JPS6341660B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341660B2 JPS6341660B2 JP12576882A JP12576882A JPS6341660B2 JP S6341660 B2 JPS6341660 B2 JP S6341660B2 JP 12576882 A JP12576882 A JP 12576882A JP 12576882 A JP12576882 A JP 12576882A JP S6341660 B2 JPS6341660 B2 JP S6341660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burring
- during
- panel
- trim
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 48
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
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- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/02—Stamping using rigid devices or tools
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は傾斜面にバーリング穴が施される成
形品のプレス加工において、トリムピアス工程時
にバーリング加工を施すことを可能にして生産コ
ストの低減を図つたプレス加工方法に関するもの
である。
形品のプレス加工において、トリムピアス工程時
にバーリング加工を施すことを可能にして生産コ
ストの低減を図つたプレス加工方法に関するもの
である。
従来、バーリング穴が施される成形品のプレス
加工において、ドロー工程を終えて次のトリムピ
アス工程にはいつた時、バーリング加工が施され
る面がたまたまプレス方向と直交するような向き
にある場合には、バーリング加工をトリムピアス
工程に組み込むことにより、ドロー工程、トリム
ピアス工程及びリストライク工程の３工程のみで
加工することができ、加工時間の短縮及び型費の
節約により生産コストの低減が可能であつた。
加工において、ドロー工程を終えて次のトリムピ
アス工程にはいつた時、バーリング加工が施され
る面がたまたまプレス方向と直交するような向き
にある場合には、バーリング加工をトリムピアス
工程に組み込むことにより、ドロー工程、トリム
ピアス工程及びリストライク工程の３工程のみで
加工することができ、加工時間の短縮及び型費の
節約により生産コストの低減が可能であつた。
しかし、トリムピアス工程において、バーリン
グ加工が施される面がプレス方向と直交しない傾
斜面である場合には、上述の場合のようにバーリ
ング加工をトリムピアス工程に組み込むことがで
きないので、ドロー工程、トリムピアス工程及び
リストライク工程の３工程を経た後にさらにバー
リング工程を経なければならなかつた。このた
め、加工時間が長くなるとともに型費も増大して
生産コストの上昇を引き起こした。このことは、
特に加工されるパネルが大きい場合に切実な問題
となつていた。
グ加工が施される面がプレス方向と直交しない傾
斜面である場合には、上述の場合のようにバーリ
ング加工をトリムピアス工程に組み込むことがで
きないので、ドロー工程、トリムピアス工程及び
リストライク工程の３工程を経た後にさらにバー
リング工程を経なければならなかつた。このた
め、加工時間が長くなるとともに型費も増大して
生産コストの上昇を引き起こした。このことは、
特に加工されるパネルが大きい場合に切実な問題
となつていた。
この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、傾斜面にバーリング穴が施され
る成形品のプレス加工において、トリムピアス工
程時にバーリング加工を施すことを可能にして生
産コストを低減することを目的としている。
なされたもので、傾斜面にバーリング穴が施され
る成形品のプレス加工において、トリムピアス工
程時にバーリング加工を施すことを可能にして生
産コストを低減することを目的としている。
この目的を達成するため、この発明は、傾斜面
となる面をドロー工程時に周囲に余肉をもつてト
リムピアス工程のプレス方向と直交する面として
成形し、次に、このプレス方向と直交して成形し
た面にトリムピアス工程時にバーリング加工を施
し、さらに下型と上型とを用いての成形品のリス
トライク工程時に上型の下面に弾性体を介在させ
て余肉を反転させることによりバーリング加工が
施された面を所期の傾斜面とすることを特徴とし
ている。
となる面をドロー工程時に周囲に余肉をもつてト
リムピアス工程のプレス方向と直交する面として
成形し、次に、このプレス方向と直交して成形し
た面にトリムピアス工程時にバーリング加工を施
し、さらに下型と上型とを用いての成形品のリス
トライク工程時に上型の下面に弾性体を介在させ
て余肉を反転させることによりバーリング加工が
施された面を所期の傾斜面とすることを特徴とし
ている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第
１図ないし第６図はこの発明の加工手順に従つて
加工されたパネルの様子を示す図である。
１図ないし第６図はこの発明の加工手順に従つて
加工されたパネルの様子を示す図である。
第１図及び第２図に示されるごとく、パネル１
はまず、ドロー工程にて概略の形状に成形される
とともに、後工程で面２に対して傾斜面となる面
