の外周、柱36の外周及び屋根材4aの 屋内側には、断熱材38が、建築物を包括的に囲繞するように、しかも床下空間 40及び屋根裏空間42を連通するような内側通気層44を形成するように、張 り巡らされている。そして、断熱材38と外壁材46との間及び断熱材38と屋 根材4aとの間には、外側通気層48を形成するようにしてもよい。また、この ように断熱材38により、建築物を包括的に囲繞する建築物では、床下空間40 、内側通気層44及び屋根裏空間42の通気を図るため、床下には床下換気口5 0を設けると共に、屋根の棟部分には棟下換気口52を設けてある。これらの換 気口には、それぞれ床下開閉ダンパ54及び棟下開閉ダンパ56を設けてある。 これらダンパ54,56が断熱・気密性を有することが好ましい程度は、鐘淵化 学工業(株)の塩ビサッシエクセル(商品名)と同等か若しくはそれ以上である 。
【0023】 このように構成された建築物2においては、冷暖房時窓を開けていない場合は 特に、室内の換気を強制的に図ることが好ましく、建築物内のある部屋、例えば トイレや風呂場などでは、建築物内の空気を屋外に強制的に排出することが可能 な換気装置58を設けることが好ましい。
【0024】 また、上述したような切換えダンパ26と、第1ファン32と、第2ファン3 4と、太陽電池16とを制御するための制御装置(図示略)を設けてある。この 制御装置には、屋外の気温を検知する外気センサ(図示略)を接続してある。
【0025】 さらに、本実施例では、太陽光が比較的照射し易い建物の南側の土間床には、 太陽光が照射されてその熱を蓄熱し、蓄熱した熱を建築物内に放出可能な太陽熱 直接蓄熱装置60が設けてある。この太陽熱直接蓄熱装置60は、蓄熱できるも のであればよく、例えば、コンクリートブロックなどで構成される。この様な土 間床を太陽熱直接蓄熱装置60に応用する一例として、図11に示すように、基 礎70の内側に砂利層71を設け、その上にビニールシート72を介してコンク リート層73を設けても良い。この場合には、大熱量が得られると共に結露を防 止できる効果がある。なお、この太陽熱直接蓄熱装置60による暖房を第2方式 と呼ぶ。
【0026】 さらに、この太陽熱直接蓄熱装置60に通気口を設け、暖められた空気を上述 した内側通気層44内で循環するようにしても良い。さらに、この太陽熱直接蓄 熱装置60の上方の部屋を温室的に利用し、この部屋で暖められた空気を他の部 屋に循環するようにしても良い。いずれの場合にも、上述した換気装置58を常 時駆動させるのが好適である。
【0027】 この太陽熱直接蓄熱装置60の上方の部屋は、土間コンクリートそのものの直 接仕上げとするか、若しくは、伝熱性のよい材質の床仕上げとするのが好ましく 、畳は設置しない方が好ましい。
【0028】 また、床下換気口50を介して夜間の冷気を太陽熱直接蓄熱装置60に導入し 、この装置60を穏やかに冷やして蓄冷することもできる。 次に、本実施例に係る太陽熱利用建築物の作用を説明する。
【0029】 季節が冬の場合には、建築物内の暖房を行うため、床下換気口50及び棟下換 気口52は閉塞されると共に、換気装置58は、常時駆動されている。 そして特に冬の昼の場合には、第1方式では、第1ファン32が駆動され、第 2ファン34は駆動されなくてもよい。この状態では、切換えダンパ26は、図 1に示すように、排出ダクト22及び排出/吸引ダクト24を閉塞するように制 御されている。このため、集熱装置6で加熱された空気は、屋内ダクト18を通 して、蓄熱装置30に送られ、ここで熱交換され蓄熱されると共に、各部屋にも 送られ、各部屋の暖房に寄与し、最終的に換気装置58から屋外に放出される。
【0030】 第2方式では、図1に示すように、太陽熱直接蓄熱装置60に太陽光を直接照 射して蓄熱し、この蓄熱を建築物内に放出している。本実施例では、上記第1方 式を、太陽光が照射しない建物の北側等に配置し、第2方式を、太陽光が照射す る建物の南側等に配置している。そのため、温まり難い建物の北側等を有効に暖 房することができ、建物全体を万遍なく均一に暖房することができる。また、第 1及び第2の方式を協働させているため、暖房効率が向上し、例えば、極寒地で の暖房にも有効となる。
