JPS60231548A - 冷間鍛造による鍔及びギヤ−付軸の製造方法 - Google Patents
冷間鍛造による鍔及びギヤ−付軸の製造方法Info
- Publication number
- JPS60231548A JPS60231548A JP328384A JP328384A JPS60231548A JP S60231548 A JPS60231548 A JP S60231548A JP 328384 A JP328384 A JP 328384A JP 328384 A JP328384 A JP 328384A JP S60231548 A JPS60231548 A JP S60231548A
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- Japan
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- gear
- forging
- flat plate
- shaft
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷間鍛造による鍔及びギヤー付軸の製造方法
に関するもので、鍔及びギヤー付軸はチェーンブロック
や自動車のウィンドウ上下動装置などの駆動軸として広
く応用される。
に関するもので、鍔及びギヤー付軸はチェーンブロック
や自動車のウィンドウ上下動装置などの駆動軸として広
く応用される。
従来例の構成とその問題点
従来、冷間鍛造による鍔及びギヤー付軸の製造方法とし
ては、第１図（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）の各工程
に示すように、先ず、鍛造用金属棒１を下型に頭部を突
出された状態にセット（イ）する。次いで、頭部を一旦
大径部２に圧縮成型（ロ）し、所望の径部３に延ばしく
ハ）、キャ一部４を成型に）し、基部５をバイトで切削
（ホ）して鍔部６を構成する５工程を必要とした。
ては、第１図（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）の各工程
に示すように、先ず、鍛造用金属棒１を下型に頭部を突
出された状態にセット（イ）する。次いで、頭部を一旦
大径部２に圧縮成型（ロ）し、所望の径部３に延ばしく
ハ）、キャ一部４を成型に）し、基部５をバイトで切削
（ホ）して鍔部６を構成する５工程を必要とした。
これは、鍛造時の常識として、最終成型品のギヤ一部４
及び鍔部６が必要とする径に至る迄、金属棒を無理なく
伸延させる工程をふんだものであるが、５工程を要する
ため、プレス機としての下型、上型がそれぞれの工程に
応じて用意しなければならず、又工程数に応じた作業と
時間を要し、さらに最終仕上げ時に基部５から鍔部６に
するだめのバイトによる切削工程があって、コストも高
くなる難点があった。
及び鍔部６が必要とする径に至る迄、金属棒を無理なく
伸延させる工程をふんだものであるが、５工程を要する
ため、プレス機としての下型、上型がそれぞれの工程に
応じて用意しなければならず、又工程数に応じた作業と
時間を要し、さらに最終仕上げ時に基部５から鍔部６に
するだめのバイトによる切削工程があって、コストも高
くなる難点があった。
上記のようなギヤ一部の鍛造に代えて、鍔部６のみを鍛
造し、ギヤ一部をホブ切りにする方法もみられたが、ホ
ブ切りによるギヤ一部の強度が鍛造と比較して非常に弱
い欠点がみもれた。
造し、ギヤ一部をホブ切りにする方法もみられたが、ホ
ブ切りによるギヤ一部の強度が鍛造と比較して非常に弱
い欠点がみもれた。
発明の目的
本発明は、上記のような冷間鍛造の工程数を減少すると
共に鍛造用金属棒をギヤ一部においては上方へ伸延し、
鍔部においては横逃げした平板部を同時成型できる製造
方法を提供しようとするものである。
共に鍛造用金属棒をギヤ一部においては上方へ伸延し、
鍔部においては横逃げした平板部を同時成型できる製造
方法を提供しようとするものである。
発明の構成
本発明は上記目的を達成するため、プレス機の下型に鍛
造用金属棒を頭部を突出した状態にセットした後、所望
ギヤー形を有し且つ下端縁にアール部を設けた上型の下
降により、金属棒の先端が上方に延びたギヤ一部とこの
ギヤ一部下端が横逃げした平板部とを同時成型する工程
と、前記平板部の周囲をギヤ一部及び軸部の径より大き
い鍔部に切断する工程とから成る冷間鍛造による鍔及び
ギヤー付軸の製造方法とした。
造用金属棒を頭部を突出した状態にセットした後、所望
ギヤー形を有し且つ下端縁にアール部を設けた上型の下
降により、金属棒の先端が上方に延びたギヤ一部とこの
ギヤ一部下端が横逃げした平板部とを同時成型する工程
と、前記平板部の周囲をギヤ一部及び軸部の径より大き
い鍔部に切断する工程とから成る冷間鍛造による鍔及び
ギヤー付軸の製造方法とした。
プレスによる鍛造成型において、ギヤ一部を成型する上
型下端縁に設けたアー、ル部が作用して、金属棒の先端
が上方に延びたギヤ一部とこのギヤ一部下端が横逃げし
た平板部とを同時成型できるようになった。尚、平板部
は所望の鍔部より大きい径に成型されているので、プレ
スによる周囲の切断により工程数の極めて少ない製造方
法が実現できた。
型下端縁に設けたアー、ル部が作用して、金属棒の先端
が上方に延びたギヤ一部とこのギヤ一部下端が横逃げし
た平板部とを同時成型できるようになった。尚、平板部
は所望の鍔部より大きい径に成型されているので、プレ