３の周囲には、余肉４が形成される。この工程に
おいては、面３はまだ面２に対して傾斜していな
い状態にある。以上のドロー工程を終えたパネル
１は、次にトリムピアス工程に移されて第３図及
び第４図に示されるごとく成形される。すなわ
ち、パネル１は面２及び面３がプレス方向とほぼ
直交するように下型（図示省略）に取り付けられ
た後、上方から降下される上型（図示省略）によ
りピアス穴２ａ及びバーリング穴３ａが面２及び
面３にそれぞれ同時に開けられる。また、このと
き図示しない部分のトリム加工も同時に行なわれ
る。この実施例においては、面２にピアス穴２ａ
が面３にバーリング穴３ａが開けられているが、
これに限定されるものではなく、面２にはピアス
穴、バーリング穴がなくてもよく、また、面２及
び面３のどちらにもピアス穴及びバーリング穴を
同時に複数個、混在させて設けることも可能であ
ることは言うまでもない。また、リストライフ加
工前のプレス加工時、面２及び面３をプレス方向
と直交する面に形成しているが、面３にバーリン
グ穴等が必要ない場合には、面２は必ずしもプレ
ス方向と直交しなくても良く、余肉４が形成され
る範囲内であれば傾斜していても良く、高さ方向
に若干の段差があつても良い。以上のトリムピア
ス工程を終えたパネル１はさらにリストライク工
程に移される。パネル１はこの工程でリストライ
ク加工が施されるのであるが、それと同時に以下
のごとき方法にて面３が第５図及び第６図に示さ
れるごとく傾斜面に成形される。すなわち、下型
１１に取り付けられたパネル１は上型１２により
押え部５が、上型１３により面２の一部及び押え
部６が押圧されて固定された後、上型１２と上型
１３の間から上型１４を降下させて余肉４を押す
ようにして反転させることにより、面３は下型１
１の形状に従つて傾斜面となる。このとき、上型
１４は下端部がたとえば硬質ゴムやウレタンスプ
リングのような弾性体１４ａにより形成されてい
て、しだいに変形していく余肉４の形状に追従し
ながら降下するため、余肉を傷つけずに無理なく
反転させることができる。また、下型１１には凹
部１１ａが形成されているので、バーリング穴３
ａの立ち起こし部分がいたむ心配もない、上記の
説明からわかるように、ドロー工程で成形される
余肉４の余肉量は面３が傾斜面に成形されたパネ
ル１の最終形状においてちようど伸び切るような
量に設定しておく必要がある。
はまず、ドロー工程にて概略の形状に成形される
とともに、後工程で面２に対して傾斜面となる面
３の周囲には、余肉４が形成される。この工程に
おいては、面３はまだ面２に対して傾斜していな
い状態にある。以上のドロー工程を終えたパネル
１は、次にトリムピアス工程に移されて第３図及
び第４図に示されるごとく成形される。すなわ
ち、パネル１は面２及び面３がプレス方向とほぼ
直交するように下型（図示省略）に取り付けられ
た後、上方から降下される上型（図示省略）によ
りピアス穴２ａ及びバーリング穴３ａが面２及び
面３にそれぞれ同時に開けられる。また、このと
き図示しない部分のトリム加工も同時に行なわれ
る。この実施例においては、面２にピアス穴２ａ
が面３にバーリング穴３ａが開けられているが、
これに限定されるものではなく、面２にはピアス
穴、バーリング穴がなくてもよく、また、面２及
び面３のどちらにもピアス穴及びバーリング穴を
同時に複数個、混在させて設けることも可能であ
ることは言うまでもない。また、リストライフ加
工前のプレス加工時、面２及び面３をプレス方向
と直交する面に形成しているが、面３にバーリン
グ穴等が必要ない場合には、面２は必ずしもプレ
ス方向と直交しなくても良く、余肉４が形成され
る範囲内であれば傾斜していても良く、高さ方向
に若干の段差があつても良い。以上のトリムピア
ス工程を終えたパネル１はさらにリストライク工
程に移される。パネル１はこの工程でリストライ
ク加工が施されるのであるが、それと同時に以下
のごとき方法にて面３が第５図及び第６図に示さ
れるごとく傾斜面に成形される。すなわち、下型
１１に取り付けられたパネル１は上型１２により
押え部５が、上型１３により面２の一部及び押え
部６が押圧されて固定された後、上型１２と上型
１３の間から上型１４を降下させて余肉４を押す
ようにして反転させることにより、面３は下型１
１の形状に従つて傾斜面となる。このとき、上型
１４は下端部がたとえば硬質ゴムやウレタンスプ
リングのような弾性体１４ａにより形成されてい
て、しだいに変形していく余肉４の形状に追従し
ながら降下するため、余肉を傷つけずに無理なく
反転させることができる。また、下型１１には凹
部１１ａが形成されているので、バーリング穴３
ａの立ち起こし部分がいたむ心配もない、上記の
説明からわかるように、ドロー工程で成形される
余肉４の余肉量は面３が傾斜面に成形されたパネ
ル１の最終形状においてちようど伸び切るような
量に設定しておく必要がある。
以上説明してきたように、この発明は、傾斜面
となる面をドロー工程時に周囲に余肉をもつてト
リムピアス工程のプレス方向と直交する面として
成形し、次にこのプレス方向と直交して成形した
面にトリムピアス工程時にバーリング加工を施
し、さらに下型と上型とを用いての成形品のリス
トライク工程時に上型の下面に弾性体を介在させ
て余肉を反転させることによりバーリング加工が
施された面を所期の傾斜面とすることを特徴とし
ているため、傾斜面にバーリング穴が施される成
形品のプレス加工において、別に工程を設けるこ
となくトリムピアス工程時にバーリング加工を同
時に施すことが可能となり、加工時間の短縮及び
型費の節約が達成されて生産コストが低減され、
また、下型と上型とを用いての成形品のリストラ
イク工程時に上型の下面に弾性体を介在させたも