【0031】 冬の夜の場合には、図4に示すように、太陽電池16に太陽光が照射されない ため、第1ファン32は駆動されない。しかも、切換えダンパ26は、排出ダク ト22及び排出/吸引ダクト24を閉塞するように制御されているので、建築物 内は、蓄熱装置30及び太陽熱直接蓄熱装置60に蓄えられた温熱により緩やか に暖められる。
【0032】 したがって、昼夜に拘らず太陽熱が有効に暖房に用いられる。 次に、夏の場合には、図5,6,7に示すように、切換えダンパ26は、排出 ダクト22及び排出/吸引ダクト24を開口し、さらに、床下換気口50及び棟 下換気口52も開口し、換気装置58も、常時駆動されるように制御される。
【0033】 夏の夜には、第1方式では、第1ファン32は駆動されず、第2ファン34は 、屋内ダクト18内の空気を排出するように駆動される。このため、図5に示す ように、夏の夜の比較的冷たい外気が、床下換気口50を通して蓄熱装置30に 導入され、ここで熱交換され、冷熱を蓄熱装置30に蓄冷し、その後、夜間冷気 は、第2ファン34により屋内ダクト18及び排出/吸引ダクト24を通して排 出される。蓄熱装置30から放出された冷気は、各部屋を通り、各部屋を冷却し た後、換気装置58から排出される。
【0034】 また、床下換気口50及び棟下換気口52が開口してあるため、床下換気口5 0から導入された夜間の冷気は、床下空間40、各部屋、内側通気層44、及び 屋根裏空間42などを介して、棟下換気口52または換気装置58から排出され る。これにより、建物内の換気が行われると共に、夜間冷気により穏やかに冷や される。
【0035】 さらに、床下換気口50から導入された夜間冷気により、第2方式の太陽熱直 接蓄熱装置60を穏やかに冷やすことができ、昼間に暖められた太陽熱直接蓄熱 装置60の昇温を防止できる。
【0036】 また、この夏の夜の運転パターンとして、図6に示すように、第2ファン34 を上記と逆に駆動し、排出/吸引ダクト24から夜間冷気を吸引して、屋内ダク ト18を通して蓄熱装置30に供給するようにしても良い。この場合にも、上記 と同様に、蓄熱装置30に夜間冷気を蓄冷し、屋内に冷気を放出することができ る。
【0037】 次いで、夏の昼には、第1ファン32が回転駆動され、第2ファン34が回転 駆動されない。図7に示すように、集熱装置6と排出ダクト22とを連通してい るため、第1ファン32の駆動により、集熱装置6で加熱された空気は排出ダク ト22を通して屋外に排出される。この場合、排出ダクト22に熱交換器を取り 付けて、その熱交換器で冷水を温水などに変換するようにしてもよい。また、蓄 熱装置30には夏の夜に蓄冷された冷熱があり、この冷熱により建築物内を穏や かに冷却することができ、各室内の冷房作用を補助することになる。
【0038】 この際、第2方式では、夏期には日差しが高くなるため、太陽光はそれ程太陽 熱直接蓄熱装置60に照射しないが、ある程度は太陽熱を吸収して昇温している 。本実施例では、床下換気口50及び棟下換気口52が開口してあるため、床下 換気口50から導入された外気により、太陽熱直接蓄熱装置60の昇温が効果的 に防止され、太陽熱直接蓄熱装置60のオーバーヒートを効果的に防止できる。 また、床下換気口50から導入された外気は、床下空間40、各部屋などを介し て、棟下換気口52または換気装置58から排出される。これにより、建物内の 換気が行われる 夏冬以外の春秋の季節には、例えば、床下換気口50及び棟下換気口52を開 口して通気を図ることも可能であり、外気温度などの条件に応じて、切換えダン パ26,28を制御することにより快適な住環境を実現できる。
