JPH06224236A - 樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置 - Google Patents
樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置Info
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- JPH06224236A JPH06224236A JP5027559A JP2755993A JPH06224236A JP H06224236 A JPH06224236 A JP H06224236A JP 5027559 A JP5027559 A JP 5027559A JP 2755993 A JP2755993 A JP 2755993A JP H06224236 A JPH06224236 A JP H06224236A
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 71
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
- B29C45/382—Cutting-off equipment for sprues or ingates disposed outside the mould
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート処理時に、薄型パッケージ20に加えら
れる応力を小さくして、該薄型パッケージ20にマイクロ
クラックや欠損部が形成されるのを防止する。 【構成】 薄型パッケージ20とゲート30との接続部分に
予備的な切断用クラック60を形成する第一切断加工工程
を行い、次に、上記第一切断加工工程により形成したク
ラック60部分を切断して上記薄型パッケージ20とゲート
30とを完全に分離する第二切断加工工程を行う。
れる応力を小さくして、該薄型パッケージ20にマイクロ
クラックや欠損部が形成されるのを防止する。 【構成】 薄型パッケージ20とゲート30との接続部分に
予備的な切断用クラック60を形成する第一切断加工工程
を行い、次に、上記第一切断加工工程により形成したク
ラック60部分を切断して上記薄型パッケージ20とゲート
30とを完全に分離する第二切断加工工程を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、IC等の電子部品を
樹脂材料によって封止成形した樹脂封止成形品のゲート
部分を処理するための方法及び装置の改良に関するもの
である。
樹脂材料によって封止成形した樹脂封止成形品のゲート
部分を処理するための方法及び装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止成形品のゲート部分を処理する
には、通常、ダイ及びパンチを備えたゲート処理装置を
用いて、樹脂封止成形品におけるパッケージとゲートと
の接続部分を一回の切断工程によって切断分離するよう
にしている。
には、通常、ダイ及びパンチを備えたゲート処理装置を
用いて、樹脂封止成形品におけるパッケージとゲートと
の接続部分を一回の切断工程によって切断分離するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のゲート
処理方法においては、一回の切断工程によってゲート部
分を簡単に処理できると云った利点があるが、パッケー
ジ部分の厚みが薄く成形されている型式の樹脂封止成形
品におけるゲート部分を処理するときは、次のような技
術的な問題がある。即ち、ゲート部分の形状や深さ(若
しくは、パッケージとゲートとの接続部分の断面積)等
は、パッケージ厚みの厚薄とは無関係に略同じ寸法に設
定されるのが通例である。このため、薄型のパッケージ
におけるゲート深さの割合は、厚型のパッケージにおけ
るゲート深さの割合と比較して大きくなる。従って、薄
型パッケージのゲート処理を行う場合において、従来と
同様に、一回の切断工程を採用するときは、該薄型パッ
ケージとゲートとの接続部分に加えられる切断加工力に
より該薄型パッケージに加えられる応力が大きくなって
多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲートと接続
するパッケージ部分が欠損して成形品の耐湿性を低下さ
せる等の品質を損なうと云う重大な弊害がある。
処理方法においては、一回の切断工程によってゲート部
分を簡単に処理できると云った利点があるが、パッケー
ジ部分の厚みが薄く成形されている型式の樹脂封止成形
品におけるゲート部分を処理するときは、次のような技
術的な問題がある。即ち、ゲート部分の形状や深さ(若
しくは、パッケージとゲートとの接続部分の断面積)等
は、パッケージ厚みの厚薄とは無関係に略同じ寸法に設
定されるのが通例である。このため、薄型のパッケージ
におけるゲート深さの割合は、厚型のパッケージにおけ
るゲート深さの割合と比較して大きくなる。従って、薄