のであるから、亀裂の発生率を低下させることが
できるとともに、上型に成形品がなじみやすくな
り、加工可能領域を広げることができるという効
果を奏する。
となる面をドロー工程時に周囲に余肉をもつてト
リムピアス工程のプレス方向と直交する面として
成形し、次にこのプレス方向と直交して成形した
面にトリムピアス工程時にバーリング加工を施
し、さらに下型と上型とを用いての成形品のリス
トライク工程時に上型の下面に弾性体を介在させ
て余肉を反転させることによりバーリング加工が
施された面を所期の傾斜面とすることを特徴とし
ているため、傾斜面にバーリング穴が施される成
形品のプレス加工において、別に工程を設けるこ
となくトリムピアス工程時にバーリング加工を同
時に施すことが可能となり、加工時間の短縮及び
型費の節約が達成されて生産コストが低減され、
また、下型と上型とを用いての成形品のリストラ
イク工程時に上型の下面に弾性体を介在させたも
のであるから、亀裂の発生率を低下させることが
できるとともに、上型に成形品がなじみやすくな
り、加工可能領域を広げることができるという効
果を奏する。
第１図ないし第６図はこの発明の加工手順に従
つて加工されたパネルの様子を示す図である。第
１図はドロー工程後のパネルの主要部斜視図、第
２図は第１図の―線断面図、第３図はトリム
ピアス工程後のパネルの主要部斜視図、第４図は
第３図の―線断面図、第５図はリストライク
工程後のパネルの主要部斜視図、および第６図
は、第５図の―線断面図で、成形直後の型の
状態も含めて示された断面図である。 １…パネル、２，３…面、２ａ…ピアス穴、３
ａ…バーリング穴、４…余肉。
つて加工されたパネルの様子を示す図である。第
１図はドロー工程後のパネルの主要部斜視図、第
２図は第１図の―線断面図、第３図はトリム
ピアス工程後のパネルの主要部斜視図、第４図は
第３図の―線断面図、第５図はリストライク
工程後のパネルの主要部斜視図、および第６図
は、第５図の―線断面図で、成形直後の型の
状態も含めて示された断面図である。 １…パネル、２，３…面、２ａ…ピアス穴、３
ａ…バーリング穴、４…余肉。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 傾斜面にバーリング穴が施される成形品のプ
レス加工方法において、 傾斜面となる面をドロー工程時に周囲に余肉を
もつてトリムピアス工程のプレス方向と直交する
面として成形し、次にこのプレス方向と直交して
成形した面にトリムピアス工程時にバーリング加
工を施し、さらに下型と上型とを用いての前記成
形品のリストライク工程時に前記上型の下面に弾
性体を介在させて前記余肉を反転させることによ
り前記バーリング加工が施された面を所期の傾斜
面とすることを特徴とするプレス加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12576882A JPS5916628A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | プレス加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12576882A JPS5916628A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | プレス加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916628A JPS5916628A (ja) | 1984-01-27 |
| JPS6341660B2 true JPS6341660B2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=14918346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12576882A Granted JPS5916628A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | プレス加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916628A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11945018B2 (en) | 2020-12-21 | 2024-04-02 | Mazda Motor Corporation | Drilling processing method using press |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321765Y2 (ja) * | 1987-10-27 | 1991-05-13 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP12576882A patent/JPS5916628A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11945018B2 (en) | 2020-12-21 | 2024-04-02 | Mazda Motor Corporation | Drilling processing method using press |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5916628A (ja) | 1984-01-27 |
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