【0039】 次に、図8,9を参照して、本考案の第2の実施例を説明する。 本実施例では、太陽熱直接蓄熱装置60は、内部を空気が循環できるように構 成してあり、蓄冷する働きもする。屋内ダクト18から空気が供給されるように 、屋内ダクト18と太陽熱直接蓄熱装置60とを連通する連通路61が設けてあ る。さらに、上下動してこの連通路61を開閉する仕切板62が設けてある。
【0040】 次に、本実施例に係る太陽熱利用建築物の作用を説明する。 冬の場合には、仕切板62が遮断してあり、屋内ダクトから放出される空気は 、太陽熱直接蓄熱装置60には循環されないため、冬の運転パターンは、昼も夜 も、上述したように、図1,4に示すパターンと同じである。
【0041】 夏の夜の場合には、図8,9に示すように、2つのパターンがある。 先ず図8に示すパターンでは、第2ファン34が屋外に空気を排出するように 駆動され、床下換気口50を通して、蓄熱装置30だけでなく、太陽熱直接蓄熱 装置60にも冷気が導入されて蓄冷される。本実施例では、図5,6に示す場合 に比べて太陽熱直接蓄熱装置60を冷却する度合が大きいため、この太陽熱直接 蓄熱装置60の過熱を一層防止することができる。さらに、蓄冷する容量が図5 ,6の場合より大きくなるため、屋内は一層冷却されることになる。
【0042】 次に、図9に示すパターンでは、第2ファン34が排出/吸引ダクト24を通 して夜間冷気を吸引して、蓄熱装置30だけでなく、太陽熱直接蓄熱装置60に も冷気が導入されるように駆動される。この場合にも、図8に示す場合と同様に 、太陽熱直接蓄熱装置60の過熱を一層防止できると共に、屋内を一層冷却する ことができる。
【0043】 なお、夏の昼間は、特に図示しないが、図7の場合と略同様に駆動される。 以上のように、本考案では、太陽熱直接蓄熱装置60は、第1実施例に示すよ うに、その内部を空気が循環しないように構成してもよく、第2実施例に示すよ うに、その内部を暖気または冷気が循環するように構成してもよい。
【0044】 次に、図10〜図15を参照して、本考案の第3の実施例に係る太陽熱利用建 築物を説明する。 図10,11に示すように、集熱装置6で加熱された暖気を床下に設けてある 蓄熱装置30に導くための空気回路が第1及び第2の実施例と異なっている。先 ず、大略的には、集熱装置6の暖気の屋内取入口6aが、多数個の可撓性チュー ブ94によって小屋裏空間内に配設してある集熱ボックス95に連結してある。 この集熱ボックス95が、可撓性チューブ98によって、暖気の流れを切り換え るコントロールボックス100に連結してある。このコントロールボックス10 0の手前の可撓性チューブ98内には暖気を吸引するためのファン(吸引手段) 99が配設してある。コントロールボックス100の一方の出口は、屋内ダクト 105を介して蓄熱装置30に連結してあり、コントロールボックス100の他 方の出口は、乾燥室67に連通された排出ダクト104に連結してある。
【0045】 さらに詳細に説明すると、図11に示すように、集熱装置6の屋内取入口6a には、剛体のダクト6bが設けてあり、このダクト6bに可撓性チューブ94が 連結してある。この可撓性チューブ94は、撓むことが可能であればよく、その 材料などは問わないが、断熱性があるグラスウール製ダクト等が好ましい。図1 0に示すように、この可撓性チューブ94は、複数個設けてあるが、後述するよ うに、これらの長さが等しいことが好適である。
【0046】 可撓性チューブ94が連結される集熱ボックス95は、下方側が直方体状の箱 に形成してあり、上方側が四角錐状の箱に形成してある。この四角錐状の箱の入 口には、剛体のダクト96が設けてあり、これに可撓性チューブ94が連結して ある。図11には、一つの可撓性チューブ94についてしか図示していないが、 他の可撓性チューブ94も同様の構成により連結してある。さらに、直方体状の 箱の底部には、出口としての剛体のダクト97が設けてあり、これに可撓性チュ ーブ98が連結してある。このように構成してあることにより、集熱装置6の各 屋内取入口6aから出る暖気を複数の可撓性チューブ94によって集熱ボックス 95に集めることができる。しかも、集熱ボックス95の下方側が直方体状の箱 に形成してあり、上方側が四角錐状の箱に形成してあるため、入口側のダクト9 6から入って出口側のダクト97から出るまでの暖気の流れが極端に曲げられる ことがない。そのため、圧力損失を生じることなく、暖気を流すことができる。