型パッケージのゲート処理を行う場合において、従来と
同様に、一回の切断工程を採用するときは、該薄型パッ
ケージとゲートとの接続部分に加えられる切断加工力に
より該薄型パッケージに加えられる応力が大きくなって
多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲートと接続
するパッケージ部分が欠損して成形品の耐湿性を低下さ
せる等の品質を損なうと云う重大な弊害がある。
【0004】そこで、本発明は、特に、薄型パッケージ
のゲート処理を行う場合において、該薄型パッケージに
加えられる応力が小さくなるようにして、該薄型パッケ
ージに多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲート
と接続する薄型パッケージ部分に欠損部が形成されるの
を効率良く且つ確実に防止して、高品質性及び高信頼性
を備えたこの種成形品を成形することができる樹脂封止
成形品のゲート処理方法及び装置を提供することを目的
とするものである。
のゲート処理を行う場合において、該薄型パッケージに
加えられる応力が小さくなるようにして、該薄型パッケ
ージに多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲート
と接続する薄型パッケージ部分に欠損部が形成されるの
を効率良く且つ確実に防止して、高品質性及び高信頼性
を備えたこの種成形品を成形することができる樹脂封止
成形品のゲート処理方法及び装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するための本発明に係る樹脂封止成形品のゲート処理
方法は、パッケージに連結されたゲートをダイ及びパン
チを用いて切断分離する樹脂封止成形品のゲート処理方
法であって、まず、上記パッケージとゲートとの接続部
分に予備的な切断用のクラックを形成する第一切断加工
工程を行い、次に、上記第一切断加工工程により形成し
たクラック部分を切断して上記パッケージとゲートとを
完全に分離する第二切断加工工程を行うことを特徴とす
る。
決するための本発明に係る樹脂封止成形品のゲート処理
方法は、パッケージに連結されたゲートをダイ及びパン
チを用いて切断分離する樹脂封止成形品のゲート処理方
法であって、まず、上記パッケージとゲートとの接続部
分に予備的な切断用のクラックを形成する第一切断加工
工程を行い、次に、上記第一切断加工工程により形成し
たクラック部分を切断して上記パッケージとゲートとを
完全に分離する第二切断加工工程を行うことを特徴とす
る。
【0006】また、上記技術的課題を解決するための本
発明に係る樹脂封止成形品のゲート処理装置は、パッケ
ージに連結されたゲートを切断するダイ及びパンチを備
えた樹脂封止成形品のゲート処理装置であって、上記パ
ッケージとゲートとの接続部分に予備的な切断用のクラ
ックを形成する第一切断加工部と、上記第一切断加工部
にて形成したクラック部分を切断して上記パッケージと
ゲートとを完全に分離する第二切断加工部とを配設して
構成したことを特徴とする。
発明に係る樹脂封止成形品のゲート処理装置は、パッケ
ージに連結されたゲートを切断するダイ及びパンチを備
えた樹脂封止成形品のゲート処理装置であって、上記パ
ッケージとゲートとの接続部分に予備的な切断用のクラ
ックを形成する第一切断加工部と、上記第一切断加工部
にて形成したクラック部分を切断して上記パッケージと
ゲートとを完全に分離する第二切断加工部とを配設して
構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、まず、パッケージとゲートと
の接続部分に予備的な切断用のクラックを形成する第一
切断加工工程を行い、次に、上記第一切断加工工程によ
り形成したクラック部分を切断して上記パッケージとゲ
ートとを完全に分離する第二切断加工工程を行うもので
あるから、薄型パッケージとゲートとの接続部分の切断
加工時において該薄型パッケージに加えられる応力を分
散することができるため、該薄型パッケージに多数のマ
イクロクラックが形成されたり、ゲートと接続するパッ
ケージ部分の欠損を効率良く防止することができる。
の接続部分に予備的な切断用のクラックを形成する第一
切断加工工程を行い、次に、上記第一切断加工工程によ
り形成したクラック部分を切断して上記パッケージとゲ
ートとを完全に分離する第二切断加工工程を行うもので
あるから、薄型パッケージとゲートとの接続部分の切断
加工時において該薄型パッケージに加えられる応力を分
散することができるため、該薄型パッケージに多数のマ
イクロクラックが形成されたり、ゲートと接続するパッ
ケージ部分の欠損を効率良く防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例図に基づいて説明す
る。図1は、ゲート処理装置における第一切断加工部の
要部を示している。図2は、第一切断加工部において第
一切断加工工程を行った状態を示している。図3は、第