スによる周囲の切断により工程数の極めて少ない製造方
法が実現できた。
実施例の説明
以下、実施例として示した図面に従い説明する。
１は鍛造用の金属棒で、軸材としてはＳＳからＳＣＭ
２１までの鋼が使用される一第２図（イ）。７は下型、
８は上型、９はギヤー成型部である。１０はギヤ一部、
１１は平板部で、上型８の下降により（２００トン）金
属棒ｌの先端が−Ｌ方に延びたギヤ一部１０が成型され
ると共にギヤ一部下端が横逃げして平板部１１を同時に
成型する一第２図（ロ）。
２１までの鋼が使用される一第２図（イ）。７は下型、
８は上型、９はギヤー成型部である。１０はギヤ一部、
１１は平板部で、上型８の下降により（２００トン）金
属棒ｌの先端が−Ｌ方に延びたギヤ一部１０が成型され
ると共にギヤ一部下端が横逃げして平板部１１を同時に
成型する一第２図（ロ）。
（ハ）は平板部１１を所定の鍔部１２にプレスにより切
断した状態を示す。
断した状態を示す。
第３図（イ）（ロ）（ハ）はそれぞれ上記工程における
金属棒の成型状態を示した斜視図で、（ロ）に示した１
３は鍔部１２の切断線を示す。
金属棒の成型状態を示した斜視図で、（ロ）に示した１
３は鍔部１２の切断線を示す。
第４図は第３図（ロ）の成型段階の要部拡大側面図で、
ギヤ一部１０の下端アール部！４を示す。このアール部
１４を形成できるよう上型８のギヤー成型部９の下端縁
（図示していない）にアール部を設けた点に本発明方法
の特徴がある。即ち、ギヤ一部１０の径や高さにも関連
があるがアール部が小さい場合、上方への延びはできる
が、亀裂が生じてギヤ一部が成型されるに至らない。又
、アール部を大きくした場合、アール部による抵抗が生
じて鍛造による肉が延びず製品にならなかった。
ギヤ一部１０の下端アール部！４を示す。このアール部
１４を形成できるよう上型８のギヤー成型部９の下端縁
（図示していない）にアール部を設けた点に本発明方法
の特徴がある。即ち、ギヤ一部１０の径や高さにも関連
があるがアール部が小さい場合、上方への延びはできる
が、亀裂が生じてギヤ一部が成型されるに至らない。又
、アール部を大きくした場合、アール部による抵抗が生
じて鍛造による肉が延びず製品にならなかった。
ギヤ一部としての歯厚３．５ｍｒａ、高さ１８ｍｍ、歯
数５枚の場合、金属棒Ｓ０Ｍ鋼において、上型の下端縁
のアール部を半径１＋＊ｍとしたことにより、所望の製
品を得ることができた。又、歯厚を代えれば下端縁のア
ール部半径を適宜に変更して、鍛造をし易く調整すれば
よい。
数５枚の場合、金属棒Ｓ０Ｍ鋼において、上型の下端縁
のアール部を半径１＋＊ｍとしたことにより、所望の製
品を得ることができた。又、歯厚を代えれば下端縁のア
ール部半径を適宜に変更して、鍛造をし易く調整すれば
よい。
発明の効果
本発明方法によると、プレスによる成型時に金属棒はギ
ヤ一部成型と平板部成型とを同時に行なうことができる
ので、鍔及びキャー付軸の製造工程を著しく短縮するこ
とができた。次いで、鍔部はプレスによる平板部を鍔部
の径に従って切断するだけで製品として完成できるので
、迅速であり、又鍔部の大きさも平板部の範囲において
は自由に選べるようになった。又工程数の減少に基いて
金型の個数が減少し、従来から超鋼製金型の費用が製品
のコストに大きくかかつていたのに対して、安価に製造
できることになった。
ヤ一部成型と平板部成型とを同時に行なうことができる
ので、鍔及びキャー付軸の製造工程を著しく短縮するこ
とができた。次いで、鍔部はプレスによる平板部を鍔部
の径に従って切断するだけで製品として完成できるので
、迅速であり、又鍔部の大きさも平板部の範囲において
は自由に選べるようになった。又工程数の減少に基いて
金型の個数が減少し、従来から超鋼製金型の費用が製品
のコストに大きくかかつていたのに対して、安価に製造
できることになった。
鍔及びギヤー付軸はチェーンブロックの軸として応用さ
れ、又自動車等のウィンドウ−Ｌ子装置等に組入れられ
、鍛造品であるので、非常に強く、キャ一部の破損等は
生じない。特に鍔部はギヤ一部と軸部の境界部となり、
鍔部に沿ってポールベアリング等を配設できる等その応
用範囲も広い。
れ、又自動車等のウィンドウ−Ｌ子装置等に組入れられ
、鍛造品であるので、非常に強く、キャ一部の破損等は
生じない。特に鍔部はギヤ一部と軸部の境界部となり、
鍔部に沿ってポールベアリング等を配設できる等その応
用範囲も広い。
第１図は従来の鍔及びギヤー付軸部の製造工程図で（イ
）〜（ホ）の５工程を示す。第２図は本発明方法の工程
図で、一部会型を示しくイ）〜（ハ）の３工程を現わす
。第３（イ）〜（／＼）は本発明方法による成型段階の
斜視図、第４図は本発明方法によって製造された成型部
の拡大側面図である。 ｌ・・・鍛造用金属棒 ７・・・下型 ８・・・上型１
０・・・ギヤ一部 １１・・・平板部 １２・・・鍔部
Ｉ４・・・アール部 代理人 弁理士 大 島 −公 第１図 （イ） （ロ） （）′）（ニ） （ホ）第２図 第４図 手続補正書（方側 昭和６０年 ６ 月 ｋ 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第３２８３号 ２、発明の名称 冷間鍛造による鍔及びギヤー付軸の製造方法４、代理人 ６、補正の対象 明細書中、図面の簡単な説明の欄。 ７、補正の内容 明細書筒７頁１〜２行目「第３（イ）〜（ハ）は・・・
斜視図、」との記載を「第３図（イ）〜（ハ）は本発明
方法による成型段階の斜視図である。」と補正する。
）〜（ホ）の５工程を示す。第２図は本発明方法の工程