【0047】 このように、集熱ボックス95を小屋裏空間内に配設し、複数の可撓性チュー ブ94を用いてこの集熱ボックス95と集熱装置6とを連結しているため、従来 のように、長尺物の集熱ダクトを狭い小屋裏空間内で取り廻しすることなく、可 撓性チューブ94を連結する作業だけでよい。そのため、小屋裏空間での作業を 極めて簡易・容易にすることができる。
【0048】 さらに、可撓性チューブ94を用いてこの集熱ボックス95と集熱装置6とを 連結するだけでよいため、従来のように、集熱ダクトと集熱装置の屋内取入口と を位置合せするような設計を行う必要がなく、現場での取付作業も容易になる。 さらに、種々の構造の異なる建築物に太陽熱装置を敷設する場合、個々の建物に 対応して集熱ダクトを設計する必要がなく、汎用性をも持たせることができる。
【0049】 さらに、複数個の可撓性チューブ94の長さを均一にすることにより、集熱装 置6の各屋内取入口6aから集熱ボックス95までの距離を均一にすることがで きる。そのため、集熱装置6の各屋内取入口6aからは均一な流速で暖気が集熱 ボックス95に取り込まれることになり、集熱装置6の各所で十分に暖められた 空気を屋内に取り入れることができ、暖房効率も向上することができる。
【0050】 さらに、コントロールボックス100では、その入口側のダクト101内に、 強制的に適宜送風可能なファン99が配設してある。さらに、このコントロール ボックス100内には、蓄熱装置30に連結した屋内ダクト105への暖気の流 れと、排出ダクト104への暖気の流れとを切り換えるダンパ(切換手段)10 2が設けてある。これにより、ダンパ102が図11に示すように排出ダクト1 04を閉鎖するように切り換えてあるときには、暖気は蓄熱装置30内に流れる 一方、ダンパ102が屋内ダクト105を閉鎖するように切り換えてあるときに は、暖気は排出ダクト104を通して乾燥室67に排出される。このファン99 の駆動及びダンパ102の切換は、図示しない適宜の制御手段により制御される と共に、上述した太陽電池16により駆動される。
【0051】 その他の構成は、第1の実施例と同じである。 以下、この第3の実施例に係る太陽熱利用建築物の作用を説明する。 冬の昼の場合には、図12に示すように、太陽が太陽電池16に照射されると 、その起電力により、ファン99が駆動される。ダンパ102が排出ダクト10 4を閉鎖するように切り換えられる。このため、集熱装置6で加熱された空気は 、可撓性チューブ94、集熱ボックス95、コントロールボックス100、及び 屋内ダクト105を介して蓄熱装置30に送られ、第1の実施例と同様に、太陽 熱直接蓄熱装置60との協働により、屋内が暖房される。
【0052】 冬の夜の場合には、図13に示すように、太陽電池16に太陽光が照射されず 、ファン99は駆動されないと共に、ダンパ102は排出ダクト104を閉鎖す るように切り換えられる。その結果、建築物内は、蓄熱装置30及び太陽熱直接 蓄熱装置60に蓄えられた温熱により緩やかに暖められる。建物内の換気作用は 、昼間の場合と同様である。
【0053】 夏の夜には、図14に示すように、冷房効果を発揮させるため、夜間の比較的 冷たい空気を取り込むように構成してある。即ち、ファン99が駆動され、ダン パ102が排出ダクト104を閉じ、その結果、夜間冷気が集熱装置6、屋内ダ クト105等を介して蓄熱装置30に取り込まれる。これにより、夜間冷気の冷 熱が蓄熱装置30に蓄冷され、蓄熱装置30から排出された空気は各部屋に排出 される。これにより、夏の夜における集熱装置6での大気輻射による冷気も有効 利用できる。また、第1の実施例と同様に、床下換気口50を開放してあるため 、夜間冷気は、内側通気層44などを介して屋内を循環し、建物が適宜穏やかに 冷やされる。さらに、床下換気口50から導入された夜間冷気により、太陽熱直 接蓄熱装置60を穏やかに冷やすことができ、昼間に暖められた太陽熱直接蓄熱 装置60の昇温を防止できる。