一切断加工工程を経た薄型パッケージとゲートとの連結
部分の状態を示している。図4は、ゲート処理装置にお
ける第二切断加工部において第二切断加工工程を行った
状態を示している。
る。図1は、ゲート処理装置における第一切断加工部の
要部を示している。図2は、第一切断加工部において第
一切断加工工程を行った状態を示している。図3は、第
一切断加工工程を経た薄型パッケージとゲートとの連結
部分の状態を示している。図4は、ゲート処理装置にお
ける第二切断加工部において第二切断加工工程を行った
状態を示している。
【0009】図1は、本発明に係る樹脂封止成形品のゲ
ート処理装置における第一切断加工部10の要部を示して
おり、該第一切断加工部は、左右の薄型パッケージ20に
連結されたゲート30を切断するダイ40及びパンチ50を備
えている。また、上記ダイ40は、薄型パッケージ20の下
部を支受するための固定ダイ41と、ゲート30の連結側と
なる薄型パッケージ20の下部を支受するための可動ダイ
42とから構成されている。また、該固定ダイ41における
薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケージ20に
おけるゲート30の連結側とは反対側の端部を支受させる
ための突条43が設けられており、更に、該可動ダイ42に
おける薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケー
ジ20におけるゲート30の連結側の端部を支受させるため
の突条44が設けられている。また、上記可動ダイ42はス
プリング等の適宜な弾性部材45を介して進退自在に弾性
支持されている。また、上記パンチ50は、可動ダイ42の
位置に対向配置されると共に、該パンチ50と可動ダイ42
との間に装着した薄型パッケージ20におけるゲート30の
連結側の端部を押圧することができるように設けられて
いる。
ート処理装置における第一切断加工部10の要部を示して
おり、該第一切断加工部は、左右の薄型パッケージ20に
連結されたゲート30を切断するダイ40及びパンチ50を備
えている。また、上記ダイ40は、薄型パッケージ20の下
部を支受するための固定ダイ41と、ゲート30の連結側と
なる薄型パッケージ20の下部を支受するための可動ダイ
42とから構成されている。また、該固定ダイ41における
薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケージ20に
おけるゲート30の連結側とは反対側の端部を支受させる
ための突条43が設けられており、更に、該可動ダイ42に
おける薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケー
ジ20におけるゲート30の連結側の端部を支受させるため
の突条44が設けられている。また、上記可動ダイ42はス
プリング等の適宜な弾性部材45を介して進退自在に弾性
支持されている。また、上記パンチ50は、可動ダイ42の
位置に対向配置されると共に、該パンチ50と可動ダイ42
との間に装着した薄型パッケージ20におけるゲート30の
連結側の端部を押圧することができるように設けられて
いる。
【0010】従って、図1に示すように、樹脂封止成形
品の薄型パッケージ20をダイ40の支受面上に支受固定さ
せると共に、パンチ50によって該薄型パッケージ20にお
けるゲート30の連結側の端部を小さな力にて押圧するの
みで、該薄型パッケージ20とゲート30とが細く且つ小さ
な断面積の接続部分を介して連結されていることとも相
俟って、該接続部分に図3に示すような予備的な切断用
のクラック60を形成する第一切断加工工程を行うことが
できる
品の薄型パッケージ20をダイ40の支受面上に支受固定さ
せると共に、パンチ50によって該薄型パッケージ20にお
けるゲート30の連結側の端部を小さな力にて押圧するの
みで、該薄型パッケージ20とゲート30とが細く且つ小さ
な断面積の接続部分を介して連結されていることとも相
俟って、該接続部分に図3に示すような予備的な切断用
のクラック60を形成する第一切断加工工程を行うことが
できる
【0011】図4は、上記ゲート処理装置における第二
切断加工部70の要部を示しており、該第二切断加工部に
は、上記第一切断加工工程により形成したクラック60部
分を切断して上記左右の薄型パッケージ20間に連結され
たゲート30(即ち、カル及びゲート)を切断分離するた
めの固定ダイ80及びパンチ90が備えられている。また、
上記固定ダイ80は、上記左右の薄型パッケージ20の下部
を夫々支受するためのダイであって、該各固定ダイ80に
おける薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケー
ジ20を水平状に夫々支受させるための突条81が設けられ
ている。また、上記各固定ダイ80の間には切断分離した
上記ゲート30の打抜口82が設けられている。また、上記
パンチ90は、上記打抜口82の位置に対向配置されると共
に、該パンチ90と固定ダイ80との間に装着した上記左右