図で、一部会型を示しくイ）〜（ハ）の３工程を現わす
。第３（イ）〜（／＼）は本発明方法による成型段階の
斜視図、第４図は本発明方法によって製造された成型部
の拡大側面図である。 ｌ・・・鍛造用金属棒 ７・・・下型 ８・・・上型１
０・・・ギヤ一部 １１・・・平板部 １２・・・鍔部
Ｉ４・・・アール部 代理人 弁理士 大 島 −公 第１図 （イ） （ロ） （）′）（ニ） （ホ）第２図 第４図 手続補正書（方側 昭和６０年 ６ 月 ｋ 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第３２８３号 ２、発明の名称 冷間鍛造による鍔及びギヤー付軸の製造方法４、代理人 ６、補正の対象 明細書中、図面の簡単な説明の欄。 ７、補正の内容 明細書筒７頁１〜２行目「第３（イ）〜（ハ）は・・・
斜視図、」との記載を「第３図（イ）〜（ハ）は本発明
方法による成型段階の斜視図である。」と補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プレス機の下型に鍛造用金属棒を頭部を突出した状態に
セットした後、所望ギヤー形を有し且つ下端縁にアール
部を設けた上型の下降により、金属棒の先端が上方に延
びたギヤ一部とこのギヤ一部下端が横逃げした平板部と
を同時成型する工程と、 前記平板部の周囲をギヤ一部及び軸部の径より大きい鍔
部に切断する工程とから成ることを特徴とする冷間鍛造
による鍔及びギヤー付軸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP328384A JPS60231548A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 冷間鍛造による鍔及びギヤ−付軸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP328384A JPS60231548A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 冷間鍛造による鍔及びギヤ−付軸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60231548A true JPS60231548A (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=11553079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP328384A Pending JPS60231548A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 冷間鍛造による鍔及びギヤ−付軸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60231548A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100959635B1 (ko) * | 2008-01-02 | 2010-05-27 | 주식회사 효림 에이치 에프 | 건설용 기계의 선회용 드라이브 샤프트 제조방법 |
| CN103586393A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-02-19 | 上海奥达科股份有限公司 | 一种加工汽车安全带限力扭杆用装置 |
| CN106040955A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-10-26 | 江苏金源高端装备股份有限公司 | 一种齿轮轴的锻造工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50102565A (ja) * | 1974-01-17 | 1975-08-13 |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP328384A patent/JPS60231548A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50102565A (ja) * | 1974-01-17 | 1975-08-13 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100959635B1 (ko) * | 2008-01-02 | 2010-05-27 | 주식회사 효림 에이치 에프 | 건설용 기계의 선회용 드라이브 샤프트 제조방법 |
| CN103586393A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-02-19 | 上海奥达科股份有限公司 | 一种加工汽车安全带限力扭杆用装置 |
| CN103586393B (zh) * | 2013-11-04 | 2018-02-09 | 上海奥达科股份有限公司 | 一种加工汽车安全带限力扭杆用装置 |
| CN106040955A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-10-26 | 江苏金源高端装备股份有限公司 | 一种齿轮轴的锻造工艺 |
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