【0054】 また、本実施例においても、図8,9に示す第2の実施例と同様に、夜間冷気 を太陽熱直接蓄熱装置60に導入するように、連通路61及び仕切板62が設け てあってもよい。
【0055】 夏の昼には、図15に示すように、太陽電池16に太陽光が照射され、ファン 99は駆動され、ダンパ102は屋内ダクト105を閉鎖するように切り換えら れる。これにより、集熱装置6で加熱された空気は、ファン99により、排出ダ クト24を通して屋外に排出される。
【0056】 この場合にも、床下換気口50を開放し、夏の夜に蓄冷された冷熱を屋内に放 出して、屋内を穏やかに冷やすことができ、第1の実施例と同様に作用する。 さらに、図10に示すように、具体的な部屋では、右上がりのハッチングで示 す部分A(南側の太陽光が入り易い部屋)に第2方式の太陽熱直接蓄熱装置60 を配置し、右下がりのハッチングで示す部分B(北側の太陽光が入り難い部屋) に第1方式の蓄熱装置30を配置することが考えられる。
【0057】 また、1フロアの全床面積に対する太陽熱直接蓄熱装置60の割合が30%以 上であれば、蓄熱効果を充分に高めることができる。 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の範囲の 範囲内で種々に改変することが可能である。
【0058】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案では、太陽熱を利用して建築物内の暖房を行う場合 には、集熱装置で集熱して加熱された空気を蓄熱装置に導いて蓄熱し、この熱を 有効に暖房に利用できる。
【0059】 しかも、これに加えて、本考案では、太陽熱直接蓄熱装置に太陽光を直接照射 して蓄熱し、この蓄熱を建築物内に放出している。したがって、上記第1方式を 、太陽光が照射しない建物の北側等に配置し、第2方式を、太陽光が照射する建 物の南側等に配置することにより、温まり難い建物の北側等を有効に暖房するこ とができ、建物全体を万遍なく均一に暖房することができる。また、第1及び第 2の方式を協働させているため、暖房効率が向上し、例えば、極寒地での暖房に も有効となる。
【0060】 一方、建築物内を穏やかに冷却する場合には、所定温度以下の冷やされた外気 (例えば、夜間冷気)を蓄熱装置に案内して蓄冷すると共に屋内に放出している 。そのため、冷熱の放出により建物内を穏やかに冷却できる。
【0061】 この際、床下換気口を開口し、建物内の換気を行うことができる。この換気に より第2方式の太陽熱直接蓄熱装置はそれ程昇温されることがなく、太陽熱直接 蓄熱装置の過熱を効果的に防止できる。したがって、従来のように、夏期にまで 暖房を行い住環境をかえって損ねるといったことが有効に防止できる。
【0062】 以上から、本考案では、冬期には建物全体を万遍なく均一に暖房できると共に 、夏季には穏やかに冷却することができ、その結果、四季を通じて快適な住環境 を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1の実施例に係る太陽熱利用
建築物の断面図である。
【図2】図2は図1に示す蓄熱装置の概略斜視図であ
る。
【図3】図3は図1に示す太陽熱集熱装置に概略斜視図
である。
【図4】図4は本考案の第1の実施例に係る建築物の冬
の夜の状態を示す概略断面図である。
【図5】図5は本考案の第1の実施例に係る建築物の夏
の夜の状態を示す概略断面図である。
【図6】図6は本考案の第1の実施例の変形例に係る建
築物の夏の夜の状態を示す概略断面図である。
【図7】図6は本考案の第1の実施例に係る建築物の夏
の昼の状態を示す概略断面図である。
【図8】図8は本考案の第2の実施例に係る建築物の夏
の夜の状態を示す概略断面図である。
【図9】図9は本考案の第2の実施例の変形例に係る建