の薄型パッケージ20間のゲート30を押圧することができ
るように設けられている。
切断加工部70の要部を示しており、該第二切断加工部に
は、上記第一切断加工工程により形成したクラック60部
分を切断して上記左右の薄型パッケージ20間に連結され
たゲート30(即ち、カル及びゲート)を切断分離するた
めの固定ダイ80及びパンチ90が備えられている。また、
上記固定ダイ80は、上記左右の薄型パッケージ20の下部
を夫々支受するためのダイであって、該各固定ダイ80に
おける薄型パッケージ20の支受面には、該薄型パッケー
ジ20を水平状に夫々支受させるための突条81が設けられ
ている。また、上記各固定ダイ80の間には切断分離した
上記ゲート30の打抜口82が設けられている。また、上記
パンチ90は、上記打抜口82の位置に対向配置されると共
に、該パンチ90と固定ダイ80との間に装着した上記左右
の薄型パッケージ20間のゲート30を押圧することができ
るように設けられている。
【0012】従って、第一切断加工工程を経た樹脂封止
成形品における左右薄型パッケージ20を各固定ダイ80の
突条81上に支受固定させると共に、パンチ90によって該
左右薄型パッケージ20間のゲート30を小さな力にて押圧
するのみで、該ゲート30を、図4に示すように、上記第
一切断加工工程により形成したクラック60部分から切断
して上記左右薄型パッケージ20とゲート30とを完全に分
離する第二切断加工工程を行うことができる。
成形品における左右薄型パッケージ20を各固定ダイ80の
突条81上に支受固定させると共に、パンチ90によって該
左右薄型パッケージ20間のゲート30を小さな力にて押圧
するのみで、該ゲート30を、図4に示すように、上記第
一切断加工工程により形成したクラック60部分から切断
して上記左右薄型パッケージ20とゲート30とを完全に分
離する第二切断加工工程を行うことができる。
【0013】本発明は、上述した実施例のものに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内
で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して実
施できるものである。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内
で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して実
施できるものである。
【0014】例えば、薄型パッケージ20におけるゲート
30の連結側の端部を押圧するパンチ50の加圧力は、該薄
型パッケージ20とゲート30との接続部分に予備的な切断
用のクラック60を形成することができる程度の小さな力
でよいが、その加圧力の度合いは、封止に用いられる樹
脂材料やゲート深さ等に対応して適宜に選択することが
できる。
30の連結側の端部を押圧するパンチ50の加圧力は、該薄
型パッケージ20とゲート30との接続部分に予備的な切断
用のクラック60を形成することができる程度の小さな力
でよいが、その加圧力の度合いは、封止に用いられる樹
脂材料やゲート深さ等に対応して適宜に選択することが
できる。
【0015】また、本発明は、シングルインライン型,
デュアルインライン型,マトリクス型等の各種リードフ
レームを用いたパッケージにおけるゲート処理に好適に
応用することができる。
デュアルインライン型,マトリクス型等の各種リードフ
レームを用いたパッケージにおけるゲート処理に好適に
応用することができる。
【0016】更に、本発明は、シングルインライン型,
デュアルインライン型,マトリクス型等の各種リードフ
レームを用いたパッケージに複数のゲートが連結されて
いる場合においても、好適に応用することができる。
デュアルインライン型,マトリクス型等の各種リードフ
レームを用いたパッケージに複数のゲートが連結されて
いる場合においても、好適に応用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、まず、パッケ
ージとゲートとの接続部分に予備的な切断用のクラック
を形成する第一切断加工工程を行い、次に、上記第一切
断加工工程により形成したクラック部分を切断して上記
パッケージとゲートとを完全に分離する第二切断加工工
程を行うものであるから、薄型パッケージとゲートとの
接続部分の切断加工時において該薄型パッケージに加え
られる応力を分散することができるため、該薄型パッケ
ージに多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲート
と接続するパッケージ部分の欠損を効率良く防止するこ
とができる。従って、このような本発明によれば、特
に、薄型パッケージのゲート処理を行う場合において、
高品質性及び高信頼性を備えたこの種成形品を成形する
ことができる樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置