築物の夏の夜の状態を示す概略断面図である。
【図10】図10は本考案の第3の実施例に係る太陽熱
利用建築物に用いる集熱装置、及び集熱ボックスなどの
斜視図である。
【図11】図11は本考案の第3の実施例に係る太陽熱
利用建築物に用いる集熱装置、集熱ボックス、コントロ
ールボックス、及び蓄熱装置の断面図である。
【図12】図12は本考案の第3の実施例に係る太陽熱
利用建築物の冬の昼の状態を示す概略断面図である。
【図13】図13は本考案の第3の実施例に係る建築物
の冬の夜の状態を示す概略断面図である。
【図14】図14は本考案の第3の実施例に係る建築物
の夏の夜の状態を示す概略断面図である。
【図15】図15は本考案の第3の実施例に係る建築物
の夏の昼の状態を示す概略断面図である。
【図16】図16は本考案の第1乃至第3の実施例に係
る建築物の1フロアの平面図である。
【図17】図17は太陽熱直接蓄熱装置の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
2 太陽熱利用建築物 4 屋根 6 集熱装置 16 太陽電池 18 屋内ダクト 20 流路切換えボックス 22 吸排出ダクト 26 切換えダンパ(切換手段) 30 蓄熱装置 32 第1ファン(吸引手段) 34 第2ファン(吸引手段) 50 床下換気口 60 太陽熱直接蓄熱装置 99 ファン(吸引手段) 102 ダンパ(切換手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24J 2/42 D 9033−3L // E04D 13/18 7029−2E

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根上に設置した集熱装置によって外気
    を流しながら太陽光により加熱して暖気にし、これを屋
    内に吸引し屋内の流路を介して蓄熱装置に案内して蓄熱
    すると共に屋内に放出して屋内の暖房を行う一方、集熱
    装置が太陽光を受けないときに、所定温度以下の冷やさ
    れた外気を屋内に吸引し屋内の流路を介して蓄熱装置に
    案内して蓄冷すると共に屋内に放出して屋内を穏やかに
    冷房する太陽熱利用建築物において、前記加熱された暖
    気の熱を蓄熱する蓄熱装置以外に、太陽光が照射されて
    その熱を直接蓄熱するように建築物の床下に配置され且
    つ蓄熱した熱を建築物内に放出可能な太陽熱直接蓄熱装
    置をさらに備えていることを特徴とする太陽熱利用建築
    物。
  2. 【請求項2】 床下に配置され且つ外気を建築物内に導
    入し得る床下換気口をさらに備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の太陽熱利用建築物。
  3. 【請求項3】 集熱装置により加熱された暖気を前記太
    陽熱直接蓄熱装置に導くための連通路と、この連通路の
    空気の流通を開閉するための仕切板とがさらに設けてあ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽熱利用
    建築物。
  4. 【請求項4】 前記太陽熱直接蓄熱装置は、建築物内の
    南側の床下に配置してあり、前記蓄熱装置は、建築物内
    の北側の床下に配置してあることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の太陽熱利用建築物。
  5. 【請求項5】 前記吸引手段は、前記太陽熱集熱装置に
    配置された太陽電池により駆動されか、若しくは、この
    太陽電池による起電力が蓄電された蓄電池により駆動さ
    れることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の太陽熱利用建築物。
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