を提供することができると云った優れた実用的な効果を
奏するものである。
ージとゲートとの接続部分に予備的な切断用のクラック
を形成する第一切断加工工程を行い、次に、上記第一切
断加工工程により形成したクラック部分を切断して上記
パッケージとゲートとを完全に分離する第二切断加工工
程を行うものであるから、薄型パッケージとゲートとの
接続部分の切断加工時において該薄型パッケージに加え
られる応力を分散することができるため、該薄型パッケ
ージに多数のマイクロクラックが形成されたり、ゲート
と接続するパッケージ部分の欠損を効率良く防止するこ
とができる。従って、このような本発明によれば、特
に、薄型パッケージのゲート処理を行う場合において、
高品質性及び高信頼性を備えたこの種成形品を成形する
ことができる樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置
を提供することができると云った優れた実用的な効果を
奏するものである。
【図1】図1は、樹脂封止成形品のゲート処理装置にお
ける第一切断加工部の要部を示す一部切欠縦断面図であ
って、該第一切断加工部に樹脂封止成形品を装着した状
態を示している。
ける第一切断加工部の要部を示す一部切欠縦断面図であ
って、該第一切断加工部に樹脂封止成形品を装着した状
態を示している。
【図2】図2は、図1に対応する第一切断加工部の一部
切欠縦断面図であって、該第一切断加工部において第一
切断加工工程を行った状態を示している。
切欠縦断面図であって、該第一切断加工部において第一
切断加工工程を行った状態を示している。
【図3】図3は、第一切断加工工程を経た薄型パッケー
ジとゲートとの接続部分の状態を示す拡大断面図であ
る。
ジとゲートとの接続部分の状態を示す拡大断面図であ
る。
【図4】図4は、ゲート処理装置における第二切断加工
部の要部を示す一部切欠縦断面図であって、該第二切断
加工部において第二切断加工工程を行った状態を示して
いる。
部の要部を示す一部切欠縦断面図であって、該第二切断
加工部において第二切断加工工程を行った状態を示して
いる。
10 第一切断加工部 20 薄型パッケージ 30 ゲート 40 ダ イ 41 固定ダイ 42 可動ダイ 43 突 条 44 突 条 45 弾性部材 50 パンチ 60 クラック 70 第二切断加工部 80 固定ダイ 81 突 条 82 打抜口 90 パンチ
Claims (2)
- 【請求項1】 パッケージに連結されたゲートをダイ及
びパンチを用いて切断分離する樹脂封止成形品のゲート
処理方法であって、まず、上記パッケージとゲートとの
接続部分に予備的な切断用のクラックを形成する第一切
断加工工程を行い、次に、上記第一切断加工工程により
形成したクラック部分を切断して上記パッケージとゲー
トとを完全に分離する第二切断加工工程を行うことを特
徴とする樹脂封止成形品のゲート処理方法。 - 【請求項2】 パッケージに連結されたゲートを切断す
るダイ及びパンチを備えた樹脂封止成形品のゲート処理
装置であって、上記パッケージとゲートとの接続部分に
予備的な切断用のクラックを形成する第一切断加工部
と、上記第一切断加工部にて形成したクラック部分を切
断して上記パッケージとゲートとを完全に分離する第二
切断加工部とを配設して構成したことを特徴とする樹脂
封止成形品のゲート処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02755993A JP3236690B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02755993A JP3236690B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224236A true JPH06224236A (ja) | 1994-08-12 |
JP3236690B2 JP3236690B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=12224410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02755993A Expired - Fee Related JP3236690B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 樹脂封止成形品のゲート処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236690B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP02755993A patent/JP3236690B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236690B2 (ja) | 2001-12-10 |
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